タグ「バイク」の 記事 348 件中 201 ~ 300 件を表示しています。

最近は SmartNews でバイクニュースを見ているが、魅力的な製品がたくさん出てきているのでなかなか楽しい。 その 1 つが山城オートパーツのニューレトロフルフェイスだ。 BOLT にも似合いそうなクラシカルなデザインのフルフェイスでちょっと欲しくなった。 まあヘルメットが 2 つあってもどちらか使わなくなるだけなのでまだまだ買わないとは思う。

それよりもゴールドウインから発売された新しいツーリングシューズである GSM1054 が気になっている。 私は防水ライディングシューズの GSM1052 を愛用しているが、確かに街中でも違和感がなく履ける素晴らしいシューズなのだがロングツーリングなどで少しだけ防水性に不満が出たことがあった。 勿論非防水のシューズよりは遥かに耐性が高いのだが、やはりメッシュ素材なのに防水というのは少し無理があるような気がした。 ツーリング専用の靴としてちょっと欲しいが、今持っているカドヤのブラックアンクルと立ち位置が被りそうなのでこちらももう少し後といった感じだろうか。

久々に赤城山にツーリングに行った。 前回行った時からそんなに時間が経っていないのではないか、と思っていたが 日記をさかのぼって調べてみたら 1 年半も経っていた。 前回は県道 251 号から上がって 16 号から降りたのだが、今回は逆に 4 号から上がって 251 号から降りた。 4 号のほうが道が広くて走りやすかったが、車もそこそこ多かった。 251 号は沼田方面に抜ける道なので空いている。 4 号を走っているときは霧で風景が全然見えなかったのだが、頂上付近に着いた途端に写真の通り霧が晴れ絶好の風景が堪能できた。 赤城山頂上にある沼は赤城大沼だが、湖のほとりに腰掛けてぼんやりと眺めているだけで癒やされる。 来てよかった。

赤城大沼

初めて P20 で写真撮影してみたが、以前の Mate 9 よりパワーアップしている印象を受けた。 写真は青空の下で撮影したのだが、カメラの AI が「青空」を判別して適切なモードで撮影してくれた。 色合いがちょっと鮮やかすぎる気もするが確かに綺麗だ。

奥多摩周遊道路に行ったが、走り屋のメッカな感じで私が気持ちよく走れる場所ではなかった。 道路自体はとても整備されていて緩やかなワインディングが続くのでスポーツバイクならば快適に走ることができるだろう。 奥多摩周遊道路に行くまでに走った都道 521 号の方が楽しかった。 狭い幅員とアップダウンが激しい道だが BOLT でゆっくり流すぶんには快適だ。 ロード乗りが多数走っており、バイク乗りとは全くすれ違わなかった。 近い場所なのに道によってこんなにも登場人物が違うのが面白い。

とりあえず BOLT で 1 回走っておきたいというのがあったが、自分が楽しいと感じるツーリングの方向性に合った道をなるべく選びたいところだ。 現状奥多摩は埼玉 (東側) からのアクセスが異常に悪い。 圏央道だと大回りさせられるし首都高経由の中央道だと渋滞に捕まる、下道も都内を通過しなければならないので具合が悪い。 外環道が中央道と東名まで接続すれば一気に便利になるのだが、それまでは頑張って行かないといけないところだ。

帰りに YSP に寄ってオイル交換を行った。 ようやく 32,500 km に到達した。 もうすぐ 33,333 km ということで 100,000 km の 1/3 という一つの区切りとなりそうだ。 達成するとしたら 5, 6 年後になると思うが、果たして 100,000 km 走りきれるのだろうか。

普通に便利になった

東京外環自動車道 (C3) の三郷南 IC から高谷 JCT の区間 (20 km 弱ほどしかない) が昨日 6/2 の 16 時に開通した。 最初のうちは混み合うかな、と迷ったが早速その開通区間を走行してみることにした。 首都圏ツーリングプランの東関東道・館山道・常磐道コースが開通直後から対応しているので使用した。 Google ナビがまだ対応していなかったのでナビ無しで走行。 京葉道路と東関東自動車道どちらにも接続している。

実際通ってみると全く混んでおらず快適に走行できた。 新しい道路は気持ちがいいし、三郷南 IC からしばらく進むと長いトンネル区間となるがそこがとても涼しい。本格的な夏になるとまた違うのかもしれないが、山手トンネルのような苦痛を味わうことにはならないと思う。 これで首都高を通らずに埼玉から千葉に抜けられるようになったので普通に便利になったといえる。

清澄養老ラインと四方木不動滝

四方木不動滝

外房黒潮ライン (国道 128 号線) を走ろうと思って南下してからトレースし始めたのだが、確かに海が見える区間は磯の香りがしてツーリング気分に浸れるのだがところどころ渋滞にはまって快適ではなかった。 熱海・東伊豆や湘南もそうだが、海の見える区間は景観がいい上に代わりに走れる道も少ない。 そのため混雑しがちなのであまり走りたくない。

そこで途中で清澄養老ライン (千葉県道 81 号線) を見つけて北上し始めたのだがこれが国道 128 号とは大違いでなかなか楽しい道だった。 こういう観光スポットがあまりない田舎道に当たりが多い。 途中四方木不動滝 (よもぎふどうたき) が見えたので立ち寄ってみた。滝の近くまで車両で行けるのだが、バイクなら何てことはないが四輪車だと道が狭いのでとても苦労するだろう。 この滝は派手さはないが、滝壺の方に降りることができるし立地の関係で人が少ないのでゆっくり見れていい感じだ。 バイクツーリングで立ち寄るスポットはこういうのでいい。

首都圏ツーリングプランの効果

今日は首都圏ツーリングプラン (3,000 円) を使用したが、高速に最大の距離乗ったわけではないので本当にこれがお得になっているのか気になった。 そこでネットで首都圏ツーリングプランを使用していない場合の料金を検索したが、少しだけお得になっていたので安心した。

検索して気づいたのだが、今回の外環道開通で首都高を使うより大分お得になっているし、東関東自動車道を利用するより京葉道路を使用したほうが安い。 ただ、京葉道路の方が混雑している (穴川 IC - 宮野木 JCT - 花輪 IC) ので料金を抜きにするとなるべく東関東自動車道を使いたい。 首都圏ツーリングプランを使用して通る場合は東関東自動車道がよく、そうでない場合は京葉道路の方が良さそうだ。

天空のポピー 2018

天空のポピー 2018 に行ってきた。 いつも通り東側から行ったらもの凄い渋滞になっていた。 二輪駐車場は天空のポピー会場より西側よりにあるので、面倒でも西から行ったほうがスムーズに入れる。 自動車の場合は覚悟を決めて渋滞に並ぶか、牧場の方に停めて頑張って歩くかのどちらかだろう。

このあたりは天空のポピーの時期でなくてもとても景色が良いので、一面にポピーが咲くとまさしく天空という名前が負けていない感じになる。 可能であれば平日に来たほうがいいだろう。 ともかく、これで以前から気になっていたイベントに来れたということで満足だった。

今日はツーリングに出かけたのだが、昨日暑かったので少し軽装にしたのが完全に判断ミスだった。 今日は昨日より涼しいのに加えて山間部は思ったより冷える。 晴れ間が出てくればそれなりに暖かいが、太陽が隠れると風がとても冷たかった。 5 月中旬といえども T シャツはロングの方がいいしボトムも夏用でなく冬用のほうがいい。

久々に栃木県道 15 号を東西に進んで足尾入りし、そのまま中禅寺湖方面へ向かった。 戦場ヶ原で一休みし光徳牧場に着いたところで、本当はそのまま北上するつもりだったが思いの外寒さでの疲労が蓄積してしまったので止めて戻ることにした。

帰りは鹿沼市のケンタッキーでゆっくり休んでから下道で帰宅した。 私の今までのツーリングの流れは、帰りに疲れていてもすぐ帰れるようにと行きを下道で帰りを高速という感じでやっていたのだが、逆 (行きが高速で帰り下道) でもいいような気がしてきた。 行きが下道だとツーリングロードに着いた時点でそこそこ疲れてしまっているのが辛いからだ。

そういえば今日は燃費を重視した走りを心がけてみたら 29.0 km/L を達成した。 やはり BOLT だと 80 km/h あたり固定で高速を流すといい燃費が出る。 帰りに少し渋滞にはまってしまったので、それがなければ 30 km/L 以上の燃費もいけそうだった。

朝風呂と朝食バイキング

いつも通り 6 時前に起床。 せっかくの大浴場なので朝風呂に入りに行った。 昨日よりはお客さんが多かった。 やはり考えることは同じというところだろうか。 夜と違ってサウナには入れなかったが、それでも満足した。

朝食バイキングの会場のレストランが結構綺麗な感じだった。 辛子明太子とシラスが置いてあったのでそれを山盛りにして食べた。 コーンスープが置いてあったので、サラダのコーナーにあったコーンを入れて「粒入りコーンスープ」を作って楽しんだ。

今日はどうしようかと考えたが、昨日の浄土平がひどすぎたのが気になっていたのでリベンジしようと考えた。 なるべく早く行動しようと、朝食を食べ終えたらすぐにチェックアウトして出発した。

今日は晴れていた

浄土平

昨日と違って今日はとても天気が良かった。 とはいえ相変わらず寒く、グリップヒーターを一番強くして何とか耐えられる感じだった。 浄土平に着いたので受付に駐輪料金 200 円を払う。 朝早かったせいか他の旅行者はいなかった。

早速「吾妻小富士」に登り始めた。 数年前来た時もここに登った気がする。 頂上まで着いたのだが、風が強くてとても寒く頂上を一回りするのは難しそうだったのでそのまま下山した。 代わりに前回行かなかった湿原の周遊に行くことにした。 最短コースで 20 分でいけるようなので回ってみたが、やはり誰もいないので快適に散歩ができた。

Hamburger Cafe UNICO

Hamburger Cafe UNICO UNICO バーガー

首都圏ツーリングプランを使用しているので高速の途中下車は自由だ。 昼食にハンバーガーを食べようと那須に行くことにした。 郡山でも良かったのだがちょっと距離が近すぎて昼には早かった……。

那須には以前 Licca NASU HUTTE に行ったのだが、もう少し那須 IC 寄りの方にもグルメバーガーショップがあった。 それがこの Hamburger Cafe UNICO だ。 平日だからかお客さんはまばらだ。 全部入りらしい「UNICO バーガー」のセットにしたが、1,900 円。 Licca NASU HUTTE に負けず劣らずいい値段する。 「20, 30 分待ちますがいいですか」と聞かれたので「はい」と答える。

出てきたハンバーガーを見て驚いた。 パティが鉄板に乗ってジュージューと音を立てていた。 まるでハンバーグのお店のようだ。 そのままパンに挟んでも良いし、ナイフとフォークで食べても良いとのこと。 最初全部挟もうと思って頑張ったのだが、卵の黄身が溢れ出てくるような状態で困ってしまった。 なんとか卵だけ外して食べた。 肉は那須黒毛和牛と那須の豚肉の合い挽きらしく、いかにもな「ハンバーグ」の味がした。 全体的に横に小さめだが (全部挟むと) 縦に大きくなる状態で、それにしても量はあまり多いとは思わなかった。

一日中断続的な雨

ツーリングに出発したのはいいが、出発してすぐに雨が降り始めしばらく止むことはなかった。 高速道路に乗る前にレインウィアを着込んだので雨対策は万全のはずだったのだが、あまりに降り続けるのでさすがにレイングローブや防水シューズから少しずつ雨が浸透してきた。 勿論非防水のものを着ていたときのようにビチャビチャにならないだけ良いが、それでも長時間は厳しい。

雨が上がったのは那須の手前あたりまで走ってからだった。 この時予定通り三大ラインを目指して磐梯河東 IC まで走るか、それとも今日は天気が悪いので諦めてホテルに向かってしまうかの選択を迫られた。 かなり晴れてきたので何となくいけそうだと前者を選択したのだが、これが間違っていた……。

磐梯山ゴールドライン

磐梯山 SA で昼食を終え、そのまま高速を降りた。 自信がないので予定通りナビをセットし磐梯山ゴールドラインへ向かう。

磐梯山ゴールドラインは普通の山道のような感じだったが、紅葉していない今でも微妙に木々の色合いが違うのが確認できた。 これは紅葉シーズンに走ればさぞかし綺麗なことだろう。 だから「ゴールド」なのか、と一人で納得した。 この時点では雨が降っていなかったのでまずまず快適に走破できた。

磐梯吾妻レークラインとスカイラインは雪

磐梯吾妻レークラインに入ってしばらく走ったらいきなり天気が悪くなってきた。 そのまま雨が降り始めた……と思ったら固いものが降ってくる。 これはみぞれだ。 標高が高いせいかかなり寒い。 念の為ネックウォーマーを持ってきてよかった。

磐梯吾妻スカイラインに至っては標高 1,400 m 以上あたりから路肩に雪が残っている状態でとても寒い。 降ってくるものも雪に変わった。 浄土平に着いたが観光どころではない。 そのまま大事に至らないように慎重に福島市方面を目指した。 絶景ロードなのは分かるが何も見えないしとてもキツかった。

幸い磐梯吾妻スカイラインからホテルまでは割と近かったのでスムーズに到着して泊まることができた。

グランパークホテルエクセル福島恵比寿

グランパークホテルエクセル福島恵比寿

グランパークグループのホテルは全国にあるようだが、このホテルは福島駅近くにあった。 まずチェックインを済ませたのだが、バイク駐輪場が珍しく有料 (300 円)。 その割に駐輪場が狭いので、複数来た場合は停められない気がする。

まず大浴場に向かった。 このホテルはビジネスホテルの位置づけのはずだが内風呂 (ユニットバス) の他に大浴場に入ることができるのが大きなメリットだ。 風呂は普通な感じだったが、サウナが付いているのが好印象だった。 平日なのでお客さんも少なく、ゆったりと入ることができた。

客室は可もなく不可もなくといった印象だったが、ホテルの目の前に「ダイユーエイト」というショッピングモールがあるのがとても便利だった。 早速夕食と酒とつまみを買いに行ったのだが、フードコートを見てみると高校生が大勢入り浸っているのが見えた。 この光景どこかで見たことがあるなと思ったが、新潟県上越市にツーリングに行った時に見たイオンだった。 ショッピングモールに学生がいっぱいいて談笑しているのを見ると地方都市という感じがする。

夕食はスーパーの 2 割引惣菜をゲットした。 旅行感は全く無いが、便利なので良しとする。

ツーリングプランの思惑に乗っかってみる

ゴールデンウィーク期間に有給休暇を取らなかった分を今取れることになったので急遽ツーリングのプランを練っている。 今年の首都圏ツーリングプランの「東北道・常磐道・磐越道コース」の目玉が「福島 3 大ラインのツーリングプランが組める」というのがある。 以前も書いたとおり 3 日間 5,000 円というプランで、正直 5,000 円は高いという印象だがせっかくなのでこれに乗っかってみることにする。 この 3 大ライン (磐梯山ゴールドライン・磐梯吾妻レークライン・磐梯吾妻スカイライン) はまだバイクで走ったことがないのでちょうどいい。

Google Map で磐梯河東 IC から磐梯山ゴールドライン、磐梯吾妻レークライン、磐梯吾妻スカイラインと走り終点あたりにある「あったか湯」までの道のりを検索してみたところ 81.9 km 程度だ。 行きの高速道路を入れても 350 km に満たないので割と余裕のある走りができそうな気がする。 なるべくゆっくり走り、面白そうなところがあったら積極的に立ち寄るといった姿勢で走ればいいだろう。 行きの高速上でゆっくりするのもいい。 磐梯吾妻スカイライン中盤にある「浄土平」でいろいろ散策できそうなので、早く着きすぎてしまったらここで時間調整すると良さそうだ。

各ラインの入り方がよく分からないので自分用メモとしてまとめておく:

磐梯山ゴールドライン

磐梯河東 IC を下りた後信号のある丁字路を左折、県道 64 号に入る。 途中県道 7 号と接続するところで右折するが、すぐにまた 64 号に戻る Y 字路が出てくるのでここを左折。 分かりにくそうなのでナビを使うのがいい。

磐梯吾妻レークライン

磐梯山ゴールドラインを走り終わった後国道 459 号に接続するが、ここを右折。 しばらく走ると県道 70 号への接続が見えるのでここを左折して入る。

磐梯吾妻スカイライン

磐梯吾妻レークラインを走り終わった後国道 115 号に接続するのでここを左折。 しばらく走ると県道 30 号に入る道が見えるので適当に入る (チャンスは 2 回あるのでどちらでも良さそう)。 30 号を走った先に県道 70 号が見えるので入るとそこからが磐梯吾妻スカイライン。

南池袋 PA の自動販売機のたこ焼き

ゴールデンウィーク前半の最終日なので一般の高速道路が混んでいる代わりに首都高が空いていると判断した。 今日は首都高を 140 km ほど走ったが、読み通り渋滞に 1 回もはまらなかった。 何より C1 (都心環状線) でも全く詰まらないのは快適だ。

今日は昼時に昼を食べずに行ったので、やっと念願の「自動販売機のよく分からない軽食」を注文することができた。 今回はたこ焼きとしたが、グーテンバーガー (昔あったハンバーガーの自動販売機) のように飾り気のないパッケージで出てくるのかと思いきやちゃんとした箱ででてきたのが予想外だった。 ちなみに電子レンジ調理の時間 (120 秒) 待たされる。 食べてみたが、タコがものすごく小さい。 最初入っていないのかと思った。 そして当然だが電子レンジ調理特有の感じがした。 あまりにチープなのだが、やはり首都高で食べると趣が違う。

その後芝浦 PA で別の惣菜パンでも食べようと思ったらちょうど小銭と千円札を切らしてしまっていて食べることができなかった……。

埼玉県道 361 号線で放牧されていた

埼玉県道 361 号線の放牧

1 ヶ月に 1 回は秩父に行っている気がする。 やはり埼玉県住まいなので懇意にしたい地域なのは間違いない。 いつも通り埼玉県道 361 号線で秩父入り。 この Blog で何度となく書いているが、この県道は展望は良いし牧場や天空のポピーなどの見どころも多いしでとても気に入っている。 ただ天空のポピーがある方は厳密には 361 号線ではなく牧場を北に抜けたほうが本道のようだが、そちらの方面は展望が悪くあまり面白くない。

今日通ったら天空のポピーに近い方に牛が多数放牧されていた。 こちらも牧場の敷地内なのだろう。 私の他にも多くのバイクや車が足を止め、この放牧を見て楽しんでいた。 天気もいいし素晴らしい景色だった。 まだポピーが咲くには早い時期だったので一面大草原といった感じだったが、あと 1 ヶ月もすれば美しい花が咲き乱れるのだろう。

久々の埼玉県道 367 号線

埼玉県道 367 号線

1 年半前に行ったのだが久しぶりの来訪。 途中幅員が狭くなり車だと大分厳しい道が続くが、秩父らしい景色が堪能できる。 写真は埼玉県道 367 号線に入ってちょっと行ったところにあるいかにも開発したといった感じの山々の風景。 足を止めてこういう風景を眺めるのも楽しい。

今回はあくまで道を楽しむのが目的なので、丸神の滝まで走っていってそのまま U ターンした。 奥には林道があるが、今日は特に虫が多くちょっと停車しているだけで虫が寄ってくる問題に悩まされた。 ラーツーをやろうと思ったら適切な場所が見つからないだろう。

ちなみにここまでの道はゴールデンウィークにもかかわらず車がほとんど通っていなかった。 やはり観光価値のない道路は時期関係なく空いていて快適だ。 こんなに素晴らしい景色が待っているのに、いわゆるお決まりの観光地ばかり行っているのはつまらない。 ライダーならば尚更だろう。

十数年ぶりのフライングガーデン

フライングガーデン

夜はフライングガーデンに爆弾ハンバーグを食べに行った。 私は外食でハンバーガーは日常のように食べるがハンバーグもしくはステーキは年 1, 2 回ほどしか食べない。 従ってフライングガーデンのようなハンバーグ中心の店に足がむくことはほぼ無く、気がつけば十数年前に行ったきり全く行っていなかった。

安いグルメバーガーにあるような合いびき肉ではなくちゃんとした牛 100 % のハンバーグ (メニューにも書いてあった) で食べごたえがあった。 キングサイズ (250 g) でも単品ならば 1,000 円切るのはなかなか素晴らしい。 美味しいのだが、やはり私の好みからするとハンバーガーには到底敵わないといった印象だった。 ハンバーグにパンを付け合わせて食べても確かに美味しいのだが何か違う感じだ。

取手市のグルメバーガーショップ

BIG SMILE エッグチーズバーガー

今日は久々にグルメバーガーを食べる為にバイクで出かけた。 今回は取手 (とりで) 市にある BIG SMILE を目指した。 関係ないが取手市がいつも茨城県なのか千葉県なのか分からずに曖昧になっていた。 取手市は茨城県。 今度こそ覚えた。

このグルメバーガーショップは割と何にもないところにあるのでバイクで行っても余裕で停めることができる。 しかし入ってみると店内はいかにもな個人店といった感じでこぢんまりとしていて、意外なことに既にお客さんでいっぱいになっていた。 私はカウンターの隅に案内されたが、正直もうスペースがない。 ハンバーガーはプレーンなハンバーガーから 4 種類のソースを選び、更に適宜トッピングをしていくスタイル。 私はスイートチリソースを選択し、トッピングとしてエッグとチーズということにした。 プレーンなハンバーガーが 750 円と安く、これだけトッピングしても 900 円という安さ。 やはり郊外店はお値打ちだ。

出されたハンバーガーを食べて新しいなと思ったのが、今まで食べた中で一番バンズが固いタイプだったということだ。 まるでフランスパンのように固い。 グルメバーガーを食べる時のコツとして口で挟めるようにバンズを上下から押してコンパクトにするというのがあるが、このバンズは固いのでなかなかうまくいかない。 とはいえこれはこれで美味しい。 パティもゴツゴツした食べごたえのあるタイプで好印象だった。 ちなみにポテトはフライドポテトではくハッシュドポテトだった。

BOLT 30,000 km 達成

BOLT 30,000 km

BIG SMILE からの帰り道で無事に総走行距離 30,000 km を達成することができた。 20,000 km 達成が去年の 6 月 25 日なので約 10 ヶ月で 10,000 km 走破したといったところだ。 平均で月 1,000 km 走っているということで、まずまずのペースを維持できているといったところか。 このペースだと総走行距離 10 万 km 達成するまであと 6 年かかる。 まだまだ楽しめそうだ。

ところで今日はとても暑く、メッシュジャケットに半袖 T シャツという出で立ちでも暑くて仕方がなかった。 去年の 8 月は涼しい日が多くてメッシュジャケットで快適に走れたと思うのだが、今日はそれより明らかに暑い。

範囲は広がったものの価格が大幅に上がったのがネック

先日今年の首都圏ツーリングプランの概要が発表された。 NEXCO 東日本のプレスリリースから確認できる。 要約と去年との変更点は以下の通りとなっている:

  • 去年は首都圏だけだったが今回は中京・関西・九州にもコースが用意された
  • 去年は「2,500 円 / 2 日間」固定だったのだが今回から「2,500 円以上 / 2 日間」 (福島方面のみ 3 日間) に変更された
  • 4 月 27 日開始となったので春のツーリングでも利用できるようになった

ネット上では好意的に受け取っている方も結構いるようだが、自分としては価格が上がってしまったのが最大のネックだと感じる。 ツーリングに行くたびに 1 万円近い交通費 (高速代 + ガソリン代 + エンジンオイル換算額など) を出せるような裕福な人ばかりではない。 中京・関西・九州に全く疎いので見当違いな意見かもしれないが、首都圏の価格設定だけ他の地域より値段が高めに設定されているのも解せない。 自分としてもそんなに泊りがけのツーリングばかり行くわけにはいかないし、日帰りでこれは高すぎる。 最もライダーの平均年齢は 52, 3 歳だというのをどこかで見たのでそれを考えるとこの価格設定で正しいのかもしれないが、その年齢層の方がこういう計算が面倒くさいプランをそんなに頼むのかというのも疑問に感じる。

このツーリングプランだけでは微妙に足りない部分が多く (例えば首都高を経由しなければならないなど) 実際はこの固定額以上にお金がかかるのもマイナスだ。 特に自分は埼玉在住なので神奈川方面に行くにはどうしても首都高を通らなければならず (将来的に外環道が中央道や東名高速まで接続できれば別かもしれないが……) 首都高の往復でも 1,070 × 2 = 2,140 円かかってしまう。 値段を上げるならばそれだけで全カバーできるようにして欲しかったと思うし、できれば去年のプランよりも範囲が狭くていいので値段が安いプランを併売して欲しかった。 個人的には下道がキツい区間だけでも高速でパスできれば十分な場合が多いからだ。

去年は 2,500 円固定で今回のツーリングプランより対応区間が短かったのだが、正直首都圏さえ抜けてしまえば下道でも楽しい道が多く、高速の必要性をあまり感じないのでそんなに気にならなかった。 唯一気になったのが東北道が宇都宮 IC までなのが少し短いかなと思ったくらいだったし、関越道の方は碓氷軽井沢 IC までいけるのがちょうど良かった。

以下、首都圏のコースに関する自分の感想を書く。

関越道・上信越道・中央道コース (4,000 円 / 2 日)

東部湯の丸 IC か諏訪 IC まで行ける。 確かにビーナスラインまで行きやすくはなったが 2 日間で 4,000 円は高すぎる。 更に自分の場合練馬 IC か坂戸 IC まで出ないといけないので追加料金がかかってしまう。 泊りがけでフルに高速を使う場合は使えるかなとは思うが、それ以外では使えない。

あと関越道方面が高崎 IC 止まりなのは何故なのだろうか。新潟には行くなということだろうか。

東北道・常磐道・磐越道コース (5,000 円 / 3 日)

5,000 円という価格設定に閉口するが対象期間が 3 日に増えている。 ただ、私だと 3 日間もツーリングに出られる機会はほとんどないので関係がない。 去年は宇都宮 IC までだったが今回は福島飯坂 IC まで伸びているのは魅力的。 福島の泊りがけのツーリングには使えそうだ。 逆に言うとそれ以外には使いにくい。

東関東道・館山道・常磐道コース (3,000 円 / 2 日)

これは何故か 3,000 円だがアクアラインが対象に入っているのが嬉しい。 茨城方面も日立南太田 IC やひたちなか IC まで行けるというのは十分で、一番使い勝手が良さそうなコースに見える。

首都圏 東名・中央道コース (3,000 円 / 2 日)

3,000 円で新静岡 IC まで往復できてしまうのはすごい。 神奈川県在住だと大喜びしそうなプランだ。 ただ、自分にとっては首都高を経由しなければならないので +2,140 円されてしまい結果的に 5,000 円超えになってしまうのが辛いので残念だがやや使いにくい。

朝食バイキング

午前 5 時頃起きたのだが、朝食バイキングが 6 時半からだったのでそれまでゆっくりと過ごした。 朝食バイキングは前情報通りマグロの漬けが食べ放題だった。 小皿いっぱいに盛り、更にお代わりするなどして食べまくった。 これはお得だ。 ご飯も炊き込みご飯だったし、ここの朝食バイキングはかなりいい感じだった。

静岡は午後から雨の予報だったので早めに撤収する予定だったが、夕方くらいまで大丈夫そうなのでゆっくり部屋で過ごして 9 時頃ホテルを後にした。

富士山スカイラインを走って帰宅

最初富士山スカイラインから道志みち、奥多摩周遊道路など走ろうかなと思っていたが、結構遅くなってしまいそうなので止めた。 東京は夜遅くまで雨が降るという予報では無かったが天気は悪く万が一ということがある。 それに 2 日目も走り込んでしまうと疲れてしまう。 最近では悩んだ時は無理して走り回るより少し足りないかな、くらいのところで帰るようにしている。

富士山スカイラインを走ったが今日は 5 ℃ の表示が出ていた。 とても寒い。 いつも早朝に通っていたので入れなかったのだが「森の駅 富士山」に初めて入った。 富士山みやげが売っているし、食堂もある。 何より外と違ってとても暖かいし施設内は綺麗だ。 富士山のオアシスのような存在だ。

そのまま御殿場から高速に乗り帰宅した。 途中の用賀 PA では首都高特有のいろいろ自販機で売っているコーナーがあったのでオールドファッション (ドーナツ) を食べながら 300 円のコーヒーを飲んだ。 この 300 円のコーヒーというのはあの自販機で豆を挽いて作る「ちょっと高級なコーヒー」で、割とお客さんが作っているのを見ていつかやってみたいと思っていた。 ただ、私は自宅でエスプレッソメーカーでコーヒーを淹れているので、どうしてもそれと比べてしまってこの 300 円のコーヒーでも「大して美味くない」と思ってしまった。 自販機で 300 円も払ったのだからそれなりにリッチな気分になるのかと思ったが、全然そんなことはなかった。 次からは自販機でコーヒーは飲まないことにする。

大井川鐵道

静岡県焼津市方面に 1 泊 2 日のツーリングに出かけた。 まず高速を使用して島田金谷 IC まで一気に行ってしまう。 この時点で 8 時半だった。朝早く高速で一直線に行ってしまえばなかなか速い。 すぐ近くのセルフスタンドでガソリンを入れ大井川鐵道方面に走り出した。 まず千頭駅に道の駅があるのでそこを目標に走っていったのだが、事前情報のような秘境感も無いし至って普通の走りやすい田舎道が続く。 少々拍子抜けしていたところで道の駅に着いてしまった。

道の駅「奥大井音戯の郷」は音をテーマにしたミュージアムがあったのだが、有料 (500 円) だったのと別に博物館を見る気分ではなかったのでパスした。 また今度来る機会があったら入ってみる。 丁度千頭駅から列車の発車アナウンスが聞こえた。 オールドスタイルなデザインの車両はなかなか風情がある。

また、道の駅に廃車になった列車を使用した休憩所があったので、そこでしばらく休んでから出発した。

奥大井湖上駅

奥大井湖上駅

大井川鐵道は千頭駅から先 (井川線) と前 (大井川鐵道本線) で分かれており、その井川線のほうが秘境感が漂うのは事前に調べて知っていた。 中でも「尾盛駅」というのが日本でもトップクラスの秘境駅で Google Map を確認すれば分かるが駅へ続く車道はおろか歩道のようなものも存在しない、まさに陸の孤島と呼ぶに相応しい駅になっている。 私は秘境駅マニアではないのでわざわざこの駅まで行ったりはしないが、ロマンを感じるのは確かだ。

尾盛駅を除いて私が注目していたのが写真の「奥大井湖上駅」で、こちらは駅が中央の島の中にあり、そこに対して電車のレールが敷かれているという何とも独特な雰囲気を醸し出している駅だ。 写真のレールの外側に歩道があり島の外に歩いていくこともできるので、時間はかかるが車道側 (写真を撮った位置) から駅まで歩いていくことも可能だ。 電車で来る人が多いらしく、人が駅の方角から歩いてきていた。 有名なスポットなのだろう。写真撮影をしている人が多かったし、自分も女性 2 人組に撮影を頼まれた。

そのまま最終地点の「畑薙第一ダム」を目指して進んでいった。 やはり千頭駅を過ぎたあたりから道の様相が変わり、常に断崖絶壁の山肌を走っていくような感じになったし大きい落石を何度も目にすることになった。 確かに悪路なので車だとかなり苦しいだろう。

井川大橋と畑薙第一ダム

井川大橋

畑薙第一ダムへ向かう途中に印象的な橋を見つけたので何となく撮影した。 この井川大橋は 2 トンの車まで通行することができるらしいのでバイクでも通行できるはずだったのだが、どうにも怖いので止めておいた。 歩いて途中まで行って引き返すぐらいにしておいた。

畑薙第一ダムに着いたのだが、とにかく地形の高低差がすごくてとても怖い。 ダムマニアにとってはたまらないダムなのかもしれないが、私としてはダムカレーや展示物など一切ないダムだったので少々物足りない感じだった。 最もこんな僻地のダムにそんな食堂や展示物を用意してもほとんど誰も来ないとは思うが……。 というわけで、ここは 1 回来て満足すれば十分なところで、次回以降は奥大井湖上駅まででいいような気がした。 悪路は所々にあるに留まりバイクで来ればそこまでキツイ道のようには思わなかったが、道のりがあまりにも長過ぎる。

お昼時なのに食事も取れないしここに来るまでの道に食堂もなかったしどうしようかと思ったが、途中に綺麗な温泉宿があったのでそこで食べられないかと期待しつつ帰路についた。

白樺荘

白樺荘 刺鹿定食

綺麗な温泉宿は「白樺荘」だった。 日帰り温泉に浸かることができるようだったが、その日は暖かかったしホテルに宿泊予定なので止めておいた。 食事ができるかどうか受付の人に聞いたところ「できる」とのことなので食堂に入っていった。

食堂の中はほぼダム関係者で埋め尽くされているようだった。 私一人が旅行者で完全アウェーといった状況だった。 何となくまごまごしつつカウンターの上にメニューが張ってあるのに気づきしばし眺める。 「刺鹿定食」1,550 円。 ちょっと高いが鹿肉が食べられるのか、これにしよう、と頼んだ。 後からダム関係者が続々と来るが誰もこの「刺鹿定食」は頼まずラーメンや親子丼ばかり頼んでいく。 なるほど、これは極稀に来る観光客向けメニューだったのか、と一人で納得した。

鹿肉の刺し身だが、まだ完全に解凍されておらず少し氷っぽかった。 淡白な馬刺しといった感じで、確かに珍しいが美味しいかと聞かれると微妙なところだった。 やはり観光客メニューだったようだ。

ダム関係者で埋め尽くされた食堂の中の飲み会がどうの、などの他愛もない話に耳を傾けながら「こういう秘境の中にも確かに人が毎日一生懸命仕事して、こうやってつかの間の食事時を楽しんで生活しているんだな」と何となく嬉しくなった。 私は山の中で行き止まりになっているような無名の県道をツーリングをするのが好きだが、どこに行っても多かれ少なかれ必ず人の姿があり、確かにそこで人生を全うしている。 それを見ていろいろ想像するのも面白い。 今回の食堂のように完全アウェーであっても仲間外れ感はなく、妙な安心がある。 孤独のグルメ的な感じと言ったらいいのだろうか。

昼食を終え、そのままホテルを目指した。 ちょっと早いので途中に適当に見えた滝に寄ることにした。

権現滝

権現滝

写真は権現滝という滝だが、何となく写真写りが悪いように思えるがこれが仕方がないところで、岩の間をぬって下に落ちていく滝だった。 ちょっとどうかという感じだったが、こういう肩透かしを食らうのもまた自由気ままなツーリングらしくて悪くはない。 また、ここの滝に至るまでの道がダムまでの道とはまた違った感じの悪路で、路上河川 (洗い越し) が十数箇所もあるように思えた。 バイクが汚れたが致し方ないところだ。

そのままホテルを目指して 15 時過ぎには着いてしまった。

ホテル nanvan 焼津

ホテル nanvan 焼津

2 食付きで税込 7,000 円という安さと駅から距離があるので駐車場が充実しているのがいいなと思い予約したのだが、このホテルはとても良かった。

  • 館内や部屋が綺麗
  • カードキーがとても使いやすいし外出時にフロントに渡す必要もないし連絡する必要もないし門限もない
  • 朝食バイキングでマグロの漬けが食べ放題
  • この価格帯にしてはスタッフの対応がとても丁寧
  • ユニットバスだが入浴剤が無料でもらえる
  • 隣 (徒歩 1 分) にセブンイレブンがあるので酒やツマミなど買い放題

個人的にツーリングで泊まった中ではベスト 2 に入るホテルだろう。 こちらに来る機会があったらまた泊まりたい。

なんばん丼

ホテル nanvan 焼津 なんばん丼

この「なんばん丼」はホテルの夕食だ。 このホテルは基本的には朝バイキングのみなのだが + 1,000 円弱でこの夕食をつけることができるし、他のメニューとしては寿司なども用意されている。 17 時以降にフロントに行くと受け取ることができ、そのまま朝食の会場で食べてもいいのだが部屋で食べることもできる (容器はチェックアウトまで部屋にそのまま置いておけばいい)。 外部の業者に委託して冷蔵のまま配送してもらうのだろう。 1,000 円弱でこの海鮮丼が食べられるのはとてもいい。 ただ、このあたりは外をちょっと行けば飲食店がいくつかあったりするので外出してそちらで食べてもいいだろう。

ご飯を食べて一人で晩酌して 22 時には寝てしまった。

群馬県道 177 号線は分断されている

「上毛三山パノラマ街道」を通ってみようと思いツーリングに出かけた。 「じょうもうさんざん」と読むようで最初読めなかった。 妙義山・榛名山・赤城山を結ぶので三山らしい。 とはいえ通るだけだとすぐ終わってしまうので、まず本庄児玉 IC まで高速で移動し国道 462 号線でちょっと行った先の群馬県道 177 号に行ってみた。 群馬県道 177 号終点に「御荷鉾山不動尊」があったのでそこを目指してみたが、結構歩くような感じだし「クマ注意」の看板が見えたので何となく止めておいた。 これだけだと面白くないのでそのまま林道区間に入っていきどこまでいけるか試してみた。

群馬県道 177 号線林道

写真は林道終点だが道路状態は劣悪だった。 尚、現状の Google Map でも道が描かれていない区間である。 この間の雪スタックで少し懲りたので今回は割と用心深く進んでいった。 写真のところで例えば坂になっている場合 BOLT だと重すぎて切り返せなかったら非常にまずいのだが今回は何とかなった。

群馬県道 177 号は分断されている。 本当はこの林道が通れれば北側の 177 号に出られるのだが、見ての通り通行止めだった。 戻っていった先のスーパー林道で南側に抜けようと思ったのだが、よく見ると 4 月 20 日まで冬期通行止めだった。

県道 71 号線

今度は県道 71 号線に南側からアプローチした。 この県道も分断道路のようで、林道を通して行き来できるようだった。 南側の入口付近がとても急な坂になっている上に道が狭く、「険道」の部類に入るように思えた。 先程の県道 177 号もそうだったが、この道路も私が通っている間 1 台の車にもすれ違わず独占状態だった。 だからこういう観光に無縁の行き止まり県道が大好きだ。 途中「みかほ高原荘」という建物があったが、前まで行くとやはり「冬季休業中」の張り紙が見えた。 なるほど、それではこの道路を通る意味はないわけだ。

ここも終点近くで西側にスーパー林道で抜けたかったのだが、やはり 4 月 20 日まで冬期通行止めの看板が出ていた。 このあたりの道路を楽しむにはまだ時期が早かったのかもしれない。

上毛三山パノラマ街道

昼は近くのコンビニでおにぎりを齧り、そのまま県道 196 号線に南から入っていった。 ここは「森林公園さくらの里」があるのだが、そこに行くまでの道中にも所々に桜が咲いていた。 私の住んでいる地域は既に散ってしまっていたが、ここは今が見頃のようで通る車も多かった。 森林公園さくらの里では花見をしている観光客も見受けられた。 私も少し停車して山の桜を楽しんだ。

そして、この道路は「パノラマ街道」の名に恥じない絶景が楽しめた。 眼前に見える妙義山のゴツゴツとした岩肌がとても印象的で素晴らしかった。 桜や紅葉の時期でなくても走ると楽しいだろう。 むしろ観光客が少ないであろう夏に走るといいかもしれない。

帰りに妙義神社の表示が見えたが、少し疲れたのでそのままスルーした。 今度来る機会があったら登ってみたい。

愛車 BOLT の 2 回目の 1 年点検が完了したということで朝に取りに行ってきた。 今回はプラグのみの交換となった。 転倒でブレーキペダルに受けたダメージも修復されていた。 素晴らしい。 そして、エンジンオイルを交換した直後はとてもエンジンの調子が良く気持ちよく走れる。 総走行距離 28,500 km 弱。 来月か再来月には 3 万 km に達するだろう。

YSP のメンテナンスパック (半年・一年点検とエンジンオイル・フィルター交換のパッケージ) が今回で切れてしまったので、再度 2 年延長しておいた。 私はこういう車両周りのメンテナンスは全く自信がないのでプロに任せておくに限る、と思っているからだ。

それにしても今日は革ジャンで走っていると暖かいというよりもう暑い。 人間の快適に感じる温度帯はとても狭いというのを改めて感じさせられた。

ラーツーは一応成功

まずは栃木県の大平山に行ってみた。 ここは適度にワインディングが楽しめるので大学生時代に何回か行ったところなのだが BOLT だと初なのでなかなか新鮮だった。 太平山神社に行って適当にお参りしたのだが、この山は思ったより標高が低かった (300 m 強)。 あと Wikipedia の「大平山」を見ると全国には 50 以上の大平山があるのを知った……。 しかも読み方もさまざまで「おおひらさん」「おおだいらやま」「たいへいざん」「だいひらやま」「おおひらやま」などあるのに驚いた。

そこから栃木県道 210 号線を走ってみた。 「フェスティカサーキット栃木」があるのみで他には何もない。 だからというわけでもないだろうが、この県道のワインディングをすべて通り抜けるまでに対向車と 1 台もすれ違わなかった。 これはすごい。

そのまま進んでいき県道 283 号線に行った。 途中駐車場があったのでここでラーメンを作ってみようかと思い駐車したのだが、どうも虫が飛び回っているのが気になって止めた。 283 号線の終点まで行って林道の中に入っても適当なスポットがなく、ちょっとした広場があっても林道内だとやはり虫が多い。 ラーメンを作る快適な環境を探すのは難しい。

川があったのだが河原に簡単に出られそうもなく、諦めて帰ろうかと思った時に人が全くいない公園を見つけた。 虫もいないようだしそこで作ることに決めた。 いつも通り小型ガスバーナーでお湯を沸かして家から持ってきたラ王を作って食べた。 もう 3 回目なので大分慣れてきたが、やはり場所を探すのに手間取ってしまうのが難点だ。

BOLT 1 年点検

そこから自宅まで帰ってきて BOLT を 1 年点検に預けるために YSP まで乗っていった。 今回は 1 ヶ月前の転倒の際のダメージと、ハンドルのグリップが回転してしまうのを見てもらえないかとお願いした。 水曜日には完了しているようなので、来週木曜日に取りに行くことにした。

YSP から BOLT の 2 回目の 1 年点検の連絡が来たので明日に予約をした。 早いものでリターンライダーになってから 2 年が経とうとしている。 今のところ総走行距離は 2 万 8 千 km 強といったところで、ペースは落ちてきたがそれでも 1 年で 1 万 km 以上は乗るペースを維持している。

流石にこれだけ走ってしまうと近場は既に行ったところばかりになってきた。 まあ既に走ったところをまた走っても楽しいのだが、マンネリ化しないように工夫してやっていきたいところだ。 4 月、5 月のバイクシーズンはまたどこか泊りがけで行ければいいと思っている。

ペアスロープは好きなブランドの 1 つ

キーホルダーが壊れたので、買い換えようと会社帰りにペアスロープ本店に寄ってきた。 今年の春夏モデルが置いてあったのだが、バイク用品は一度買ってしまうと駄目になるまで買い換えないので今年は特に買うものがない。 何となくハンチングをかぶったりメッシュジャケットやカバンを見たりしていたが、結局目的通りキーホルダーのみ購入した。

ペアスロープのスタジャン (S-30) と SGB ハンチングは 2 年ほど使っているが、やはり品質は素晴らしいの一言だ。 何ともいえない所有感を与えてくれる。 今年もようやく寒くなくなってきたので、これらのアイテムの稼働時期に入ってきたのが嬉しい。 バイクに乗るのも気持ちいい季節ということでこれからのツーリングが楽しみなところだ。

2 年点検の時期がやってきた

帰宅したら YSP から 12 ヶ月点検の案内が届いていた。 早いもので BOLT を購入してからもう 2 年になる。 そろそろバッテリーやブレーキパッドなどいろいろ交換する時期に入ってくるだろうか……。 後前々回のツーリングでの転倒のダメージを念の為見てもらいたいところだ。

バイクで銚子は初

今日は銚子方面にツーリングに出かけた。 交通費節約のため行き帰りとも下道を使った。 Google Map ナビによって利根川沿いの道路を案内されたが、この道路は信号がまったくなくほぼノンストップで走れて素晴らしい道だった。 行けども行けども風景が変わらないので単調なのがちょっと残念ではあるが、渋滞にはまるよりはずっと良い。

銚子は車では来たことがあるがバイクでは初だった。 最初に以前も行った犬吠埼灯台に向かった。 入場料 200 円で灯台に登れるのだが、私は高所恐怖症なので登ってすぐ降りてしまった。 一応周りに灯台に関する展示室があったのでそこを眺めて満足した。

Brown Sugar

Brown Sugar アボカドチーズバーガー

銚子にはグルメバーガーショップがあるのは前から知っていたのでそこを再訪した。 といっても以前の店名は Brown Sugar ではなく K2 Diner という店名だった。 5 年ぶりくらいの再訪だが、店の基本的な佇まいは変わっていなかった。

今回はアボカドバーガーにチーズトッピングをチョイス。 K2 Diner の時はアイコウシャやフランクリンアベニューのように具材が全てバラバラの状態で提供されたと思ったのだが、今回頼んだものはトマトとオニオンのみ別盛りになっているだけでちゃんとハンバーガーの形で提供された。 邪推だがグルメバーガーを食べ慣れない方の場合提供されたバラバラの食材を見て困ってしまう場合があったのかもしれない。

パティがとても大きくバンズからはみ出してしまっている。 そういえば K2 Diner の時もそうだったな、と思いだした。 パティは食べごたえがありゴツゴツとした食感、バンズはしっかりとしたグルメバーガーの品質のもの。 とても美味しかった。 ポテトにペッパーが振ってあるのが変わっていたが、これもなかなか合っていた。

最初は店内に他のお客さんがいたのだが、食べている間に私一人になったので店主がいろいろと話しかけてきてくれた。 カウンターでこうやって店主と他愛もない話をしていると、昔なじみの店でよく食べていたことを思い出す……。 「銚子にまた来た時は是非寄ってくださいね」とのことなので「遠いのでなかなか来れないかもしれませんが、また来ます」と返答した。 私はグルメバーガーが大好きだし、こういう細々と頑張っている郊外のグルメバーガーショップも大好きだからだ。

帰りに酒々井アウトレットに寄ってみた

銚子からの帰り道は今まで行ったことがなかった酒々井アウトレットに行ってみた。 見た感じやはり他のアウトレット施設と同じような感じで、近くだと阿見のアウトレットと同様の雰囲気だった。 入っているブランドもそんなに代り映えしないようだし、この手の施設は自分の家から近くのところに行けば十分だと思った。 女性ならまだしも、私のようないい歳した男が一人で行くようなところではないようだった。

人がいっぱいで回るのも厳しかったが、一通りぐるりと回ってから自動販売機でジュースを買って、満足して帰路についた。

NAVITIME ツーリングサポート

今年初の秩父ツーリングに出かけた。 まず、今日は NAVITIME が出しているツーリングサポートというバイク乗り向けのナビアプリを試してみた。 これは Google Play の場合月 400 円で利用できるのだが、最初の 1 ヶ月は無料でお試しができる。 まずこのアプリに関する感想を書き記しておく。

秩父までナビで行ってみたのだが Google Map ナビに比べて国道などの幹線道路に誘導される割合が高い。 その結果渋滞に巻き込まれてしまった。 Google Map ナビの場合は細道や裏道のような道路でも構わず案内するので、車だと若干扱いにくいところがあるのだがバイクだと全く問題ない。 帰りに秩父から自宅までもルート検索したのだが、Google Map ナビよりも明らかに所要時間が長い。 その為しびれを切らして帰りは Google Map ナビを使ってしまった……。

ナビゲーションの案内や音声に関しては Google Map ナビよりもカーナビに近い感じになっている。 交差点近くなったら拡大図が出るし、割と前の方から曲がる合図をする。 この辺りは優れているような気がするのだが Google Map ナビに慣れてしまっているからかそんなに良さを感じなかった。

ツーリングサポートはゼンリンの地図を使用しているようだが、地図上に表示されているスポット名がどうにも少ない。 この辺りは Google Map の方が一歩上手のようだ。 しかし、ゼンリンの地図の方はコンビニやガソリンスタンド、バイク駐車場が地図上にアイコンとして表示されているのが分かりやすい。 Google Map ではガソリンスタンドが表示されないので、スタンドを探している時は検索して位置を把握している。 慣れの問題もあるかもしれないが一長一短な気がする。

あと私がゼンリンの地図で致命的だと思ったのは、地図上のスポットをタップしても何も起こらないところだ。 Google Map の場合どんなスポットでも詳細情報 (住所、営業時間、評価など) が出てきて、更にそこに対する経路検索をシームレスに行うことができる。 私は初めから回る場所をすべて決めてツーリングに出かけることは少なく、むしろ行く場所を決めて行った後に面白そうな県道・林道やスポットを Google Map 上から探して行くというやり方が多い。 しかしそれがゼンリンの地図だとできない。

バイク専用ならではの機能として「ツーリングロード機能」がある。 全国のツーリングロードが登録されており、これを選択するとそのツーリングロードをトレースする為のナビを行ってくれる。 これは便利そうではある。 ただ、月 400 円払ってまで使いたいかというと微妙なところ。

結論としては Google Map ナビのままでいいかなという感じだった。 初めて使ったナビアプリがこちらだったらまた感想も変わったのだろう。

袋麺でのラーツー

初袋麺ラーツー

現地のセブンイレブンで五目野菜セット (袋入りのカット野菜) を買ってからラーメンを作れるスポットを探しに向かった。 食べる前に 1 年前行けなかった満願の湯で温泉に入った。 3 時間 900 円で内湯と露天風呂がついており、食堂と休憩室がある。 正直可もなく不可もなしといったところで、近くに行った時に温泉に浸かりたかったらいいかな、といった感じに思えた。 ただ、秩父には他にも温泉施設がいっぱいあるので、そちらも試してみたいところではある。

埼玉県道 284 号の天空のおやきあたりにある東屋で作った。 カット野菜はすべてクッカーに入らなかったので 1/3 くらい残してしまった……。 風がほとんど吹いていなかったのでウインドスクリーンを使用しなかったのだが、前回お湯を沸かしたときよりかなり時間がかかってしまった。 見た目上そんなに役に立っていないようでかなり効果があったようだ。 勉強になった。

袋麺で作った感想としては美味しいことは美味しいが所詮は袋麺ということだった。 現地で手間ひまかけて作ったのだからさぞかし美味しいのだろう、と過度な期待をしていたのがいけなかった。 これなら正直カップラーメンでも良かったかもしれないし、もっと言えば現地のコンビニでおにぎりを買って持ってきて食べても美味しいのだろう。

あと、ラーツーをやっているとどうにも「ツーリングが不自由になる」気がしてならなかった。 出かける前から「今日はラーツーをやろう」と機材の準備をして積み込み、現地では「ラーメンを快適に食べられる場所を探す」ようなツーリングになってしまう。 それが楽しいという人もいるかもしれないが、私は 1 人で自由気ままに好きなところに行って好きなタイミングで適当な店に入る若しくはコンビニのおにぎりを齧るようなツーリングの方が好きだ。

ということで、今後のラーツーは頻度を低くして続けていこうと思った。 自分でやってみて初めて見えてくることがあるという事を改めて感じさせられた。

器具を買ったので試してみたかった

先日ラーツー用に吟味して購入した小型ガスバーナーなどの器具を試してみたかったので佐野方面にツーリングに出かけた。 県道 200 号の終点に行って試してみようと思っていたが、気が変わって県道 208 号線の方に進んでいくことにした。 道中のセブンで休憩ついでにラーツー用のカップ麺を調達した。 山頭火で税込 278 円。 カップラーメンにしては少し高いが、初回なので気にしないことにした。

県道 208 号の終点まで行ったのだが、「この先林道だが進行不可」のような標識が見え行き止まりになっていた。 人が全くいなかったので最適な場所ではあったのだが、工事の車両が手前まで少し出入りしていたのと、枯れ葉のような落ち葉が舞っていたのが気になったのでそこはパスして松田川ダムに向かうことにした。

松田川ダムに着いたのだが、ラーツーに適した場所を探すのに苦労した。 ラーツーに適切とされる東屋というより展望台はあったのだが、テーブルがないし展望台を占拠してしまうのは問題があるような気がした。 かと言って上の方の駐車場に登ると「火気厳禁」などと書いてあるし、キャンプ場に行くと火器は OK ではあるが冬季閉鎖中であり営業期間中は有料の施設のようだったので勝手に入ってやるのも憚られる。 ラーツーの難点は意外と 100 % 大丈夫と安心して行えそうな場所を見つけるのが難しいことだと気づいた。

※後で調べたら「火気厳禁」は焚き火や直火、歩きタバコなどを指すようでガスバーナーや休憩中の喫煙などはグレーのようだ

バーベキュー場があるようなのでそこではどうだろう、と下に降りていった。 バーベキュー場も同様に冬季閉鎖中だったのだが、見上げるとダムが見える広場が隣りにありバーベキュー場と切り離されているようだったので絶好の場所に見えた。 人もいないようなのでここでやってみよう、とダム下の川原に陣取って作業を始めた。

やってみて分かることもある

松田川ダムの下でラーツー

キャプテンスタッグの小型ガスバーナーに関しては自宅で試してから行ったので使うことに関しては戸惑うことはなかったのだが、以下が想像と違っていた:

  • クッカー (鍋) の中にバーナーがケースごと格納できるのがウリの商品だったが、現地に着いて開けてみると出発前にケースをよく洗ったにも関わらず黒く焦げのように汚れが付いていた。仕方がないので水筒の水で軽く洗った
  • 自宅でやると火が目視できたのだが外でやると目視できない。音と温度で点いていることを判断した
  • こんな小型のバーナーだとお湯が沸くまでに結構時間がかかるのだろうな、と思っていたが始めてから割とすぐに沸いたので拍子抜けした
  • 割と暖かい陽気のはずだったがダム周辺はさすがに寒かった

無事にカップラーメンを食べることができたので成功はしたのだが、やはり袋麺で調理して食べるのが絶品なんだろうなと想像した。 次回は是非袋麺でチャレンジしてみようと思う。

初立ちゴケと復帰不能

その後何となく Google Map 上に見えた「名草巨石群」が気になったのでそこにナビを設定し向かった。 林道のような方向からアプローチする感じとなったのだが特に疑問を持たずにそのまま進んだら雪が道路全面にあって、しかも坂になっていて引き返しにくい状況になった。 仕方がない、注意しながら進んでみるか……と今までやってきたように細心の注意を払いながら進んだが今回は失敗し右側に倒してしまった。 このバイクを購入してからコカしたことはないので、初立ちゴケとなった。 立ちゴケ時に右足を車体に挟まれてしまいゾッとしたが、何とか強引に靴を脱ぐ感じで抜くことができた。 そのまま BOLT の初引き起こし作業に入る。 250 kg の車体はとても重かったが、重心が低いのが幸いして何とか起こすことができた。

そのまま雪がない下まで降りたのだが、ここが袋小路になっていたのに全く気が付かなかった。 戻ろうとしても雪でタイヤが空転してしまい戻ることができない。 ロードサービスを呼ぼうにもそこは携帯の電波が届かない……。 仕方なく電波が届くところまで歩こうと林道を徒歩で戻っていった。

1.5 km ほど歩いたところで何とか電波が復活したのでチューリッヒのロードサービスに電話をした。 状況を話したところで「雪のスタックのトラブルでノーマルタイヤを履いている場合は対象外です」と冷たく断られてしまい愕然とした。 非会員なのだが JAF に電話をして何とか取り次いでもらい、救援に来てもらった。 クレーン車で来るというので牽引するのかと思ったが、アルミの板を使用して雪の少ない路肩に移動して凌ぐような方針を提案されたので従った。 指示通りバイクを走らせて何とか雪の箇所を凌ぐことができた。 とても有り難かった。 ただ JAF 非会員だったので作業料を取られたのが痛かった。

後で調べてみたら林道方向からアプローチするのは間違っており正面から行けば何の問題もなかったはずで、楽だからと Google Map 任せにしてしまったのが最大の敗因だったことに気付かされた。 有料ではあるがナビタイムからバイク用のナビが出ているようなのでそちらを試してみたほうが良かったかもしれなかった。 あと、自分の今までの悪路を凌いできた経験をあまりにも過信しすぎていた。 雪を甘く見てはいけない。 端的に言えば判断ミスである。

今回のようなケースでは勿論雪に構わず入っていった自分が悪いのだが、それでもバイクでこういうケースは完全に防ぎきれないわけだし、その場合に役に立たないロードサービスはどうかと思った。 任意保険にロードサービスが付いていても万一に備え JAF に加入しておく意義を感じた。

秩父ツーリングの度に目にして気になっていた

吉見百穴

今日は子どもとタンデムツーリングに出かけた。 目指すは吉見百穴。 穴だらけになっているちょっとした丘で、古墳時代の豪族の墓らしい。 それに加えて地下には戦時中の軍需工場も造られていたようだ。

吉見百穴に到着した時に既に昼になっていたので、食事をしようと入り口前のうどん屋に入った。 混んでいるらしく「申し訳ありませんが予約の方が入っているのでしばらくお待ちいただけませんか」など何度も言われたが、思ったほど待たなかった。 飲食店では 10 ~ 15 分待つのは別に混んでいなくてもよくあることだ。 子どもは肉うどん、私はうな丼定食をチョイス。 うなぎは貴重なので少しだけ子どもにあげ、代わりに肉うどんの量が多すぎるので半分くらいもらった。 正直あまり期待していなかったのだが、冷たいうどんを食べたらちゃんと手打ちのうどんで美味しかった。 双方ともデザートに練乳がけのイチゴが付いているのが嬉しいサービスだった。

食べ終わったら吉見百穴に行ったが、登って少し穴に入れるだけなのですぐに見終わってしまった。 地下の軍需工場も全部入れるわけでなく一部を行き来できるだけだったので時間が保たなかった。 入場料は確かに安いが、さすがに 1 回来れば次来る必要はなさそうだ。 今日はこれだけで帰るつもりだったのだが、これだけだとあまりに尻すぼみ感が否めないので予定を変更し近くの動物園に向かった。

入場料が安く広すぎる動物園

埼玉県こども動物自然公園

東松山市の動物園で、ここは何度か来たことがあるのだが子どもは小さかったので覚えていなかったようだ。 入場料が安いのがポイントで、普通動物園というのは結構すると思うがここは大人 510 円、子ども 210 円ということでちょっと心配になってしまうくらい安い。 そして敷地内は気合い入れないととても回りきれないくらい広い。 今回も東園の方は時間がなくて回りきれなかった。 自然がいっぱいなので春先や夏場に来ると蚊に刺されたり暑さでバテたりとなかなか厳しいが、今日は比較的暖かいがそれでも寒かったので結果的に丁度いい感じで回ることができた。 やはり安いのがありがたいので、また 2, 3 年後に来てもいいかもと思わせてくれる動物園だった。

今日は最近の寒さに比べるととても暖かい感じでバイク日和だった。 埼玉県でも西側に出てくると景色がグッと良くなるので旅感が強まって良い。 1 カ月後暖かくなったらまた恒例の秩父ツーリングに出掛けたいところだ。

久々にバイクで出られそうなので軽く街乗りしてきたが日が出てないせいかやはり寒い。 グリップヒーターに防寒グローブを着けていても真冬にはまだ不足で、しばらく走っていると手の甲の部分から寒さで痛くなってくる。

久々に 2 りんかんに行ってみた。 どうもレンタルバイクもやっているようで、見てみると私が乗っている BOLT と全く同じ年式・カラーの車両があった。 4 時間 11,200 円、8 時間 12,400 円、24 時間 15,500 円という価格設定だった。 この料金だと 24 時間で乗りたいところだろうが、それにしても気軽に乗れる値段ではない。 バイクという乗り物の性質上こうなってしまうのは致し方ないとは思うが……。

私の BOLT も既に 27,000 km を越えたのでそろそろヘッドライトバルブ交換が必要な頃だろう、ということで何となく棚から探してみた。 白でもいろいろな色味のものがあったり、黄色いライトもあった。 そういえば昔 VTR でヘッドライトバルブ交換をした時黄色にしたんだったな、と思い出した。

そろそろ真冬のピーク時期も過ぎる頃だろうということでハンドルカバーが安売りされていた。 KOMINE などのロゴがデカデカと入っているものは苦手なのだが、ロゴが全くプリントされておらず合皮のような質感で BOLT にもそれなりに合いそうなものを見つけたので思わず買ってしまった。 早速 2 りんかんから装備して帰ってみたが、確かに暖かい。 もう少し長距離を走ってみないと真価が分からないが、もっと早く買えばよかったと思った。 昨年のツーリングなど寒くて仕方がなかったので、持っていれば状況が改善されたはずだ。 まぁこのまま来年、再来年と使っていけそうなものなので良しとする。

海ほたる PA 佐世保バーガー

房総半島の海岸沿いでも流そうと東京湾アクアラインを走って木更津の方に抜けることにした。 途中の海ほたる PA に到着した時はまだ 10 時過ぎだったのだが、佐世保バーガーの表示を見たので 1 回食べておこうと注文した。

グルメバーガーの中でも結構大きい部類だ。 バンズは少し硬めのタイプで悪くはない。 パティの重量感が少し足りないかな、と思ったのでダブルバーガーの方を注文したほうがいいのかもしれなかった。 バーベキューソースの味が強めだが個人的には好きな塩梅だった。 中に入っている玉子 (目玉焼き) との相性もいい。 窓際の席で海を眺めながらハンバーガーを頂くのも悪くないのではないか。

この後のツーリングでは予定通り海岸沿いを流し始めたのだが、出かけるのが遅かったからか南端まで到達することはできなかった。 やはり冬なので寒さが厳しく、朝早くや夜遅く走るわけにはいかないので辛いところだ。 ただ日中の寒さはそうでもなかったし、海ほたる PA や房総半島を走っていてもバイクの集団とすれ違ったり並走することが多々あった。 この真冬の中ではツーリング日和だったのだろう。

寒くて死にそうになった

竜神大吊橋

たまたま午後 3 時に起きることができたのでそのままツーリングに出かけたのだが、とにかく寒くて死にそうになった。 外の温度計を見てみると -8℃ などと書いてあった……。 バイクに乗って風を受けていると体感温度は 10℃ ほど下がるので、そう考えるととんでもないことになる。 この寒さでは最早グリップヒーターが効いているのかいないのかも分からない状態だ。 手の先が寒さで痛い感じだが、足先も冷えて感覚が無くなっていく。 やはり真冬に日の出ていないうちから行動するのはまずいなと思った。 マクドナルドが開くまで待って、中でしばらく暖をとりながら休み日が昇るのを待った。

何とか竜神大吊橋に着いた。 日本一の長さらしいが、料金が 310 円かかるようなのでパスした。 何しろ私は高いところが苦手だし、渡って終わりなのであれば面白くない。 そのまま次の目的地の袋田の滝を目指した。

滝が凍っていた

袋田の滝

近くに有名な袋田の滝があったのでそちらも寄ってみた。 袋田の滝は無料駐車場があったが、滝からかなり距離が離れており近くの駐車場はその店で食事をするかお土産を買う必要があった。 仕方なく店の駐車場に停めたが、どこの滝もこのような仕組みになっているのが如何ともし難い。

ここも有料だったが、こちらはそれなりに楽しめそうなので入場した。 驚いたことに滝が大部分凍りついており、一部から水が流れていた。 凍った滝を見たのは初めてだった。 結構間近で見れて迫力がある。 写真は第一展望台から撮影したものだが、ここが一番近くで見れた。 他にも展望できるスペースがあって、そちらはカップル向けに愛を育むためのオブジェなどがあった。 こういうのもどこにでもあるな、と妙に感心した。

帰り際に店で何か買わなければならなかったので一応見たが、特にこれといったものが思いつかなかったのでホットコーヒーを飲んで暖を取った。 石油ストーブが備え付けてあったのでとても暖かかった。

自由に走り回ってからホテル

これでめぼしい観光は終えたので、後は近くの県道を片っ端から走り回った。 特に雪など問題ないな、と思って上の方まで登っていったらさすがに県道 22 号線あたりで側溝に雪が見えた……。 とはいえ少しだけだったので気をつけて走行すれば何とかなった。

ホテル網元

さすがに寒さで疲れてきたので、ちょうどいいところで切り上げてホテルまで向かった。 日立市のホテル網元というところで、ここは食堂とビジネスホテルを兼ねているようなところだった。 近くに姉妹店「蟹海楽」があったのでそこで昼食を食べた。 日立駅の周りはもっと発展しているのかと思っていたが、昭和の雰囲気の町並みが残されている感じだった。

ホテル網元は割と年数が経っているのか、全体的に古い感じはした。 価格は朝食込みで税込 5,300 円と良心的だったが、総合的に考えると可もなく不可もなくといった感じに思えた。

cotton's

American Diner cotton's アボカドチーズバーガー

このホテルから歩いていける距離にグルメバーガーショップがあったので行ってみた。 American Diner cotton's という店で、閑静な場所にあるアメリカンダイナーだ。 今回はホテルに泊まるのでビールが飲めるぞとブルックリンラガーとアボカドチーズバーガーを注文。

チーズがソーズのように溶解した状態でふんわりとした食感なのが印象的だった。 とても濃厚な味わいだ。 また、玉ねぎが大きめにカットされてサンドされているのと、バンズとパティの食感がとても良かった。 フライドポテトとオニオンリングがついているが、量が多いのもいい。

お客さんがいなかったのでカウンター席に案内されたが、店内は広そうだった。 郊外店はゆったりした店内スペースが魅力だと思った。 位置的になかなか来れないが、機会があったらまた来たいところだ。

幻の PA

今日は特に行きたいところもなかったので恒例の首都高周回アタックをしようと思った。 いつも通り 5 号線から南池袋 PA に行く。 この PA の自動販売機にはサンドイッチなども置いてあるし、屋内に座って休めるスペースもあるので軽食で良ければこの中でいただけるだろう。 大抵の人が車で来るので屋内の休憩スペースを使用している人は少ない。 独り占め状態である。 そのまま先に進み辰巳第一 PA に行ったが、屋内スペースも何もない PA なのにそこそこ混雑していた。 夜景が素晴らしいスポットだというのは知っていたが、昼間なので特に何もないはずだが……。

このままだとあまり面白くないので、今日は「幻の PA」と呼ばれる箱崎 PA に行ってみることにした。 箱崎 PA は「箱崎出口」の表示から下に降りた途中にロータリーがあるのでそこに入ると左手に見えるのだが、とにかくそこまでの案内表示が無いので事前に予習していかないと絶対に入ることができない。 辰巳第一 PA からの 9 号線経由のアプローチであることを前提に予習してから行った。 何とか問題なくたどり着けた。 場所がよくいろいろな方向からアクセスできる PA なのにも関わらず停まっている車が少ない。 やはり案内標識がないのが効いているのだろう。 「幻の PA」ということで満足感はあったが、内容としては飲み物のみの自販機とトイレがあるだけで長期休憩には適さない感じだ。 但しロータリーになっているのでここを経由するといろいろな方向に進むことができる。 これは知っていると便利だ。

ロータリーを使用して 9 号線経由で引き返し、最後に 11 号線でレインボーブリッジを堪能し芝浦 PA で休憩してフィニッシュした。 芝浦 PA は広くて快適だ。 周回できる範囲内だとここが一番快適だろう。 個人的には北池袋 PA のこぢんまりとした雰囲気も捨てがたいのだが。

スペイン料理のはずが失敗しカツ丼

今日は妻の弟と一緒にスペイン料理店で夕食を食べるつもりで出かけたのだが、今の時期は予約していないと入れなかった。 入店してどういう料理を頼むのか、というところまで事前にシミュレーションしていたのだが、そういえばクリスマスの時期だしこういった少し値が張る店は予約をするべきということが頭から抜け落ちていた。 失敗した。 途方に暮れていたところで、妻の弟のお勧めで近くのトンカツ屋に入ることにした。

地元のトンカツ屋のカツ丼

店は昔ながらの定食屋という佇まいだったが、注文してから結構待って出てきたカツ丼はカツの食感がしっとりしており味付けも程よくなかなか満足できるものだった。 スペイン料理に関してはまた次回しっかり予約してリベンジしよう、と約束して帰路についた。

山間部は終了

もう 12 月も半ばに入り、ツーリングに行くとしても市街地か海岸線沿いを流すのがメインとなる時期になってしまった。 鎌倉・湘南方面に行ってみようと下道でゆっくりでかけた。 今日は気温がそこそこ上がるような予報だったが、それでも朝はとても寒い。 防寒用のオーバーソックスを仕込まなかったのでしばらく走ると足先が冷えてしまった。

用賀 PA は初

用賀 PA 自動販売機

首都高には決まった方向から行かないと入れないのでなかなか行く機会が訪れない PA がいくつか存在する。 この用賀 PA もその一つで、これは東名高速から東京方面に行き首都高速 3 号線を中央環状線 C2 に向かって走っていくと途中の料金所の近くに存在するものだ。 地下に降りていくと休憩所があるタイプで思ったより広い。 そして写真の通り首都高 PA のシンボルともいえる「デリスカフェ」という自動販売機がたくさん置かれたコーナーがある。 この自動販売機の佇まいと誰もいない休憩所のテーブル、椅子を見ると大人の隠れ家といった雰囲気を感じてワクワクする。 私は「オールドファッション」と「コーンポタージュスープ」を購入し食べながらしばし休憩した。 こういう休憩所はとても楽しいので C2 環状線を走っている途中にも欲しいくらいである。

そのまま鎌倉の方に走っていって大仏でも見ようかと思ったのだが、高徳院にはバイクの駐車場は無いようで昼近くになってしまったのもあって人通りがかなり多かったので面倒になってそのまま素通りした。 また別の機会としたい。

ビーナスカフェ

ビーナスカフェ チーズバーガー

湘南の海岸線沿いを流していたのだが、お昼時なのもあってとても渋滞していた。 この辺りを堪能するならばもっと朝早く来ないと駄目のようだ。 しかしこの寒い時期に朝早く来るのは厳しい……。

休憩がてら食事しようと、たまたま目に入ったハンバーガーの看板を頼りに駐車して店に入った。 このビーナスカフェは湘南の海岸線沿いにあるのでとても眺めがよく、かつ店内が広く雰囲気がお洒落な感じでリゾート感満載だった。 店員さんの対応も良く好感が持てた。

ハンバーガーの他にタコスや他のメニューもあったのだが、チーズバーガーセットを選択。 ハンバーガーよりもセットのグレープフルーツジュースの方がグレープフルーツの切り身を添えてあって一味違うな、と思った。 ハンバーガー自体は中の上くらいの感じでそれなりに美味しかったのだが、正直特徴に欠ける感じがした。 つまりハンバーガーを食べに来るというよりも気分良く小休止するために来るのが適切といった感じだ。

食事を終え、そのまま江ノ島方面に走っていった。

湘南海岸公園

湘南海岸公園 平和の像

江ノ島はちょうど去年に行ったので今回はスルーした。 代わりに近くにある海岸公園の砂浜から海でも眺めようと考え、近くの駐輪場に停めた。 写真はその湘南海岸公園にある「平和の像」である。

明治以来、国の礎になった英霊を顕彰し、戦争の悲惨と不幸を二度と繰り返してはならないという藤沢市民の悲願をこめて、昭和40年に建てられました。

公式サイトに書かれている。 海岸の方には多数の人がいるのにこの像の周辺には誰もいない。

海岸の方に行ってみると、この寒い時期にも関わらずサーフィンをしている人たちがそれなりにいた。 海の中は気温の変化に対してそんなに水温が変わらないから問題ないということだろうか。 冬に海で遊んだことがないからよく分からなかった。

砂浜でしばらく海を眺めて休憩し、満足しそのまま帰路についた。

季節的にラスト山

防寒装備を固めて秩父まで行ったのだがそれでも山の上は風が冷たく寒かった。 もう今年はそろそろ山に来るツーリングは終わりの時期だろう。

「彩の国ふれあい牧場」がいつもは早く来すぎてやっていなかったのだが、今日はたまたま遅めに出かけたのでちょうど始まったところだったので寄ってみた。 ヤギや羊の放牧がされており自由に放牧エリア内に入って動物に触れることができる。 子どもと来ると良さそうな施設だ。 私は特に触ることなく何となくヤギの近くに行って眺めて満足して終わった。

屋内の展示施設もあったので、寒さしのぎに丁度良いと入っていった。 この施設の中に牛乳とコーヒー牛乳が売っていたので 1 本買って飲んだ。 紙蓋の牛乳瓶でコーヒー牛乳を飲むのは久しぶりだ……。

群馬県道 46 号

7 ヶ月前も行ったのだが再訪。 この群馬県道 46 号は途中から幅員が狭い道になるので車だとお勧めできないが、バイクなら軽快に走り抜けることができるし何より車通りがほとんど無いので快適だ。

ちぃじがき蕎麦の里にまた来た。 今回はざる蕎麦大盛りに加えて天ぷら (300 円) も頼んでみた。 てんやの天ぷらそばより天ぷらの種類が多い感じでなかなかいい。 これでも 1,100 円なのでなかなかリーズナブルだ。 感想は前回と同じなのだが、やはり来たことがあるところだと新鮮味が無くなるので 1 回目ほどのワクワク感はない。 美味しいことは美味しいのだが、次この方面に来た時は違う店にしようと思った。

日光方面に行くことにした

栃木県道 245 号線

最近秩父や佐野・鹿沼方面ばかり行っていて正直ネタ切れ気味になってきたのだが、そこより遠くに行こうとすると泊まりでないと厳しい。 そして泊まりは楽しいのだがお金がかかるのでそんなに頻繁にはやりたくない……。 ということで、今回は悩んだ末首都圏ツーリングプランを使用し日光方面に行くことにした。 まだバイクで川俣方面に行ったことはなかったからだ。

本日は朝早く起きることが出来たのでそのまま出かけたのだが、朝早くだと真冬の装備をしていてもさすがに寒かった……。 何とか日が出るまで高速の PA 上で我慢して、首都圏ツーリングプランの適用範囲内の宇都宮 IC まで来て降りて下道とした。 栃木県道 245 号と 169 号のどちらでアプローチするか迷ったのだが、今回は近い 245 号の方をチョイス。 割と悪路だったがそれなりに車は通っていた。 紅葉目当ての車かと思いきや、作業車が多かったので地元の人だと思われる。

11 月上旬ということで紅葉シーズン真っ最中、写真の通り最高の紅葉を見ることが出来た。 バイクで行くと自然と一体になった感覚になるので、まさに紅葉を肌で感じながら走った感じだ。 この国道 245 号線は紅葉の美しいポイントも多くとても満足した。 次回は霧降高原側を走ってみたい。

終点に「大笹牧場」があってレストハウスがあったので入っていったのだが、朝早すぎたのか「まだ開店してませんよ」と怒られてしまった。 そういえば自動ドアが動いていなかったと思ったらそういう意味だったのか……。 確かに自動ドアを手で開けて入った自分も悪いが、入り口に「準備中」とか看板を掲げて欲しかった。 割と広めな売店とレストランがあるようだったが、開店を待ってられないので小休止してそのまま出発した。

川俣ダム

川俣ダム

予定通り川俣方面に向かった。 川俣は行き止まりなので往復するということになり割と時間ロスするが今回だけと思い頑張った。 程なくして見えたのが写真の「川俣湖」でそこに付随しているのが川俣ダムだった。 ここのダムも内覧できる展示室のようなものがあり、そこを通り抜けた先でダムの上を歩くことが出来た。 景色はいいがわりと断崖絶壁になっており高所恐怖症の私にはちょっとキツかった。 ダムの上にベンチがあったので、ちょうど近くにあった自動販売機で飲み物を買って小休止した。 こういう配慮はありがたい。

ダムの上から写真を撮ってみたが、紅葉が水面に映った感じがとても美しい。 ここの水面は緑がかった感じだった。

瀬戸合峡吊橋への遊歩道というのも付いていたのでそちらもついでに行ってみたのだが、割と階段の段数が多くて疲れた。 そして、吊橋があるのはいいのだが吊橋を渡った先が行き止まりで何もない……。 ちょっと何の意味があるのかよく分からなかった。

祝日だったがダムカードを貰うこともできた。 管理事務所に行きインターホンを鳴らして必要枚数を言うと持ってきてくれる。 表示があちこちに出ていたので分かりやすかった。

那須に行くのは止めた

川俣湖を後にしてそのままどんどん奥に進んでいくと終点に近づいてきて「こまゆみの里」が見えた。 ここは子どもの頃に宿泊したことがあるのだが、ここまでの道のりが幅員が狭い道ばかりで車だととても難儀しそうだった。 当時はよく来たものだなと感心した。

そのまま更に奥まで進んでいくと奥鬼怒温泉郷の表示が見え、一般車両進入禁止の看板が見えた。 警備員も立っており監視していた。 この先に 4 つの旅館があり、そこまではバスでの送迎がある旅館もあるが無い旅館もあるらしかった。 本物の「秘境温泉」が味わえるのだろう。 確かに達成感はあるだろうが自分としてはそこまでの魅力は感じなかったので今後行くかどうかは微妙なところだ。

実はこの後那須の方まで走っていこうと思っていたのだが、朝早く起きたのもあり疲れたのでそのまま宇都宮 IC まで直行し帰ってしまった。 ちょうど紅葉のシーズンなので那須の観光道路を登っていくとひどい渋滞に巻き込まれてしまうのも恐れてのことだった。

先週泊まりで行ったのでそこまで欲求は無かったのだが、折角の三連休最終日なのでちょっと行くことにした。 九十九里浜に行くことにしたが節約のために全て下道を使うことにした。 首都圏ツーリングプランだと篠崎 IC から東金 IC までしか対象にならず使い物にならないので仕方がない。

今日は昨日と同様に暑く、今年もう終わりだと思っていたメッシュジャケットをまた使うことにした。 暑いとはいっても夏の暑さとは違うのでメッシュジャケットさえ着れば冷房を着ているかのような涼しさだ。 九十九里浜に至る有料道路を通ったのだが、自動二輪は 150 円とまあまあの値段。 ただ、料金所で二輪専用レーンが用意されているのはいいのだが、硬貨をただ投げ込むような方式でお釣りが用意されておらず、自分は 500 円玉しか持っていなかったので困り果ててしまい呼び鈴を鳴らすことになった。 結果人が出てきてお釣りは貰えたのだが、何とも微妙だった……。

九十九里浜に着いたのだが、海のシーズンは終わりとはいえ三連休最終日なのでそこそこ人がおり「海の駅九十九里」の食堂は人がいっぱいで入れない状態だった。 仕方がないので食べずに館内と外を眺めた上でそこを後にし、砂浜まで歩いていって海を見ながらしばし休憩した。 やはりバイク日和だからなのかバイクがとても多かった。 走っている途中に小学生のランドセルを着けたハーレーを見かけて「あぁ、これが話に聞いていたアレか」と思った。 ランドセルは革でできているのでクルーザーのサイドバッグの代わりとして使えるだろうという主張のようだが、確かに遠くから見るとサイドバッグに見える……。

帰りは行きと違う下道で帰った。 千葉方面は船橋・幕張・市川あたりがやたらと混むのでそこを避けて北側を回り込むように抜けるとそこそこ快適である。

点検が完了したと連絡があったので今日は YSP に BOLT を取りに行った。 リアブレーキパッドとエアクリーナーエレメントを交換。 総走行距離 24,321 km なので確かにエアクリも替え時か。 次回は 2 年点検だがその時点で 3 万キロ越えている感じだろうか。

代車は 125 cc スクーターだったが、改めて乗ってみると思ったより加速が鋭い。 エンジンは非力かもしれないがそのぶん車体が軽いので相対的にそんなにパワー不足を感じないのだろう。 ただ、見た目が原付に見えるのか BOLT に乗っている時に比べて車間距離を詰めてくる後ろの車が多い気がした……。

しかし少し代車乗っただけだが、いざ BOLT に乗り換えるとハンドルが遠いな、と感じる。 私の BOLT はハンドルをハリケーンのものに交換しているので純正より手前に寄ってはいるが、それでも近くはない。 ドラッグスターのような一般的なクルーザーとはやはり違うな、と思った。

今日は YSP に 6 カ月点検の予約をしていたので出向いていってお願いした。 ブレーキパッドがフロントはまだ残っているがリアが少ないので交換するべきとのことだった。 リアはフロントに比べて全然使っていなかったので意外だった。 聞いたらクルーザーは上から踏みつける格好になる関係上どうしてもリアのほうが減りやすいとの事だった。

今回は初めて代車を借りることができたのだが、シグナス X (125 cc スクーター) だった。 私がスクーターに乗るのは学生時代の自動車教習以来である。 自宅まで何とか乗ってきたが、確かにトルク不足を感じるが必要十分に走るという印象で慣れれば全く問題ないだろうと思った。 原付 2 種スクーターがこれだけ街を走っているのも分かる気がした。 何よりシート下に荷物が入るのがいい。 とはいっても 125 cc (正確には 124 cc) なので高速にも乗れないしツーリングなど行く気も起きない。 まさに首都圏で活躍する足代わりの乗り物という感じだ。

6 時に朝食を食べてチェックアウト

仕事がある日と同じように 5 時起床した。 予定通り大浴場に行ってサウナと露天風呂がない風呂を楽しんだ。 そのまま少しゆっくりし 6 時になったので朝食会場へ行ってバイキングを食べた。 食べ終わったら少し休んでから荷物をまとめてチェックアウト。

富嶽温泉花の湯はとてもいいホテルなのだが、さすがに 3 回も泊まったので飽きてきたかもしれない……。 どんなにいい施設でも毎回行くと駄目のようだ。

富士宮口と須走口両方を味わう

富士山須走口五合目

通ったことがないふじあざみライン (須走口) のみを走る予定だったのだが思いの外時間が早かったのでまず先に行ったことがある富士山スカイライン (南側) から富士宮口の五合目まで行った。 標高 2,400 m 地点なのでとても寒い。 温度計が設置されていたが 10℃ を示していた……。 トイレを利用し家族へのお土産を買った。 須走口の方のトイレは有料 (200 円) なのにここのトイレは何故か無料だ。

そのまま降りてふじあざみラインの方まで走る。 まずは近くにある道の駅すばしりに行った。 ここには蛇口から出る無料の富士山麓の水があったので持っていたペットボトルに水を補給した。

いよいよふじあざみラインを登り始めた。 こちらはワインディングが始まるまでが長い直線道だし路面状況が富士スカイラインよりも良いので BOLT ならばこちらを走ったほうが良さそうに思えた。 こちらも五合目まで行ったが写真の通り何故か標高 2,000 m だ。 同じ五合目でもこんなに標高差があるのは何故だろうか。 疑問に感じて調べてみたらどうも山の合目は高さや距離を示すものではなく単なる「登山の難易度」を示す値なのだという。 目安にしか過ぎないということだろう。

須走口の方が売店が 2 店あるしクレジットカード使用可、食事休憩用のテーブルも多数用意されているので観光に向いている気がする。 富士宮口の方は風景が白くて何も見えなかったがこちらはちゃんと見える。 標高が 400 m 違うのが大きいのかこちらの方が寒くない。

ただやはり土産物を見るくらいしかやることがないのはどちらも同じだった。 あくまで登山の人がメインであり、五合目に立ち寄らずにそのまま下りの道へ戻っていくバイク乗りも見受けられた。

帰宅

この時点でまだ午前 10 時だったが、疲れを溜めないために高速に乗って帰宅した。 人によるかも知れないが、私は距離走るようなツーリングよりも「もう少し走れるかも」といったところで止めておくツーリングの方が楽しさを感じるようだ。

伊豆方面

予定していた伊豆方面への 1 泊 2 日のツーリングに出かけた。 まず首都高を南下し 3 号線で東名方面に出る。 海老名あたりで小田原厚木道路に入らなければいけなかったのだが、まだ標識を見逃して素通りし次の IC まで行ってしまった……。 小田原厚木道路の厚木からの乗り換えはちょっと分かりにくいと思う。 ナビを付けておけば良かった。 ともかく、下道で 10 km ほど走って小田原厚木道路に復帰した。

その後予定通り西湘バイパスまで出て石橋 IC で降りた。 この時点でまだ 9 時頃だった。 そのまま国道 135 号線で南下を始めた。 やはり金曜日なので祝日のようには混んでいない。 箱根ターンパイクや伊豆スカイラインを使わなくても全く問題なさそうだった。

服装だがメッシュジャケットでなく革ジャンとした。 この選択は正解だった。 朝やこの後走った富士山近辺の道は結構冷えたので革ジャンでないと厳しかった。

天城隧道

天城トンネル

天城トンネルは天城隧道 (ずいどう) とも呼ばれる。 隧道とはトンネルのことらしい。 石川さゆり「天城越え」の歌詞には近くにある浄蓮の滝と共にこの天城隧道が登場する。

今回目的としていたのはその天城トンネルの走破だった。 その為天城峠に向かって南から侵入できる位置まで南下してから北上を始めた。 途中いくつかの滝の看板が見えたのだが、結構歩くような感じだったし意外と時間に余裕がなくなってきていたのでスルーした。

この天城トンネルは数多くのバイク乗りが写真を上げているので正直甘く見ていた部分があった。 旧道を走るのだがかなり長めのダートの上に、特に天城トンネルの南側の路面状況が悪く若干苦戦した。 この悪路にも関わらずたまに普通に乗用車もすれ違ったのだが、彼らも天城トンネル目当てなのだろうか……。

そんなこんなで何とか天城トンネルに到着し写真撮影した。 たまに対向車が来る状況だったのであまり落ち着いて撮影できなかったが、何とか何枚か撮影しそのまま通り抜けた。

新道に戻りしばらく走っていると道の駅天城越えに着いた。 掲示を見たらどうも来週から天城旧道は路面補修工事で通行止めになるらしかった。 危なかった。 来週来ていたらせっかく来たのに走れず落胆していたところだ……。 しかし旧道を補修するということはやはり天城トンネル目当てで来る人が多いのだろう。 とても風情のあるいいトンネルだと思う。 このまま綺麗に残しておいてほしいものだ。

そのまま道の駅で昼食を頂いた。 夜は一人宴会をする予定だったので昼は適当な豚重とした。

予定通りそこからホテルまで下道で走った。 地図上ではあまりよく分からなかったのだが、その地点からホテルまでが意外と遠く 80 km 以上あったので思ったより時間の余裕が無くなってしまった。 1 日の走行距離 280 km でちょうどいいだろうと思っていて、実際そうだったのだがホテルにかなり早く入る予定だったのが若干誤算だったかもしれない。 しかしホテルに電話して遅めのチェックインに変更するようなことはせずそのまま走りきった。 このツーリングは走ることよりもむしろホテルでゆっくりすることを主眼に置いていたからだ。

富嶽温泉 花の湯

花の湯海鮮丼と伊豆の国ビールスタウト

花の湯はもう 3 回目なので全く期待通りの結果だった。 チェックインの手続きは早いし露天風呂は豊富、宿泊料が安価なのにも関わらず朝食付き、夕食は外で食べてもいいし中の食堂もなかなか良い。 サービスの水のペットボトルも地味に嬉しい。 そして、大浴場のロッカーキーを兼ねたバンドのバーコードをかざす事で館内の食堂や売店、自動販売機で支払うことができるのが便利。 バーコードで支払ったぶんはチェックアウト時に精算する仕組みだ。

まず大浴場。 この大浴場は次の日の朝も使えるが何故か露天風呂とサウナは使えないという制限があるので、今のうちに露天風呂とサウナを堪能しておく。 特にサウナは子どもがいると入れないので貴重である。 露天風呂の方は草津の湯がなかなかいい感じだ。 ただ入りすぎて身体が硫黄臭くなってしまったが……。

以前来たときの伊豆の国ビールのスタウトが美味しかったので、今日はそれと海鮮丼を夕食にしてみた。 以前は富士駿河丼 (しらす丼) だったのだが、値段が結構違う割に正直なところ満足度はそれほど変わらないのでこの選択が良かったかどうかは微妙なところだが、料理自体は結構しっかりしていて美味しかった。 しかし、最近ビールを飲んでいなかったせいか 500 ml でも結構酔ってしまう……。

売店でも伊豆の国ビールが買えるので部屋での晩酌に役に立つのだが、売店が何時までやっているのかが気になったのでスタッフに聞いたところ 22 時で照明が消えるがスタッフはちゃんといるので 24 時間買い物はできるようだ。

その後伊豆の国ビールのヴァイツェンも飲んでみたが、まぁ普通のヴァイツェンといった感じで特筆すべき点は無いかもしれない。 なので、個人的に伊豆の国ビールはスタウトが一番美味いと思った。 人によってはこのヴァイツェンがいいという人もいるかもしれない。 ピルスナーは普通のビールがいいという人向けだと思う。 私にはちょっと合わなかった。

箱根ターンパイクは全力でスルー

例によって首都圏ツーリングプランを使用するのでその区間はフルに高速を利用するわけだが、ケチ臭いことに首都圏ツーリングプランでは箱根ターンパイクや伊豆スカイラインなどの有料道路は一切対象になっていない。 小田原厚木道路は対象に入っているようだが、首都圏ツーリングプランで行けるのは箱根口 IC か小田原西 IC で共に箱根ターンパイク手前で降りることになる。

箱根ターンパイクは 2 箇所に分かれているが合わせても全長 20 km くらいしかない。 なのに料金は 520 + 110 = 630 円と異常に高い。 だからこそ空いているので渋滞回避には有効とのことだが、明日は金曜日で平日なのでそこまでは混まないと予想。 ……よく見たら西湘バイパスの石橋 IC までが首都圏ツーリングプランの対象のようだ。 ではこの石橋 IC まで高速を利用し、その後は国道 135 号線で南下することにする。

箱根ターンパイクは一度は走っておきたいところではあるが、値段が高いので毎回なんだかんだ理由をつけて走らず、未だに走ったことがない。 走れるのはいつになることやら。

伊豆スカイラインは迷う所だが

伊豆スカイラインは全長 40 km 程度で始点から終点まで行くと 570 円。 まあまあの値段。 しかし何故箱根ターンパイクは距離単価が倍以上高いのだろうか……。 当日気が向いたら走っても良いが、同様の理由で明日は国道 135 号をそのまま南下してもそこまで問題はないと思う。 天城トンネル (天城峠) が目標なので、河津駅あたりまで南下してそこからちょっと西に行き北上か。 そのあとそのままホテルに直行。

Google Map で探索してみたが全行程 280 km (内高速 110 km) といったところか。 割と余裕がある感じになるのではないだろうか。

2 日目は適当だが首都圏ツーリングプランを意識

適当に北上して富士五湖でも見て中央道で帰還でよい。 ふじあざみラインとか行ったことがないので行ってみるのもいいかもしれないと思った。 夏はマイカー規制だし冬は閉鎖されているしで今がチャンス。 北から登る富士スバルラインは料金が高すぎて一生行かない気がしないでもない……。

東富士五湖道路の須走 IC も対象のようでありがたい。 そうすると、ふじあざみラインを走ってから須走 IC で中央道まで抜けて帰還といった感じか。

YSP から電話があった

YSP から電話があり 6 ヶ月点検の代車が用意できたとのことだった。 変な話だが代車が借りられるとは思っていなかったのでちょっと驚いた。 明日、明後日はツーリングに行く予定なので日曜日に点検をお願いした。

北米版の BOLT で 2018 年版が出ていた。 今までの流れからすると来年 2 月に日本でも同仕様で発売されるのだろう。

ここ最近の BOLT のデザインはあまりグッと来るものがなかったのだが、今回のブルーの BOLT はとても格好良く感じた。 XVS950A を彷彿とさせるカラーリングで綺麗にまとまっている印象を受けた。 今私が乗っている 2016 年版の赤もそれなりに好きだが、このブルーはとてもいい。

そういえば排ガス規制で既に XVS950A も XVS1300CU もカタログ落ちしてしまっていた。 ホンダ、カワサキもそうだがメーカーのホームページを見ても販売終了されたバイクばかりでとても寂しい。 この販売終了ばかりのラインナップから今乗りたいバイクを選ぼうと思っても、やはり BOLT くらいしかない。

昨日会社の用事で重い物を持って長時間歩かされたので疲れてしまい、寝て起きても疲れが完全に取れていなかったので午前中は休憩し、午後にちょっと走りに行った。 行くところに困ったので例によって首都高を周回することにした。

南池袋 PA

南池袋 PA は首都高 C2 を逆時計回りに進んで 5 号線を入らないといけない。 前回は時計回りに進んでしまい 5 号線に入れずに失敗したので、今回は間違えずに入った。 この PA は出る時の一時停止が極悪なのがよく知られているが、大型バイクなら問題ない。

屋内の休憩スペースがあり休めるのが長所なのだが、昼に行くと割と親子連れなども頻繁に入ってくるのであまりゆっくりとできる感じではなかった……。 ということで、記念に自動販売機で買ったたい焼きをかじってから出発した。

今日は辰巳第一 PA に行こうと思っていたのだが 3 号線から C2 に行く時に間違えて時計回り方面に曲がってしまった……。 ある程度混んでいれば曲がるまでに考える余裕があるのだが、今日は全く混んでおらず後ろから車が来ていたので若干焦ってしまったのが失敗だった。 仕方がないのでそのまま C2 を走り時計回りから 9 号線に入ることとした。 辰巳第一 PA でなく辰巳第二 PA になってしまったが仕方がない。

辰巳第二 PA

辰巳第二 PA はリニューアル工事中で以前とちょっとレイアウトが異なり、仮設のようなトイレになっていた。 ここは飲み物の自動販売機とトイレ以外何もないのを知っていたので正直期待していなかったのだが、見事に誰もいないので落ち着いて休憩できた。 首都高の PA はこのように無機質な方がワクワクする。

ホームページを見る限りだと工事は 12 月 20 日で終了するようだ。 工事が終わっても相変わらず自動販売機とトイレしか無いのだろうが、綺麗なレイアウトになるのであれば結構楽しみかもしれない。

芦ヶ久保

ようやく晴れたということでツーリングに出掛けた。 ただ、ハッキリ言って今日はツーリングに向いている日ではなかった。 台風一過でメッシュジャケットで走っていてもとても暑い。 そして県道や林道には昨晩の台風のせいか枝や土砂などが大量に散乱している……。

白石峠に着いてから埼玉県県民の森を目指した。 このあたりは林道のようで Google Map 上は頼りない線で描かれているが実際走ってみると走りにくいということはなくよく整備された林道だったし、「ここは林道なのでバイクや自転車の方は気をつけてください」という立て札があちこちにあったので却って危険を感じずに済んだ。

埼玉県県民の森で一旦降りて散策したのだが、広かったので学習展示室までの往復のみに留めた。 このような林道なのにそれなりに人がいたのには驚かされた。 熊鈴を付けた登山装備の人もしばしば見受けられた。

暑かったので早めに撤収

暑いのは覚悟していたが予想以上に暑く、秩父市街を走っているととにかく辛かった。 その為食事を早めに済ませて撤収することにした。 帰りも一つ楽しもうと思い定峰峠経由で東に抜けることにした。

今日の定峰峠もロード乗りがそこそこ走っていたがいつもより少ない気がした。 やはり台風で路面状況が悪いので遠慮した人が多かったのかもしれない。 定峰峠は緩やかなワインディングが続き走りやすいが展望は県道 361 号線の方が良いのでやはり次からはそちらを贔屓にしたいな、と思いつつ帰路についた。

防水機能がない前モデルは非常にお気に入り

ゴールドウインは普段使いにも使えそうな見た目のライディングシューズということで防水なしメッシュと防水ありの 2 モデルを展開しているが、去年から使用してきたのは防水なしメッシュの前モデル GSM1048 だった。 私はこの靴が非常に気に入っており、昨年買ってよかったものランキング第 1 位となった。 実売 1 万円ほどと値段も手頃でバイクに乗っている時の安心感は勿論のこと降りてからも何の違和感もなく歩ける (スニーカーよりもカッチリしていてむしろ歩きやすい) し、バイクに乗っていない時の普段履きとしても使えてしまうという「万能選手」だったからだ。

ゴールドウインは 2017 年になってから後継モデルを出してきた。 GSM1048 の後継にあたるのが GSM1053 で防水ありのモデルが GSM1052 といった感じだ。 今回購入したのは防水ありの方の GSM1052 である。 防水ありのモデルのほうが定価が高い (16,740 円) のだが、例によってアマゾンでたまたま 10,813 円で手に入ったので運が良かった。 アマゾンを監視しているとたまにバイク用品が安価で買えるのでお得だ。

予想通り使えそうな靴

ゴールドウイン G ベクターライディングシューズ GSM1052

メーカーのサイトで最初この新モデルの写真を見た時「前モデル (GSM1044) のほうがデザインは良かったな……」と思ってしまった。 前モデルは普通のスニーカーみたいな感じのデザインだが、今回のこれは GOLDWIN というロゴがデカデカと入ってしまっているしちょっとバイク感が出てしまっている感じがしたからだ。 しかし届いた商品を見てみるとなかなか個性的でかっこいいし赤の差し色がなかなか映える。 ゴールドウインのファンとしてはロゴ入りの靴を普段履きするのも悪くないかな、と思った。

軽く全体像を眺めてみた感じだとソールを含めた各パーツの雰囲気が旧モデルと同じなので、旧モデルと同じ感覚で使えそうな靴に見える。 今日雨が降っていたので試しにこの靴を履いてしばらく歩いてみたが、防水モデルなので全く浸水しない。 つま先の革の部分が固くメッシュの部分が柔らかいので、最初歩いた時に突っかかる感じがしたのだがすぐに慣れたし気にならなかった。

防水なしでメッシュで多少風が通る GSM1053 とどちらがいいかというところだが、正直言うと旧防水なしモデル GSM1044 でも真夏に履いて歩くと蒸れるしライディング時も特に風が通る感覚もほとんどなかった (その割に冬に履くとえらく寒かった) ので「真夏に走るときはどちらかというと防水なしメッシュがいいかなぁ」くらいでそこまでの優位性は感じない。 値段が変わらないなら防水ありモデルを選んだほうが良さそうだ。 何しろ防水なしモデルを選んでしまうと雨対策にブーツカバーを持ち歩かなければならないし、これが結構かさばるし着用が面倒くさい。 防水ありモデルでも強烈な雨だとさすがに浸水するとは思うのだが、そもそもそういう日は走らないか諦めるかすれば良い気がする。

とはいえ防水なしモデル GSM1048 もかかとがかなり磨り減ってきたとはいえまだ使えそうなので、日によって使い分けて楽しんでいきたいところだ。

筑波山パープルライン

昨日使った首都圏ツーリングプランがまだ残っているので軽くツーリングに出掛けた。 筑波山パープルラインとビーフラインを走ってみることにする。

筑波山パープルラインは Google Map 上だと「フルーツライン」と書かれている。 始点が土浦北 IC から近い位置にあるのでまずはそこまで高速で移動。 始点まで移動して「筑波山パープルライン」の表示を見かけたのでそのままトレース開始。

これといって絶景ポイント的なものはないのだが、全般的にのどかな田園風景が広がり走っていて気持ちいい。 最後の方は展望は望めないものの軽いワインディングロードも楽しめた。

ビーフライン

続いて友部 IC の近くからビーフラインを開始。 ビーフラインは地元ライダーには有名なツーリングロードらしいが、アップダウンが多く緩やかなワインディングが続く道だが展望はそこまで良くない。 飛ばしている車やバイクも多くあまり気持ちよく走ることができない……。 「道志みち」よりは全然車は少ないものの同じような雰囲気を感じた。

多分もう来ることはないだろう、と思いつつ帰路についた。 バイク乗りにもいろいろなタイプがいると思うが、私は風景のいい道をゆったり流すのが好きなのでどうしてもそういうところを贔屓にするようなところはあった。

途中、ひたち平和記念墓地公園が目に入ったので、広い公園だろうと思い休憩のために入っていったが、墓地であり納骨の式典などもやっていた……。 どうしようか、と思ったが地図を見ると休憩所があるようなのでそちらに移動、人もほとんどいなくゆっくりできそうだったのでお茶を飲んで休憩した。

圏央道久喜・つくば間

そういえば最近、といっても 5 ヶ月前のようだが、常磐道に至る道の圏央道 (久喜白岡 JCT - つくば JCT) が開通してから走ったことがなかったので、帰路を利用して走ってみた。 全線 1 車線道路でたまに追い越しのために 2 車線になる。 久喜白岡 JCT に着くまで休憩所は一切ない割に走行距離が結構長く、途中で疲れてしまったので五霞 IC で一旦途中下車して休憩して乗り直した。 首都圏ツーリングプランを使っているので乗り直しても料金は変わらない。 こういうときにとても便利だ。

それにしても休憩所が一切なく 1 車線固定なのはつまらない。 改善されない限りは次来ることはないだろう。 関越道に至る側の圏央道には菖蒲 PA があるが、これ 1 つあるだけで全然違う。 それに菖蒲 PA は食堂も広くて綺麗だし、カウンターにはコンセントがあって充電もできたりするので気に入っている。

さとや 生粉打ちそば

さとや 生粉打ちそば

午前中は雨の予報だったので微妙だったのだが 11 時前になって止んだのでショートツーリングに出かけた。 いつもの出流山で蕎麦を頂く。

今日は「生粉打ちそば」にしてみた。 いわゆる十割そばである。 自分はツルツルと喉越し良く食べられる蕎麦よりもこういった田舎そばの方が好きなようだ。 というわけで美味しく頂いた。 相変わらず近くの「いづるや」は混んでいるが、このさとやはお昼時でもすぐに入れていい感じだ。

出流ふれあいの森

その後近くに出流ふれあいの森があったので行ってみた。 ここは広い公園なのだがキャンプ場や子どもの遊び場などもあったし園内に蕎麦屋もあった。 ちょっと散策しようと思ってバイクを降りて歩き始めたのだが、ある程度行ったところで先が長そうなので引き返して蕎麦屋の自動販売機でペットボトルのお茶を購入、そのまま出発した。

県道 199 号に行こうと思って、出流ふれあいの森のふもと辺りから伸びている林道のようなもので行ってみた。 Google Map 上は頼りない道で描かれているがちゃんとアスファルトで舗装されておりバイクなら全く問題ない。 ただ至る所に「警笛鳴らせ」の標識があったのは印象に残った。 ミラーが一切設置されていないので危険ということなのだろうが、この道を通り抜けるまで車・バイクともに全くすれ違うことはなかった。

県道 199 号

栃木県道 199 号線は以前走破したのだが今回も最後まで行ってみた。 相変わらず最後の方は路面状況が劣悪でバイクでもかなり気を遣う道だった。 以前は最終到達地点で気ままに休憩して楽しんだのだが、今日はそんなに天気も良くないし車が泊まっており、かつ虫も飛び回っていたので休憩はできなかった。 さすがにもう最終地点まで来ることはないだろう。 県道 199 号線は途中にある広域農道にそれて 35 km/h くらいで風景を楽しみながらゆっくり流すのがいい。

県道 210 号線のつもりだったが

滝沢ダム

今日も天気はそんなに良くなさそうだが、このところ雨続きで全然行けていなかったので今日こそはとツーリングに出掛けた。 秩父の滝沢ダムに目標を定める。 本当はその先の県道 210 号線からふれあいの森の方に行って、適当なところで座ってまったりしようかと思っていたのだが、生憎ガソリン残量が心許なくなってしまい、かつ周辺にガソリンスタンドがないので仕方なく次回のお楽しみとした。

Google マップナビに進路を任せていたので、彩甲斐街道ではなくその南にある林道のような道で中津川に南から西にアプローチする形となってしまった。 途中「塩沢展望広場」があったので立ち寄ってみたが、周りが木に囲まれており展望広場といっても全く展望は良くなかった。 その展望広場よりも途中途中で道端にバイクを停めて湖側を眺めた方がよほど展望が良い。

彩甲斐街道の方に合流したのでそのまま東に引き返し、滝沢ダムに着いた。 以前行った浦山ダムと同様にエレベーターで内部に潜ってちょっとした展示を鑑賞することが出来た。 とはいっても浦山ダムの方には別の資料館や食堂があったりしたので、総合的には浦山ダムの方が楽しめるような気がした。

階段で下からダムの上まで登る

滝沢ダム横の階段

このダムの特徴として、エレベーターで降りた下から上まで登れる階段が併設されている、というのがあった。 435 段あり 108 m 上に登る。 所要時間 15 分らしい。 折角なので運動代わりに軽い気持ちで登ってみた。

小学生らしき子どもたちも同じ時に登っていっていたのだが、登るペースを考えていないようだったのでやはり途中でバテてしまっていたようだ。 かくいう私も途中でどうにも疲れてしまったのだが、レッグポーチにお茶のペットボトルを忍ばせていたので何度か取り出して水分補給をした。 結果子どもたちと同じくらいのペースで登りきることが出来たので、自分にはまだそのくらいの体力はあることが分かった。 しかし最後まで登って疲れ切ってしまいしばしベンチで休憩した。 今日は 8 月とは思えないくらい涼しかったから良かったものの、これが暑い日だったら相当きつかったに違いない (むしろ登っていなかっただろう)。

今日の天気予報で夕方から天気が悪くなるだろうということを知っていたので、ダムを堪能した後はそのまま帰宅した。 秩父にはしばらく来れていなかったのでいい気分転換になった。 あと、今日は何故かピースサインを出すライダーが多かったので自分も何度か返した。 この習慣は昔からあるが、自分からは出さないが悪い気はしないのでなるべく返すことにしている。

貴重なタンデムでの 1 泊 2 日チャンス

妻とタンデムで 1 泊 2 日のツーリングに出掛けた。 例の首都圏ツーリングプランを使用してビーナスラインを目当てに蓼科高原方面に向かう。 まずは下仁田 IC まで高速で乗っていきそのまま西上州やまびこ街道で南下。 西に向かうのにどうしようかというところだが、今回は十石峠でなくぶどう峠を行くルートとした。 ついでに通り道にある上野ダムに寄ることもできる。

このように計画して実際に上野ダムに向かったが、道の途中で「通行止め」になっていて通れなかった……。 周りこんでダムを遠くから見ることはできるようだったがパスしてぶどう峠の方に進み始めた。

県道 124 号線は十石峠よりは見通しがよくソロツーリングで来た分には悪くない道のように思えたが、タンデムだと若干取り回しに苦しい場面があった。 落石もそこそこ見受けられ、危うくスリップしそうな場面もあった。

どんぶりや 風とり

風とり 馬刺身丼

ぶどう峠の道 (県道 124 号線) の途中で食事をしようと思っていたのだが飲食店が 1 軒も無かった……。 県道 124 号線を走り終える頃には 13 時を過ぎてしまっていた。 「最初に目に入った店で食べよう」などと相談していてその通り目に入ったのが「風とり」だった。

丼ものに力を入れている店のようだが定食や麺類なども置いてあるようだった。 私は写真の馬刺身丼、妻は風とり定食を注文した。 どうせ馬刺しなどちょっとしか乗ってないんだろうな……などと思っていたらご飯が見えないくらいいっぱい盛られていた。 これが 1,100 円ならまずまず悪くないのではないか。

多分こちらに来ることはほぼ無いとは思うが、次回も機会があったら来たいと思える店だった。

昼食を終えたらいつも通りメルヘン街道からの麦草峠を目指した。 やはりこの辺りは真夏でも涼しくて走っていて気持ちがいい。

乙女滝

乙女滝

メルヘン街道を走り終え、観光予定だった乙女滝に来た。 正直そんなに期待していなかったのだが、いい意味で期待を裏切られた。 「乙女」という命名が似合わないのではないか、と思えるほどダイナミックに水が上から降り注いてくる感じで、近くによると水しぶきがどんどん飛んでくる。 駐車スペースが少ないのが残念だったが、バイクならばそんなに苦もなく停めることができた。 歩く距離も短いので楽だ。

この滝を見終わったら宿泊予定のペンションに向かったのだが、いきなり夕立が降り始めびしょ濡れになってしまった。 白樺湖の北の「ペンション村」の中にあったのだが、ペンション村の入口からも結構遠く、視界の悪い中苦しい走りを強いられた。 真夏と言っても蓼科あたりで雨が降っている中走ると寒い。

なんとかペンションにたどり着き貸切風呂に入って暖を取った。 夕食、朝食ともなかなか良さそうな食事で満足だった。

2 日目の出発時、残念ながら雨が止むことはなく、ビーナスラインはお預けとなってしまった。 埼玉からここまで来て……と思ったのだがこればかりはどうしようもない。 長野を抜ければ雨が止むことを祈って、そのまま真っ直ぐ帰路に着いた。

首都圏ツーリングプランが 2 日間有効なので、今日は軽めに行くつもりだった……のだが、行きの東北道がひどく渋滞していたので北関東道を通って関越道に避難した関係で沼田まで行ってしまった。 沼田 IC は物凄く渋滞していた。 日光や尾瀬、赤城山などに向かう行楽客なのだろう。

私は「奥利根湯けむり街道」でも走ろうかと思い川場村を流していたら「富士山」なる表示を見つけた。 あの富士山……なわけはないなと思っていたら「ふじやま」と呼ぶようだった。 何か観光に来た外国人のようだ。 折角なのでその「富士山」に登ってみた。 東側から林道でアプローチ。 林道と言ってもしっかり舗装されている道であり何の問題もなかった。

21 世紀の森という物凄く広い広場に出た。 1 人の女性が犬の散歩をしていたのみでひどく閑散としていた……。 女性が熊鈴を常に慣らしていたのが気になった。 よく見るとあちこちに「クマ注意」の看板が……。

展望台で小休止した後に出発した。

首都圏ツーリングプランが始まったので早速使用してツーリングに行ってみた。 最初から高速に乗る。 いつもは節約のため行きは高速を控えているのだが、かなりありがたい。 そのまま碓氷軽井沢 IC まで行ってしまった。 降りる時に料金が 2,650 円と表示されたのだが、首都圏ツーリングプランのホームページをよく見てみると「適用されていても IC 通過時には通常料金が表示される」と書いてあった。 しかし適用されているのかいないのかよく分からないのが不安ではある。 この辺り何とかして欲しかった。

今日も猛暑でとても暑かったのだが、群馬県道 54 号あたりに入ってくると「暑くない」くらいにはなった。 外気温は 28℃ ほどで、下界の 33℃ などに比べると大分違う。

そのまま中之条町の方に抜けたので、折角なので四万川ダムの方に行ってみた。 「四万」は「しまん」ではなく「しま」と読むらしい。 なので「四万川」は「しまがわ」だし「四万湖」は「しまこ」である。 日本語は難しい。

四万川ダムがある奥四万湖をぐるり一周。 途中に「しゃくなげの滝」があったので寄ってみた。 この滝は誰も見ている人がいなかったので自分の独占状態だった。 とはいってもがっかりな感じの滝ではなく普通に綺麗な感じだった。 もしかしたら穴場かもしれないが、紅葉シーズンはとても綺麗になるのが予想できるのでその時は賑わうのだろう。

帰り道に榛名山があったのでついでに寄ってみた。 榛名山自体は何度も行ったことがあるのだが、榛名山神社は初めて行ってみた。 榛名山神社は境内まで結構歩く感じで割と疲れる印象を受けた。 とはいっても流石に立派な神社だった。

今日は猛暑の予報が出ていたので迷ったのだがツーリングに出掛けた。 とくに行き先も決めずに北に向かって走り続ける。

適当に走っていったら佐野の方に出たので、群馬県道 66 号からの 337 号線に入ることにした。 群馬県道 66 号は初めて走ったが、険道といっていいほどひどい道だった。 ここは車では来る気にはなれない……。

県道 337 号線は川沿いに走る道で結構車の通りが多かったのが意外だった。 川で遊ぶ親子連れを多数見かけた。 こういうのは危なくはないのだろうか。 ちょっと気になったが、そのまま終点に向かって走り続けた。 終点に着いたら林道と車両通行止めの登山道があるのみだった。 暑すぎるので林道を攻める気にもならず、そのまま退散した。

帰り際に桐生川ダムの表示が見えたので寄ってみた。 このダムは平日でないとダムカードがもらえないし、食堂のような施設もないし自動販売機さえなかった。 やはり天気が暑すぎるので長居するのは憚られた。 ちょっと眺めてそのままその場を後にした。

帰りは高速を使ってしまったが、あまりの暑さにすっかり参ってしまった。 これが 9 月まで続くと思うと先が思いやられる。

今日も秩父方面にツーリングに出掛けた。

土坂峠

前回こちらの方面にツーリングに来た際は林道を通ってしまい埼玉県道 71 号線は途中でパスしてしまったのだが、今回は土坂峠を全部通ってみた。 通った感想としては、大して景観も路面状況もよくない道で、正直これなら林道を通ったほうがいいのではないかという感じがした。 ということで、次回はこの道は通らないだろう。

県道 331 号線と下久保ダム

今回もダムを見に行こうと神流湖の方に BOLT を走らせた。 国道 462 号で東に進めばいいのだが、それではつまらない、と途中で県道 331 号の方に行ってみた。 この県道 331 号は紛れもない険道で、1 車両分の幅員かつあちこちに枝や石が落ちている状態で、林道と言った方が良さそうな道だった。 まぁバイクなのでそんなに苦もなく進んでいけた。

下久保ダムはダムの上を車両で走行できるところがちょっと変わっていた。 バイクで走行し写真撮影など楽しんだ。 渡った先に展望スペースのようなところがあり多数のバイクが停まっていた。 同様に停めて景観を眺めて満足しその場を後にした。

福寿庵

以前国道 299 号横断ツーリングをした時に「不二洞」が目に入っていたがスルーしてしまったので、今回その「宿題」をやるために国道 299 号の方に戻ってきた。 ちょうど昼時ということでまた蕎麦を食べることにした。 今日は道の駅上野の向かい側にある蕎麦屋「福寿庵」にした。

駐車場、お店ともにとても大きく、この辺りの交通量から察するに入れないことはないだろう。 私が入った時はお客さんが少なかったが、蕎麦を待っているうちに結構入ってきてそれなりに埋まった感じだった。

つけとろ蕎麦大盛りをチョイス。 やはり無骨な田舎そばと言った感じで、物凄く美味いわけでもないのだが食べていて安心する感じだった。

不二洞

Google ナビに道を任せていたら「上野スカイブリッジ」の反対側に出てしまった。 ここから不二洞に行くにはスカイブリッジを往復しなければならない。

スカイブリッジは谷に歩行用の長い橋を架けているもので、高所恐怖症の私には少々つらいものだった……。 が、橋自体はとてもしっかりしており揺れることなど無かったので、何とかそんなには恐怖を感じずに渡りきることが出来た。

荷物になるからとバイクのサイドバッグに飲み物を置いてきてしまったのだが、不二洞までの道のりと内部の坂や階段などがとてもキツく、喉が乾いてしまい後悔する羽目となった。 外は結構暑かったのだが洞窟の中はとても涼しい。 だが、身体をかなり動かしていたので寒いとは全く感じず、むしろそれでも暑いくらいだった。 これが春秋に来れば結構寒いのだろうな、とは思った。

若干失敗気味

帰り道になるととても暑く、本格的に夏が到来したことを実感させられた。 そして今日の行程は展望の良い道がダム周辺しか含まれておらず若干選択を誤った感があった。

首都圏ツーリングプランというものが 7/14 から始まるらしい。 これ幸いと利用するつもりでいるのだが、よく見ると以下の点で「ちょっと残念なプラン」になっていると思う:

  • 首都高が含まれていないので例えば埼玉在住の私だと千葉方面と神奈川方面のプランが使いにくい
  • 東北道が宇都宮 IC までしか行けない。東北道最長区間だと浦和 IC から宇都宮 IC までで通常片道 2,370 円なのでお得はお得だがどこか残念だし途中に住んでいる人は更に損

長野方面も碓氷軽井沢 IC までというのが微妙でもう少し頑張って欲しかった……。 これを使うなら碓氷軽井沢 IC (東北道は宇都宮 IC) までで降りて後は下道といった感じになるだろうか。

ただ、若干微妙とはいえ折角の二輪向けプランなので 7/14 以降なるべく活用する感じでいく予定だ。 夏は暑くて下道など走っていられないので、心理的負担少なく高速に乗れるのはやはり有り難い。

BOLT 20,000 km

今日は午前中は天気予報通り雨だったが、午後は曇りになったので 20,000 km 達成のために出掛けた。 写真を撮るためにあえて下道で東京方面にしばらく流したところで 20,000 km 達成できた。 BOLT 納車から 15 カ月弱といったところで、購入当初よりは当然ペースは落ちているが、それでも定期的に乗っているので距離は順調に伸びている。

達成後はそのまま首都高に乗り周回を楽しんだ。 この時期の日曜の首都高は割と空いており、周回していても渋滞に捕まることはほとんど無かった。 今日寄った PA は駒形 PA と芝浦 PA だった。 芝浦 PA では意味もなく自販機のおにぎりを買って一人で食べていた。 こういうのがとても楽しい。 途中で少しだけ雨に降られてしまったがそれ程の影響は無くて良かった。

本当は南池袋 PA に寄りたかったのだが C2 から行く場合反時計回りで行かなければならないのを知らずに時計回りで行ってしまい 5 号線に入れず失敗してしまった。 首都高の PA は何となく行くと入れないからなかなか辛い。

帰りに YSP に寄ってオイル交換をお願いした。 これで夏の終わりまで戦えそうだ。

群馬県道 257 号は失敗

日光方面にツーリングに出掛けた。 一応目標としては、中禅寺湖には何度も行ったにもかかわらず行ったことがなかった「半月山展望台」に行くことである。

最初群馬県道 62 号を北上し 257 号で「東毛酪農根利牧場」まで進み、そのまま林道を通って日光に至る予定だった。 群馬県道 257 号はハッキリ言って何にもなく、道もかなり険しくバイクじゃないと苦しそうなところだった。

終点まで行き「東毛酪農根利牧場」には到達できた。 とはいえいわゆる観光用に開放されている牧場ではなく、人がいる気配もなく牛が適当に柵の中に放牧されているだけだった。 ソフトクリームはおろかジュースも何も売っていなかった……。

そのまま林道を進もうと直進したら「崩落のため通行止め」の表示が見えた。 秩父での通行止めに加えてまた今回もか……と落胆した。 仕方なく来た道を引き返し、県道 62 号に戻った。

吹割の滝

吹割の滝

定番でいまいち面白くないかと思ったが、日本ロマンチック街道からの金精峠を通り日光入りすることにした。 北上していくと「東洋のナイアガラ」の表示が見えた。

ここは大学生時代にも行ったことがある「吹割の滝」だ。 落ちてくる様を見上げて楽しむ普通の滝とは違い、ここは低い位置で割れた岩肌の間から滑り降りてくる水流を鑑賞して楽しむタイプの滝だ。 確かに珍しい。

シーズンではないのか、人はそんなに多くなかった。 周りに無料駐車場がいっぱいあるのも有り難い観光地だ。 土産物屋や茶屋など軒を連ねておりいかにも観光地といった雰囲気だった。

しばらく眺め、土産物屋で少し物色した後に缶コーヒーを飲みながら小休止。 いよいよ金精峠方面に出発した。

金精峠と半月山展望台

半月山展望台

金精峠は BOLT でも通ったことがあるので特に驚きということはなかった。 標高が高いのでこの時期でも少し肌寒い。 今日は革ジャンで行ったのでそんなにこたえなかったが、メッシュジャケットで行ったら寒くて耐えられなかっただろう。

金精峠を抜けると戦場ヶ原が見えてきた。 いつ見てもこの辺りは大盛況である。 とはいっても、私はここは何度も来たことがあるので素通りした。

中禅寺湖まで来たらさすがに車通りが一気に増した。 とはいっても半月山展望台がある県道 250 号の方に曲がったら車通りは少なくなった。 麓の方に車が大量に停めてあった。 道にまではみ出しており通り抜けるのに多少気を使った。 この車は徒歩で展望台まで上がるためにここに駐車してあったのだろうか。

そのまま県道 250 号を登っていったが、頂上付近までいくとかなり見晴らしが良い。 むしろ絶景過ぎて高所恐怖症の私では少し震えるくらいであった。

頂上の駐車場に停めて写真撮影。 人も結構いて、本格的なカメラで写真撮影をしている人もいた。 遠くの山々が綺麗に見渡せる状態で素晴らしい眺めだった。

更にここから徒歩で上に登っていけるようだが (写真内に人影が写っているのがそれだが)、私は遠慮しておいた。

中禅寺湖展望台

中禅寺湖展望台

中禅寺湖展望台は半月山展望台への道のりの途中にある展望台で、中禅寺湖を綺麗に見渡すことができる。 やはりここも車がたくさん停まっていた。 天気がいいので眺めるのには最適である。

とはいえちょうど虫が多い時期なのか、バイクを見ると結構虫が衝突した跡が見える。 ヘルメットのシールドにも虫の残骸がへばりついている状態だ。 展望台から眺めていても虫が耳元をブンブン飛び続けて結構鬱陶しい。 携帯の虫除けスプレーでも持っていれば違うのだろうか。

以上でツーリングは終了し帰路についた。 中禅寺湖も何度も行ったことがあるので特に湖に立ち寄って何かはしなかった。

もうすぐ私の BOLT も総走行距離 20,000 km となりそうだ。 次のツーリングで達成するだろう。

冬のライディング用に購入した GSM13655 GWS ウォームライドパンツが思いの外良かったので今回夏用のライディングパンツも購入。

GSM13655 GWS ウォームライドパンツは届いた時点で股下の長さが丁度良く、特に裾上げしに行くことなしに使用することができたのだが、この GSM 13603 は普通に股下が長めに取ってあるので裾上げを頼みに行く必要がある。 足が特別長い人はこの方がいいのかもしれないが、標準体型の自分にとっては面倒なだけである。

履いて試しに何回かツーリングで使用してみた。 最初、メッシュジャケットのように風をスースー通すのをイメージしていたがそんなことはなかった。 気持ち風を通すかな、くらいのバランスに抑えられている。 まぁ下半身に関しては上半身ほどに体感温度の変化で快適度が変わらないので、この程度で抑えられていたほうが春秋のライディングでも使いやすいしいいのかもしれない。

風を少し通すので仕方ないが防水性能はない。 この点でも冬用のライディングパンツよりは必要性は劣る。 ひどいときはカッパを着用するとは言っても、やはり急な雨の時に防水がついていると安心だからだ。

ゴールドウインのライディングパンツ全般に言えそうだが、パンツ自体が結構タイトな作りなので太っている人は厳しい。 また、ポケットが付いてはいるがタイト目なので物を入れたままで着座するとかなり窮屈なことになる。 スマホや財布などを入れるのにレッグバッグなどの収納を補助するアイテムで補強したいところだ。

埼玉県道 361 号

秩父にツーリングに出かけた。 東側から秩父入りする場合に県道 11 号 (定峰峠) を使うか 361 号を使うかというところだが、今日は Google Map の案内通りに 361 号にした。 ちなみに道の駅おがわまちでは、車にロードバイクを積んできて道の駅に駐車してそこから出かけているロード乗りを何人か見かけた。 大体が定峰峠の方に行くのだろうと思われた。

361 号は牧場までのアプローチは程よいワインディングと眺めが良いので気に入っている。 いつもはそのまま西に抜けてしまうのだが、今日は折角なのでそのまま 361 号を北に回り込む形で走ってみた。

……結果、あまり面白い道ではなかった。 路面状態が多少良い林道みたいな道で、行けども行けども景色が林ばかりで単調な感じだった。 車通りが少ないのはいいが、次は走らないだろう。

浦山ダム

浦山ダム

そのまま浦山ダムの方に進んでいった。 最初県道 73 号でなく西側の名前のない道から登っていったのだが、ダムに到着したちょっと先の道は土砂災害らしく通行止めになっていた。 駐車場があったのでとりあえずそこにバイクを停め、ダムの見学を開始した。

このダムはエレベーターでダム内部にも入れるし、ちょっとした展示館もついていてなかなか楽しめそうではあった。 ダムカードは管理棟のところから取得できるという記述が見受けられたので 1 枚取った。

ダムの内部には展示はそう多くなく滞在時間としてはそう期待できそうな内容ではなかったが、展示館の方はダムの説明や映像資料、写真展などもあり無料にしてはなかなかの内容だった。

せっかくなので食事をしていこうかと思ったが、朝食にカレーを食べてきてしまったので定番のダムカレーにするのは憚られた。 ダムラーメンというのがあるようなのでそれにしてみた。 500 円という安さで、ダム要素は何かと思っていたがどうやらダムの柱に見立てた 4 本のカニカマのようだった。 軽く頂いて小休止した後で出発した。

埼玉県道 73 号

埼玉県道 73 号で改めてダムの東側から登ってきた。 Google Map の表示上からは林道で飯能方面に抜けられそうなので、それを期待して 73 号の終点まで行ってみたが、どうもこちらも災害で通行止めになっているようだったので諦めて引き返した。 73 号は途中で分断されている道路なのだが、東側からのアプローチは別の日に達成済みなので、これで 73 号を走破したことになる。

美湾荘の朝食

朝食を食べて出発

美湾荘を予約したプランがビジネス向けの安いものだったので夕食は海鮮丼のような簡易的なものだったのだが、朝食は共通のようで写真の通りしっかりしたものが出てきた。 よく調べていなかったのでバイキングだと思っていた。 嬉しい誤算だった。

その後チェックアウトを済ませ、館内のお土産コーナーで家族と会社向けのお土産を購入し宿を後にした。 従業員の方がとても丁寧で、建物の古さや大浴場が地味なところ以外はいい宿だった。 が、やはり予算の問題で 1 人の時はビジネスホテルのようなところでお茶を濁すのが一番と感じた。

特に観光などせずに帰宅

そのまま全力で自宅まで帰ったのだが、行きと同じルートなのはつまらないので飛騨 (岐阜) 経由のルートにした。 疲労を蓄積させないようなるべく道の駅で休憩を取るようにしたが、家についた頃には 1 日で 480 km ほど走ってしまっていた。 途中から高速を使ったにせよこれは自分の体力だと走りすぎである。 3 日間の走行距離は 1,155 km となった。

個人的に、遠いところに旅行に行く理由は「既視感のない場所に行き新鮮さを味わう」ためだと思っているが、それだけならまだまだ首都圏近郊にも行ったことがないところがあるので流石に石川県まで遠征に行くほどでもないかな、と感じた。 後、まだまだ山岳地帯の冷え込みを甘く見ていたところがあり、防寒対策など皆無で出かけたのでレインウェアとレイングローブがとても役に立った。 1 年を通して一番使用したグローブはメッシュグローブでもウインターグローブでもなくこのレイングローブであった。 意図せず BOLT のエンジンに触れて少し破れてきてしまったので、もう少しいいものに買い替えたいところだ。

千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ

いつも通り朝は早く起床しそのままホテルの食事を頂いた。 朝食を食べたらすぐに出発した。

まず千里浜なぎさドライブウェイまで国道 8 号で西に進んでいたが、この辺りは渋滞しないだろうと思っていたのだが富山市あたりで結構渋滞にはまってしまった。 地方都市ならば東京近郊のように渋滞にはまらないだろう、という打算があったのは否定できない。 2 時間かけて何とか千里浜なぎさドライブウェイに到着。 結構疲れてしまった。

千里浜なぎさドライブウェイは世界的にも珍しい「砂浜の上を一般車両が走れる公道」とのこと。 試しに走ってみたが、なるほど確かに普通に走れるのだが、停車しようとしてサイドスタンドを出して車体を傾けるとスタンドが砂の中に結構めり込む。 特殊な砂というわけではなさそうだった。 そのまま倒れてしまうのではないかと若干ドキドキしたが、何とか微妙な位置で固定することができたので写真に撮ってみた。

全長は 8 km 程度なので割とすぐに走りきってしまった。 今日は平日なので車通りが少なかったが、土日だと多くの車で賑わうのだろう。

巌門

巌門

千里浜なぎさドライブウェイを走破した後は普通に能登半島を時計回りに 1 周することにした。 とはいっても全て海岸沿いに行くのは地形的にも時間的にも厳しそうなので、気持ち海岸沿いを走っていく形で行くことにした。

暫く走っていると巌門 (がんもん) の表示が見えたので寄ってみた。 写真の通り洞窟の中を波が通ってくるのが見える。 少し緑がかった海と岩とのコントラストが非常に美しい。 他にちょっとした展望台や橋などもあった。 遊覧船も出ているようだが今日は休航のようだった……。

苑内ではあちらこちらでサザエのつぼ焼きが販売されていた。 2 匹 500 円か 600 円。 とはいっても今日の夕食が旅館で海鮮系なのが頭に入っていたので遠慮しておいた。

引き続き国道 249 号をベースに 1 周を続けた。 始めのうちは普通の国道のようで微妙だったのだが、輪島市あたりになってくるとシーサイドビューを臨みつつ緩いワインディングを走る感じで楽しい道となった。

そういえばこのあたりで「世界一長いベンチ」もあった。 道の駅に併設された施設だったのでついでに見たのだが、確かに世界一長いのだが見たところ普通のベンチで誰も座っておらず、そこまで印象には残らなかった。

千枚田

千枚田

この海の近くに段々畑のように田園が配置されている図。 「世界農業遺産」らしい。

ちなみに私はテレビなどで見ていたので千枚田は知っていたのだが、なるほど石川県にあったのか、と思った。 ここも道の駅と併設されており、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていた。 千枚田にちなんで米自体が販売されていたり、米のお菓子も売られていた。

千枚田を見終わったら北の終点である珠洲市に向かって走っていった。 珠洲市は能登半島の北端にあるということでさぞかし田舎なのだろうな、と想像していたのだが意外と市街地は普通だった……。 そのまま宿泊予定の旅館に向かって南下を始めた。 宿泊予定の「美湾荘」は能登島の近くにある。

能登半島の東側は時間がなかったので観光の場所は回っていないのだが、どうも西側に観光の要所が集中しているのか東側は能登島を除いてめぼしいところがあまり無いようで、西側から回ってきたのは正解ではないかと思った。

美湾荘

美湾荘 美湾荘の海鮮丼

2 日目はビジネスホテルではなく普通の旅館にした。 部屋を見たところ普通の感じ。 8 畳という構成は 1 人だと広すぎるくらいだ……。

到着したら抹茶と茶菓子を振る舞われた。 中居さんもとても親切だ。 ……これ家族で来ている時はこのように愛想がいい方がいいのだが、一人で来ている時は若干対応が面倒くさい。 ビジネスホテルの素っ気ない感じのほうがいいかもしれない。

夕食付きで海鮮丼固定だったのでそれをビールと共に頂いた。 写真の通り海の幸がご飯が見えないくらいに盛られている。 なかなか美味しかったのだが、ご飯がちょっと団子になっていたのが気になった。

1 日目は全力で魚津市まで向かう

白馬村からのまだ雪が残る北アルプス

本日から 2 泊 3 日のツーリングに出かけた。 目的は能登半島 1 周なのだが実際に 1 周するのは 2 日目であり 1 日目と 3 日目は専ら楽しみつつ移動するフェーズである。

今回軽井沢あたりを走るにあたり Google ナビに任せたら浅間サンライン (浅間山麓広域農道) を走るルートとなったが、これがなかなか良い道だった。 広域農道らしくのどかな畑が一面に見え、その背後には山々が見えるといった形で眺めがとても良い。 浅間サンラインに入るまでは天気が若干よろしくなく、霧がひどくて雨も少し降ってくるといった感じで閉口したのだが、その後カラッと晴れて暖かくなってきたので良かった。

そのまま国道 143 号線のルートで西に抜け、糸魚川市に向けて北上していくと白馬村に着いた。 このあたりの眺めもとても良く、写真の通り北アルプス (飛騨山脈) が一望できた。 まだ山頂あたりは雪でかなり白くなっていたのに驚かされた。

糸魚川市に着いたら国道 8 号で西に進み始めたわけだが、この国道 8 号線は Google Map で見た感じだと海に沿っており景観がいいのではないか、と想像していたのだが実際走ってみると海などほとんど見えず、地方によくある一般国道と行った感じであまり楽しい道ではなかった。 とはいえ新潟方面から行くにはこの道しかない。 3 日目に埼玉に帰る時は別のルートを選択しようと思った。

ベストイン魚津

ベストイン魚津

予約していたビジネスホテルであるベストイン魚津に到着した。 1 日目の総走行距離は 362.2 km だった。 以前 1 日で 450 km 近く走った時は疲労困憊でどうしようもないといった感じだったのだが、今日程度であればそこまで疲れてもいない感じだった。 やはり自分の体力的にこの辺りが 1 日に快適に走れる限界の距離なのだろう。

朝食込み 4,200 円 (税込)。 まずまず悪くないようにみえる。 部屋は見た通り普通よりちょっと広めの部屋といった感じ。 設備はそれなりに綺麗。 ちゃんと禁煙室も選択できた。

ただ夕食は無しなので近くのコンビニに晩酌の為のビールと一緒に買い出しに出かけた。 近くにファミマとローソンがあったのでまずファミマに入ってビールと惣菜をチェック。 悪くはないのだがローソンも見てみようと思ってローソンに行ったらヤッホーブルーイングの「僕ビール、君ビール。」と常陸野ネストラガーが置いてあったので迷わずこちらにした。 ローソンはヤッホーブルーイング社のクラフトビールを取り扱っているのがありがたい。 他にもよなよなエールや水曜日のネコ、インドの青鬼など置いてあった。

僕ビール、君ビール。と常陸野ネストラガー

僕ビール、君ビール。と常陸野ネストラガー

朝食がホテルで出るので夕食はそんなに豪華に食べなくていいだろう、というわけでとろろ蕎麦のみとした。 日課の社説タイピングを実施し、お風呂に入ってから晩酌する予定である。

僕ビール、君ビール。であるが、今まで「前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY」を飲んできた人なら間違いないといったようなテイストの味がした。 ただ、好みなんて聞いてないぜ SORRY は黒糖だとか柚子、鰹節などの「隠し味」を入れていたのだが、これは純粋に大麦麦芽、小麦麦芽、ホップのみで勝負といった感じでホップ感がより高くなっているような印象を受けた。 柑橘系フレーバーでパイナップルやキウイのような味がするところは同じである。

常陸野ネストラガーを後から飲んだので印象が薄くなってしまった……。 こちらもラガーといってもキリンラガーのようなあっさりした感じでなく強いボディを持った味がする。 ただ、こちらは値段がちょっと高い。 この値段だったら普通にヤッホーブルーイング社のビールを買ってしまうかもしれない。 同じシリーズに常陸野エキストラハイがあるが、これは別格でとても強い味がしてインパクトが大きいので地味にお勧めではある。

1 年ぶりの 2 泊 3 日

ゴールデンウィークはカレンダー通り出社した代わりに、来週頭は有給休暇を取得することができた。 その為 2 泊 3 日でツーリングに行ってこようと思う。

どこに行くか、ということで計画を立てていた。 最初は酷道 157 号線 (温見峠) を軸とした計画にするつもりだったのだが Twitter で情報を検索したところ丁度今温見峠は通行止めになっているらしい……。 ということで予定変更、私の人生でまだ行ったことがない能登半島 1 周の旅に出ることにした。

なるべく高速代節約

旅費を節約するためなるべく高速道路は利用しない方向とする。 1 泊目は魚津市に泊まることとしたが、全工程を高速にすると 5,000 円以上かかってしまう。 これは宿代より高い。 とはいっても埼玉のつまらない道路を全て下道で流すのは辛い……。 程々な所まで高速で行き、その後は下道で山間部を流すルートが良さそうだ。 渋川伊香保 IC あたりが程よいポイントだろうか。

2 日目は能登半島を時計回りに 1 周することにする。 ちょうど能登半島左側に「千里浜なぎさドライブウェイ」があるのだが、ここは世界でも珍しい「砂浜の上を一般車両で通行することが許可されている道路」らしい。 まずここを楽しみ、そのまま海沿いを北上し一周する。 1 周終わる直前あたりに「能登島」があるので、このあたりの宿にまた 1 泊する。 時間があったら能登島も周り、無かったら次の日に周れば良い。

3 日目が一番長丁場なのだが、頑張って埼玉の自宅まで帰る。 なるべく高速は使わないが、あまりに疲労困憊した場合は仕方なく利用することとする。 1 日目と同じく、埼玉のイマイチ盛り上がらない道路は積極的に高速でパスしても良いものとする。

総工程 1,100 km

3 日で 1,100 km の工程であるが、自分の体力だと程よい感じだろうか。 世の中には弾丸ツーリングということで 1,100 km を 1 日で走ってしまうような猛者もいるらしいが、私にはそんな体力はない……。 3 日目あまりに疲れた場合は無理に高速で帰らずに適当なビジホに入ってしまうのも手だと思うくらいである。

何にせよ、自分の体力と資金と時間を把握し、無理のない範囲内でツーリングを楽しみたいところだ。

首都高で一日遊ぶことにした

今日は絶好のツーリング日和だったのだが、今日あたりは高速が U ターンラッシュの車で渋滞すると読んで地方には出かけないことにした。 そこで、前々からやってみたかった首都高を味わい尽くすツーリングに出掛けた。 首都高は一応距離料金ではあるが環状線内であればどれだけ走っても料金が加算されないのでぐるぐる廻るには最適である。

一応目標として普段全く行くことが出来ていないパーキングエリアになるべく立ち寄る方針とした。

南池袋 PA

まず C2 から 5 号線に入った。 悪名高い南池袋 PA に行くためである。

何が悪名高いかというと PA を利用した後の合流で一旦一時停止しなければならず、その後の合流の道も異常に短い点である。 とはいえ、今日私が行った限りでは車通りはそこまででもなかった上 BOLT は加速だけは結構優れているバイクなので難なく合流することが出来た。

合流が短いという点で PA 自体も相当小さくてショボいのだろうと想像していたが、屋内スペースがあり 3 つのテーブルに対し各 4 個の椅子が配置されており、ファミマの惣菜や温かい軽食を食べられる自動販売機 (ホットドッグやたこ焼きなど) があったため意外と悪くないように思えた。

というわけでそこでリアルゴールドを飲みながら MJ モバイルを 1 局遊んだ。 この南池袋 PA は永福 PA のような無機質の中の暖かさがあり好きになった。 機会があればまた来たいところだ。

辰巳第二 PA

その後 C1 まで出たのでそのまま C1 を 1 周してみた。 正直標識が複雑で初見だと厳しいだろうが、私は C1 は 1 周したことはないが首都高は何度となく来ているので何とか 1 周できた。

そのまま 6 号線を使用して C2 に出た。 この道はスカイツリーが眼前に見えてとても良い。 ここで駒形 PA に寄るつもりだったが上り線に配置されている PA だったのでこの方向だと寄ることができなかった。

そして C2 に入り外回りで走行、9 号線の表示が見えたのでそちらに向かった。 9 号線には辰巳第一 PA と辰巳第二 PA がある。 私は第二の方に寄ってみた。 この施設は自動販売機とトイレが有るのみで他には何にもない感じだった。 なのでトイレを利用し、少し休憩した後すぐに出発した。

結局「辰巳第一 PA」がどこだか分からなかった。 ……ということで家に帰ってきて調べてやっと分かったのだが、辰巳第一 PA の方に行くには横浜方面から湾岸線で上がってきて 9 号線に入らなければならないようだ。 とはいっても結局辰巳第二 PA と同じような雰囲気であろうことは容易に想像できるので、特に行きたいとは思わないが。

2 号線で間違えて出てしまった

9 号線を登っていき C1 に出たのだが 11 号線の芝浦 PA に目標を定めて、まず 2 号線で C2 まで出てから 11 号線に入る事にした。 ……が、その通り 2 号線を入っていくと C2 のところで左に曲がることができない……。 そうだ、忘れていた。 首都高は通行できそうでできない方向があるポイントが幾つかあって注意しなければならなかった。

というわけで 2 号線の終点まで行って一旦首都高を降りてしまった。 仕方がないので 1 号線から入り直すことにした。 成田空港まで下道で行った。

平和島 PA

そのまま 1 号線を上がっていき平和島 PA に着いた。 ここは結構広めで首都高の PA というよりは地方の小さめの PA のような大きさだった。 土産物屋なども充実している所が地方 PA のような雰囲気にますます近づいている。

ここで食事を頂いた。 居心地は良いところだったのだが、今日は首都高の無機質な感じのなかで食事をしたかったのでちょっと不満ではあった。 そのまま 1 号線を進んでいき C1 に戻ったので 5 号線まで行って C2 まで走行した。 南池袋 PA と逆方向である。

駒形 PA

このまま帰ってしまうことも出来るが、イマイチ物足りないのでまた 6 号線に入ることにした。 今度は上りなので駒形 PA に寄ることができた。 ここは辰巳第二 PA と同じく自動販売機とトイレくらいしか無かった。 ちょっと休憩して満足しまた出発した。

芝浦 PA

最後の心残りだった芝浦 PA に行くことにした。 芝浦 PA は 11 号線に上り方向で行かなければならないので、狙っていかないとずっと行かなかっただろう。 しかも C1 に通じる区間はタンデムが禁止されているので一人できた時のみ入ることが出来る。 お台場に来るような用事の時は大体タンデムだと思われるので益々来ない PA だ。

ここは南池袋 PA と同じく屋内スペースがあり自動販売機が充実している PA だったがスペースの広さが全然違う感じでとても広々としていた。 たこ焼きでも食べてみようと思って自動販売機に近づいたが、軒並み「売り切れ」表示であった……。 仕方がないので、近くの自動販売機でカロリーメイトを購入して齧って終了とした。

11 号線はレインボーブリッジから見える景観が素晴らしい。 台場に来る時は C2 ばかり使用していたのだが、一人の時はこちらのルートも良いものだと思った。

そのまま C1 に出て 6 号線で今度こそ埼玉に帰宅した。 一日首都高を走って、今まで苦手意識があった C1 周りの道に少し馴染むことができた。

台場の水の科学館へタンデムでショートツーリングに出かけた。 ゴールデンウィーク初日だったが、首都高に限っては混雑していなかった。 道路交通情報を参照すると、流石に東北道や関越道などは激しい渋滞のようだった……。

水の科学館に子どもを連れて行った。 1F に子供向けの水遊びスペースがあってそこで暫く楽しんだ。 その後 3F のシアタールームへ行って 10 分の上映番組を観た。 「水の気持ちになって水が家庭に届くまでの過程を見てみよう」という話だったが、一切ナレーションが無かったので子どもにはイマイチ理解が進まなかったようだ。

その後館内をひと通り見たが、実験やらゲームやら、割と子どもを楽しませるための仕組みが備わっていた。 これで入館料無料はなかなか素晴らしい。 ただ、土産物屋が無かったのがちょっと残念のようだった。

午後からゲリラ豪雨が降りそうな予報があったので、アクアシティで昼食を食べて早めに帰還した。

合角ダム

合角ダム

朝早く起きることが出来たので、いつも通り秩父方面にツーリングに出掛けた。 今日は埼玉県道 71 号を使用して群馬方面に出るつもりだったのだが、途中で「合角ダム」の表示が見えたので県道 282 号の方に寄り道した。

「合角」は「かっかく」と読む。 このダムの底に沈んでしまった集落の名前らしい……。

「吉田元気村」の表示が見えたのでトイレを借りるために立ち寄った。 土産物屋や銭湯まで付いているようだったので道の駅的な施設なのかと思ったがどうやらキャンプ場らしい。 トイレを借りて土産物屋をちょっと眺めた後、合角ダムの方にバイクを進めて写真撮影した。 見事に誰もいないので自由に撮影できた。

最近暑かったので今日も春秋装備で来たのだが、今日は結構寒かったので合羽を上から羽織って対処した。 今日は冬装備でも良かったかもしれない。 失敗した。

折角なので県道 282 号の終点まで行ってみようと思って進んでいったが、そこに林道二子山線の表示が出た。 見た感じそんなに酷な林道ではなさそうなので、そのまま入っていった。 途中大きな落石があったり、イノシシや鹿が横切ったりしたのはスリリングだったが思った通り BOLT で走る分にはそこまで大変ではなかった。 林道の中にも普通に集落があったりした。

そのまま林道を進んでいき、国道 462 号まで出てしまったので「道の駅 万葉の里」で小休止した。 食事処があったがちょっと時間が早いので、何気なく Google Map を見ていて見つけた「ちぃじがき蕎麦」というのが気になったので、そこを目標に進んでいくことにした。

塩沢ダム

塩沢ダム

群馬県道 46 号を進んでいったのだが、最初の方は割と緩やかなワインディングで車でも問題なさそうな道であった。 「塩沢ダム」の表示を見つけたので、先程休憩したばかりだがそれ程疲れが抜けていなかったのもあったので立ち寄ってみた。

最初写真左手に見える小屋のあたりの駐車場に停めてダムの上から眺めていたのだが、向かい側にダム側を見渡せる休憩所が見えたのでバイクに乗って回り込んでそちらに停めて休憩した。 写真はその位置から撮ったものである。 休憩所の辺りからはダムの水面に結構近づくことが出来たが、「水遊び、釣りなど禁止」の表示があちこちに出ていた。 当然だろう。

ここも全く人が居なかったので暫く休憩所の椅子に腰掛けて休憩した。

群馬県道 46 号に戻って走り始めたのだが、だんだん道幅が狭く、道もブラインドコーナーなどが増えてきていわゆる悪路になってきた。 ここはバイクだから良いが、乗用車だとそれなりのテクニックがないと走行が難しいだろう。 対向車は殆ど来なかったが、来た場合の離合が大変なことは容易に想像できた。

ちぃじがきの館 那須庵

ちぃじがき蕎麦の館 那須庵 ざる蕎麦大盛

そんなこんなで「ちぃじがき蕎麦の里」に着いた。 「ちぃじがき」という言葉が面白かったが、「小さな石の石垣」という意味で、石垣で作られた段々畑で蕎麦の実が栽培されていることに由来するらしい。 この辺りを「那須」というらしいが、栃木県の有名な観光地である那須市と何か関係があるのかは分からなかった。 丁度端午の節句の時期だったので、谷に鯉のぼりが横断する形で吊るされていた。

ただ、「蕎麦の里」という割に蕎麦屋はこの那須庵しか見当たらなかった。 とりあえず那須庵に入店し、入り口で食券を購入。 メニューがざる蕎麦と天ぷらぐらいしかないシンプルなものだったが、私はざる蕎麦大盛りとした。 普通盛りと大盛りで 100 円しか違わないのでお得感を感じたからだ。

那須庵の中はこんな秘境にあるにも関わらずお客さんで結構賑わっており、開いている席は殆どなかった。

程なくして写真の蕎麦が出された。 無骨な田舎そばといった感じで、何とも懐かしい手打ち蕎麦の味わいであった。 私は洗練されたツルツルと食べやすい蕎麦よりこういうボディがしっかりした蕎麦のほうが好きだ。 大盛りは結構多かったが、美味しかったので無理なく全部平らげた。 場所が場所なので次来るとしても 5 年後とかになると思うが、また来たくなるお店ではあった。

いつも通り早起きして行動

花の湯 朝食バイキング

4 時半に起床したので、そのままもう一度大浴場に浸かりに行った。 花の湯の場合露天風呂とサウナは深夜と朝は入ることができないので大分寂しくなってしまっている。 ここはスーパー銭湯も兼ねており深夜と朝は外部の客が来ないからだろうが、せめて朝くらいはやっていて欲しかった。

お風呂のあと少し部屋でゆっくりしたら 6 時になったので食堂に行き朝食バイキングを頂いた。 流石に安い宿泊料に含まれているだけあってビジネスホテル並に品数は少なめだが、個人的には必要十分な内容。 じゃがいもとベーコンの煮物が美味しかった。 写真の料理を平らげた後、あと 2 回少量でおかわりをし、満足して部屋に帰り、旅支度を始めた。

今回は高速道路を一切使わないという節約ツーリングであるし、疲れを余り残したくなかったので「道の駅どうし」を目指す形で富士山の南側を東に抜けるルートとした。

そのままチェックアウト時に夕食と売店での買い物の精算を行いホテルを出た。 書き忘れていたが、ここはリストバンド型のロッカーキーにバーコードが付いておりそれをかざすことでレストランの食事と売店を利用して後でフロントで精算するシステムだ。 財布を持ち歩かなくていいのでなかなか便利である。

静岡県道 180 号線

静岡県道 180 号線駐車場

静岡県道 180 号線 (富士山スカイライン) は実は東から西に抜けたことはあるのだが、今回は逆に富士山に向かんて走る方向となった。 常に正面に大きく見える富士山を眺めながら走り続けることになるのでとても景色がいい。 また、車通りも少なく BOLT でも快適に流せる適度なワインディングで走りやすい。

ただ、今日はまだ 4 月中旬なので寒かった。気温計は 8℃ を指していた。 冬用装備など持ってきていなかったので、グリップヒーターを最強にして何とか乗り切った。

写真は静岡県道 180 号線途中のかなり大きめな休憩所。 まだ朝早かったせいか見ての通り殆ど車はいなかった。

その後県道 152 号、県道 23 号と富士山スカイラインを継続したが、やはりこのあたりは快適である。 米軍キャンプや自衛隊駐屯地があるので一見異様な雰囲気なのも見ている分には楽しい。

そのまま北側に抜けて山中湖に行った。 山中湖はいかにも開発された観光地といった感じなのが、やはり昨日の精進湖とは大きく違っていた。 家族連れで来るならばこちらだろうが、やはりソロツーリングして見ると精進湖の方が想像力が高まりそうな感じに見えた。

というわけで軽く眺めて山中湖を後にし、道志みちを走ることにした。

道の駅どうし

道志みちを走るのは 2 度目だが、以前は時期が悪くてあまりにも混みすぎていたのでスルーしていた。 今回は入ってみたが、とにかくバイクが多かった。 そういえば道中もマスツーリングしている集団ばかり見かけた。 今日は天気が良かったので尚更なのだろう。

自分自身がバイク乗りなのにバイクだらけの状況を嫌うのかと思われそうだが、バイク乗りが集団になるとどうしても「威圧感」が出て来る。 特に男のライダーはそうである。 そしてそういう集団がマナーがいいかと言われればそんなこともない事もままあり、駐車場で盛大に吹かしたりしていて耳をふさぎたくなる。

バイクが大量に停まっている場所を避け、施設から一番遠くの駐車場に止めて小休止した。 施設内にも入ったが、溜まっているライダー達は殆どが駐車場から動かずに休憩しているようで、停まっている台数に比べて施設内は結構空いていた。 これも自分には奇異に映った。

恐らく次来ることは無いと思いつつ、道の駅を後にした。

そのまま Google ナビに道案内を任せ、当初の予定通り自宅まで全て下道で帰りきった。 今日はとにかく暑かったが、まだ雪の残る富士山スカイラインあたりは寒かったので寒暖の差が凄かった。 20℃ くらい違っただろう。

奥多摩側から甲府入りをする

今日と明日は天気がいいとの予報が出ていたので 1 泊 2 日のツーリングに出掛けた。 終点は既に富士宮市の「花の湯」に決めていたのでそこまでどのようにして行くかというところだが、今回は奥多摩方面から全て下道で行くことにした。 ただ、出たのがちょっと遅かったのか渋滞に捕まり、奥多摩にたどり着くまでに 2 時間以上を要しそこそこ疲れてしまった……。

奥多摩からは普通に大菩薩ラインに繋がる国道 411 号線を進んでいった。

まだ雪の残る大菩薩ライン

大菩薩ライン

今日は良い天気だったせいか、本当に多くのバイクやロードバイクが走っていた。 道の駅たばやまが途中にあっていつもは寄っていたのだが、一目見ると今日は多くのマスツーリング集団がいた為、これでは落ち着かないと判断しそのままスルーした。 普通にワインディングを楽しんでいたのだが、標高が上がってくるにつれて道の横を見るとまだ溶け残った雪が見えた。 下はそこそこ暖かい陽気だったのだがさすがにちょっと肌寒い。 これが山梨入りするまで続いたので、持ってきた防寒インナーを中に仕込み、グローブを少し寒さに強いものに切り替えた。

甲府入りした後に予定通り山中湖を目指そうかと思っていたが、何となくいつもと同じではつまらないと思い今日は「精進湖」にした。 精進湖に行くまでの道はとにかく「何とかライン」が多く、フルーツライン、笛吹ライン、xxx ライン (失念) などであった。 こうも「何とかライン」が多いと有り難みが薄れてしまうし、「何とかライン」と名付けられている割に普通の住宅街の区間もあったりしたのには閉口した。

ただ、確かに甲府あたりの道は埼玉などとは一線を画す良いものだった。 フルーツラインから見えた山々に囲まれた家々を俯瞰できる景色は素晴らしかった。

また、笛吹ラインあたりを走っている時にに比較的背の低い木にピンク色の花が一面に咲いているのを見て「何の花だろう」と思っていたのだが、調べてみると桃の花だった。 笛吹桃源郷というらしい。 本当にこのピンク色の花が至る所で見えて美しかった。

精進湖

精進湖

精進湖は「しょうじんこ」でなく「しょうじこ」らしい。 日本語は難しい。

精進湖に着いたのだが、そろそろお腹も空いてきたということで近くのレストランに入った。 ここの食事は正直イマイチだった。 明らかに観光地価格で内容に対して高すぎる。 途中にあったコンビニでおにぎりを買って齧ったほうが良かったかもしれない。 失敗した。

気を取り直して精進湖を眺めに行ったのだが、もっといいポイントがあるのでないか、という事で湖の周りを周遊し、車が近くまで入っているポイントを見て同じように入っていってみた。 いわゆるダートだが BOLT でも気をつけて入っていけば大丈夫な感じだ。

「精進湖」なんて全然知らなかったし河口湖や山中湖に比べると人が少ないが、そこがいいところなのだろう。 写真のように湖近くまでバイクで迫り、湖を眺めながら黄昏れるのが楽しい。 とはいえ、今日はちょっと風が冷たくてずっといるのは厳しかったので、少し休憩してまた出発した。

富嶽温泉 花の湯

花の湯 富士駿河丼と伊豆の国ビールスタウト

このホテルは実は去年来ているのでどういう所かは知っていたので安心だった。 売店で晩酌用のビールやつまみも買えるし、中にレストランがある他近くにスシローやらココスやらもあるので食事には困らない。 スーパー銭湯併設型のホテルなので大浴場の機能も申し分ない。 早速大浴場で露天風呂とサウナ、塩風呂を堪能した。 サウナは子どもを連れているとなかなか長居できないので、こういう時はチャンスなのである。

食事は最初外に出て食べるつもりだったが、レストランの品目を見てみると意外と安いのでここで食べることにした。 写真は富士駿河丼と伊豆の国ビール (スタウト)。 丼は 980 円だし瓶ビールは下の売店で売っている値段と変わらないしでなかなかの内容。 なかなか生しらすが美味しかった。 他にも美味しそうなメニューがいっぱいあったので迷ってしまうところだ。 スタウトに関しては思った通りの味だが個人的にピルスナーより美味しい気がする。

売店で追加のビールを買ったのだが「伊豆の国ビール クライム」という新製品が出ていたので買ってみた。 スコティッシュエール (ペールエール) らしい。 これで伊豆の国ビールはヴァイツェン以外制覇した。 ヴァイツェンは来年のチャレンジという事になるだろうか。

そろそろ山もちょっとは楽しめるだろうということで 1 泊 2 日のツーリング計画を練っていた。 とはいってもまだビーナスラインもクリスタルラインも冬季閉鎖中なので、普通に山中湖でマッタリする感じで行こうかと思う。

今年行ってみたいと思っているのは尾瀬だが、そちらは日本有数の豪雪地帯の為夏頃まで待たないと冬季閉鎖が解除されない。 7 月でも雪が残っているというのはびっくりだ。

朝から雨だったが

先週旅行に行ったのでずっとバイクに乗れておらず、今日は何としても乗りたかったのだが、生憎天気予報通り朝から雨が降っていた。 だが、これも天気予報通りではあるが昼頃には止んだ。 天気は相変わらず悪かったがこれ幸いとツーリングに出かけた。

昼から出かけたので遠いところへは行けない。 なので自分の定番ショートツーリングコースである佐野・鹿沼方面に出かけた。 この辺りは出流山で蕎麦を食べてもよし、無名の県道でノスタルジーに浸るもよし、温泉に浸かるもよしでなかなか侮れない。 東北道でアクセスがいいのもポイントだ。

今日はこの地方で一度行ってみたかった古峯神社に行ってみることにした。

県道 14 号からの古峯神社

古峯神社

道は完全に Google Map ナビに任せて走ったところ県道 14 号で東から行く道となった。 この県道 14 号は古峰ヶ原街道 というらしい。 古峯神社はなのに古峰ヶ原はというのが何とも「日本語は難しい」と感じさせてくれる。 言うまでもないが峰と峯は異体字の関係で同じ意味である。

県道 14 号は山々と広大な畑の風景が広がる田舎道といった感じでなかなか楽しい道だった。 天気が良ければもっと楽しかっただろう。

ほどなくして古峯神社に到着した。 古峯神社まで歩いていく道に幾つか土産物屋があったのだが特に寄らずに真っ直ぐ神社を目指した。 最初秩父の三峯神社のように大きい神社なのかと思っていたが、実際はそこまで大きくもなかった。 とは言っても小さくもないので、「普通よりちょっと大きいくらい」を想像すれば大体合っているかと思われる。

この神社のポイントは写真の社の中に自由に入ることができ、休憩室で休んだりトイレを借りたり、展示物を眺めたりと「一般客に開かれている」ことだろう。 私はトイレを借りて休憩室で無料のお茶を頂いた。 トイレは神社とは思えないほど近代的でしっかりした作りだったし、休憩室には飲み物の自動販売機の他に何とカップラーメンの自動販売機もあったのが驚いた。 カップラーメンの自販機自体は道の駅で見るので驚きでもないのだが、神社のイメージからかけ離れているのでギャップを感じた。

神社によくあるお守りやら破魔矢やら売っているコーナーも社の中にあったが、「撮影禁止」とは書かれていないがやはり撮影は憚られたので撮っていない。

一通り眺め満足した後、外に出て「古峯園」の表示を見つけた。 古峯神社の広大な庭園で抹茶が頂けるらしいが、天気が悪く霧で周りが見えない状態なので気が進まないところであった。 まぁ次の機会に、という事でそのまま古峯神社を後にした。

県道 58 号線

そのまま県道 58 号線を西に抜けて県道 15 号で帰ろうとしたが、県道 58 号線が霧が酷く前がほとんど見えない状態で苦労した。 こんな状態なので車がほとんど通らなかったのが救いだが、万一を考えて 30 km/h 以下の速度で細心の注意を払って走行した。 標高が上がってくると路肩には溶け残っている雪が結構あった。 雪があるということで当然寒かったが、今日は念のため冬用の防寒コートを仕込んでいたので十分耐えられる感じだった。

そのまま予定通り県道 15 号で栃木方面に抜けて帰宅した。 やはり天気が悪いとツーリングの気分も下がり気味になるので、無理に出発しないほうが良さそうだ。 とはいえ、今日のように長くお預けを食っている場合はどうしても出かけたくなってしまうこともあるのも確かだった。

一年点検受け取り

仕事帰りに YSP に立ち寄り BOLT を受け取った。 代車は無いのだが、ヘルメットを預けておいて仕事帰りに受け取れるならこれから代車なしでもいいかな……と思った。

総走行距離は 16,059 km で交換内容は以下の通り:

  • エンジンオイル
  • オイルエレメント
  • スパークプラグ
  • タイヤ前後

スパークプラグがもう少し持つのかと思いきや少し摩耗していたらしい。 安い部品なので割と頻繁に交換してもいいだろう。

メッツラー ME888 MARATHON ULTRA

乗って帰ってきたのだが、タイヤ交換したばかりのせいか信号待ちで安定せずおっと、となった。 まぁそのうち馴染んできて以前のタイヤと同様に使えるものと見ている。

かなり持つタイヤらしいので、これからのツーリングでどの程度持つか楽しみである。

総走行距離 16,000 km 強

早いもので BOLT を購入してからもうすぐ 1 年になる。 というわけで春のツーリングに向けて一足先に YSP に一年点検をお願いした。

流石に 16,000 km も走ると純正タイヤの溝がかなり無くなってきたので、今回前後ともタイヤ交換をお願いした。 銘柄はメッツラー ME 888 マラソンウルトラ。 銘柄選定に関しては猫熊親方様の Blog を参考にさせて頂いた。 ライフがかなり長く持つ良いタイヤとのことで私もこれにしたというわけだ。

来週土日は家族旅行に行く予定なので、私の本格的なツーリング開始は再来週からとなる。 楽しみなところだ。

BOLT の 1 年点検を予約した。 現在総走行距離 16,000 km 強。 流石に冬は控えていたので 20,000 km 行くような事は無かった。

そろそろタイヤとブレーキパッドあたりが気になるところ。 バルブも切れる前に前もって変えておいた方がいいだろうか……。

雪の心配はもうなくなったか

そろそろそこそこ暖かくなってきたので大丈夫だろう……と、秩父にツーリングに出掛けた。 Google マップナビが無かった時は普通に国道など使用して行ったので渋滞にはまったりして良くなかったのだが、Google Map ナビを使用するようになってから特に埼玉の西に行くのは大分楽になった。 埼玉に住んでいる人は分かると思うが、埼玉は東京や北関東に出たりするのは交通の便がいいのだが東と西の連絡が良くないので、西側にどうやっていくのかはいつも悩むからだ。

Google マップナビに任せ走り続けたら道の駅小川町に着いた。 「暖かくなった」とはいえ朝の冷え込みはまだまだ健在で、この時点で体がすっかり冷え切ってしまった。 かといって時間が早すぎるせいか施設が開いていない。 暖かいコーンスープを購入し手を温め、小休止してからまた出発した。

埼玉県道 361 号線

埼玉県道 361 号線は山から見下ろす風景がとても良く気持ちのいいワインディングが続く素晴らしい道だ。 ここには秩父高原牧場もありソフトクリームなど売っているのだが、4 月にならないと売店がやっていないようだった……。 牧場の駐車場に止め牛や羊をちょっと眺めその場を後にした。

定峰峠を通る埼玉県道 11 号線もあるが、こちらの風景もとても良く甲乙つけがたい。

県道 284 号線と秩父華厳の滝

秩父華厳の滝

「華厳の滝」というとどうしても日光のあの素晴らしい……が人もかなり多い滝を思い浮かべてしまうが、秩父にも華厳の滝があった。

まず県道 284 号線を東から登る。 幅員が狭く乗用車では走行が躊躇われる道。 ただ車の行き来もそれ相応に少ない。 秩父華厳の滝、満願の湯くらいしか観光スポットがないからか。 ただ、バイクで来る分には程よいワインディングと見通しのいい道で走りやすい。

秩父華厳の滝に着き駐車場にバイクを停めた。 やはりそんなには人がいない。華厳の滝の方に歩いて行くが滝を見ている人は自分の他に男性 1 人だけ。 滝は写真の通りでやはり大きな滝では無いのだが、滝の真下、滝壺の近くにまで歩いていけるのはなかなか面白い。

看板に書いてある「全国 10 位」とか「マイナスイオンをいっぱい吸い込んでください」には苦笑した。 これが全国 10 位とは何の 10 位なのか興味があったが、結局何のことやら分からなかった。 ……どうもネットで調べてみると「滝の美しさランキング」らしい。 大きさとか迫力でなく美しさというわけだ。 それならまだあり得るが、正直どうでもいいことには変わりない。

暫く眺め満足し、引き続き県道 284 号線を西に抜けることにした。

天空のおやき

天空のおやき

ちょっと小腹がすいたなということで、たまたま見えた「天空のおやき」に行ってみることにした。 県道 284 号線自体車通りが少ないのだが、その更に横道にあるということで言ってみれば「秘境」の店だ。 駐車場らしきものも用意されてはいるが、正直ここに停めるのか?という感じだった。 まぁ私はバイクなので割と雑然と停めておけるので適当に駐車した。

お店自体も普通の民家らしきところに中に入っていく感じで何とも入りづらい雰囲気ではあったが、そこで佇んていると年配の男性が「どうぞ、中へ」といざなってくれた。 入ってみると先客はいなく、黄色いテーブルが 2 つ。 1 人用の座席がないようなので適当に小さい方のテーブルの椅子に座った。

写真の通りお茶と沢庵を出してもらった。 おやきを 2 個注文。 おやきは 1 個 150 円なので 2 個 300 円。 写真のお茶と沢庵はサービス。 こんなのでやっていけるのだろうか……と思ったのだが恐らく趣味で片手間にやっている程度なのだろうと思った。

味はそこまで美味しいという程のことでも無かったが、山奥の独特の雰囲気なので行ってみるのも面白いのではないかと思った。

埼玉県道 363 号線

次は近くにあった県道 363 号線に行ってみた。 ここは小川と並走していく感じのいかにも秩父といった感じの道だった。 悪くはない。

終点まで行ったら林道の表示が見えたが、まだ 3 月では自信がないので止めておいた。

道の駅 両神温泉薬師の湯

せっかくなので温泉に入りたいということで、たまたま見えた「道の駅 両神温泉薬師の湯」に行ってみた。 ただお風呂は内湯一つだけで露天風呂やサウナなどのような施設はないので派手な感じではない。 道の駅自体には車がいっぱい停まっているがお風呂の方はほどよい人数といった感じで自分的には可もなく不可もなくといった感じ。

野菜の直売所なども行ってみたが、他の道の駅などと比べると品揃えが少なめであった。 めぼしいものが特に無かったのでそのまま道の駅を後にした。

それなりに堪能したので、そのまま高速に乗って帰宅した。 走行距離は 250 km 弱だろうか。 この位に抑えると疲労感も程よい感じで自分には丁度いい。

今日走った感じでは、秩父に関してはもう雪の心配はほぼ無さそうだ。 ツーリングが楽しい時期が到来といった感じである。

今日は茨城県立自然博物館に親子でツーリングに出掛けた。 子供を乗せていると寝落ちしないか不安であるが、今はタンデムツーリングベルトなるものが出ているのでこれを使用してみた。 子供のツーリングベルトを身に着け、子供のヘルメットを装着、タンデムシートに乗せて自分が座ってツーリングベルトを装着して……と段階を踏まなければならず結構面倒くさいが命綱なのでちゃんと着用する。 やはり昨日走って感じたのと同様、朝はちょっと冷えるがまぁそこまで寒くなく走れる様子だった。

茨城県立自然博物館は恐竜の骨の展示が多く、子供も満足して貰えたようだ。 映像の展示があちらこちらにあったが、割と真面目に全部見ていたようなので付き合った。 結果、全部見終わるのに 2 時間半ほど要した。 まぁここは元々展示が多いので時間はかかる。

写真も何枚か撮影したのだが全部子供が写っているのでここには掲載しない。

昼食は茨城県立自然博物館内のレストランで頂いた。 子供はお子様カレーで私はカキフライ定食を注文。 お昼時に行ったので結構混んでいるかと思ったがそうでもなかった。 食事の内容は可もなく不可もなくといったところ。

おみやげとして 24 時間水に入れておくと孵化する卵の玩具と 3D に見えるメモ帳を購入。 正直疲れたが、子供も寝落ちせず安定した走りができ、なかなか満足な内容だった。

そば処 さとや

ツーリングに行ったのは日曜日なのだが書くことが多かったので書けず仕舞いだったので今日書く。

天気が良かったのでふと古河の道の駅に行ってみようと思ってツーリングに出掛けた。 古河は普通に国道 4 号を北上して目指した。

この道の駅は「まくらがの里こが」という名前である。 いわゆる地元野菜の市場やら土産物やらがたくさん売っていた。 一般的な道の駅よりも広めだし人も多い。 余りに人が多いので、館内をちょっと見て退散しバイクの横に腰掛けて珈琲を飲んで小休止。 ここで終わるのもつまらないという事で、折角だからと出流山に行くことにした。

雪が積もっていたらマズイなと思っていたが、全く積もってはいなかった。 この程度の山ならば大したことはないのだろう。 その代わり、向かっている途中に見えた山々はまだ頂上からちょっと下のあたりまで白くなっていた。 やはり本格的に山のツーリングを楽しむにはあと 1 ヶ月近く待たなければならない。

お腹が空いたという事で出流山名物の蕎麦を食べることにした。 学生時代よく行った出流山の名店「いづるや」は今日行っても人がいっぱいで入れない状態だった。 ということで今回は適当に素通りしてたまたま見えた「さとや」に行ってみた。

寒晒しそばを大盛りで頂いた。750 円のところに +300 円で大盛。 ちょっと高いな……と思っていたらなんと大盛りは倍量 (2 合) のようだった。 それなら納得だ。

いづるやと比べるとどうなのか、と思っていたがこれが結構美味しかった。 何より人がそこまで多くないのが良い。 今度からここに来ようと思った。

蕎麦を食べ終わったら、県道 199 号の広域農道を適当に流して帰った。 まだ雪が怖いので本格的には入っていけないので仕方ないところだ。

最近気になる……とは言っても BOLT は 10 万キロ乗る気満々なので乗り換え検討ではない。

VMAX

2017 年 8 月で生産終了らしい。 とんでもない加速をするバイクというイメージが強いが、驚くべきは値段で税抜 220 万もする。 税込みだと 237.6 万。 BOLT を 2 台買ってもお釣りが来る……ハーレーだっていいのが買えてしまう値段で、まさしく乗る人を選ぶバイク。 クルーザーなのだが車体が太いせいか足つきは悪いらしい。

まぁ自分としては 100 % 買わないバイクなのだが、違った意味で気になるバイクといえる。

ジクサー

バイクでいうところのスズキにはあまりいい印象を持っておらず、私が国産バイクメーカーの中で唯一乗ったことがないのがスズキであるが、このバイクは正直 VMAX と逆の意味で驚かされた。 税抜 30 万を切っている 150 cc バイク。 150 cc といえども 125 cc 以上なので高速も乗れてしまう。

似たようなバイクにホンダのグロムがあるが、こちらはかなり安っぽく悪い意味で玩具っぽい感じがする。 が、このジクサーは全然安っぽさを感じない。 もし学生時代にこのバイクが売っていたら普通に購入対象にしたいくらいである。

VULCAN S ABS Special Edition

BOLT と比較対象にしたバイクにカワサキのバルカン S があるが、 2016 年モデルは黒しかなく地味な感じであまり魅力的に見えなかった。 だが今年はなかなか渋い赤を使ってきてかっこいい。 ただ、バルカン S は Ninja のエンジンをそのまま積んでいるらしく鼓動感という意味では BOLT より劣るらしい。 どちらかというとスポーツバイクのようにスムーズに吹け上がるエンジン (V 型でなく並列 2 気筒) が特徴か。

今年の BOLT は

さて、今年の BOLT がまだ発表されていないのだが、北米版のあの色で来るのだろうか。 タンク容量が地味に上がっているのがちょっと悔しい。 とはいえちょっと見てみたいものだ。

バイク日和だがそれでもやはり冬

今日は妻とタンデムで広域農道にツーリングに出掛けた。 広域農道自体は私は何回も行っているのだが、妻を連れて行くのは初めてである。

一人で行っている時は店に立ち寄ったりしないのだが、今日は途中にリサイクルショップが見えたので立ち寄ってみた。 リサイクルショップのスーツケースはとても安い。 何と 1,000 円台でもそこそこ使えそうなものが置いてある。 とはいえ今日はバイクで来てしまったので購入はできず。 家の近くにもリサイクルショップはあるので、そういう所でも探してみようという話になった。

広域農道自体はいつもの通りの眺めの良さで車通りも少なくとても快適だった。 ツーリング先でも広域農道や旧道の表示が見えたらワクワクして入ってしまうのがバイク乗りという属性である。 ただ、今日は 2 月にしては暖かいとはいえ、やはり顔や上半身に当たる風は冷たくて快適とは言い難い部分もあったのは仕方がない所だった。

たくみ家 加須店

たくみ家 加須店 塩ねぎらーめん

広域農道の終点が鴻巣あたりなのだが、そのまま適当に東に走ったら加須に入ってしまった。 ちょうどお昼どき。 「今日は適当な店が見たら入るわ。ただ入る前にちゃんと聞くので」と宣言したのだが、結局妻の「あそこがいいんじゃない?ほら、そこにラーメン屋が」に従うことにした。

たくみ家加須店。 何か客がそんなに入っていない気がしたので何となく食べログで探したが評価が 3.0 近辺。 行くかどうか共に思案し、そのまま行くことにした。 たくみ家はここ加須や茨城県の各所で展開する地元に根ざしたラーメンチェーン店のようだ。

私はさっぱり目が良かったので塩ねぎらーめん、妻は味噌たくみラーメンをチョイス。 「たくみラーメン」は煮玉子が入っていたりチャーシューが増えていたりと「全部ちょっとずつ増えラーメン」のようだった。

食べてみて正直感心した。 こんな田舎にある (失礼) のに東京の下手なラーメン屋より遥かに美味しい。 ……正直、東京の飲食店は「お洒落で美味しい」という勝手なイメージが先行していたのだが、全然そんな事はなく、地方に行ってもとてもキュートでお洒落なこぢんまりとしたカフェだってあるし、グルメバーガーも美味しいし、このようにラーメンも悪くない。

少なくとも、もし職場の近くにあったらそれなりに通いたい感じの「いかにもな家系」のラーメンだった。 ちなみに、客の入りが少ないかな?というのは気のせいだったようで、入って暫く食事していた時もそれなりにお客さんが入ってきており、学生のグループなども来ていた。 「お子様ラーメン無料」や LINE 登録での大盛り無料などもあり、割とお得感もあった。

ラーメン店巡りをしている層には全く物足りないのかもしれないが、そこまでラーメンが好きでもなく行列に並ぶのが大嫌いな私にしては悪くない選択だった。

1 ヶ月振りの海岸沿い

今日はまだそこまで寒くなさそうだったのでツーリングに出掛けた。 とは言ってもこの時期なので市街地か海岸沿いを回るくらいしか無いので、まだ行ったことがない三浦半島に行くことにした。

いつものように首都高速 C2 からの湾岸線で南下。 よく調べずに行ったので途中の分岐が分からずに勘で選択した場面もあったが、何とか「正解」した。 Google ナビは非常に便利なのだが高速のジャンクションの分岐をどちらに行くかを「400 m 先右方向にジャンクションです」などという読み上げをして紛らわしい。 これだと右手にジャンクションが見えるような説明だが実際はジャンクションに来たら右方向に進むの意味である。 あと何故か直前で言ってくれないなので聞き逃したらアウトである。

湾岸線で横浜に入ったあたりのベイブリッジから見える数々の工場の迫力はいつ見ても良いものだ。 孤独のグルメの焼肉回を思い出して仕方がない。

三笠公園

三笠公園 東郷元帥像と戦艦

三浦半島を時計回りで走ることにした。 まずは三笠公園に入った。 「三笠」はここに展示されている戦艦の名前から取っているようだ。 戦艦「三笠」は日露戦争での連合艦隊の旗艦らしい。 だから東郷平八郎の銅像もあるわけだ。

公式サイトを見て知ったのだが、あれはレプリカでなく大正 14 年 6 月に「記念艦」として保存されたものらしい。実際は戦後復元されているので当時のものそのままというわけではない。

ちなみに内部を観覧できるのだが 600 円かかるのと、少し時間がかかりそうなので今回はパスした。

公園をひと通り見てから次の目的地である観音崎公園に向かって出発した。

観音崎公園

観音崎公園

この公園は写真のように砂浜もあるしちゃんと波が押し寄せる。 恐らく夏のシーズンには多くの観光客が来るのだろう。 ここのメインは灯台だというのを事前に調べていたのでまずそこに向かった。 結構な急坂を登っていくので運動不足だと厳しいかもしれない。

灯台は大人 200 円で登ることができ、ちょっとした資料館の観覧も付いていた。 灯台はすぐ登り終わってしまう程度のものだが、登り終わった後の足場が狭く、私のように高所恐怖症だと厳しい感じがした。 更に今日は風が強かったので怖さが倍増していた。

資料館の方は黒船来航で開国したはいいが灯台が無いので夜の着艦が困難であった為列強から技師を……といったような事が展示されていた。 あまり真面目に見なかったのでよく覚えていない。

ちなみにここには自然博物館もあるようだが、灯台から歩くとかなり遠いようなので今回は断念し、海岸線沿いのツーリングを続けた。

三浦半島一周

後は基本的に国道沿いを 1 周したのだが、今はシーズンオフなのにも関わらずところどころ渋滞しており閉口した。 夏に来たらもっと酷いと思われるので正直快適にツーリングできるとは言い難いのではないか。 あと今日はバイクもそこそこ走っていたがロード乗りも多数走っていた。 渋滞もだが、やはり都心や横浜からのアクセスがいいのが関係しているのだろう。

コバルトブルーの海岸を左手に臨み延々と走る事になるので気分はいい。 あと三浦半島の最南端あたりから風景が変化するのは楽しい。 大きい風車も見えたが立ち寄らずに城ヶ島大橋の方に行き、橋を渡らずに北上を始めた。

最後の方は Google ナビに任せ国道を避けることにした。 丁度いい位置に「関口牧場」が見えたので目標にしたのだが、着いてみると観光客向けにしている訳ではなくかなり狭い感じだったのでスルーしてそのまま帰路についた。 後で調べると牛乳やソフトクリームは売っているらしい。 どちらにしても寒かったので微妙なところだが……。

今日で BOLT の総走行距離が 15,000 km を突破した。 2, 3 月も寒くて距離は伸びないと思うので 4 月の 1 年点検で 17,000 km 強といったところに収まるだろうか。

BOLT での台場は初

妻とどこかツーリングに行こうという事で台場にタンデムでショートツーリングに出掛けた。 首都高 C2 でゆっくり外回りして行く。 首都高の 2 人乗り禁止区間 (主に C1 と C1 に繋がる道路) がある為 C2 を通るしか無いのだが。

BOLT をどこに停めればいいのかちょっと迷ったが、フジテレビの横に大量に停めてあるスペースがあったのでそこにした。

アクアシティ

台場アクアシティ

台場のショッピングセンターと言えば幾つかあるが、一番アクセスがいいのがこのアクアシティお台場だ。 何度となく来たことがあるのだが、しばしここでウィンドウショッピングを楽しむ。 ここにハンバーガーショップがあったのを前から知っていたのだが、なかなか行く機会が無かったので今日行くことにした。

写真はアクアシティにあるウィンターイルミネーションショーのものである。 毎時丁度から 3 分間ちょっとした音楽が流れつつイルミネーションが光ってショーが行われる。 12:00 のものを見たが、確かに綺麗だが昼間見ても臨場感に乏しいので見るなら夜だろう。

アクアシティからデックス東京ビーチに移り 4F の台場一丁目商店街へ行った。 ここは昭和レトロのゲームセンターや駄菓子などの販売が行われている。 今やこういう「駄菓子屋」は各種ショッピングモール内で見かけるので今更感が強いが、子供向けに幾つか駄菓子を購入した。 よく見ると価格も高めで、観光地価格に設定されている感は否めない。

ロングボードカフェ ダブルチーズバーガー

ロングボードカフェ ダブルチーズバーガー

昼の時間になったのでアクアシティに戻りロングボードカフェに行った。 私はダブルチーズバーガー、妻はアボカドチーズバーガーをチョイス。 普通にクレジットカードを出したのだが「現金のみです」と断られた。 ネット上には使えるような情報もあった気がしたが、よくある「ランチは現金のみ」な店なのかは分からなかった。 ドリンクを 1 つだけ頼んだのだが、水は付けてくれなかった。 これもネット上の情報を見ると水は有料のようだ……。

来たバーガーの付け合せがポテトチップスだったが、出来たてといった感じでなく冷えていた。 ただ単に業務用のポテトチップスを盛って出しているだけなのだろうか。 あまりにジャンク過ぎるので、ポテトチップスにしてももう少し手作り感を出すとか、若しくは普通にフライドポテトにするとかして欲しかった。

バーガーを食べてみると、パティがブヨブヨで変な感じだ。 普通のハンバーグといった感じで、最初豚合い挽きなのかと思ったが、玉ねぎを繋ぎに使用しているようだ。 グルメバーガーのゴツゴツとした牛パティとはあまりにかけ離れたもので、正直に言うと美味しくなかった。 しかも、よく見るとダブルチーズバーガーなのにチーズが 1 枚だ……(普通は 2 枚、店によっては 3 枚)。 何か全然チーズ感が足りないと思っていたが、道理で物足りないと感じるわけだ。

こちらの店はどちらかというと眺めの良いテラス席で雰囲気を楽しむのがいいのではないかと思った。

Mate 9 の電池持ちは素晴らしい

今回初めて Mate 9 をツーリングのナビに使用したが、台場までナビで運転しても 15 % ぐらいしか減らなかった。 画面が大きいのにこれは素晴らしい電池持ちだと思う。

ただ、首都高を走っている時に時々ナビの画面が天地逆になった。 高速上だとナビはほぼ必要ない道だったので問題なかったがちょっと気になった。 たまたまかもしれないので、何度か運用してから改めて言及する。

そこそこ暖かい中の初乗り

今日は今年初めてバイクに乗った。 とはいっても近所の吉野家に昼食を食べに行って 2 りんかんでバイク用品を眺めただけだが。

そんなには寒くなかったが、やはりバイク用の防寒装備を身に着けていないと厳しいだろうと思われた。

Mate 9 でのナビ

私は BOLT へのスマホマウントに RAM マウント X グリップホルダー を使用しているが Mate 9 でも問題なく使用できた。 ただ Nexus 5X に比べるとやはり大きいし、丁度中間の位置をホールドしようとすると電源ボタンが邪魔なので気持ち下の方をホールドする感じにした。

位置的に微妙に見にくかったので中間パーツの位置を調整して見やすくなった。 近所を流してきた感じだと GPS 感度は全く問題ない。 ナビ音量が Nexus 5X に比べて大きくヘルメットしていてもしっかりと聞こえていい感じだ。

千葉方面にツーリングに出掛けた。 まずアクアラインを通って木更津へ。 今日は大晦日前だが首都高の混雑は無かった。

海ほたるに着いたのだが風が凄くて寒い。 自分はバイク用の防寒装備を身に着けているのでまだ耐えられるが多くのお客さんは寒いようで殆どが室内の施設に入っていた。 海ほたる 5F からの眺めはいつ見ても良い。 前回の千葉ツーリング撮影したので今回は写真は撮らなかった。

前回通らなかった国道 127 号で南下を始めたのだが、普通の市街地といった感じでなかなか海岸線が見えるスポットに行かずあまり気持ちのいい道ではなかった。 ようやく海岸線が見えたのだが一応海が見えるといった感じでそこまでいい景色でも無かった。 これも前回行った江ノ島あたりの海岸線が最高に良かったので比べてしまう嫌いもあった。

その後前回の千葉ツーリングで行ってとても良かったビンゴにまた行こうと思って道の駅三芳村まで行ったのだがビンゴは年末年始休暇で閉まっていた……。 ショックだった。 しかしハンバーガーが食べたいので近くを探したが、マンボウバーガーがあるのみでそこは江ノ島ツーリングの湘南バーガーと同じく魚介系のもののようで今回は普通の牛肉パティで食べたいという自分の欲求とマッチしなかった。 このまま南下してフラワーラインを目指す予定でいたが、何となく気分が削がれたので木更津方向へ引き返した。

木更津アウトレットへ行きクアアイナで厚切りチェダーアボカドバーガーにした。 木更津アウトレットは落ち着いたのかと思っていたが全然そんなことはなく人でごった返していた。 やはり東京や横浜からのアクセスがいいのが大きいのだろう。 人が多すぎて見て回るのが辛いので、食事だけして早々に退散した。

今回のツーリングで BOLT が 14,500 km に到達した。 やはり今日ぐらいの天気でも長時間乗ると寒くて疲れるし、雪や凍結防止剤のお陰で山に行けないのでツーリングのバリエーションが乏しくなって距離が伸びなくなっている。

行ったこと無かった江ノ島に行ってみた

江ノ島の町並み

私は埼玉県在住なので神奈川県には東京を経由して行かねばならず、なかなか観光に行けないでいた。 そして、実は今まで江ノ島に行ったことが無かったので、この機会に行ってみた。 早く起きることができたので行きは高速を使わずにゆっくり行ったが、やはり 5 時頃であっても東京の下道はそこそこ車が走っているし道が複雑で困る。

8 時頃には江ノ島に着いてしまった。 流石に早いので人は少なかった。 ただ、江ノ島の町並みは車両が通行できないようになっているので、駐車場 (駐輪場) に停めて結構歩かなくてはならない。 写真は入口あたりの町並みを撮影したものだ。 道幅がかなり狭いのだが、ずっとこの調子で所々ある神社、寺、食堂やその他観光スポットを眺めながら歩いて行く感じになっていた。

入口あたりに「湘南バーガー」を見つけたのだが早すぎてやっていなかった。 昼食はここにしようと決め、先に進んでいった。 土産物屋も軒並み閉まっていたが一部の饅頭屋などはやっていた。

このまま階段を登っていったわけだが、階段がキツイ人のためにエスカレーター「エスカー」が用意されていた。 これも早すぎるせいかやっていなかったが、やっていたとしても有料なので自分は利用しなかっただろう。

最後まで歩き切った

江ノ島からの富士山

歩いて行く途中に展望台などあったが、まだ早すぎてやっていなかったのでそのままスルーし先に進んでいった。 途中「龍恋の鐘」というカップルが鳴らして愛を誓い合う系統のモニュメントがあったが、何のためらいもなく一人で鳴らしてやった。 早すぎたせいか誰もいなかったしカップルともすれ違わなかった。 途中の土産物屋でこの「龍恋の鐘」の所に結びつける印のようなものが 1,000 円で販売されていたのだが、かなりの数が結び付けられていた。 商売繁盛のようで何よりだった。

そのままあるき続けて島の最奥部に到達した。 そこから富士山がよく見えたので写真撮影した。 ここは早い時間にも関わらず他にも多くの観光客がおり、中には本格的なカメラを設置して撮影している猛者もいた。 ここから見る眺めも格別だが、個人的には富士山を見ながら湘南の海岸線をバイクで走るのが一番気持ちよかった。

更に奥に進んでいくと「江ノ島岩屋」という洞窟が大人 500 円であったので折角なので見てみた。

江ノ島岩屋

江ノ島岩屋入口の石碑 江ノ島岩屋のイルミネーション

入ってみると最初に写真の通り石碑があり、第一と第二に分かれていた。 第一の方に行くと係員が「暗いですから」とロウソクを渡してくれた。 お礼を言ってそのまま進んでいき洞窟に入った。 ロウソクの残りがあまり無くて心許なかったが、洞窟はそんなに広くもなく 10 分足らずで見れる内容だったので全然足りた。 割と地味だったので写真撮影はしなかった。 ここも早すぎたせいか誰ともすれ違わなかった。 入り口まで戻り係員にロウソクを返却し、第二の洞窟の方に行った。

第二の方は写真の通り至る所にイルミネーションが散りばめられていたのでロウソクは不要だった。 ずっと進んでいくと龍のモニュメントがあり、「2 回拍手をして 2 回とも光ると願いはすぐ叶うでしょう、1 回光るとそのうち叶うでしょう」といったような事が書かれていたので何となく 2 回拍手してみたが 1 回光った。 誰もいなかったので何度かトライしてみたが 0 回か 1 回で、2 回とも光るというのは起きなかった。 この手のアトラクションにしては結構渋めに設定されているのだな、と感心した。

全て見終わったので洞窟を後にし、そのまま来た道を戻って行った。

展望台と江ノ島サムエル・コッキング苑

展望台 江ノ島サムエル・コッキング苑

戻って行く途中の展望台が始まっていたので行ってみた。 写真の通り展望台から階段を使って下っていくことが出来るのだが、本日はかなり風が強かったので閉鎖されていた。 また、展望台からの眺めは大変良く江ノ島や富士山など周辺の町並みが一望でき、写真も撮ったのだがガラス越しに展望台の光が写り込んでしまいあまり良くなかったのでここには載せない。

写真のチューリップはサムエル・コッキング苑のものである。 サムエル・コッキングというのは明治時代のイギリス人貿易商でこの辺りに別荘を持っていたことからこの名が付いたようだ。 花やイルミネーションなどが多く、夕方に来ればさぞかし綺麗なのだろうと思われた。 あと、今は冬なので微妙な咲き具合のチューリップしかなく微妙だったが、もっと時期を選べば綺麗な花が拝めるものと思われた。

湘南バーガー

湘南バーガー さつましらすバーガー

江ノ島の入り口まで戻ってきて先程の湘南バーガーが開店していた。 途中美味しそうな海鮮丼や焼きハマグリの店などもあり迷ったが、グルメバーガー食べ歩きと初志貫徹の意味で湘南バーガーにした。 ただ、この店はそこまで値段が高くなく、写真のさつましらすバーガーは単品 500 円、セット 800 円だった。 量としてもグルメバーガーとして見ると小さいのでどちらかというとモスバーガーに近い感じだった。

さつま揚げとシラス、茎わさびがいい味を出していた……のだが、やはり肉でないとボディが貧弱な感じを受けるのは否めず、Ra-Maru 下田バーガーと同じような「あくまで変化球だがたまにはいいかな」といった印象に終わった。 特にさつま揚げがライトな感じを受けてしまうので、カツが挟んである方にしたらちょっとは印象が違ったかもしれない。 ただ江ノ島の商店街には魅力的な食堂も多かったので多分次来たらそちらに行くと思われる。

食べ終わったら 11 時になった。 ちょっと早いが撤収することにして、そのまま高速に乗って埼玉に帰った。 半分高速で 200 km 程度しか走っていないが、たまにはこんなツーリングもいいものだと思った。

海でも見てのんびりしようと思った

みっちゃんの魚や食堂 ぜいたく丼

何となく海でも見ようと思ったので九十九里に向けてツーリングに出掛けた。 出発が遅かったので行きは高速を使用。

九十九里に着いたところで昼時になり、ちょうど目の前に海の駅九十九里があったので入ってみた。 ちなみに家族で来た時は浜茶屋網元でよく焼き蛤を食べていた。 何故浜茶屋網元なのかというと「クレジットカードが使えるから」という微妙な理由なわけだが……。

海の駅という名前だが要するに道の駅のような施設で、ちょっとしたイワシの博物館や海産物を含めた土産物屋、そしてフードコートが付いていた。 フードコートに行くと 3 つの店舗があり、どこも九十九里浜で採れた新鮮な海の幸を堪能できるようだった。 どの店がいいか歩いて思案していると、パット見豪華な舟盛りを提供している店があって目を引いた。 それがみっちゃんの魚や食堂という店だった。

豪華な舟盛りが 1,000 円だという。 安い……。 ただ私はあえて丼ものを食べようと思って写真の「ぜいたく丼」を選んだ。 これは更に安くて 800 円となっていた。 ただ、この店に来た人は多くの人が舟盛り定食を選択しているようだった。 自分も次に来た時はそれを選ぼうと思う。

ぜいたく丼自体も美味しかったが、付いている味噌汁が大根がいっぱい入ったあら汁で、よく魚の出汁が大根に染みていて美味しかった。

浜辺でひと休憩

九十九里浜

その後九十九里浜の方に走っていって駐車場に停まった。 二輪車 100 円と書いてあったがシーズンオフの為無料で停められるとの事なので遠慮なく停めさせてもらった。

早速折りたたみ椅子を持って浜辺に行き、波打ち際に陣取って暫く波を眺めながら休憩した。 今日は風が強いし寒いしで到底サーフィン向きとは思えなかったが、それでも海の中には何人かのサーファーが楽しんでいた。 こんな日にもサーフィンをやるものなのかと感心した。 ちなみにサーフィン関係と思わしき人以外の観光客はゼロだった。 つまり浜辺に座っているのは私一人だった。

30 分ほど経ってこのまま銚子の方に走るか思案したが、何となく帰るのが面倒くさくなりそうなので止めてそのまま帰ることにした。 高速代節約の為下道で帰ったが Google ナビを使用したお陰で渋滞に捕まることがそんなに無い状態で帰ることが出来た。 ナビ無しだと国道を通ってしまい千葉の市街地でうんざりするくらいの渋滞にはまってしまうのだが、今回ナビを使ったら我孫子あたりで国道でなく広域農道らしき道を延々と走る感じになり快適でちょっと感動した。

栃木県道 200 号

栃木県道 200 号横の農道

今日は何とかお休みだったのだが、度重なる残業による疲労で午前中はなかなか起きられないでいた。 午後になりやっとショートツーリングに行こうということで佐野方面に出かけた。 目標は県道 200 号。

行きも高速を使ったのだが、佐野 SA のスマート IC で降りて県道 141 号で北上した。 この県道 141 号もなかなか見通しの良い田舎道で走っていて快適だった。 途中の唐沢山でちょっとしたワインディングも楽しめるのがいい。 まぁ実際は遅いダンプが前にいたのでゆっくりクルージングするのみに留まったが……。

そのまま北上し目当ての県道 200 号へ。 「こちらの道からは出流山へは出られません」という看板があちらこちらに立っていたのが印象的だった。 出流山は蕎麦の名店「いづるや」や出流山満願寺などもある「ちょっとした観光スポット」だが、こちらの県道 200 号は何もないからだ。 行くのは自分のような物好きだけだ。

県道 200 号はまぁ特筆すべきところもないような県道だったのだが、途中農道があったので入ってみた。 田舎の農道を走るのは楽しいが、ここもスケール的には前回の栃木県道 199 号の方が大きかったのでちょっと微妙なところではあった。

そのまま県道 200 号の終点近くに差し掛かるといきなり道が狭くなってきて終点の様相を醸し出してきた。 終点まで行ったのだが何もなく、そこからは林道大荷場木浦沢線の起点となっていた。 路肩に雪が見えたのでかなり迷ったのだが、そのまま進んで県道 15 号の方に抜けることにした。

林道大荷場木浦沢線は超劣悪な状態だった

林道大荷場木浦沢線

林道は何度も走っているのだがこの林道は距離も結構あるのでハッキリ言って無謀だった。 しかも落ち葉が大量に道路に散乱しており、車体をバンクさせると容易にスリップする状態で足つきの悪いバイクだとすぐ立ちごけしていただろう。 足つきの良い BOLT はこういう時に助かるということで可能な限りの低速で両足を出してスリップしても立て直せる体勢でやり過ごした。

多分ここは春夏に来ると快適に楽しめるのだろう。 今の時期は落ち葉が積もっていない場所を探すほうが難しい状態でかなり神経を使った。 少しではあるが道路上にも雪が残っている場所がありゾッとしたのだが、車の轍の跡があったのでそれに沿って超低速で進み何とかやり過ごした。

落ち葉だけでなく落石も多く危なく、今まで通った中で一番危険な林道となっていた。 しかし、後述するが実際は通行止めだったので納得の道路状況だったと言えるかもしれない……。

絶景

林道大荷場木浦沢線の絶景

この林道を大分走った所でどうも最高地点なのか視界が開けてきたので写真撮影をした。 眼前には雲がかかった中一部だけ光がさしている下の少し雪がまばらに残っている状態の山々や木々が何とも言えない絶妙な雰囲気を醸し出していた。 紛れもなく「絶景」だった。 このスポットは県道 15 号から入ったほうが近いので、これが目当ての場合はそちらから来たほうがいいだろう。

このスポットから先は下っていく道になった。 日当たりが悪いのか雪も少し残っており走破に非常に難儀した。 低速でもスリップする状態で危ない。 しかしここまできて引き返すわけにもいかないので、細心の注意を払い 3 km/h ほどでゆっくり抜けた。

やっと県道 15 号の方に抜けられたのだが、県道 15 号の林道入口側には通行止めの表示がありバリケードが立っていた……。 それならそうと県道 200 号の方にもそういう表示をしてほしかった。 知らずに抜けてしまった。 これは何もない県道 200 号から来る奴などそうそういないのだからいいだろう、という事なのだろうか……。

県道 15 号に出たので折角なので古峯神社に行こうと思って進もうとしたが、林道よりは道路状態はいいものの路面は同様にウェットな感じだし辺りも暗くなってきたので戦意喪失しそのまま U ターンして帰路に着いた。 やはり木曜に雪が降ったのが効いたようだ。 今年の山はもう終わりにしようと思った。 後は街乗りやハンバーガー食べ歩き、海岸線ツーリングで楽しむことにする。

帰りも高速を使ったのだが SA にバイクを停めても 1 ヶ月前とは明らかにバイクの台数が少なく、自分の他に 1 台ほど停まっているだけとなっていた。 皆シーズンオフは乗らないという事なのだろうか。

有休取得のためラスト山

今日は有給休暇を取得していたので、かねてから行こうと思っていた赤城山へのツーリングに出掛けた。 例によって高速代節約の為に行きは下道でゆっくり行った。 しかし平日だから休日出掛けるよりは空いているだろう、という皮算用があったのも事実で、実際は国道 122 号を北上していく時に何度も渋滞に捕まってしまった……。 大人しく高速で行けば良かったのかもしれない。

群馬県道 62 号

赤城山へのアプローチは北側から登るのがベストだというのを事前に調べていたので国道 122 号 (わたらせ渓谷線) から群馬県道 62 号に入り北上した上で北側から赤城山に登る計画とした。 結論から言うとこの群馬県道 62 号の方が赤城山より楽しかった。 ここは紅葉の具合も丁度良く、かなりの部分で美しい景色を堪能しながらワインディングを走ることが出来た。 BOLT でも爽快に走れる広めのワインディングだし、車も少なめなのでお勧めな気がする。

群馬県道 251 号から赤城山へ

赤城神社

62 号を走り終え、いよいよ赤城山に通じる県道 251 号に来た。 251 号に入ってちょっとしたら大規模な一面の畑と、遠くに臨む山々が美しい壮大な景色が楽しめる場所に来た。 つまごいパノラマラインみたいで確かに凄い、と思ったのだが実はこの景色がここのピークだった……。 ちょっと走るとこの景色は終わり、普通の山道の雰囲気となった。 まぁ道の感じはそんなに悪くない。

そんなこんなで山頂まで走り終えたが、やはり山の上は寒い。 かなり防寒装備は揃えていったのだが、それでも寒さで辛い感じだった。 ちょうど風邪をひいてしまっていたので余計に辛かった。

赤城神社に来たのだが、流石に平日なので人は少なめだった。 しかし思ったよりスケールの小さい神社なので正直立ち寄らないでもいいスポットのような気がした……。 何となく周りを回って終了とした。

帰りは南側の県道 16 号を使って帰ったのだが、これが結構な悪路だった。 1.5 車線の離合不可な場所もあり、バイクと車でもやっとすれ違えるような箇所もあった。 道路の角に落ち葉やその残骸のようなものも堆積していたので無理に入り込むわけにもいかず難儀した。 路面状況もあまり良くない。ここに休日にきたらキツイだろう。 北側から登るのがいいというのも間違いではないことが確認できた。

赤城山に関しては「悪くはないが群馬には他に楽しいスポットがいっぱいあるのでわざわざ来なくてもいいだろう」という印象。 山頂に大沼や赤城神社、食堂や土産物屋があることはあるが割と地味な印象で、途中の道もイマイチ華がない。 自分はあと 5 年は来ない気がする。 寒さで疲れたのでそのまま高速で帰ることにした。

佐野 SA ロースカツ丼

佐野 SA ロースカツ丼

平日なので PA / SA はさぞかし空いているのだろう、と思っていたが全然そんなことはなく休日とほぼ変わらない位の台数がいた。 観光客のような人やバイク乗りは流石に少なかったが、その代わり仕事で来ている人が多いということだろうか。 大学生のような人もそれなりにいたようだった。

14 時近くに着いたにも関わらず佐野 SA のフードコートは結構いっぱいだったので、レストランの方に行ってみた。 こちらはそこそこ空いていたが、それでも平日にしてはよく入っている。 ここは佐野ラーメンが有名だが、我が家の夕食がラーメンなのを事前に知っていたのでラーメンは止めてロースカツ丼にした。 流石にそれなりにいい値段するだけあってしっかり作ってあって美味しかった。 レストランでしばらくスマホをいじるなどして休憩していたが、よく周りを見たら同様のバイク乗りらしい人も仮眠を取っていた……。

山を降りてからはそんなに寒くなかったのだが、バイクに乗る方はわかると思うが一度防寒具を抜けて受けた寒さのダメージは温泉にでも入らない限りなかなか回復しないもので、どうにも疲れてしまった。 今年の山メインのツーリングはこのあたりで終了となりそうだ。 佐野や鹿沼のちょっとした山くらいならいいかもしれないが。

キジマ グリップヒーター GH08

キジマ社のグリップヒーターである。 バイクに冬に乗る上で一番防寒に困るところは冷たくなるとクラッチ操作が覚束なくなる上に厚着ができない手だが、たった 8,000 円の投資で見違えるほど快適になった。 ……といっても手の甲側は冷たい。 仕方ないところだ。

冬用のグローブを探す際にグリップヒーター対応の掌側が薄いものを選ばないと効果が微妙になるので注意したい。

ちなみに GH08 はダイヤル式とプッシュ式があるのだがプッシュ式にした。 5 段階に調節できるので、最初から最大で使いたい場合は 5 回プッシュする必要がある。 面倒かと思ったがそんなに気にはならない。

エンジンキーを OFF にした時に切り忘れてバッテリーが上がってしまうようなこともないようだが、キルスイッチを OFF にしただけだと点き続けるようだ。 アイドリングストップの時は注意したい。

今回ゴールドウインの GSM13655 GWS ウォームライドパンツを購入してツーリングで使用してみたのでそのレビューを行う。

まず走行してみた感じはバイク用ジーパン (EDWIN WILD FIRE) よりは確実に防風性能が優れており暖かく、またカッチリしている。 また 10℃ 近辺では防寒性能としては申し分ないが、真冬のライディングは流石にこれだけだと寒いのでこの下にヒートテック等を仕込む事になるだろう。 だが、このパンツはタイトめなのでタイツを仕込まなくても割と足が余裕がない感じになるので、厚手のタイツを仕込むのは厳しいかもしれない。

もう少しルーズフィットと思わしきモデルとして GSM13654 GWS ウォームカーゴパンツがあるが、こちらの方は防水性能が上がっている代わりに値段が結構上がっているので買いにくい。 正直 GSM13655 でも簡易防水はついているので十分だし、値段差が気になるので GSM13655 にした。

また、タイトめなのでライディング時はパンツの前後ポケットはかなり使いにくい。 財布などはジャケットのポケットに格納して走るようにしたいところだ。

私は身長 171 cm で M を購入したが裾上げなど必要なくピッタリ (バイクに乗った時の長さを考えた上で) だった。 通販で買って裾上げを頼みに行くのも面倒なので、これは良いポイントだった。

あとやはり普段使いして問題ないデザインが良い。 色も黒だけでなくベージュ、茶も用意されているのが好印象。 私はベージュにしたがカジュアルな服装と合わせて町中を歩いても全く違和感がない。

昨日失敗した佐野方面のツーリングに出掛けた。 いつも通り高速代節約の為、行きは下道でゆっくり行った。

栃木県道 199 号

栃木県道 199 号行き止まり

栃木県道 199 号の終点あたりに「百川渓谷」というキーワードが見えたので、そこを目指して走ることにした。 199 号に入って暫くの間は普通の田舎の田園地帯といった感じなのだが、だんだんと道が狭くなり山道といった感じとなり、小川と並走するよくある感じの道となった。 そして、途中に蕎麦屋があるくらいで他に観光目的のものはまるで無い県道なので道行く車が極端に少ない。 県道 15 号あたりはバイクもちらほら見かけたのだが、この県道はバイクもほとんど走っていない。

「百川渓谷」に着いたのだが特に何もなく、県道というよりも林道といった感じで道路状況は劣悪、道路は所々穴が空いていたりと注意して走らないと危ない。 いつも通り両足を広げバランスを取りながらローギアでゆっくり進んでいった。 足つきの良い BOLT はこういう時にありがたい。

そのまま頑張って走っていくと Google Map に書いてある百川渓谷からずっと先のあたりで写真の通り行き止まりの表示が見えた。

県道 199 号終点の駐車場

栃木県道 199 号行き止まり駐車場

この行き止まりのところに駐車場があったのだが、悪路に入ったあたりからすれ違う車はゼロで、この駐車場も停まっている車は無かった。 自分としてもバイクだからまだ来る気にはなったが車だと怖くて絶対来たくない程の悪路だった。 1 台原付が川のほとりに停めてあり老年の男性が一人いたのは恐らく釣りか何かだろうと思われた。

よってこの駐車場はほぼ貸切状態である。 結構広いし、自分はやらないのだがここで珈琲沸かしたりラーツーやったら最高なのではないだろうか。 この時天気もよくポカポカと温かい陽気だったので携帯椅子を出して暫く日向ぼっこして休んだ。 ここから見える風景も良く、紅葉もバッチリ見えた。

県道 199 号の帰りに「幹線農道」の表示が見えたのでちょっと入ってみたがこれも大正解だった。 辺りに広がる山々と田園が心地よく車もほとんど走っていないので 30 km/h ぐらいでゆっくり流して楽しんだ。

というわけで県道 199 号の選択は正解だったわけだが、もう 1 つぐらいいけそうだということで近くの県道 246 号に狙いを定めた。

県道 246 号とつつじの湯

前日光つつじの湯

県道 246 号は県道 199 号より道路の状態が良く、その代わり車通りも多少多かった。 とはいえ、殆どの車は「前日光つつじの湯交流館」を目指していたらしく、そちらに曲がっていく車が大半だった。 私もちょっと気になったので寄ってみた。

「前日光」といっても位置的には鹿沼市である。 貰ったパンフレットには以下のように記されていた:

「前日光つつじの湯」温泉は、アルカリ性単純硫黄泉で、温度は源泉の湧出口で 36℃、水素イオン濃度 (PH 値) 9.7 で、肌がなめらかになり体が温まる健康にいい温泉です。

つまりちゃんとした温泉という事らしかった。 折角なので休憩がてらにひとっ風呂浴びていった。 大人 500 円だったがタオルを忘れたので 200 円で購入した。

ちゃんとした露天風呂もあったし、食事処やお土産売り場もあった。 休憩所も結構広かったし館内はなかなか清潔感溢れる感じだった。 その代わり人も多かったが、日帰りで温泉に入るにはなかなかいいスポットなのではないだろうか。 今度タンデムで来ても面白いかもしれないと思った。

基幹林道前日光線

県道 246 号を抜けると丁字路に差し掛かった。 右方向に抜けると古峯神社に行けるらしいが、遅くなってしまうので今回は見送って左方向に抜け県道 15 号で帰ることにした。

この左方向に抜ける道を「基幹林道前日光線」というらしいが Google Map にはそのような表示はなく、かなり頼りない細い道で描かれていた。 実際走ってみても、行けども行けども左右に落ち葉が積もった 1 〜 1.5 車線の道路で、行程としては 10 km くらいあったようだがバイクとは全くすれ違わなかったし車とも 2 台しかすれ違わなかった。 どちらかというと「自分との戦い」といった感じの道路で、風景が単調で途中に何もないのでイマイチ面白くないのが原因かと思った。 視界が開けている箇所があれば絶景が望めるのではないかと思ったが、そういったポイントは用意されていなかったので残念だった。

そのまま県道 15 号から栃木市に入り高速で帰った。 佐野、鹿沼あたりは観光地ではないので土日でも人が少なくて快適で場所を選べば秩父より楽しめる隠れた名スポットだと感じた。

今日は天気が悪くなさそうなので佐野あたりにツーリングに出かけたが、出発して間もなくして雨が降り始めた。 「ちょっとすれば止むだろう」と思って暫く走り続けたが全然止まない。 その後止んだのだが出発地点近辺で濡れてしまったので気持ちが萎えてそのまま帰ってしまった。

その後スーパーで買った昼食もイマイチだったし、今日は歯車がズレていた。

ペアスロープ S-30 到着の後の実際に使ってみた感想である。

立ち位置としては「バイクにも乗れる街着」

見た目的には全くバイク用には見えず、普段来て回るには最適な 1 着と言える。 下はジーパンとかでよい。

ただ、ルーズフィットなのでバイクに乗った時にカッチリと決まるといった感じではない。 重ね着出来る利点はあるが、あまり着ぶくれしているのはカッコイイとは言い難い。

高速走行では結構バタつくので更に不向き。 ショートでないツーリングでは別のジャケットを選択した方が良さそうである。

サンステートライナー単体では全く暖かくない

ペアスロープの革ジャンは全ての製品が専用のサンステートライナーを取り付けることができ防寒に役立つとされているが、先日秩父で S-30 + サンステートライナーで走ったら寒くてキツかった。 ちなみにその日の気温は 10℃ 前後だった。

サンステートライナー単体ではサンステートライナー無しとそう変わらない防寒性能しかないと思われる。 ヒートテックでも仕込んだほうが余程暖かいだろう。 なので S-30 + サンステートライナー + ヒートテックならそこそこ戦えそうな気がするが、そうするとサンステートライナー無しでも別にいいのでは、という感じがしてくる。 つまり + 9000 円 (税抜) 出してサンステートライナーを追加するのは正直微妙、という結論になった。

総括

初めての革ジャンには全くお勧めできない。 ベーシックな革ジャンを持っている方が 2 着目に選択するのはアリだと思った。

どちらにしても S-30 というか革ジャン全般は真冬のライディングには向いていない。 初めから防寒を意識したジャケットを別途用意した方が良い。

BOLT に乗り始めてから 7 ヶ月弱だが先日のツーリングで BOLT の総走行距離が 12,000 km を突破した。 車体に特に異常はない。 相変わらずツーリングにはよく出かけている。

BOLT の良さはその守備範囲だと思っている。

  • 941 cc にしては車体サイズがコンパクトなので街乗りし易い
  • パワーがそこそこあるのでツーリングもし易い
  • 基本クルーザーとして走るが高速では多少前傾姿勢を取ったりワインディングではそこそこコーナリングも楽しめる、つまり時にはネイキッドに近い走り方ができる
  • YAMAHA の信頼性に維持費が安め (他の大型と比べてという意味であり決して安くはないが)

後でまた書こうと思うが、スマホホルダーを取り付けたらかなり便利になった。 これも何故もっと早くやらなかったのか、と思ってしまった。 もう私がバイクに乗り始めた 15 年前とは全然状況が違ってきてしまっている。 当時はタンクバッグにマップルを入れて見ながら進む、というのが定番だったが、今やそんなの全く使わないな。 Google ナビが便利すぎる。

ともかく BOLT は長く乗れそうないいバイクだと思った。

三峯神社

三峯神社 紅葉 三峯神社 鳥居

結構気温が低そうだったが秩父へツーリングに出掛けた。 ペアスロープのスタジアムジャケット + サンステートライナー、EDWIN のバイク用ジーンズ、ブラックアンクルという出で立ちで行ったがあまりの寒さに悶絶した。 バイクで来ている人が多かったが、ちゃんとネックウォーマーやオーバーパンツ等装備している人が結構いた。 その 2 つはまだ持っていなかったが、要するに自分の読みが甘かったという事だろう……。

三峯神社 (みつみねじんじゃ) は秩父では結構有名な神社らしく、結構アクセスの悪い山の中にあるにも関わらず多くの参拝客で賑わっていた。 神社だけでなく日本武尊 (ヤマトタケルノミコト) の像があったり温泉施設や茶処があったりとなかなか守備範囲が広い。

参拝は諦めて風呂に入った

三峯神社 三峯神社

駐車場は二輪車が 200 円だった。 駐車場から三峯神社までそこそこ歩くのだが、靴が買ったばかりだったため靴ずれ気味になってしまった。

寒くて仕方がないので、神社の参拝所の横にある温泉施設に入った。 ここは宿泊もできそうなところだが日帰り入浴も行っている。 しかし行ったら「今日は温泉ではないが良いか」と聞かれた。 温泉が用意できる日とできない日があるのだろうか。 良くわからないが。 とりあえず私は暖を取りたかったので「それでもよい」と回答し施設を利用した。

温泉……というか風呂の方だが湯船は 1 つしかないし露天はないし見た感じあまり綺麗ではないしで満足できるものではなかった。 途中の大滝温泉にしておけばよかったかなと後悔した。

神社の方は写真の通りとても豪華な感じで、本堂と思わしき参拝所にはたくさんの参拝客が列を作っていた。 紅葉の時期でもあったので余計に客が多いのだろう。 私はそんなに並んでまで参拝する気分でもなかったのでパスしてそのまま下山した。

寒さに負けた

流石に防寒装備が貧弱すぎて、秩父を離れても寒くて仕方がなかった。 せめてネックウォーマーくらいは調達しておこうと帰りに 2 りんかんに寄ってゴールドウインの上から被って顎までカバーするタイプのものを購入した。 帰りにちょっとそれを使ってみたが体感かなり違う。 もっと早く買っておけばよかった……。

カドヤ ブラックアンクル

現在バイクに乗る時の靴は GSM1048 を使用している。 GSM1048 は街乗りに違和感ないデザインで歩きやすい上に値段も手頃で凄く気に入っているのだが、これは夏用のメッシュシューズの為、先日のツーリングで風が通りまくって足先が冷たくなってしまった。 やはり冬用のブーツが要るだろうということで今回のブラックアンクル選択となった。

この靴は実は大学生時代 (15 年前だが……) にも愛用していたので安心して購入することができた。 後は価格が手頃だということと楽天で購入できるということだ。 本当は靴もペアスロープ製が良かったのだが如何せん高すぎる。 もしブラックアンクルを数年使ってヘタったら次はペアスロープ製も考えたい。

で、今届いて開封してみたが、革の質感など昔のカドヤのままではあるが、所々縫製が雑だったりするので「2 万する靴がこれか?」と思ってしまうところはあった。 最近ペアスロープ製品ばかり買っていたので比べてしまい、余計にそう思ってしまうところはある。 しかしバイク用に考えられているだけあってハードな牛革で出来ており、バイクに乗ってない時に歩いてもそんなに違和感はなさそうだ。

疲労が蓄積していたので普通に帰ることにした

くれたけインアクト浜松で 5 時頃起床し入浴、6 時半になったらバイキングを食べに行った。 バイキング会場は広くはないので、朝早くから多くの人でごった返していた。 適当にご飯とおかず、パンを見繕って食べ、小休止してからホテルを後にした。

当初の予定では大井川鐵道沿いなどの山道を巡るつもりだったが、昨日の R152 の疲労が酷いので普通に帰ることにした。 半年間 BOLT でいろいろなところにツーリングしてきて距離も伸びてきたので大丈夫ではないかと思っていたが、今回のツーリングで自分の体力の限界が見えてきたし「無理やり長距離走っても何も楽しくない」という事実が骨身に染みた。 ツーリングは楽しむために行っているのであって、我慢比べしに行っているのではない。

浜松 IC から高速で帰宅

富士川 SA

浜松 IC から東名高速に乗った。 途中富士川 SA に寄ったのだが中国人観光客がかなり多かった。 バスツアーに参加していたようだが、二輪駐車場に立ち入って大声で談笑しているなどマナーがあまり宜しくないのが気になった。

富士川 SA からは富士山と富士川が見えた。 ここはハイウェイオアシス (道の駅富士川楽座との併設) らしく、観覧車も建造しているようだが今は稼働していなかった。

東名から圏央道に入ったあたりで 200 km 強しか走っていないのに BOLT の燃料警告灯が点灯してびっくりした。 やけに燃費が悪いと思ったら、東名で結構ペースを上げ気味で走ってしまったからだった……。 BOLT は 5 速でも結構ローギアードというか日本の道路状況に合わせたギア比になっているので、やはり 80 ~ 90 km/h くらいで流すのが一番燃費が良くなる気がする。

次のガソリンスタンドがある PA を確認したが全然先だったのでガス欠の危険がある。 そこで一旦近くの IC から下道に降りガソリンスタンドで補充、再度中央道に乗り帰宅した。 浜松から直接帰ったとはいえ 300 km 弱走破した。 疲れた。

麦草峠

麦草峠

国道 152 号を南下する為のツーリングに出掛けた。 R152 は長野県茅野市から静岡県浜松市にかけてフォッサ・マグナに沿って縦断する国道なのだが、東京からのアクセスが悪い上に道も 200 km 弱と長く、途中で分断されていたりする所謂「酷道」と呼ばれているものの一つである。 中央道経由か関越道か迷ったのだが早く起きることが出来たので関越道を使い途中の東松山で降りて下道をゆっくり行くことにした。 高速料金の節約と途中の峠道を楽しむためだ。

下道を頑張って走って麦草峠に到着した。 綺麗に紅葉していたし、頂上の方はもう枯れ葉が落ちてしまっていた。 早いものだ。

麦草峠を抜けたらビーナスラインの表示が見えたがビーナスラインを無視した。 走りたいのはやまやまだが重量級の R152 縦断が待っているので仕方ない。

昼食はモスバーガーで適当に済ませ、国道 152 号に入った。

高遠城址公園

高遠閣

R152 に入っても結構見通しの良い道路が続き、どこが酷道なのか、と思っていたところに高遠城址公園の表示が見えたのでついでに寄ってみた。 「高遠城の戦い」で有名のようだ。 写真は歴史ある休憩所のようだが、何故か中に入ることができなかった。

ちなみに高遠城址といっても石垣が残っているわけでもなくただの公園なので割と地味である。 が、ちゃんと入り口には係員がいてパンフレットの手渡しや案内など行なっていた。

30 分弱で全体を回り満足したので、そのまま高遠城址公園を後にした。 最初の峠に差し掛かったあたりで R152 の酷道ぶりが本気を出してきた。 1.5 車線でブラインドコーナーが多く、時にはダートも出現。 多分林道部分だとは思うが、国道とは思えない整備状況。 R152 を走っていると所々に「国道 152 線改善計画が云々」と書いてあるのだが、果たして進んでいるのかどうか。

あと峠道が異常に長くなかなか休憩所というかそれなりに人が住んでいる気配のある場所に辿り着かない。 コンビニなどは全く無い。 途中の自販機や道の駅のような施設は幾つかあるので、そこで休むしか無いだろう。

R152 は長すぎた

R152 おにぎり

ネットを見ると東京からの R152 縦断日帰り (なんと 700 km 弱!) をやっている人がいるが自分にはそんな体力はない。 むしろ今日の総走行距離は 450 km を越え、完全に疲れ切ってしまった。 自分の体力だと 1 日 300 〜 350 km ぐらいが適正だとは思った。

R152 自体はかなり起伏がとんでおり飽きない感じで、走っているとライダーとかなりすれ違った。 東京からのアクセスがもう少し良ければまた来ても良いのだが、ちょっと開始地点に辿り着くまでが遠すぎてどうしても二の足を踏んでしまうツーリングロードだと感じた。 車も少し走っていたがこんなところを走って大丈夫なのだろうか……。 峠道ですれ違うのも容易ではないし。

途中の道の駅のような温泉施設が休憩を自由に出来たので少し横になって休んだ。 これが無かったらもっときつかった。

くけたけインアクト浜松

くれたけインアクト浜松

今日の宿泊先のくれたけインアクト浜松に付いたのは 18:30 頃になってしまった。 浜松市内が予想外に混雑していた。 浜松駅周辺に来たがものすごく発展していて驚いた。 人自体はそんなには多くないが高層ビルがいくつも建っており、まるで大宮のようだ。 失礼ながらもっと一地方都市のような雰囲気だと思っていた。

くれたけインアクト浜松はいわゆるビジネスホテルなので特筆すべきことは無いのだが、朝はバイキングらしいので楽しみだ。 夕食はなしだったので外出して近くの和食さとで適当に済ませてきた。 コンビニでビールとつまみも買ってきたので、この後飲んで寝ることにする。

今日は山間部ばかり走っていたのでとても寒かった。 ペアスロープの革ジャンにサンステートライナー付きで走っていたがそれでも寒かった。 サンステートライナー意外と効果が微妙かもしれない……。 後ボトムが防風対策なしのバイク用ジーパンだったので滅茶苦茶寒かったので途中からカッパの下を着て対処した。 更に履いている靴が夏用のもの (GSM1048) だったので風が通りまくって足先が冷たくなってしまった。 防寒グッズに関して再検討しなければならない……。

微妙な天気だがツーリングに出掛けた。 まず高速で入間あたりまでパスした。 その後芦ヶ久保に入る前のトンネルでわざと横道にそれて正丸峠を目指した。

正丸峠

既に天気が雨模様だったので辛い峠越えとなった。 写真には取らなかったが峠の茶屋まで行ったのだが、割と寂れた場所なのにもかかわらず「駐車料金 1,000 円」とか書いてあるのが気に入らなかったのでそのまま素通りした。 勿論停まっている車は殆ど無かった。 このあたりは道端にあるような駐車場でもいくつか有料駐車場と記載があったが、登山の人が駐車するのだろうか。 しかも無人だったのだがどうやって料金を回収しているのだろう……。

埼玉県道 73 号

埼玉県道 73 号行き止まり

そして埼玉県道 73 号に入った。 ここは行き止まりだと Google Map にも書いてあるし立て札にも「行き止まり」と書いてあったが構わず進んだ。 そこまで道路状況は悪くない中走り続け、写真の通り行き止まりとなった。 珍しい 15 km/h 制限標識があったが立入禁止の柵が立っていた。

ここが何をする場所なのかも不明だ。 観光スポットのようなものが皆無なので当然だが、車とも全くすれ違わなかった。

これだけだとちょっとつまらないので、途中の分岐点を北に入っていくことにした。 Google Map にも県道 73 号の T 字路が書かれている。 「県立奥武蔵自然公園」……らしいが、要するに林道である。 こちらは何故かちらほらと人がいた。 渓流釣りか何かだろうか。

途中から林道になり道路状況が劣悪になったが、また足を低く降ろしながらオフロードを走る姿勢で気をつけて走行した。

ウノタワとは何か

ウノタワ入口

秩父の林道はよく沢と並走するような雰囲気のところが多いがここもそうで、とにかく水が綺麗だし川を流れる音が美しく、横にバイクを停めて座っているだけでも気持ちよく休憩ができる。 林道は BOLT だと割とハードだったが、写真の通り人口のちょっとした滝があったりしてなかなか趣深い。 ここも林道に入ったら車はおろかバイクとも 1 台もすれ違わない。 この独り占め感がたまらない。

ここも終点まで走ったら「ウノタワ入口」とか書いてあった。 ウノタワとは何かと思ったが要するに登山道らしい。 まぁハイキングをしに来た訳では無いので、満足してこのまま退散した。

元の芦ヶ久保への道の戻り「道の駅 あしがくぼ」へ。 やはり天気が悪かったせいかバイクは少なめだった。 だがこの時点で晴れ間が覗いていた。

埼玉県道 279 号

ダリア園

国道 140 号を山梨側に向かって走り始めた。 これは前回と同じだが、もう一つぐらいマイナー県道を走っておこうと思って 279 号に狙いを定めた。

279 号を走っていると「ダリア園」なる看板が幾つも立っていた。 ダリアという花自体を知らなかったのだが、これが見渡す限り咲いているような場所らしかった。 特に興味は無かったのだがついでに寄ってみた。

入場料は 400 円でちょっと高い。 別に入場しなくてもこのように写真は撮れたので良しとした。 ちなみにお客さんは殆どが年配の方だった。 やはりこういう花主体のところはそうなってしまうのだろう。

ちなみにこの 279 号も終点まで上がっていったのだが、ここもハイキングコースの入口になって終了となった。 吃驚したのは、道が結構狭い山道なのにも関わらず送迎バスが運行されていたことだ。 私が終点近くのバス停に着いたときには何人かバス待ちらしき人がいた。

ただ 279 号を走る人は殆どが前述のダリア園らしく、そこを過ぎたら車通りがめっきり少なくなったし道も悪くなった。

旧国道 140 号と雁坂トンネル

山梨側にずっと向かっていくと Google Map 上では国道 140 号が 3 つに分かれている。 この中の 2 つは「旧国道 140 号」であり、まず最初の分岐のところで旧の方は 140 号の表示が無いのだが、秩父湖という表示はあった。 割と疲れていたので新 140 号でも良かったのだが何となく旧にした。

旧の方の道は「本当に元国道か」という位道が悪いというか幅員も狭かった。 しかしこれだけ林道を走っているとこれでも十分いい道に思えてしまうから不思議だ……。 ダムのところで臨む秩父湖はなかなか美しかった。

広瀬ダム

広瀬ダム排水路 広瀬ダム

山梨県側に出ると広瀬ダムが見えてきたので写真撮影した。 結構広い遊歩道がある上に人が少なかったのでゆっくり見学できた。 ダムは見応えがあるにも関わらず何故かどこも人が少ないのでお気に入りのスポットだ。

秩父側か既に晴れていたのだが、この通り山梨側は霧がかかったような微妙な天気が続いており、それが写真の通り絶妙な雰囲気を醸し出していた。 我ながらいい写真が撮れたように思う。

ガンジャラーメン

ガンジャラーメン

そのまま中央道から撤収を始めた。 三連休初日なので東京に向かう道はそんなに混雑は無いが、首都高は相変わらず事故渋滞しているようだったので回避し圏央道経由で帰ることにした。

その途中で夕食を頂いた。 菖蒲 PA でのガンジャラーメン。 以前は魚介醤油を食べたのだがそちらは味がちょっと濃くて辛かったのだが、このガンジャラーメンはどこか懐かしい味がして好きだ。

菖蒲 PA 自体新しい割に微妙な位置にあるせいか人がそこまで多くないのでいつもゆったり休憩できる。 ここもお気に入りのスポットといえる。

今日は結構涼しかった。 特に夜は革ジャン着ていてもちょっと寒いくらいだったので、グリップヒーターが大活躍した。 これに関しては後日またレビューを書こうと思う。

MAC-MRD M-DRAG マフラー

今回 6 ヶ月点検が終わり、注文しておいた MAC-MRD M-DRAG マフラー及びグリップヒーターを取り付けてもらった。 グリップヒーターに関しては今日は暑かったので「スイッチを入れたらちゃんと暖かくなってきた」ぐらいしか確認できなかった。 冬にしっかり使ってからまた感想を書こうと思う。

そして MAC-MRD M-DRAG マフラーなのだが、私はこれで 6 台目のバイクにも関わらずマフラーを替えたことが無かったので「バイク人生の中で一度はやってみよう」と思い、ちょっと高いと思いながらも頼んでみた。 乗ってちょっとした時の感想としては「確かに多少低音域のパルス感が強くなったが思ったより変わらない」といった所だった。 ご存知の方も多いと思うが日本の騒音規制はとても厳しく車検対応のマフラーとなると停車時の騒音レベルを 93 db 以下に抑えなければならない。 M-DRAG マフラーに関しては 92 db らしく、他のマフラーも同じくらいというか騒音規制ギリギリに調整されている。 という事はこれ以外の PRUNUS マフラーとかに替えても大体同じ感想になると思われる。

後はエンジンの吹けが気持ち良くなった気がするがプラシーボ効果かもしれない。 つまり言うほど変わらない。

費用対効果という事を考えると微妙な気がするし、究極の自己満アイテムなのかもしれない。 そして「そこそこお金かけたけどハーレーの音にはとても敵わない」というところで引け目を感じて「やっぱりハーレー」になってしまう人が多いのだろうな、と何となく実感できてしまった……。 個人的には次に乗り換えたバイクでもマフラーを替えたいかというとちょっと考えてしまうし、そもそも社外マフラーが用意されていない XVS950A などの逆車でも「マフラーがノーマルしか無いから」という理由で購入を躊躇するという事にはならないと思った。

ただ、「うるさいバイクは嫌だからマフラーは替えない」という人には逆に車検対応マフラーはオススメできるかもしれない。 言うほどうるさくならないからだ。

1 つ注意点があるが、ノーマルマフラーについている火傷よけ (?) のような金属板がこのマフラーにはついていない。 なのでノーマルマフラーのつもりで足をマフラーの火傷よけがあった位置にずらすと熱い思いをする。 まぁ慣れかもしれないが。

YSP に 6 ヶ月点検に出してきた。 10,100 km ちょっと走ったので結構なシビアコンディション扱いだろうか。

代車の用意が出来なかったらしく帰りは電車で帰ってきた。 待つ手もあるが来週の 3 連休に入れたくないしその次は家族旅行に行く予定なので。

普通に国道 299 号で秩父入り

今日は何とか雨が降らなそうなので秩父にツーリングに出掛けた。 所沢や川越あたりの渋滞が嫌なのでそこまで関越道を使って行った。 その後はいつも通り国道 299 号で秩父入り。

しかしよく見ると県道 61 号を使用して越生方面に行く道でかなり無名の道路 (林道?) があって凄く楽しそうなのに気づいた……。 何回も秩父には行っていたのだが全然秩父の魅力には気づいていなかったのではないかと悔やまれた。 今度行ってみたい。

埼玉県道 367 号

埼玉県道 367 号の先の林道の行き止まり

今日は何となく Google Map を見ていて「滝を見に行こう」と閃いた結果この県道 367 号に目標を決めていた。 走っていくが道幅はかなり狭い所が多い上に落石や枝、路上河川 (洗い越し) が多くバイクが汚れた。 しかし車はかなり少なく快適に走れるのはいい。

埼玉県内唯一 (しかも知名度が無さすぎて埼玉県民でも知らない人が多い) の「日本の滝 100 選」である「丸神の滝」の看板が見えてきた。 とりあえず帰りに寄ることにしてそのまま進んだ。 進んでいくとどんどん悪路になっていき「林道」の表示が出た。

かなり酷い道なので迷ったがそのまま走行を続けた。 ダートだらけの上イガグリなども多く散乱しており道路状況劣悪な中、足を広げながら 1 速か 2 速で最大限気をつけながら走行、何とか走りきった。 行き止まり地点が写真の通りとなっており、車が何台か停まっていた。 ここからは登山で進むようだが自分は登山をするつもりはなく、「入山する場合は必ず手前の小屋の管理人に声をかける」「入山料 1,000 円」「熊注意 (30 代男性が子熊に襲われて怪我をした)」といった張り紙を確認し、そのまま丸神の滝まで戻ることにした。

丸神の滝

丸神の滝

丸神の滝はハイキングコースを結構歩いていかなければならず、しかもその道がお世辞にもいい道とは言い難いので子供や老人には苦しいと思われた。 私もハイキングにはそれほど腕に覚えがあるわけでもないので結構ヒイヒイ言いながら何とか登っていった。 歩いているとかなり暑く、飲み物を持っていくべきだったと後悔した。

20 分ほど歩くと写真の通りの雄大な滝が眼前に現れた。 丸神の滝は 3 段に分かれており、ここから見えるのは最下段のみらしい。

帰り道も道が急な上に悪路で難儀した。 日曜の昼時にも関わらずすれ違ったのが 1 組のみであった。 滝以外の見どころが無いので若干地味ではあるが、空いている場所が好きであればかなりオススメである。

滝から出たところで自動販売機があったので 1 本買って飲んだ。 ハイキングの後の水分補給はとても美味しい。

定峰峠 (県道 11 号)

帰りは国道 299 号だとつまらないので県道 11 号で定峰峠に行くことにした。 県道 367 号に比べると道がかなり良く走りやすい。 が、何故かロードバイク乗りと多数すれ違った。 というか殆どがロードバイク乗りだった。 有名なスポットなのだろうか。

展望台なども無かったようなのでそれほど印象には残らなかったが、総じて走りやすくていい感じの道ではあった。 逆に嵐山小川 IC で降りてこの道で秩父入りするのもアリだと思った。

BOLT 10,000 km

BOLT 10,000 km

そうこうしているうちに BOLT のオドメーターが 10,000 km を指した。 6 ヶ月足らずで達成。 1 つの区切りとなった。 このペースで続けていくと 5 年で 10 万 km となるが、まぁそんなことはないだろう。 多分だが。

そろそろ 6 ヶ月点検だが YSP に連絡したが代車が用意できるのが来週になるらしいのでそのまま待つことにした。 来週土曜あたりに 6 ヶ月点検に出せるだろうか。

帰りは川越あたりまで頑張って下道を走ったが、あまりの渋滞に辟易したのでやはり圏央道から高速に乗って帰った。 秩父はやっと楽しさが分かってきたところなのでまた行きたいところだ。

もう毎日何かしらの雨が降っている勢いではないか。 連休はまだ残っているが全くバイクに乗る隙がない。 そして、そろそろ BOLT の 6 ヶ月点検に行きたいのだが雨だとこれも行けない。

ちなみに BOLT の走行距離は 9,700 km となった。 ちょうど半年は 10/09 だがそこまでにはさすがに 10,000 km 達成するだろう。 そこからは流石にペースが落ちると思うので、年間走行距離は 18,000 km 程度になると予想。

まぁ、程々にしておかないと消耗品代も馬鹿にならない。

ペアスロープ S-30

先月ペアスロープに行って S-30 スタジアムジャケットを注文したのだが今日自宅に届いた。 店頭でも見たのだがアイボリーは Web サイトの写真の印象よりクリーム色の感じが強い気がする。

カドヤのシングルライダースなどと違って革が初めから柔らかく、違和感なく着れそうだ。 やはり少々高いなとは思ってしまうが、縫製などは流石というべきか長く着れそうで満足感は高い。

今回中にファスナーで取り付けることができる防寒サンステートライナーも注文したのだが、同じくペアスロープのサンステートフリースなどと比べると生地がかなり薄いように見える。 薄いので着膨れしないのはいいが、効果のほどが気になるところではある。 これはこの冬実際に使用してからまた感想を書くことにする。

ともかく、早くこれを着て暑くない気候の中走り込んでみたい。

追記: ペアスロープ S-30 その後に後日談を書いた。

予科練平和記念館

以前霞ヶ浦行った時スルーしたのだが、やはり行ってみたかったので下道で時間をかけて行ってみた。 恥ずかしながらこの記念館を見るまで「予科練」という言葉を知らなかった。 ちなみに撮影禁止なので写真撮影はしていない。

入場料 500 円。 見る場所は決して多くないが、映像を流しているフロアがありなかなか楽しめた。 有料だけあって展示も結構凝っている。

「予科練生」が最後特攻兵器で 10, 20 代の若さで次々と散っていくわけだが、実はかなり狭き門だという事に驚いた。 相当選ばれし者たちなのに自爆して果てなければならなかったというのは辛いものがある。

特攻兵器「回天」「桜花」などの模型があった。 あと「伏龍」とかか。 映像にもそれらの特攻兵器が登場した。

こういうのを見ると自分はいい時代に生まれており、ただ不自由なく暮らしていけるだけで幸せなことなのだと感じる。

ずっと下道

金をケチる為飯は吉野家やコンビニで済ませ、高速を一切使わないで行った。 しかし今日はちょっと暑いしシルバーウィーク初日ということで道路も混んでおり辟易した。 やはり高速を使っておくべきだったかもしれない。

ドッペルギャンガー C1-55 は 2,000 円程で購入できる折りたたみ椅子であるが、ツーリングでかなり役に立った。 高速道路上の SA / PA であれば大抵ベンチがあるし、施設内にクーラーの効いた状態で座席に座ることができるが、下道だと道の駅を見つけるしかないしたまたま道の駅が無いルートだったりすると座って休むのが難しい。 よしんば座る場所を見つけたとしても親子連れが多くて騒がしかったりとか、あまり静かに休みたい環境でない場合にはあえて座らずにバイクに寄りかかって休憩するようなこともあった。 そういった時に活躍した。昨日のツーリングで自分が使ったのは主に以下の様なスポットだ:

  • 空いているコンビニ駐車場の隅に停めてバイクの横に出して座って休憩や軽食
  • 道の駅に着いたのが早すぎて閉まっていたので同様に休憩
  • 志賀草津道路の比較的人が居ない絶景スポットでバイクの横に出して座り絶景を眺めながら休憩

ヘリノックス チェアワンを使ったことが無いから分からないが、サッと出してあまり目立たないように座るという意味ではこちらの椅子のほうが勝ると思う。 後はコストパフォーマンスか。

子供の運動会などにも役立ちそうだし 1 台持っておくと重宝しそうな椅子だ。

目標はつまごいパノラマライン

つまごいパノラマラインを味わうためのツーリングに出掛けた。 目的地に向かうまでの道を見て、群馬県道 54 号が良さそうなワインディングなので通ることにしたが大正解。 車通りが殆ど無く快適なワインディング。 大体が森林の中を走るような道だが途中開けるポイントがあった。

つまごいパノラマライン

つまごいパノラマライン

嬬恋と書いて「つまごい」と呼ぶのはなかなか趣きのある村名だと思う。 つまごいパノラマラインは嬬恋村の広域農道なのだが、ちゃんとつまごいパノラマラインという標識も出ているし Google Map にも表示される。 南ルートと北ルートがあるが、自分は南ルートから北ルートまで回ってみた。

やはり有名なツーリングスポットだからかライダーが結構多かった。 車通りは思ったよりは多かったが全く混雑はしていないので快適。 開けた農道の中を優雅に走れるのでなかなか気持ちいい。 BOLT に向いているといえる。

途中「愛妻の丘」にも寄ってみた。 「つまごい」と掛けているのだろう。 ここも伊豆の恋人岬と同じくカップルが何組か登っていったが、まぁ自分は普通に 1 人で登って周りを眺めて終了した。 つまごいパノラマラインは走るのには良いが、観光スポットがここぐらいしかないのでせめてここには寄っておきたいところ。

パラギ湖のパラギとは何ぞや

バラギ湖

もう 1 つ、つまごいパノラマラインを走っていたら「バラギ湖」なるよくわからない湖の標識があったので道草してみた。 周辺で釣りやキャンプなどやっているらしいが、湖自体はとりたてて何もない平凡なものだった。 まぁ記念に写真に撮っておいた。

バラギとは何なのだろうか。 ググってみるとどうも韓国語のようだが……。 これも「嬬恋」に掛けた意味なのかもしれない。

バラギ湖に寄った後つまごいパノラマライン北ルートに戻り全部走破した。 ちょっと物足りなかったのでそのまま志賀草津道路に向かった。 朝早かったので途中のセブンイレブンでおにぎりを買って食べた。 以前はコンビニのおにぎりをその場で食べる気にはならなかったのだが、今は楽天で買った折りたたみ椅子 C1-55 がある。

このツーリングで C1-55 は大活躍したのだが、具体的な感想は後日別記事にあげることにする。

志賀草津道路

志賀草津道路

もうこれは言うまでもない日本有数の絶景ロードであるが、やはり昼時に行ったせいか車、バイク共に多くて辛い。 マスツーリングの群れに混ざって、更にそこにまたバイクが混ざって、即席マスツーリング集団のようになった。

写真の通り絶景なのは認めるが人が多すぎた。 やはり早朝などを選んだほうがいいがなかなか難しい。 道自体はビーナスラインと同じく BOLT でも比較的走りやすいが、スポーツバイクも多く走っているので遅れを取りがちにはなる。

あとこの季節でもかなり寒く、温度計を見てみると 14℃ とか書いてあった。 私はメッシュジャケットにメッシュグローブで走っていたので寒くて仕方なく、途中で合羽とレイングローブを着込んで対処した。 例えるなら 14℃ の中を T シャツ 1 枚で扇風機に当たり続けるようなものだからだ。

そのまま国道 292 号を長野側に向けて走り続け国道 403 号からの 406 号で山間部を南下した。 ここは何故かそれほど印象に残らなかった。 次は通らないかもしれない。

そして適当に高速に乗り撤収。 今日だけで 500 km 位走ってしまったが 3 回給油して燃費 26 〜 28 km/L のなかなかの燃費を記録した。 BOLT は大型バイクなのに 250 並に燃費が良いから助かる。 500 km 走ってもガソリン 20 L 弱となり大体 2,000 円だ。 まぁ、高速代の方が高いわけだが……。