群馬県道 257 号は失敗
日光方面にツーリングに出掛けた。 一応目標としては、中禅寺湖には何度も行ったにもかかわらず行ったことがなかった「半月山展望台」に行くことである。
最初群馬県道 62 号を北上し 257 号で「東毛酪農根利牧場」まで進み、そのまま林道を通って日光に至る予定だった。 群馬県道 257 号はハッキリ言って何にもなく、道もかなり険しくバイクじゃないと苦しそうなところだった。
終点まで行き「東毛酪農根利牧場」には到達できた。 とはいえいわゆる観光用に開放されている牧場ではなく、人がいる気配もなく牛が適当に柵の中に放牧されているだけだった。 ソフトクリームはおろかジュースも何も売っていなかった……。
そのまま林道を進もうと直進したら「崩落のため通行止め」の表示が見えた。 秩父での通行止めに加えてまた今回もか……と落胆した。 仕方なく来た道を引き返し、県道 62 号に戻った。
吹割の滝
定番でいまいち面白くないかと思ったが、日本ロマンチック街道からの金精峠を通り日光入りすることにした。 北上していくと「東洋のナイアガラ」の表示が見えた。
ここは大学生時代にも行ったことがある「吹割の滝」だ。 落ちてくる様を見上げて楽しむ普通の滝とは違い、ここは低い位置で割れた岩肌の間から滑り降りてくる水流を鑑賞して楽しむタイプの滝だ。 確かに珍しい。
シーズンではないのか、人はそんなに多くなかった。 周りに無料駐車場がいっぱいあるのも有り難い観光地だ。 土産物屋や茶屋など軒を連ねておりいかにも観光地といった雰囲気だった。
しばらく眺め、土産物屋で少し物色した後に缶コーヒーを飲みながら小休止。 いよいよ金精峠方面に出発した。
金精峠と半月山展望台
金精峠は BOLT でも通ったことがあるので特に驚きということはなかった。 標高が高いのでこの時期でも少し肌寒い。 今日は革ジャンで行ったのでそんなにこたえなかったが、メッシュジャケットで行ったら寒くて耐えられなかっただろう。
金精峠を抜けると戦場ヶ原が見えてきた。 いつ見てもこの辺りは大盛況である。 とはいっても、私はここは何度も来たことがあるので素通りした。
中禅寺湖まで来たらさすがに車通りが一気に増した。 とはいっても半月山展望台がある県道 250 号の方に曲がったら車通りは少なくなった。 麓の方に車が大量に停めてあった。 道にまではみ出しており通り抜けるのに多少気を使った。 この車は徒歩で展望台まで上がるためにここに駐車してあったのだろうか。
そのまま県道 250 号を登っていったが、頂上付近までいくとかなり見晴らしが良い。 むしろ絶景過ぎて高所恐怖症の私では少し震えるくらいであった。
頂上の駐車場に停めて写真撮影。 人も結構いて、本格的なカメラで写真撮影をしている人もいた。 遠くの山々が綺麗に見渡せる状態で素晴らしい眺めだった。
更にここから徒歩で上に登っていけるようだが (写真内に人影が写っているのがそれだが)、私は遠慮しておいた。
中禅寺湖展望台
中禅寺湖展望台は半月山展望台への道のりの途中にある展望台で、中禅寺湖を綺麗に見渡すことができる。 やはりここも車がたくさん停まっていた。 天気がいいので眺めるのには最適である。
とはいえちょうど虫が多い時期なのか、バイクを見ると結構虫が衝突した跡が見える。 ヘルメットのシールドにも虫の残骸がへばりついている状態だ。 展望台から眺めていても虫が耳元をブンブン飛び続けて結構鬱陶しい。 携帯の虫除けスプレーでも持っていれば違うのだろうか。
以上でツーリングは終了し帰路についた。 中禅寺湖も何度も行ったことがあるので特に湖に立ち寄って何かはしなかった。
もうすぐ私の BOLT も総走行距離 20,000 km となりそうだ。 次のツーリングで達成するだろう。