奥多摩側から甲府入りをする

今日と明日は天気がいいとの予報が出ていたので 1 泊 2 日のツーリングに出掛けた。 終点は既に富士宮市の「花の湯」に決めていたのでそこまでどのようにして行くかというところだが、今回は奥多摩方面から全て下道で行くことにした。 ただ、出たのがちょっと遅かったのか渋滞に捕まり、奥多摩にたどり着くまでに 2 時間以上を要しそこそこ疲れてしまった……。

奥多摩からは普通に大菩薩ラインに繋がる国道 411 号線を進んでいった。

まだ雪の残る大菩薩ライン

大菩薩ライン

今日は良い天気だったせいか、本当に多くのバイクやロードバイクが走っていた。 道の駅たばやまが途中にあっていつもは寄っていたのだが、一目見ると今日は多くのマスツーリング集団がいた為、これでは落ち着かないと判断しそのままスルーした。 普通にワインディングを楽しんでいたのだが、標高が上がってくるにつれて道の横を見るとまだ溶け残った雪が見えた。 下はそこそこ暖かい陽気だったのだがさすがにちょっと肌寒い。 これが山梨入りするまで続いたので、持ってきた防寒インナーを中に仕込み、グローブを少し寒さに強いものに切り替えた。

甲府入りした後に予定通り山中湖を目指そうかと思っていたが、何となくいつもと同じではつまらないと思い今日は「精進湖」にした。 精進湖に行くまでの道はとにかく「何とかライン」が多く、フルーツライン、笛吹ライン、xxx ライン (失念) などであった。 こうも「何とかライン」が多いと有り難みが薄れてしまうし、「何とかライン」と名付けられている割に普通の住宅街の区間もあったりしたのには閉口した。

ただ、確かに甲府あたりの道は埼玉などとは一線を画す良いものだった。 フルーツラインから見えた山々に囲まれた家々を俯瞰できる景色は素晴らしかった。

また、笛吹ラインあたりを走っている時にに比較的背の低い木にピンク色の花が一面に咲いているのを見て「何の花だろう」と思っていたのだが、調べてみると桃の花だった。 笛吹桃源郷というらしい。 本当にこのピンク色の花が至る所で見えて美しかった。

精進湖

精進湖

精進湖は「しょうじんこ」でなく「しょうじこ」らしい。 日本語は難しい。

精進湖に着いたのだが、そろそろお腹も空いてきたということで近くのレストランに入った。 ここの食事は正直イマイチだった。 明らかに観光地価格で内容に対して高すぎる。 途中にあったコンビニでおにぎりを買って齧ったほうが良かったかもしれない。 失敗した。

気を取り直して精進湖を眺めに行ったのだが、もっといいポイントがあるのでないか、という事で湖の周りを周遊し、車が近くまで入っているポイントを見て同じように入っていってみた。 いわゆるダートだが BOLT でも気をつけて入っていけば大丈夫な感じだ。

「精進湖」なんて全然知らなかったし河口湖や山中湖に比べると人が少ないが、そこがいいところなのだろう。 写真のように湖近くまでバイクで迫り、湖を眺めながら黄昏れるのが楽しい。 とはいえ、今日はちょっと風が冷たくてずっといるのは厳しかったので、少し休憩してまた出発した。

富嶽温泉 花の湯

花の湯 富士駿河丼と伊豆の国ビールスタウト

このホテルは実は去年来ているのでどういう所かは知っていたので安心だった。 売店で晩酌用のビールやつまみも買えるし、中にレストランがある他近くにスシローやらココスやらもあるので食事には困らない。 スーパー銭湯併設型のホテルなので大浴場の機能も申し分ない。 早速大浴場で露天風呂とサウナ、塩風呂を堪能した。 サウナは子どもを連れているとなかなか長居できないので、こういう時はチャンスなのである。

食事は最初外に出て食べるつもりだったが、レストランの品目を見てみると意外と安いのでここで食べることにした。 写真は富士駿河丼と伊豆の国ビール (スタウト)。 丼は 980 円だし瓶ビールは下の売店で売っている値段と変わらないしでなかなかの内容。 なかなか生しらすが美味しかった。 他にも美味しそうなメニューがいっぱいあったので迷ってしまうところだ。 スタウトに関しては思った通りの味だが個人的にピルスナーより美味しい気がする。

売店で追加のビールを買ったのだが「伊豆の国ビール クライム」という新製品が出ていたので買ってみた。 スコティッシュエール (ペールエール) らしい。 これで伊豆の国ビールはヴァイツェン以外制覇した。 ヴァイツェンは来年のチャレンジという事になるだろうか。