MAC-MRD M-DRAG マフラー

今回 6 ヶ月点検が終わり、注文しておいた MAC-MRD M-DRAG マフラー及びグリップヒーターを取り付けてもらった。 グリップヒーターに関しては今日は暑かったので「スイッチを入れたらちゃんと暖かくなってきた」ぐらいしか確認できなかった。 冬にしっかり使ってからまた感想を書こうと思う。

そして MAC-MRD M-DRAG マフラーなのだが、私はこれで 6 台目のバイクにも関わらずマフラーを替えたことが無かったので「バイク人生の中で一度はやってみよう」と思い、ちょっと高いと思いながらも頼んでみた。 乗ってちょっとした時の感想としては「確かに多少低音域のパルス感が強くなったが思ったより変わらない」といった所だった。 ご存知の方も多いと思うが日本の騒音規制はとても厳しく車検対応のマフラーとなると停車時の騒音レベルを 93 db 以下に抑えなければならない。 M-DRAG マフラーに関しては 92 db らしく、他のマフラーも同じくらいというか騒音規制ギリギリに調整されている。 という事はこれ以外の PRUNUS マフラーとかに替えても大体同じ感想になると思われる。

後はエンジンの吹けが気持ち良くなった気がするがプラシーボ効果かもしれない。 つまり言うほど変わらない。

費用対効果という事を考えると微妙な気がするし、究極の自己満アイテムなのかもしれない。 そして「そこそこお金かけたけどハーレーの音にはとても敵わない」というところで引け目を感じて「やっぱりハーレー」になってしまう人が多いのだろうな、と何となく実感できてしまった……。 個人的には次に乗り換えたバイクでもマフラーを替えたいかというとちょっと考えてしまうし、そもそも社外マフラーが用意されていない XVS950A などの逆車でも「マフラーがノーマルしか無いから」という理由で購入を躊躇するという事にはならないと思った。

ただ、「うるさいバイクは嫌だからマフラーは替えない」という人には逆に車検対応マフラーはオススメできるかもしれない。 言うほどうるさくならないからだ。

1 つ注意点があるが、ノーマルマフラーについている火傷よけ (?) のような金属板がこのマフラーにはついていない。 なのでノーマルマフラーのつもりで足をマフラーの火傷よけがあった位置にずらすと熱い思いをする。 まぁ慣れかもしれないが。