千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ

いつも通り朝は早く起床しそのままホテルの食事を頂いた。 朝食を食べたらすぐに出発した。

まず千里浜なぎさドライブウェイまで国道 8 号で西に進んでいたが、この辺りは渋滞しないだろうと思っていたのだが富山市あたりで結構渋滞にはまってしまった。 地方都市ならば東京近郊のように渋滞にはまらないだろう、という打算があったのは否定できない。 2 時間かけて何とか千里浜なぎさドライブウェイに到着。 結構疲れてしまった。

千里浜なぎさドライブウェイは世界的にも珍しい「砂浜の上を一般車両が走れる公道」とのこと。 試しに走ってみたが、なるほど確かに普通に走れるのだが、停車しようとしてサイドスタンドを出して車体を傾けるとスタンドが砂の中に結構めり込む。 特殊な砂というわけではなさそうだった。 そのまま倒れてしまうのではないかと若干ドキドキしたが、何とか微妙な位置で固定することができたので写真に撮ってみた。

全長は 8 km 程度なので割とすぐに走りきってしまった。 今日は平日なので車通りが少なかったが、土日だと多くの車で賑わうのだろう。

巌門

巌門

千里浜なぎさドライブウェイを走破した後は普通に能登半島を時計回りに 1 周することにした。 とはいっても全て海岸沿いに行くのは地形的にも時間的にも厳しそうなので、気持ち海岸沿いを走っていく形で行くことにした。

暫く走っていると巌門 (がんもん) の表示が見えたので寄ってみた。 写真の通り洞窟の中を波が通ってくるのが見える。 少し緑がかった海と岩とのコントラストが非常に美しい。 他にちょっとした展望台や橋などもあった。 遊覧船も出ているようだが今日は休航のようだった……。

苑内ではあちらこちらでサザエのつぼ焼きが販売されていた。 2 匹 500 円か 600 円。 とはいっても今日の夕食が旅館で海鮮系なのが頭に入っていたので遠慮しておいた。

引き続き国道 249 号をベースに 1 周を続けた。 始めのうちは普通の国道のようで微妙だったのだが、輪島市あたりになってくるとシーサイドビューを臨みつつ緩いワインディングを走る感じで楽しい道となった。

そういえばこのあたりで「世界一長いベンチ」もあった。 道の駅に併設された施設だったのでついでに見たのだが、確かに世界一長いのだが見たところ普通のベンチで誰も座っておらず、そこまで印象には残らなかった。

千枚田

千枚田

この海の近くに段々畑のように田園が配置されている図。 「世界農業遺産」らしい。

ちなみに私はテレビなどで見ていたので千枚田は知っていたのだが、なるほど石川県にあったのか、と思った。 ここも道の駅と併設されており、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていた。 千枚田にちなんで米自体が販売されていたり、米のお菓子も売られていた。

千枚田を見終わったら北の終点である珠洲市に向かって走っていった。 珠洲市は能登半島の北端にあるということでさぞかし田舎なのだろうな、と想像していたのだが意外と市街地は普通だった……。 そのまま宿泊予定の旅館に向かって南下を始めた。 宿泊予定の「美湾荘」は能登島の近くにある。

能登半島の東側は時間がなかったので観光の場所は回っていないのだが、どうも西側に観光の要所が集中しているのか東側は能登島を除いてめぼしいところがあまり無いようで、西側から回ってきたのは正解ではないかと思った。

美湾荘

美湾荘 美湾荘の海鮮丼

2 日目はビジネスホテルではなく普通の旅館にした。 部屋を見たところ普通の感じ。 8 畳という構成は 1 人だと広すぎるくらいだ……。

到着したら抹茶と茶菓子を振る舞われた。 中居さんもとても親切だ。 ……これ家族で来ている時はこのように愛想がいい方がいいのだが、一人で来ている時は若干対応が面倒くさい。 ビジネスホテルの素っ気ない感じのほうがいいかもしれない。

夕食付きで海鮮丼固定だったのでそれをビールと共に頂いた。 写真の通り海の幸がご飯が見えないくらいに盛られている。 なかなか美味しかったのだが、ご飯がちょっと団子になっていたのが気になった。