朝から雨だったが

先週旅行に行ったのでずっとバイクに乗れておらず、今日は何としても乗りたかったのだが、生憎天気予報通り朝から雨が降っていた。 だが、これも天気予報通りではあるが昼頃には止んだ。 天気は相変わらず悪かったがこれ幸いとツーリングに出かけた。

昼から出かけたので遠いところへは行けない。 なので自分の定番ショートツーリングコースである佐野・鹿沼方面に出かけた。 この辺りは出流山で蕎麦を食べてもよし、無名の県道でノスタルジーに浸るもよし、温泉に浸かるもよしでなかなか侮れない。 東北道でアクセスがいいのもポイントだ。

今日はこの地方で一度行ってみたかった古峯神社に行ってみることにした。

県道 14 号からの古峯神社

古峯神社

道は完全に Google Map ナビに任せて走ったところ県道 14 号で東から行く道となった。 この県道 14 号は古峰ヶ原街道 というらしい。 古峯神社はなのに古峰ヶ原はというのが何とも「日本語は難しい」と感じさせてくれる。 言うまでもないが峰と峯は異体字の関係で同じ意味である。

県道 14 号は山々と広大な畑の風景が広がる田舎道といった感じでなかなか楽しい道だった。 天気が良ければもっと楽しかっただろう。

ほどなくして古峯神社に到着した。 古峯神社まで歩いていく道に幾つか土産物屋があったのだが特に寄らずに真っ直ぐ神社を目指した。 最初秩父の三峯神社のように大きい神社なのかと思っていたが、実際はそこまで大きくもなかった。 とは言っても小さくもないので、「普通よりちょっと大きいくらい」を想像すれば大体合っているかと思われる。

この神社のポイントは写真の社の中に自由に入ることができ、休憩室で休んだりトイレを借りたり、展示物を眺めたりと「一般客に開かれている」ことだろう。 私はトイレを借りて休憩室で無料のお茶を頂いた。 トイレは神社とは思えないほど近代的でしっかりした作りだったし、休憩室には飲み物の自動販売機の他に何とカップラーメンの自動販売機もあったのが驚いた。 カップラーメンの自販機自体は道の駅で見るので驚きでもないのだが、神社のイメージからかけ離れているのでギャップを感じた。

神社によくあるお守りやら破魔矢やら売っているコーナーも社の中にあったが、「撮影禁止」とは書かれていないがやはり撮影は憚られたので撮っていない。

一通り眺め満足した後、外に出て「古峯園」の表示を見つけた。 古峯神社の広大な庭園で抹茶が頂けるらしいが、天気が悪く霧で周りが見えない状態なので気が進まないところであった。 まぁ次の機会に、という事でそのまま古峯神社を後にした。

県道 58 号線

そのまま県道 58 号線を西に抜けて県道 15 号で帰ろうとしたが、県道 58 号線が霧が酷く前がほとんど見えない状態で苦労した。 こんな状態なので車がほとんど通らなかったのが救いだが、万一を考えて 30 km/h 以下の速度で細心の注意を払って走行した。 標高が上がってくると路肩には溶け残っている雪が結構あった。 雪があるということで当然寒かったが、今日は念のため冬用の防寒コートを仕込んでいたので十分耐えられる感じだった。

そのまま予定通り県道 15 号で栃木方面に抜けて帰宅した。 やはり天気が悪いとツーリングの気分も下がり気味になるので、無理に出発しないほうが良さそうだ。 とはいえ、今日のように長くお預けを食っている場合はどうしても出かけたくなってしまうこともあるのも確かだった。