行ったこと無かった江ノ島に行ってみた
私は埼玉県在住なので神奈川県には東京を経由して行かねばならず、なかなか観光に行けないでいた。 そして、実は今まで江ノ島に行ったことが無かったので、この機会に行ってみた。 早く起きることができたので行きは高速を使わずにゆっくり行ったが、やはり 5 時頃であっても東京の下道はそこそこ車が走っているし道が複雑で困る。
8 時頃には江ノ島に着いてしまった。 流石に早いので人は少なかった。 ただ、江ノ島の町並みは車両が通行できないようになっているので、駐車場 (駐輪場) に停めて結構歩かなくてはならない。 写真は入口あたりの町並みを撮影したものだ。 道幅がかなり狭いのだが、ずっとこの調子で所々ある神社、寺、食堂やその他観光スポットを眺めながら歩いて行く感じになっていた。
入口あたりに「湘南バーガー」を見つけたのだが早すぎてやっていなかった。 昼食はここにしようと決め、先に進んでいった。 土産物屋も軒並み閉まっていたが一部の饅頭屋などはやっていた。
このまま階段を登っていったわけだが、階段がキツイ人のためにエスカレーター「エスカー」が用意されていた。 これも早すぎるせいかやっていなかったが、やっていたとしても有料なので自分は利用しなかっただろう。
最後まで歩き切った
歩いて行く途中に展望台などあったが、まだ早すぎてやっていなかったのでそのままスルーし先に進んでいった。 途中「龍恋の鐘」というカップルが鳴らして愛を誓い合う系統のモニュメントがあったが、何のためらいもなく一人で鳴らしてやった。 早すぎたせいか誰もいなかったしカップルともすれ違わなかった。 途中の土産物屋でこの「龍恋の鐘」の所に結びつける印のようなものが 1,000 円で販売されていたのだが、かなりの数が結び付けられていた。 商売繁盛のようで何よりだった。
そのままあるき続けて島の最奥部に到達した。 そこから富士山がよく見えたので写真撮影した。 ここは早い時間にも関わらず他にも多くの観光客がおり、中には本格的なカメラを設置して撮影している猛者もいた。 ここから見る眺めも格別だが、個人的には富士山を見ながら湘南の海岸線をバイクで走るのが一番気持ちよかった。
更に奥に進んでいくと「江ノ島岩屋」という洞窟が大人 500 円であったので折角なので見てみた。
江ノ島岩屋
入ってみると最初に写真の通り石碑があり、第一と第二に分かれていた。 第一の方に行くと係員が「暗いですから」とロウソクを渡してくれた。 お礼を言ってそのまま進んでいき洞窟に入った。 ロウソクの残りがあまり無くて心許なかったが、洞窟はそんなに広くもなく 10 分足らずで見れる内容だったので全然足りた。 割と地味だったので写真撮影はしなかった。 ここも早すぎたせいか誰ともすれ違わなかった。 入り口まで戻り係員にロウソクを返却し、第二の洞窟の方に行った。
第二の方は写真の通り至る所にイルミネーションが散りばめられていたのでロウソクは不要だった。 ずっと進んでいくと龍のモニュメントがあり、「2 回拍手をして 2 回とも光ると願いはすぐ叶うでしょう、1 回光るとそのうち叶うでしょう」といったような事が書かれていたので何となく 2 回拍手してみたが 1 回光った。 誰もいなかったので何度かトライしてみたが 0 回か 1 回で、2 回とも光るというのは起きなかった。 この手のアトラクションにしては結構渋めに設定されているのだな、と感心した。
全て見終わったので洞窟を後にし、そのまま来た道を戻って行った。
展望台と江ノ島サムエル・コッキング苑
戻って行く途中の展望台が始まっていたので行ってみた。 写真の通り展望台から階段を使って下っていくことが出来るのだが、本日はかなり風が強かったので閉鎖されていた。 また、展望台からの眺めは大変良く江ノ島や富士山など周辺の町並みが一望でき、写真も撮ったのだがガラス越しに展望台の光が写り込んでしまいあまり良くなかったのでここには載せない。
写真のチューリップはサムエル・コッキング苑のものである。 サムエル・コッキングというのは明治時代のイギリス人貿易商でこの辺りに別荘を持っていたことからこの名が付いたようだ。 花やイルミネーションなどが多く、夕方に来ればさぞかし綺麗なのだろうと思われた。 あと、今は冬なので微妙な咲き具合のチューリップしかなく微妙だったが、もっと時期を選べば綺麗な花が拝めるものと思われた。
湘南バーガー
江ノ島の入り口まで戻ってきて先程の湘南バーガーが開店していた。 途中美味しそうな海鮮丼や焼きハマグリの店などもあり迷ったが、グルメバーガー食べ歩きと初志貫徹の意味で湘南バーガーにした。 ただ、この店はそこまで値段が高くなく、写真のさつましらすバーガーは単品 500 円、セット 800 円だった。 量としてもグルメバーガーとして見ると小さいのでどちらかというとモスバーガーに近い感じだった。
さつま揚げとシラス、茎わさびがいい味を出していた……のだが、やはり肉でないとボディが貧弱な感じを受けるのは否めず、Ra-Maru 下田バーガーと同じような「あくまで変化球だがたまにはいいかな」といった印象に終わった。 特にさつま揚げがライトな感じを受けてしまうので、カツが挟んである方にしたらちょっとは印象が違ったかもしれない。 ただ江ノ島の商店街には魅力的な食堂も多かったので多分次来たらそちらに行くと思われる。
食べ終わったら 11 時になった。 ちょっと早いが撤収することにして、そのまま高速に乗って埼玉に帰った。 半分高速で 200 km 程度しか走っていないが、たまにはこんなツーリングもいいものだと思った。