ここは Web や Android アプリのプログラマでありチェスやバイク、株式投資を趣味とするコジオンこと Hideyuki Kojima の日記です。 毎日何かしら欠かさず書いています。 この Blog の他に Qiita にもいくつか技術系の記事を投稿しています。 YouTube のチェス実況チャンネル に毎日 lichessChess.com の 10 分レート戦の実況動画を投稿しています。 連絡はメールでお願いします。kojionilk あっとまーく gmail どっと com です。

早いもので今年ももう 5/6 が終わってしまった。 ついこの前バイクシーズンになったかと思ったらもう 11 月になるということでどんどん寒くなりそうだ。 11 月は 1 回くらい泊まりで行きたいところだが、また静岡県だろうか……。

各 index.html へのリンクが不親切

MkDocs は以前記事で触れた通りとても便利な Markdown で文書を生成するツールなのだが、MkDocs で複数の Markdown ドキュメントをリンクする形 ([xxx](yyy) 形式での .md ファイル間のリンク) にするとリンクが意図通り作成されない。 具体的には <a href="hoge/index.html"> のようになってほしいところが <a href="hoge/"> のように生成されてしまう。 生成された HTML ドキュメントを Web サーバ上に配置した場合は hoge/ 形式でも正しく表示されるのだが、ローカルに置いた形でブラウザを起動してみる (つまり file:///C:/Users/fuga/hoge/... のような形式の URL) だと例えば hoge/ を開くとその直下の index.html が暗黙的に呼び出されるのではなく hoge/ ディレクトリ以下のファイル一覧が表示されてしまう。

この挙動に関しては MkDocs でマテリアルデザインな Markdown ドキュメントサイトを作ろうにも以下のように書いてある:

Webサーバに載せることが前提
>MkDocsで生成した静的サイト用ファイルは、ローカルで index.html を開く使い方は想定されていません。 開くことと表示することはできますが、リンクから他の記事に遷移することができません。 これはMarkdownファイルへのリンクが ./TheTitle/ のように張られており、ファイルプロトコル上では これが ./TheTitle/index.html と解釈されず、正しく表示できません。

理屈はわかるが、HTML ドキュメントを生成したからといって Web サーバを立てて使うとは限らない。 何とかローカルで見たい。

index.html を正しく補ってやる

というわけで対象となるリンクを正しく置き換える Python スクリプトを書いた:

import glob, os, re

# MkDocs がビルドした HTML が置かれているディレクトリ
SITE_PATH = 'C:/Users/fuga/hoge/site'

# ルート index.html と各フォルダに分かれている index.html を対象とする
files = glob.glob(os.path.join(SITE_PATH, 'index.html')) + glob.glob(os.path.join(SITE_PATH, '*', 'index.html'))

for file in files:
    # HTML 読込
    with open(file, 'r', encoding='utf-8') as fp:
        html = fp.read()

    # index.html を付与
    html2 = re.sub(r'href="(.*?)/"', 'href="\\1/index.html"', html)

    # . と .. というリンクもあるのでそれも index.html を付加する...
    html3 = html2.replace('href=".."', 'href="../index.html"').replace('href="."', 'html="./index.html"')

    # HTML 書込
    with open(file, 'w', encoding='utf-8') as fp2:
        fp2.write(html3)

これを適当な名前で保存 (例えば mkdocs_converter.py) し、ソース内の SITE_PATH を MkDocs の site ディレクトリに書き換え python3 mkdocs_converter のように実行すれば変換される。

2020/07/30 追記: 設定一発で解決できる

実は設定一発で解決できた。 拙記事を参照されたい。

今日は旅行の運転で疲れていて仕事にならないのは予測していたので、前もって有給休暇を取得しておいた。 自宅でチェスの棋譜並べをしたり Chess.com でゲームをこなすなどしてゆっくり過ごした。 私が休みの日は夕食は私の担当なので、スーパーで焼きそばを買ってきて調理した。 業務用の大きい焼きそばソースを買ってきて作ったがなかなかいける。 ただ、業務用でいっぱい入っていると思っていても焼きそば一食分に使うソースの量が意外と多いので、定期的に作っていれば使い切れなくて困るなどということはなさそうだ。

それに加えて、妻がまた知り合いから上海蟹を 5 杯貰ってきたので蒸して調理して食べた。 1 年前に食べた時に「次食べるのは 10 年後とかになるかもしれない」と書いていたのだが、ありがたいことに 1 年ぶりに食べることができた。 食べられる箇所がとても少ない高級食材だが、カニ味噌がクリーミーでとても美味しい。

大室山

大室山

ホテルを後にして昨日乗れなかった大室山リフトに向かった。 この大室山は高さが 500 m 程度だし頂上の散歩コースも 1 周 20 分程度 (1 km) と家族連れにはちょうどいい感じだった。 こういう山の乗り物はロープウェイで大勢で乗り込む感じのところが多いが、ここのようにリフトだと山肌に沿って直接上がっていく感じがなかなか臨場感があっていいと思う。

天気が良くて富士山までバッチリ見えたし、朝 9 時過ぎの始まったばかりの時間に行ったので待ち時間無しで乗れた。 これが 10 時頃降りてきた時にみたところかなり並んでいたので、このスポットは特に人気があるのでなるべく早めに来た方が良いようだ。

浄蓮の滝

浄蓮の滝

天気が良いからということで次は浄蓮の滝に向かった。 大きさとしては大したことがない滝だが、それでも滝壺の近くに降りてきて見るとなかなか迫力がある。 滝壺のところにやはりというべきか石川さゆり「天城越え」の石碑が立っていた。 浄蓮の滝の入り口のところには伊豆の踊子の石像もあった。 階段を登っていくのが若干辛いが、道のりはそんなに長くないので家族連れにはちょうど良かったと思う。

予定通り、道の駅「天城越え」で生ワサビやわさびビールなどのお土産を購入して「猪丼」などの昼食をいただいた上で帰路についた。 帰りは渋滞に捕まってしまいとても疲れた。 バイクであれば横をすり抜けて楽勝だったはずだが、車だとこういう時に辛い……。

雨のプランも用意していたが使わなかった

伊豆半島に 1 泊 2 日の家族旅行にでかけた。 圏央道で厚木あたりまで抜けた上で東名道で伊豆の北まで向かう。 雨が降っていた時の為に KawaZoo と iZoo を回るというプランも考えていたが、東名道を走っている時に結構晴れてきたようだったので予定変更して普通にシャボテン公園と大室山を回ることにした。 箱根新道から伊豆スカイラインを走行したのだが、途中から霧で何も見えない状態になってしまった。 雨が降った直後というのはこういう山道は避けたほうがいいようだ。

シャボテン公園

伊豆シャボテン公園

伊豆シャボテン公園は恐らく 10 年ぶりくらいだ。 言わずとしれた伊豆の代表的観光地で、内容としてはサボテンより動物園といった感じでいろいろな動物が放し飼いになっているのが特徴だった。 久々にハシビロコウが見れるかと思ったのだが、高齢のためか常に外にいるわけではなく小屋の中に入っていたようだった。 ショーを見ればもう少し持つのかもしれないが、展示物を見るだけならば 1 時間半程度で済むようだった。

この後予定通り大室山に向かったのだが、リフトがものすごい行列になっており快適に行くのが難しそうだったので次の日に回すことにしてホテルに向かった。

熱川プリンスホテル

「プリンスホテル」の名前からもう少し大きいホテルなのかと思っていたがそんなこともなかった。 露天風呂が内風呂の外についているのと屋上にもついているということで両方入った。 サウナもついていたし、お風呂の種類はなかなか満足がいくものだった。 食事はアワビと伊勢海老が両方ついているものにしたが、なんと子どもたちも「ほぼ同様のメニュー」だった。 これは初めてのパターンだったし、子どもたちも大人側でこれらの高級料理が出されると結局ねだり始めるのでこの方がいいと思う。 ただ、アワビや刺し身などを子どもが残しそうになったので、もったいないので横から少し頂いた……。

ワサビの名所というところで生ワサビもいただいたが、これがとても美味しかった。 次の日浄蓮の滝に行く予定だったので、その辺りの道の駅「天城越え」でわさびビールなども販売していたな、と思い出した (私は伊豆に 1 年前にツーリングで訪れていた: 天城隧道)。

今日は本屋で本を買ってから吉野家に行き、いつものようにカウンターに座った。 カウンターの下に物を置くスペースがあるが、「ここに本を置くと忘れそうだな」と思いながらも何故か大丈夫な感じがしたので置いてしまい、牛丼を食べ終わる頃になるとスマートニュースの吉野家クーポンのことで頭が一杯になってしまったようで案の定忘れてしまった。 会計を済ませてしばらく歩いてから思い出し、急いで店舗に取りに戻った。 忘れそうだと気づいていたのに対処しなかったのはひどい。

実際、私に比べて妻は携帯などをよく忘れるのだが、これは決して元来私がしっかりしていて忘れにくいわけではなく「忘れないように工夫しているから結果として忘れない」だけだった、というのに最近気づいた。 私は財布も携帯、家の鍵も必ず定位置に入れているため、そこにないと違和感があってすぐに気づく。 それに対して女性はズボンに財布や携帯を入れる人は少ないと思うし、日によってバッグが変わったりするので難しいのかも知れない。 いや、バッグインバッグなどで必ず定位置に入れることができるのかも知れない。

この間「財布を定位置に入れる」というルールを外してみたら財布を忘れてしまいものすごく困ったことがあった。 それ以来財布に関しては絶対にこのルールを外さないようにしている。

ともかく、こんなつまらないことで神経をすり減らしているのは損だ。 そのためにも「物を忘れないように工夫する」、これはとても大事だと思った。 今日の吉野家でも多少雑然としようともカウンターの上に置きっぱなしにしたり、もしくは常に買い物袋を指にかけた状態で食事をすべきだった。

ようやく BOLT の 6 ヶ月点検が終わって YSP にバイクを取りに行った。 預けている間は代車 (125 cc スクーター) に乗っていたのだが、この短期間の乗り換えでも BOLT のハンドルがかなり前についていてスポーティーな味付けになっていることを改めて感じさせられる。 ノーマルの状態だとかなり前側についていたのでハリケーンのハンドルに交換してあるのだが、それでも若干前傾気味ではある。 スタイルでみると若干ネイキッド寄りのクルーザーといった感じで、合うかどうかは人によると思う。 足つきは抜群だしトルクが相当あるということでとても乗りやすいのだが、強い味付けがされているわけではないので飽きてしまう人もいるようだ。

それにしてもチェスがうまくいかない時にバイクに乗ると、チェスにない面をバイクが補えているのかとても楽しい。 チェスは負けがこんだりひどいブランダーを連発して自己嫌悪に陥ることがあったりするが、バイクにはそれがない。 どこまでいっても目の前の道を見つめ続ける孤独な一人遊び。 だが、それがいい。

最近スマートニュースアプリで吉野家の牛丼特盛が 100 円引きのクーポンが配布されている。 特盛はとても高額なので普段は食べないのだが、100 円引きというのに惹かれて食べてみた。 吉野家の特盛の設定は以下に示すようにご飯が大盛と同量で牛肉が並の 2 倍となっている。

商品名ご飯牛肉値段
並盛260 g85 g380 円
アタマの大盛260 g110 g480 円
大盛320 g110 g550 円
特盛320 g170 g680 円

この表を見ると並盛以外はコスパが悪いので食べたくない。 次点で特盛だろうか。 今回の特盛 100 円引きがあればなかなかお得感はある。 アタマの大盛 (ご飯が並と同じで肉が大盛と同じ) はちょっといいかな、と思ったが肉 25 g で 100 円プラスは冷静に考えると高い。

私は学生時代 (20 年前) によく吉野家に行ったのだが、その時は今とは値段が違って並盛 280 円で大盛 540 円 (うろ覚え) だった。 つまり並盛を 2 つ頼むのと特盛を頼むのとでは 20 円しか違わず、にも関わらずご飯の量は 260 * 2 - 320 = 200 [g] も違った。 私は昔からドケチだったので「この価格設定で特盛を頼むやつはアホか金持ちだ」と毒づいて毎回並盛 2 つ頼んでいたのを思い出す。 現在の価格設定でも並盛 2 つと特盛では 80 円しか違わないので、吉野家でいっぱい食べたい人は並盛 2 つがいいだろう。

しかし、学生時代は並盛 2 つを問題なく食べられたのに、今は特盛でお腹いっぱいで追加で 200 g のご飯を出されても食べられそうにない。 勿論学生時代と同じ量食べていたら簡単に太ってしまうので喜ばしいことではあるが、着実に食が細くなっている。

今週の土日は家族旅行を予定しているのだが、今の天気予報によると日曜は問題なさそうだが土曜は雨のようだ。 なので雨でも問題なさそうなスポットを探し、ホテルまでの道からうまく回れる順番をなぞっておく。

しかし車だと雨でも関係なく回れるからいいというのはある。 バイクツーリングに行くとどんなに天気が晴れの予報であっても雨に降られてしまう時がある。 それもバイクの醍醐味ではあるのだが……。

以下 12.9 インチ iPad Pro のような大きすぎて持つのも辛いようなもの以外のサイズのタブレットにも通用する内容と思っている。

スタンド付きのケースでなくシンプルなカバーが良い

MediaPad M5 や MediaPad M5 Pro には最初からタブレットケースが付属しているのだが、それがこんな感じのいわゆる iPad のような風呂蓋のようなケースだ。 これの利点は本体を傷や衝撃から守るだけでなくそれ自体タブレットスタンドとして使用できるというところなのだが、私はこれがあまり好きではない。 タブレットスタンドとして立てて使う時以外、普通に縦持ちや横持ちで持っている時に蓋の部分がブラブラしたりちょっと束ねて持ったりすることになりあまり快適ではないからだ。

今回私が購入したものがこの普通のシリコン製の包み込むだけのカバーなのだが、これだと普通に縦持ちや横持ちで持って使用した時にとても快適だ。 私の場合は電車の中やベッドに入ったまま使うといった場合に快適ということになる。 欠点はスタンド機能がないのでそれだけでは立てて使えないということだが、別売のタブレットスタンドを使えば問題ない。 「タブレット スタンド」で検索するといろいろな種類のものが出てくるので自分の好みのものを選択できるし、何より多くのものは安価だ。

Bluetooth テザリングを使えば Wi-Fi 版でも問題ない

私はスマートフォンの方は楽天のポイントの関係で楽天モバイルを契約しているのだが、これがお世辞も良いとは言えない SIM で特に通勤電車や昼時に低速通信になりブチブチ切れたりしていた。 そのため以前のタブレットである MediaPad M5 の時は高速な LINE モバイルを使いからと LINE をタブレットでも見たいからという理由で LTE 版を使用していた。 これはいつでも好きなタイミングでネットに接続できてとても便利なのだが、格安 SIM を 1 回線契約するとどうしてもその分の費用が増えてしまう。 私の場合は基本 1 G のプランで足りないときだけ 3 G に変更していたのだがこの使い方でも年間 1 万円強といったところだ。

MediaPad M5 Pro は日本国内版だと Wi-Fi モデルしか無いのでそれにしたが、懸念点はテザリングがあまり快適ではないのでは、ということだった。 しかし今回 MediaPad M5 Pro に買い換える前にしばらく Bluetooth テザリングで運用してみて全く問題ないことを確認したので躊躇なく買い換えることができた。 ネット接続を共有するテザリングには 3 種類の方式 (USB, Wi-Fi, Bluetooth) があるのだが、PC と接続すること前提の USB は置いておくが Wi-Fi テザリングはずっとつけておくとスマートフォン側の電力を消費してしまうし常時 ON にしておくのが難しい。 そこをいくと Bluetooth テザリングに関してはスマートフォン側を一旦 ON にすればスマートフォンの電源を落とすまで有効の上消費電力も少ない。 通信速度に関しては仕様上 1 Mbps が上限というのが少し残念だが、私の使用用途に関していえば全く問題なかった。

問題は Bluetooth テザリングだとスマートフォンとタブレットの距離が離れてしまったり、タブレットを長時間スリープにしていたりするとテザリングが切断されてしまうことだが、これに関しては Bluetooth Auto Connect というアプリで「タブレットの画面が ON (スリープ解除) になったら自動的にスマートフォンに Bluetooth 接続」という設定をすることで解決できた。

8.4 インチタブレットである MediaPad M5 から 10.8 インチの MediaPad M5 Pro に買い換えてみた。 ちょっと調べればわかるがこの 2 つは SoC (CPU, RAM サイズ) が同じなので画面サイズが違うところ以外は大体同じような感じで使えることが予想できた。

8 インチか 10 インチかは人による

人によるのかもしれないが 8.4 インチタブレットを 5 ヶ月使ってみて思ったのは、軽くて持ち運びが便利なのだが縦持ちする場合でも片手でホールドするような場面は結局ほとんどなく小さい利点をあまり生かせなかった。 私は以前からずっと 10 インチ級のタブレットを使用していたので 10.8 インチの MediaPad M5 Pro が重いとは特に感じない。 むしろ昔の 10 インチタブレットは大抵 600 g 以上あったのを考えると MediaPad M5 Pro の 500 g は割と軽いように感じる。

私はゲームはほとんどしないし、プレイするゲーム (チェスやバックギャモンなどのテーブルゲームが主) が別に横向きでホールドしながらプレイする必要のないゲームばかりなので 10 インチタブレットでも快適にプレイできた。 あと Amazon プライムや YouTube などの動画はやはり大きい画面のほうが快適だ。 結局のところ使う人のスタイルによって最適な画面サイズは変わってくるのだろう。

早速電車でも使ってみたが、さすがに電車の中の取り回しは 8 インチタブレットに軍配が上がるのは間違いない。 縦向きならばそんなに気にならないが立ちながら横向きで持つのは結構疲れる。 このタブレットは 10.8 インチということで従来の 10 インチタブレットよりも更に少し大きいのが効いてくるようだ。 電車の中メインで使用する方は迷わず 8 インチタブレットがいいだろう。

32 GB と 64 GB の差はかなり大きい

MediaPad M5 の方は日本で販売されているモデルは残念ながらすべて 32 GB のものとなっている。 この 32 GB というのがキツく、OS やプリインストールされているアプリが含まれているので実質的には初期状態でも 20 GB 強程度の空き容量しかない。 これだと写真や音楽、動画を溜め込まない人であったとしても心もとない容量だ。

そこをいくとこの MediaPad M5 Pro は 64 GB ということで初期状態で 50 GB 強の空き容量がある。 空き容量的には MediaPad M5 の 2.5 倍ということになっており、普通に使うぶんには十分な容量だ。 更に写真や音楽、動画をいっぱい保存したい場合は microSD カードを挿せば問題ない。

スタイラスペンは一般人には不要か

MediaPad M5 Pro にはスタイラスペンが付属してくる。 これが Apple Pencil のように USB-C 端子で充電できるし筆圧感知して線を書き分けられる……らしいが個人的にそういう機能は使わないし、別に手書きをしたいとも思わなかった。 マウス代わりに使えるかと思ったが Web 上ではタップしているのと同じ挙動となるようだ。 というわけで個人的には不要だった。

デスクトップモードは割と面白い

MediaPad M5 にない機能として「デスクトップモード」があり、これを起動すると Windows のような画面になりアプリをウインドウで開いて複数起動することができる。 これがなかなか便利そうだ。 Bluetooth キーボードとマウスをつなげればちょっとしたノート PC 気分だ。

何となくノリで決めた

今日は BOLT の 6 ヶ月点検の予約を入れていたので YSP に行く前に少しツーリングに行こうと決めて佐野方面にでかけた。 佐野藤岡 IC で降りてもいいのだが、最近は佐野 SA のスマート IC で降りるのが気に入っている。 佐野藤岡 IC だとアウトレットがあるので混んでいたりするが、佐野 SA の周りには何もないのでいきなりツーリング気分を味わえるのが良い。 そんな感じで栃木県道 201 号線を目指そうとしたところで近くに「唐沢山城址」があるのに気づいたので何となくノリで行くことにした。 こういう好奇心がソロツーリングの良いスパイスになる。

唐沢山神社

唐沢山自体は小さな山だが、唐沢山城址の駐車場に行ってみるとレストハウスがあったりハイキングを楽しむ人たちが多数集まっていたりと全く閑散としていたわけではなかった。 ただ、程よい人の量であり、写真の唐沢山神社がメインだが参拝したときも周りは私一人しかいなかった。 神社の横にキレイな休憩所があったのでそこに腰掛けて水分補給をしていたら一組だけ上がってきた。

あと敷地内のいたるところに首輪がついた飼い猫がいたのが印象的だった。 「餌は直接土の上にあげずに皿の中に上げてください」などと看板が立っている。 ペットを飼うのは憚られるが、こうやって飼われている猫をたまに見る分には良い。

栃木県道 201 号

目的の栃木県道 201 号に進んでいった。 Google Map 上だと「宝出山神社」の先が行き止まりになっているのだが、実際に行ってみると行き止まりなどではなく林道が続いており、最後まで走り続けたら「黒坂石ダム」のあたりまで抜けてしまった。 Google Map に描かれていないからひどい道なのかと思いきやそんなこともなく全面的に舗装されており、所々落石はあるがオンロードのバイクでも全く問題なく走破できそうな感じだった。 実際走っている時に 2 組のバイク集団とすれ違った。 やはりピースサインが出てくるのでお返しをする。 これがまた楽しい。 ただこのあたりはさすがに標高が高く、革ジャンだけしか着ていかなかったので少し寒かった。

栃木県道 199, 200, 201 あたりはとにかくのんびり走るには向いているのでとても好きな県道だ。 ラーツーができそうなスペースもある。 そういえば今日は虫があまりいなかったので、もうそろそろラーツーをやってもいい頃かもしれない。

6 ヶ月点検

ツーリングから帰ってきて YSP に直行し 6 ヶ月点検を頼んでおいた。 2 年半走って 36,800 km となった。 なかなかのペースだ。 この調子なら車検時には問題なく 40,000 km 達成しているだろう。

風邪が治らないので耳鼻科に行ってきた。 私が住んでいるのは埼玉のベッドタウンなので、子どもが多いからだろうが耳鼻科がとても混んでいる。 何故か混んでない耳鼻科もあるのだがそういうところは総じて内容が良くない。 一方、職場近くのところは予約が必要ではあるが待ち時間がほぼ無しで入れるし、何より喉の薬を塗ってくれるのがよく効くので風邪を引いた時に毎回行っている。 但しどうも余計な診療が多く診察料が高額になりがちなのが難点ではある。 そういえば小さい院内に若い女性スタッフがやけに多い気がする……。

以前お金がかかるのと面倒くさいからと薬局で薬を買って済まそうとしたが、全く効果がないばかりか悪化してしまった。 やはり時は金なりというべきか、多少お金がかかっても元気な時間が増える耳鼻科に行くのが一番だ。

Android スマートフォンやタブレットで Chess.com をプレイしたい場合は普通は Google Play のチェスアプリを使用する。 このチェスアプリはオンライン対戦やタクティクスをやる場合はとても便利で、特に 2 | 1 ブレットをプレイする場合などは PC よりもこちらの方がプレイしやすいくらいだ。 だが、ブラウザ版より省かれている機能もある。 私が特に違和感を感じるのが分析系の機能が弱いことだ。 ブラウザ版にある「分析」メニュー自体もないし、試合後やタクティクスを解いた後の分析画面も stockfish の読み筋が 1 つしか表示されないし設定が変更できない。 分析が無いので例えば lichess でプレイした PGN を取り込んで解析することもできない。

実は Android スマートフォンやタブレットでも Chrome などのブラウザから Chess.com にアクセスすればブラウザ版を使用することができる。 しかしブラウザ版の Chess.com がどうもスマートフォン (正確にいうとタッチデバイス) に完全に対応していないらしく、分析で駒をドラッグすると駒の座標が取得できていないのか正しく動作させることができない。

これに関しては Android スマートフォンやタブレットに USB マウスを接続して試してみたところうまく動作させることができた。 USB マウスの場合は Android スマートフォンやタブレットに接続する場合は USB-C to USB アダプタか microUSB to USB アダプタを別途用意する必要がある。 勿論 Bluetooth マウスを用意すればアダプタは不要だ。 ちなみに MediaPad M5 Pro でスタイラスペンでやってみたが、指で操作したときと同様に不自然な挙動になってしまった。やはりマウスが必要のようだ。

ただ、Android スマートフォンだと画面が小さすぎて Chess.com のレイアウトが崩れてしまう画面が多かった。 やはりブラウザ版の Chess.com を使うなら iPad や Android タブレットなどの画面が大きい端末が良いと思われる。 8 インチサイズのタブレットであれば十分快適に閲覧することができた。 尚、現在の Chrome ブラウザは何故かフルスクリーン表示ができないのだが Opera を使用するとフルスクリーン表示が可能なのでより快適にプレイすることができる。

2018/12/22 追記: タッチイベントが取れるように修正された

恐らく「問題ラッシュ」が実装されたあたりでの内容だと思われるが、Android スマートフォンやタブレットで指で駒をドラッグしても正しく移動させることができるように修正されていた。 これによりわざわざマウスを用意する必要がなくなり、主に電車内などでのプレイが快適になった。 横向きで良ければもうアプリ版は使わなくてもいいのでは、と思えるほどだ。

朝起きたらどうも鼻が詰まっている。 季節の変わり目なので風邪を引いてしまったようだ。 耳鼻科に行きたかったのだが、行きつけの医院が本日休診となっていた……。 月末に家族旅行があるので、そこまでにちゃんと治しておきたいところだ。

そういえば私が職場で愛用しているこの商品のレビューをしていなかったので書いておく。 私は職業柄目を酷使するため慢性的に眼精疲労状態となっているので、それらを改善するための目薬やアイマスクが不可欠だ。 あずきのチカラ 目もと用は電子レンジで温めて使うタイプのアイマスクだ。 職場で電子レンジが手軽に使える環境の場合とても役に立つ。 こういう商品は使い捨てのものもあるが、使い捨てだとどうしても気軽に使う気になれない。 そこをいくとこの商品は 250 回繰り返し使えると書いてある。 そして値段も手頃だ。

ちなみにこのシリーズには首肩用とおなか用があるようだが、首肩用は使ったことがあるがそんなに効果を感じられなかった。 やはりこの目もと用が最高だ。 定年まで愛用したいところだ。

来年 10 月から消費税が 10 % になるというニュースをよく聞くようになった。 家計に直結する部分なので今からすごく気になるところだが、「たかが 2 %」と侮ってはいけないというのは前回の 8 % 増税の時に十分味わった。 単純に 10,800 円のものが 11,000 円になるだけならばまだいいのだがそうはいかない。 便乗値上げがあるからだ。 結局のところ製造原価や輸送コストなどにも消費増税がそのままかかってくる為元の値段のまま商品を売ることができなくなるのは理解するところだが、それにしても厳しい。

などということを日高屋の「ネギ中華そば」を食べながら考えていた。 500 円までしか出せない時に 500 円ピッタリのメニューを探すのだが、今はこのネギ中華そばが 500 円だ。 以前は中華そば + 3 個餃子が 500 円だったのだが、今注文すると 520 円取られてしまうので 500 円で食べることができない。 消費税 10 % になったらネギ中華そばも 500 円では食べられなくなり、今度は味玉中華そばになるのだろうか。 若しくはそれすらも食べられなくなるのだろうか……。

チェストランス出版が出している初級者向けの名著である「3 手読んで勝つ戦術」を大体読み終わった。 この本は「ピン」「ナイトのフォーク」「二重攻撃」などのテーマごとに分かれているタクティクス集で、それぞれのテーマの例題および解説が何問か例示された後に読者が実際に解く問題が出てくる。 といっても問題は少ししか無いし初級者の自分でもいとも簡単に解けてしまうようなものばかりなので、メインは例題の方になるだろう。 逆に言えば、駒の動きを覚えたばかりの方であったとしても例題は眺めるだけにして問題の方だけ解くようにすれば結構身になる気がする。

実際の駒と盤を使用して例題の局面を並べて検討すると、簡単に解けるものもあるがなかなか考えさせられるものもあったりして今の私のレベルに合ったタクティクス集となっていた。 ただ、例題の局面だけを見て盤に駒を並べてから考えても全く答えが浮かばなかったときに、実は例示された局面から相手が少し動かしてから実際の考える場面になる例題もあり、そこはちょっと使い方が難しい。

テーマごとに分かれているというのがとてもいい感じで、同じような内容を反復練習することにより内容がよく身につくような気がする。

私にしては珍しく、暑くもなく寒くもないというバイクシーズンかつ雨もとりあえず降らなそうという日だったにも関わらずバイクに乗らず家でゆっくりしていた。 大体以下のような理由だ:

  • 先週房総半島を走り回った (走りすぎると非日常体験が非日常体験でなくなる気がする)
  • バイクのオイル交換距離をとっくに過ぎているが半年点検の連絡が来ない (代車が空かない)
  • 月末家族旅行に出かけるのでその体験をなるべく良くするために今遠出をするのは控えたほうがいい気がする
  • 割と疲れが残っている
  • バイクもいいけどチェスやりたい

そういえばタイピングをやっていた時は「タイピングをやりたいからバイクに乗らない」ようなことはなかった。 チェスはそうではないようだ。 ハッキリ言ってまだまだ初級者だし全然強くないのだが、それでも Chess.com で一生懸命自分の頭で考えながら最善手を探すのは楽しい。

何か疲れが取れない気がする。 水曜日など 21 時前に寝てしまったのに回復しない。 歳を取るとこういう時「そうか、歳のせいか……」と諦めてしまって良くない。 歳を取っていようがなんだろうが、元気な人は幾つになっても元気だ。 元気でない人は若くても疲れた顔をしている。

月配列 K に U9 の特殊音拡張を取り入れたに書いた通り、私は半年前に月配列 K の配列図で空いている箇所に月配列 U9 の 7 つの特殊音拡張を取り入れた。 具体的には以下のような配列図となっている:

[
  |ふ|ら|ゅ|ゃ|  |  |も|ー|  |  |
そ|こ|し|て|ょ|つ|ん|い|の|り|「|」
は|か|  |と|た|く|う|  |゛|き|れ|
す|け|に|な|さ|っ|る|、|。|゜|  |
]

[d],[k][
ぅ|ぁ|ぃ|ぇ|ぉ|  |  |  |  |  |  |
ふぁ|ひ|ほ|ちぇ|め|ぬ|え|み|や|ふぇ|  |  
ち|を|  |あ|よ|ま|お|  |わ|ゆ|  |
ふぃ|へ|せ|てぃ|でぃ|む|ろ|ね|・|ふぉ|  |
]

-shift[
!|@|#|$|%|’|&|*|(|)|-|=|¥|
  |  |  |  |  |  |  |  |  |;|[|]
  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |’|~
  |  |  |  |  |  |  |,|.|?|  |
]

使用を開始してから半年経ったわけだが、これがない月配列 K にはもう戻りたくないと思うくらい快適だった。 私はもうタイプウェルは打っていないのでタイピングにおける有効性はよく分からないが、少なくとも実用入力においてはやはり打鍵数が少ないというのは快適だ。 「ディーラー」などは月配列 2-263 殺しの単語 (rlkad.kdd. の 10 打鍵) だと思うが、これが何と kb939 の 5 打鍵になるということで打鍵数が半分になる。 ローマ字入力でも dhi-ra- の 7 打鍵なのでやはり月配列 K の勝利だ。

月配列 U9 が選択している「ちぇ」「てぃ」「でぃ」「ふぁ」「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」が素晴らしく、多すぎても学習コストが増えて使いこなせないし少なすぎても効果が限定的になりすぎて微妙な感じがするところで、この 7 つの選択というのはベストに近いのではないかと思う。 たまに登場する「しぇ」「じぇ」が少し辛いが、出現頻度的には無くても問題ないと思っている。

月配列 2-263 式で勿体無いと思うのは dk のどちらでシフトしても同じ文字が出力されるというところだ。 これは「単語によって運指を使い分けることができる」という利点がある (例えば「や」を普段 do の運指で打っているが「視野」を打つ時に edo でなく eko と連続同指打鍵を避けるなど) が、個人的にこれができる人はかなりの達人 (十分に鍛錬したタイパー) で私のような不器用な人間だと反応できないのであまり意味がない気がする。 例えば同手で打った場合に違う文字を出力できるようにしておいて、そこにこの「ちぇ」「てぃ」「でぃ」「ふぁ」「ふぃ」「ふぇ」「ふぉ」を仕込んでおくと相当便利になる気がする。

私は普段チープカシオを好んで身に着けているが、今日はたまたまスーパーでレジ打ちをしている女性の腕にチープカシオが装着されているのを見た。 私が知っているからそう思うだけなのかもしれないが、客観的に見て「格好いい」よりも「やっぱりチープな感じは否めない」という感想になってしまった……。 若い女性ではなかったところもややネガティブ寄りの感想になってしまった感はある。

腕時計は機能性だけ言えばチープカシオの圧勝なのだが、アクセサリーとしての側面が強いので微妙な気分になってしまうのは確かだ。 あと年齢を意識することは重要だ。

仕事から帰ってきてもチェスの駒と盤を使って「3 手読んで勝つ戦術」の検討を行う。 かなり気合を入れてやっているが、そういう時に Chess.com で対戦すると何故かひどいブランダーで負けが込んでしまう。 勝負事で負けてばかりだと嫌になってしまうので、こういう日はプレイを止めて検討するくらいにしておいた方がいい気がした。

今日も家でゆっくりしていた。 バイクに乗っても良かったのだが、今 6 ヶ月点検の連絡待ちだしオイル交換時期を迎えているので少し控えめにしている。 1 日中チェスの練習をしていても全然飽きない。 年配の方など将棋に熱中している人が多いように思うが、その気持ちがよく分かった。

今日は初めてラザニアを作ってみた。 市販のソースを使ったが量が少なくなってしまい、別にいつも作っているグラタンでいいかな、という感じになってしまった。 調べてみたらラザニアはパスタを何層にも重ねるものらしいが、拘りがなかったので普通にグラタン風にしてしまった……。

家族でシャンチーを指してみた。 チェスと違って物凄く考慮時間をかけないと何をやっていいのか (攻撃と防御の効果的な手が) 分からないし、駒の動きが独特で難しい (特に炮)。 ただこれは私が元々駄目なのではなくて、ただ単に今まで全く触れたことがないからだろう。 100 回やった人より 1,000 回やった人のほうがうまくできる。 1,000 回やった人より 10,000 回やった人のほうがうまくできる。

チェスのようなボードゲームは才能より努力の占める割合が比較的高い分野らしい。 これに関してはいくつか記事がヒットするが、例えばこの netgeek 様の記事だ。 「チェスや美術は比較的遺伝割合が低い」は良いのだが、それにしても音楽や数学、執筆 (小説家など) が「才能のない奴には絶対できない」世界だというのはなかなか厳しい記事だ。 タイピングはどうだったのだろう。 個人的にはスポーツに近いのではないかと想像しているがどうか。

前も書いたかもしれないが、シャンチーは日本国内だと盤と駒は何とか手に入るが棋書や有用なネット情報が絶望的で、「シャンチーを極めたいならば結局中国語を学ばなければならない」ということになる。 これだとお遊び程度ならばいいのだがガチで極めたいという気にはなれない。 何事もそれ自体の面白さだけでなく、環境的要因がとても重要 (周りの人がやっているかも含めて) だというのを改めて感じた。

値段と内容が全く変わっていないことに驚いた

台風 25 号のようだがあまり影響はなさそうなので千葉方面にツーリングに出かけた。 今回は 2 年以上前に行ったビンゴバーガーに再訪することにした。 このビンゴバーガーは房総半島ツーリングではとても有名な存在で、なんとあの「ばくおん!!」にも登場する。

ビンゴ アボカドバーガー

値段を見てみたが普通のビンゴバーガーが 850 円で写真のアボカドバーガーやベーコンバーガーは 950 円、ダブルパティのスーパービンゴバーガーが 1,300 円となっている。 何とこれは 2 年前の値段と同じだ! ここ 2, 3 年の食料価格高騰でグルメバーガー界隈は軒並み値上げを余儀なくされたので以前の感覚で行けない店が増えてしまったのだが、このビンゴバーガーは安心だ。 というより、元々の値段が安すぎると思うのだが、これでやっていけるのだろうか……。

相変わらず値段に対してとても大きいバーガー (グルメバーガーの中でも大きい方) でとても食べごたえがある。 房総半島の南西の方にあるので来るのは大変だが、その価値はある。 11 時過ぎでも結構並んでいるので早めに来たほうがいい気がする。

田代滝

最初は地図から適当に勝浦ダムを目的地にして走っていたのだが、行ってみたら林道もダム自体も立ち入り禁止で仕方なく目的地を変更した。 この田代滝も地図上で適当に探した。

田代滝

水量が多い滝だが滝壺まで行くことができず結構遠くから見なければならない。 川に入れる装備があれば近くまで行けるだろう。 ここに行くまでの道のりが恐らく 500 m 強あると思うが、すべてダートになっているので BOLT でもいけなくはないと思ったのだが切り返すスペースがないと詰むので念の為入り口にバイクを停めて頑張って歩いた。 後から来たオフ車の集団は滝の近くまでバイクでアプローチしていた。

最後に九十九里浜で黄昏れる

滝を見終わったら九十九里浜まで走っていき、砂浜で海を見ながらしばらく黄昏れていた。 波の音を聞きながら休んでいるととても落ち着く。

帰りに初めて九十九里有料道路に入ってみた。 海の見える道をノンストップで走れるのは良いが、有料の割にそこまで良い景観というわけでもないと思った。 バイクなら 220 円なのでまだ良いが、普通車だと 400 円以上するので微妙だろう。 あとバイクだとやはり ETC 非対応なのがキツく、小銭を出すのにとても難儀した。

ここ数年「人生」という言葉を使うことが多くなってきた気がする。 少なくとも 10 代や 20 代の時はほとんど使うことはなかったはずの言葉だ。 一体何故このような心境の変化が起きるのか。 何をするにも、自分が 50 代や 60 代になった時の事を考えるようになったからだ。 仕事や健康 (食事、運動) に関しては言わずもがなだし、趣味においてもそうだ。

たまに帰省して会う父の姿も、自分にとってはそんなに遠い未来でないような気がする。 こうなった時に自分はどのような人生を送っているのか。 自分はどうなっていたいのか。 一生懸命想像する。

チェスの世界には 10 代から始めて国内で相当な実力になった方が多くいる (世界的には幼少期から始めていないと遅いくらいらしいが)。 この「若い時に自分がやりたいことに気づいてずっと継続している」というのは本当にすごいことだと思う。 今思うと、若い時の自分は本当に思慮が足りていなかった。 よく考えもせずやりたいことをやっていただけだった。 勢いでなんとかなる部分もあると思っていた。 このあたりが自分の人生における一番の反省点だと思う。

d アニメストアで久々にアニメを観ている。 「勝負師伝説 哲也」というのがとても懐かしくて、つい連続して観てしまった。 当時はこれに憧れて積み込みや賽の目など練習した人もいたのではないか。 私はこの作品をちゃんと通して観たことがなかったので、なかなか楽しめた。

一般的なプログラマに必要なのは技術よりむしろ忍耐力で、営業や顧客から押し付けられる理不尽な仕様に対し全力で向き合い、一生懸命ゴミを生産して直し続けなければならないとても我慢のいる職業だ。 あと、なるべく成果物をゴミにしないために技術的な内容を一切理解できない顧客や営業と意思疎通をしなければならないという高いコミュニケーション能力も求められる。

決して競技プログラミングで要求されるような高度なアルゴリズムを使用した知的な作業を行う職業などではない。

実利のみを考えた人生はつまらない

表題の内容で考えさせられる場面があったのでここに考察しておく。

  • 成人して独り立ちしているにもかかわらず親元にいて引きこもってゲームばかりしている
  • 受験を控えているにも関わらず勉強せずゲームばかりしている

こういうケースは確かにあり、この場合は「ゲームが悪影響を与えているのでやるべきではない」ということになるだろう。 しかし「日々こなすべき業務 (学生ならば勉強) をこなした上で」ならば自由にゲームをプレイしてもいいのではないか。

「ゲームなど何の役にも立たない」という意見もあると思う。 ただ、それを聞くたびに私は思う。 「役に立つ」とは何なのか。 下記の例は役に立ってはいないのだろうか:

  • クラスで A というゲームが流行しており、自分も A をプレイすることにより友人とその話で盛り上がることができた
  • A というゲームをプレイしていたから B というゲームも最初からある程度うまくプレイできた (その結果 C という別の内容にも応用がきいた)

私はプログラマだが、元々 PC が好きだからという部分があったからこそその職業に繋がったと言える。 そして PC が好きになったきっかけはゲームの存在が少なからず関係している。 つまり、私にとって言えばゲームをプレイしていたことが役に立たないどころか将来の仕事を決める上での重要な経験となっていたわけだ。

何の経験が将来どんな風に役に立つか分からないが、人生において無駄な経験などほとんどないと思う。 だから、前もってできるだけ多くの経験を積んで人生の幅を広げておくべきだ。

ゲームとアニメはとかく悪者にされがちだが、それが独り歩きしてしまい「暇つぶしにしかならないのだから禁止する」ような極端な話 (しかも子どもに考える余地を与えずに一方的に禁止する) になるのは全く賛同できない。 それを言ったらほとんどの趣味は直接的な意味など無い。 勉強、ゲーム、その他の趣味に関わらず、ある一定のテーマに関して一生懸命努力するからこそ対価として得られるものがあるのだと思う。 一生懸命遊ぶことにも価値がある。

今日は有給休暇を取得したので久々に江ノ島にツーリングに出かけた。 普通平日の月曜日というのは空いているはずなのだが、台風の影響で意外と高速が混んでいた。 江ノ島に着いてもサムエル・コッキング苑や展望台、江の島岩屋 (洞窟) などがすべて閉まっていた。 道中歩いてみるとそれも納得の状態で、樹木や家の資材が風で飛ばされたものがそこら中に置いてあったり、台風の影響による停電のお知らせもアナウンスされていたりした。 一応最後のビューポイント (洞窟の前の海が見えるところ) まで行ったがちょっと微妙だったかもしれない……。

江ノ島 イクラしらすどん

観光が終わったら江ノ島の例の通りにある 1 件の店でいくらシラス丼を食べた。