伊豆方面
予定していた伊豆方面への 1 泊 2 日のツーリングに出かけた。 まず首都高を南下し 3 号線で東名方面に出る。 海老名あたりで小田原厚木道路に入らなければいけなかったのだが、まだ標識を見逃して素通りし次の IC まで行ってしまった……。 小田原厚木道路の厚木からの乗り換えはちょっと分かりにくいと思う。 ナビを付けておけば良かった。 ともかく、下道で 10 km ほど走って小田原厚木道路に復帰した。
その後予定通り西湘バイパスまで出て石橋 IC で降りた。 この時点でまだ 9 時頃だった。 そのまま国道 135 号線で南下を始めた。 やはり金曜日なので祝日のようには混んでいない。 箱根ターンパイクや伊豆スカイラインを使わなくても全く問題なさそうだった。
服装だがメッシュジャケットでなく革ジャンとした。 この選択は正解だった。 朝やこの後走った富士山近辺の道は結構冷えたので革ジャンでないと厳しかった。
天城隧道
天城トンネルは天城隧道 (ずいどう) とも呼ばれる。 隧道とはトンネルのことらしい。 石川さゆり「天城越え」の歌詞には近くにある浄蓮の滝と共にこの天城隧道が登場する。
今回目的としていたのはその天城トンネルの走破だった。 その為天城峠に向かって南から侵入できる位置まで南下してから北上を始めた。 途中いくつかの滝の看板が見えたのだが、結構歩くような感じだったし意外と時間に余裕がなくなってきていたのでスルーした。
この天城トンネルは数多くのバイク乗りが写真を上げているので正直甘く見ていた部分があった。 旧道を走るのだがかなり長めのダートの上に、特に天城トンネルの南側の路面状況が悪く若干苦戦した。 この悪路にも関わらずたまに普通に乗用車もすれ違ったのだが、彼らも天城トンネル目当てなのだろうか……。
そんなこんなで何とか天城トンネルに到着し写真撮影した。 たまに対向車が来る状況だったのであまり落ち着いて撮影できなかったが、何とか何枚か撮影しそのまま通り抜けた。
新道に戻りしばらく走っていると道の駅天城越えに着いた。 掲示を見たらどうも来週から天城旧道は路面補修工事で通行止めになるらしかった。 危なかった。 来週来ていたらせっかく来たのに走れず落胆していたところだ……。 しかし旧道を補修するということはやはり天城トンネル目当てで来る人が多いのだろう。 とても風情のあるいいトンネルだと思う。 このまま綺麗に残しておいてほしいものだ。
そのまま道の駅で昼食を頂いた。 夜は一人宴会をする予定だったので昼は適当な豚重とした。
予定通りそこからホテルまで下道で走った。 地図上ではあまりよく分からなかったのだが、その地点からホテルまでが意外と遠く 80 km 以上あったので思ったより時間の余裕が無くなってしまった。 1 日の走行距離 280 km でちょうどいいだろうと思っていて、実際そうだったのだがホテルにかなり早く入る予定だったのが若干誤算だったかもしれない。 しかしホテルに電話して遅めのチェックインに変更するようなことはせずそのまま走りきった。 このツーリングは走ることよりもむしろホテルでゆっくりすることを主眼に置いていたからだ。
富嶽温泉 花の湯
花の湯はもう 3 回目なので全く期待通りの結果だった。 チェックインの手続きは早いし露天風呂は豊富、宿泊料が安価なのにも関わらず朝食付き、夕食は外で食べてもいいし中の食堂もなかなか良い。 サービスの水のペットボトルも地味に嬉しい。 そして、大浴場のロッカーキーを兼ねたバンドのバーコードをかざす事で館内の食堂や売店、自動販売機で支払うことができるのが便利。 バーコードで支払ったぶんはチェックアウト時に精算する仕組みだ。
まず大浴場。 この大浴場は次の日の朝も使えるが何故か露天風呂とサウナは使えないという制限があるので、今のうちに露天風呂とサウナを堪能しておく。 特にサウナは子どもがいると入れないので貴重である。 露天風呂の方は草津の湯がなかなかいい感じだ。 ただ入りすぎて身体が硫黄臭くなってしまったが……。
以前来たときの伊豆の国ビールのスタウトが美味しかったので、今日はそれと海鮮丼を夕食にしてみた。 以前は富士駿河丼 (しらす丼) だったのだが、値段が結構違う割に正直なところ満足度はそれほど変わらないのでこの選択が良かったかどうかは微妙なところだが、料理自体は結構しっかりしていて美味しかった。 しかし、最近ビールを飲んでいなかったせいか 500 ml でも結構酔ってしまう……。
売店でも伊豆の国ビールが買えるので部屋での晩酌に役に立つのだが、売店が何時までやっているのかが気になったのでスタッフに聞いたところ 22 時で照明が消えるがスタッフはちゃんといるので 24 時間買い物はできるようだ。
その後伊豆の国ビールのヴァイツェンも飲んでみたが、まぁ普通のヴァイツェンといった感じで特筆すべき点は無いかもしれない。 なので、個人的に伊豆の国ビールはスタウトが一番美味いと思った。 人によってはこのヴァイツェンがいいという人もいるかもしれない。 ピルスナーは普通のビールがいいという人向けだと思う。 私にはちょっと合わなかった。