ここ数年「人生」という言葉を使うことが多くなってきた気がする。 少なくとも 10 代や 20 代の時はほとんど使うことはなかったはずの言葉だ。 一体何故このような心境の変化が起きるのか。 何をするにも、自分が 50 代や 60 代になった時の事を考えるようになったからだ。 仕事や健康 (食事、運動) に関しては言わずもがなだし、趣味においてもそうだ。
たまに帰省して会う父の姿も、自分にとってはそんなに遠い未来でないような気がする。 こうなった時に自分はどのような人生を送っているのか。 自分はどうなっていたいのか。 一生懸命想像する。
チェスの世界には 10 代から始めて国内で相当な実力になった方が多くいる (世界的には幼少期から始めていないと遅いくらいらしいが)。 この「若い時に自分がやりたいことに気づいてずっと継続している」というのは本当にすごいことだと思う。 今思うと、若い時の自分は本当に思慮が足りていなかった。 よく考えもせずやりたいことをやっていただけだった。 勢いでなんとかなる部分もあると思っていた。 このあたりが自分の人生における一番の反省点だと思う。