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終盤の基礎知識というチェスのエンドゲームに関する名著があるのだが、購入したはいいが内容が途中から難しくなるのでなかなか先に進めずにいた。 もっと時間をかけて勉強する必要がある。 そこでこの Blog で終盤の基礎知識の一人読書会という体でエンドゲームのパターンを一つ一つ検討していくことにする。

まずはキング + クイーン vs キングだ。 これは簡単な上に実戦でよく出てくるのでマスターは必須だろう。 Chess.com にこれを題材にしたドリルがあるので何度でも練習することができる。 終盤の基礎知識には短手数で詰める方法と確実にチェックメイトに持ち込む方法の 2 パターンが紹介されていた。 一応短手数の方でもチェックメイトすることができたが、時間が短い戦いなどで焦ってしまうと最悪ステイルメイトにしてしまう危険性があるので、確実にできる方法の方をマスターしたほうがいいと思われる。

If you can checkmate with the queen, you can win games with just one extra pawn! In this drill you'll learn that even though the queen is a powerful piece, she cannot give checkmate on her own. The king must help too. Arguably the most important Basic Mating technique in chess, the Queen Mate challenge is waiting for you!

クイーンでのチェックメイトを行えるならば、1 個の余分なポーンでゲームに勝てるでしょう!このドリルではあなたに「クイーンは強力な駒だがそれのみではチェックメイトすることはできない」ということを学んでもらいます。キングで援助しなければなりません。チェスにおいて間違いなく一番重要なベーシック ・メイト・パターンです。クイーン・メイトへの挑戦があなたを待っています!

棋譜の中にも書いたが相手のキングとクイーンの関係をナイトの位置関係に保ちながら端に追い詰めるのがポイントとなる。 端まで追い詰められたらキングが加勢しに行って、最終的に将棋の頭金のような格好で詰めれば良い。

Chess.com ブリッツ R1050

2 週間ほどでブリッツの R を 50 上げて R1050 に到達した。 現在 Chess.com のブリッツ平均レーティングが R1030 弱のため、ようやく私もブリッツで平均的なプレイヤーとなった。 ず`s チェス様にも以下のように書かれている:

現在の私の成績。5|0と10|0は“ブリッツ” (Blitz)に分類されるようです。15|10がRapid。現在のレートは1008で、平均的(51%)なプレイヤーのようです。私でも平均なのだから、チェスプレイヤーの裾野は相当に広いようです。 分布図を見てみると、私ぐらいのユーザーが分布の中心のようです。正規分布に近い。これは将棋倶楽部24などは大きな違いですね。将棋界のレーティングはどうにもおかしいんだよな。

これに全面的に同意する。 私は学生時代などに将棋倶楽部 24 で将棋をやっていたことがあったが、学校でも割と指せる方であったにも関わらずいつまで経っても低級のままでモチベーションが続かなかったというのがあった。 裾野が広いというのはいいことで、私のような初級者が入りやすいしモチベーションを継続しやすい。

そして私がこの Blog で最高レートが 50 上がることに記録して自分にご褒美をあげているのは、細かくマイルストーンを切って少しずつ実力を上げていく方法が非常に有用だと考えているからだ。 人間、階段を少しずつ上っていくのは崖を一気に登るより遥かに容易い。 そういえば私が以前やっていたタイピングの有名ソフトであるタイプウェルもこの細かくマイルストーンを刻む (スキルレベルが SJ, ..., SA, SS, XJ, ..., XA, XS, XX, ZJ, ... といったようにかなり細かく設定されている) という方法をとっているのでモチベーションを保ちやすく、私のような凡人でもタイピングがそれなりに速くなったというのがあった。 この成功パターンを次に生かしたいところだ。

チェスの内容についてだが、黒番でシシリアン・ディフェンスを指すようにして大分馴染んできた。 指してみて分かったが「ナイドルフバリエーション」と「ドラゴンバリエーション」が有名といってもこのような定跡形に進むのは少なくとも初級者レベルではほとんどない。 ここは Chess.com のオープニングの情報を見て相手の対応に対する応手を少しずつ覚えていく必要がありそうだ。

DateBulletBlitzRapidDailyTacticsNote
2018/08/12700 (91)1056 (303)- (8)- (1)1105 (448)Blitz R1050 到達
2018/07/26700 (35)1006 (272)- (5)- (0)1062 (278)Blitz R1000 到達
2018/07/22684 (32)957 (261)- (2)- (0)1017 (232)Blitz R950 到達
2018/07/08- (2)903 (215)- (1)- (0)1002 (161)Blitz 初安定 R での記録

相手がやってきたらしめたもの

ダミアノ・ディフェンスと言えば別名ダメナノ・ディフェンスとも言われるように序盤でやってはいけないタブーを示したものであるが Chess.com の初級者のレート帯だとたまにやってくる相手がいるので、うまく咎めることができれば簡単に勝つことができる。 というわけで、私と同様に初級者帯で戦っている方は以下の手筋は是非覚えておいたほうがいいと思う。

YouTube 動画で上杉晋作様のとても分かりやすい解説がある。

実践例

2... e5 のポーンを f6 で守るのがダミアノ・ディフェンス
3. Nxe5ナイトサクリファイスする
3... この時点でポーンで取ってしまうのが悪手 (だが普通取るだろう)
4. このように Qh5+ と浮いたポーンを狙いつつチェック
4... 応手は g6 かキングを浮かすしかない (g6 のほうがマシ)
5. ルークとのフォークが決まる (終了)

長短あるゲーム方式だった

ベルマークのない自由帳のソウタさんに誘われて Chess.com のデイリーチェスを初めて指してみた。 デイリーチェスは 1 日から 14 日まで日数を選べるのだが、私はこれを初め勘違いしており持ち時間の総数だと思っていた。 だが実際は 1 手あたり許される時間だった。 よって 1 日設定でもゲーム開始から 3 日経って最短 3 手しか進まないことになる。 勿論短時間で指し返しても良い。

2, 3 日経っても駒組みだけで全然開戦しないゲーム展開を見てどうにもゆっくり過ぎて緊張感に欠けるなと思っていたのだが 1 手に相当時間をかけられるのでこの時点でどう考えていたかのメモを取りつつ指せるのはラピッドにもない長所だと思った。 それに駒がぶつかってからは普通に面白くなったので悪くはない。 後私は短い時間の戦いが苦手なのでこういうものは向いている方かもしれない。

試合中の私の思考過程

4. Bxc6 Nc3 d3 d4 あたりが候補手だがどうするのがメインストリームなのか未だに分からない。とりあえず穏やかに Nc3 にする
5. 過去この局面で Nd5 と手拍子で仕掛けてしまう場面もあったが Ne4 とポーンアップされた後取り返すのが難しいように思えるので d3 というところか
6. Be3 としてクイーンサイドのキャスリングを狙いつつ相手のキングを上から攻めたいところ (クイーンを後ろに据えたほうが戦いやすそう) だが、そうすると Bxc3 でポーンの形を崩されるのが気になるので本譜の方がいいと考えた。応手の Ne7 はちょっと意外だったが、よく考えるとナイトを動かさなくても Bxc6 xc6 Ne5e5 のポーンは取られる運命
7. Nxe5 とポーンをいただくと d6 N3 c6 Bc4 b5 などと手順にどんどん相手の陣形が盛り上がってきてしまう。ここは目先のポーンアップより陣形の整備を進める
8. Ba4Bc4 の 2 択だが Bc4 の方が明らかに駒の利きがよいので何か技をかけられる筋がなければこれかと思ったが d5 と指されてみるとビショップがかわした後の d4 でナイトの有効な逃げ道がなくかなりマズそうでしまったと思った
9. かわすと d4 がかなり気になるので取る
11. もう取るしかない。xe4 Nxe4 Bxd2 Nxd2 は局面がスッキリしただけで何ともないか。11... の Re8 はこちらのキングとクイーンの位置が悪いのを咎める手
12. Re8 と指されたのでキャスリングの一手な気がする。クイーンサイドだとキングを安全にしつつルークがクイーンの射線に並ぶのが良い
13. f7 の地点が弱点なのでそれとビショップの両取りを仕掛ける Qc4 がとても魅力的に見えた。これが結果的に敗着でもいいやと思い切って指す。Be6 と防いできた場合は Qxb4Nd5 には普通に取って駒得、xc3 には Qf7 Kh8 Bh6 のクイーンへのディスカバードアタックが決まる。と思ったら Nc6 と指されてなるほど、と思った。f7 のポーンは失いチェックがかかるがこれならビショップを失わないし、 Qf7 の後続手が難しい
15. 恐らく最大の勝負どころ。一番まずいのが f3 のナイトを動かしてしまい Ne5 とされクイーンを捕獲されてしまう手順。つまり例えば Ng5 のような手は大悪手となる。以下考えられる手を列挙する:

  • e5: f6 のナイトに圧力をかける。xc3 などとやってきたらしめたもので Bh6 が次のチェックメイトとクイーンのディスカバードアタックになっていて決まる。Bxc3 はポーンでなくビショップで取り返す Bxc3 でクイーンがピンされておりポーンで取り返せない。よって Ne4 あたりだろうが Nf2 とフォークされるので hRe1 あたりだろうか
  • Bg5: ナイトをピンする狙い。ただ h3 でビショップとナイトの交換になると意外と局面が落ち着いてしまう?しかし f6 のナイトがよく効いているので悪くないかもしれない……
  • Nd5: 取られそうなナイトを逃げて Nc7 のフォークを狙うがフォークを決めても実は Re7 とかわせば受かりそう。それに相手に Nxe4 と取られた結果こちらのフォークの筋も警戒しなければならない
  • Nb5: ビショップのラインを塞がないという意味ではいいが Nd5 と狙いが同じ

冒険的な手順 e5 と手堅そうな Bg5 といった感じだろうか。Bg5 を選択しよう。 と思ったら応手が全然想定していなかったクイーンぶつけ。逃げると今度はピンが外れているのでナイトをタダ取りされてしまう。取るしかない
17. Nd5 が逃げながらフォークを決めるといった感じで味がいい。ナイトはピンされているので取り返しにくいか……と思ったが Bxe7 Nxe7 と取りかえされてその後後続手がなくてこちらがやや損か。ちなみに Re4 と応じてきたならば Nxf6 とすればポーンで取り返せない (Bxf6#) 17... は Ne4 とフォークを狙う手だが指されてみればなるほどといった感じでルークを取ってもそれほど得にならない
18. ここでフォークを守るような逃げ腰はあり得ない。ルークをどちらで取るか迷うがナイトで取ったほうが手抜かれたときに c6 のナイトと b4 のビショップを拾っていけるか
19. Bxe7 なら取り返された場合 Nf2 フォークを防ぐ手を指し先に Nf2 された場合ルークを逃げずにビショップを逃げれば良い。それ以外の手を指すと駒損してしまう (e4 のナイトがよく効いている)
20. Bf5 とナイトを守られつつルークを展開されるのがとても嫌だが、とりあえずポーンを拾いつつナイトフォークを避ける Rxd4 だろうか……

分析

試合中の自分の形勢判断は合っていた。 こちらのキャスリングが遅れていたので、そこまでは黒が若干良かったが白がキャスリングして仕掛けたあたりから白が徐々に良くなった。

4. この場合は素直にキングサイドにキャスリングするのが一番のようだ。洒落たつもりでキャスリングを遅らせるのは何の得でもなかったようだ
7. 試合中に考えていた Nxe5 とタダのポーンをいただくが陣形が悪くなりそうな手は悪手だと思っていたのだがこの場合の最善手だった……
8. 試合中に考えていた通り Bc4 を指してしまったが Ba4 が最善
12... d4 が悪手だったようだが試合中は全然分からなかった
13. この場合の最善は Nb5 とかわす手のようだが私は本譜の Qc4 が好みだ
15. 本譜の Bg5 は結果的にいい手だったが検討した候補手の e5 は良くない手だった。どうも Re7 からクイーンを追い回す手があったらしい。やはりクイーンの出しすぎは注意が必要だ

今見直してみると試合中の私の分析が結構合っていたので改めて書くことはそんなになかった。 なかなか自信がついた気がする。

出現率が非常に高いので自分が指さなくても知っておかねばならないディフェンス

そろそろシシリアン・ディフェンス (Sicilian Defense) を指しこなしたいということで練習している。 組み慣れていないせいだと思うが、どうも組み上げている間に白がどんどん攻めてくるような感じがして落ち着かないオープニングだ。 名前が格好いいから、というどうでもいい理由でシシリアン・ディフェンスの中の「ドラゴンバリエーション」を練習しているが、「ナイドルフバリエーション」も有力そうだ。 とりあえずこの 2 つを練習しておけばいいだろう。

下図はそんな私の対局の中の局面だ。 白がクイーンを d2 から h6 と動かしてキングに圧力をかけてきた局面。 ここでどう指すか。 図のすぐ下に答えを書いたので、解く場合は見ないように注意していただきたい。

意外にもクイーンを捕獲できることがある

正解は Bf5 とビショップを左斜め前に動かす手だ。 何とこれでクイーンが詰んでいる。 最近タクティクスで「チェックメイトするのとかと思いきやクイーンを詰める問題」が何度もうまく解けずに悔しい思いをしていたが、これでその鬱憤を晴らす格好となった。 クイーンは将棋の飛車と角双方の動きをするという超強力な駒なので、将棋の感覚を持っていると「まさか捕まえられないだろう」と思っているので逆に良くない部分があった。 将棋では飛車角ならともかく、成った龍や馬を詰めるのは相当難しいからだ。 チェスの場合は上図のようにまだ駒がそんなに減っていない状態からなら、このように無策に突っ込んできた場合に捕獲することができる場合があるようだ。

この後クイーンとルークの交換となり、この試合はこの後駒得を生かして無事に勝ち切ることができた。 もっとよく練習したい。

問題としては白が Qf7+ とチェックをかけてきたところから始まる。 キングの逃げ場所は 5 箇所あるが、黒の応手はどうすれば良いのか。 私は何となく白の攻め駒から遠くなりそうな Kb6 を選択したら正解した。 ただ何故それが正解なのかがよく分からなかったので Chess.com の解析にかけてみた。

解析にかけたところ私の視野が狭くキングがチェックされていることしか見ていなかったことを思い知らされた。 これは相手のキングがどうやっても助からないため、後は相手のクイーンでの連続チェックによるドローを避ければ良い局面だ。 よって連続チェックを避けるように逃げる、という目的を持って解くべきだった。 キングの逃げ場所の 5 箇所のうちのバックランクに逃げるのは直感で明らかにまずそうだと分かるが実際まずく、そこに逃げると連続チェックが避けられずドローになる。 そして上部 Kc6Kb6 とどちらがいいかというところだが Kc6 だと Qe8+ とクイーンでの攻めが続いてしまうが Kb6 だとビショップでチェックするくらいしかなく Bc5+ Kxc5 と局面を単純化できる。 この後も実は簡単ではないようだが、これで Kb6 が正解というのも納得がいった。

ちなみに「何としてもドローにしたい」という白の目的を考慮すると、この問題に至る白の最初の Qf7+ が実は悪手で Qe7+ ならば最善手を指していけば必ずドローに持ち込めた (Kc8 Qc5+ Kd7 Qd6+ Kc8 Qc5+ ... で Threefold Repetition)。 Qf7+ だとクイーンを斜めに引くことができないため次のチェックをかけるのが難しくなってしまう。

チェスのタクティクスを解くサイトとしては無料でいくらでも解くことができる Chess Tempo を推す人が多いと思うが、私のような初級者の場合上記のように正解が何故正解なのか分からない問題も多いので、そういう時にすぐに解析にかけて納得することができる Chess.com のタクティクスの方がいいと思う。

Chess.com ブリッツ R1000

調子よく連勝し、非常に短期間で R を 50 ほど上げることができた。 百分位数が 49.7 % ということで、ようやく平均的なプレイヤーに近づいた (平均値は R1030 弱)。 白は大体 Ruy Lopez で黒は普通にキングの先のポーンを上げるか Scandinavian Defense (e4d5 とポーンをいきなりぶつける定跡) ばかりやっている。 そろそろ他のオープニングもやってみたいが、多くのチェスブログに書いてある通り初級者の上達にはオープニングよりまずタクティクスをやるのがいいということなので、オープニングに関しては最低限にしてあまり手を広げないようにする。

DateBulletBlitzRapidTacticsNote
2018/07/26700 (35)1006 (272)- (5)1062 (278)Blitz R1000 到達
2018/07/22684 (32)957 (261)- (2)1017 (232)Blitz R950 到達
2018/07/08- (2)903 (215)- (1)1002 (161)Blitz 初安定 R での記録

私が最初に買ったチェス本がボビー・フィッシャーのチェス入門だ。 2,000 円弱するのはちょっと高いな、と思ってしまったがチェスを扱う和書自体貴重なので致し方ないのかもしれない。 内容がバックランクメイトばかりの問題集で内容が少々偏っているように見えるのだが、この本の良いところはそのユニークな構成にあると思う。 本の開いたページの右側に問題があり、その回答は次の次のページ (ページをめくった先の右側のページ) の上部に書いてある。 そしてその下には次の問題がある。 この繰り返しが続いていき、本の最後に来たら本を逆さまにして読み始めると後半の内容に入るといった感じだ。 この形式のお陰で収録されている問題はかなり多いように思う。 それに最初の方はものすごく簡単な問題で、徐々に難しくなっていくので無理なく解いていくことができる。 少なくとも今の私にとって「これは難しすぎる」といった内容は無かった。

ただ、個人的に解説が淡白すぎるところもあった (例えば「この場合白はメイトできますか」という問題で解答が「メイトできない」としか書いていないなど) ので、将棋やシャンチーのような似たボードゲームの経験も一切ない方だと厳しいかもしれない。

なるべくラピッドをやりたいという欲求はあるのだが

Chess.com のブレット (1 分切れ負けか 2 分 + 1 手につき 1 秒延長) などをやってみると分かるのだが、考える時間が全くなく反射的に手を繰り出さなければならない感じで浅薄な手が多くなり、ひどくなるとタダ取られするような大悪手を連発してしまうことになってしまう。 こんな試合は検討の余地もなくダメダメなのでいくら指しても短時間の試合に慣れるにはいいかもしれないがそれ以上の何かが得られる気がしない。 15 分 + 1 手につき 10 秒加算のラピッドをやりたいのだが、試合後に検討するのも含めると 1 試合 1 時間は必要となるので平日はなかなか手が出せない。

棋譜の中にコメントを含めないほうが見通しがいいかもしれない

ベルマークのない自由帳というチェスを扱う Blog を見つけたので見てみたが Chess.com の試合が貼り付けてはあるが検討コメントが棋譜の中ではなく Blog 本文に箇条書きにして書いてあった。 なるほど、こちらの方が読みやすい気がする。 チェスの棋譜内にダラダラと長い検討文句を書くのは逆に棋譜の見通しが悪くなってスマートではない。 私も次からそうしようかと思った。 あと Chess.com にも Blog の機能があってそちらにも同じ内容を書いているのだが、誰も見てないようだし面倒なのであちらは削除してこちらに集約した方がいい気がした。

比較的早く上げることができた

chess.com ブリッツ R950

2 週間ほどでブリッツの R を 50 ほど上げて R957 になった。 Chess.com のブリッツの平均レーティングは 1030 弱らしいので、まだ平均より下のプレイヤーということになっている。 当面の目標としてはこの R1030 に到達して平均的なプレイヤー以上になりたいところだ。 ブレット (2 分 + 1 手につき 1 秒) も 30 試合以上行ったので正式な記録としてつけていく。 ブレットはやはり時間が短すぎるせいかタダで取られてしまうようなひどい手を指してしまう事が多すぎるので R700 に届かないような低い R というのも納得するところだ。 これは修練でなくなるものなのかが分からない。

それにしてもラピッドの回数が伸びない。 どうしても時間が長い試合はまとまった時間がないとやる気が起きないのが困りどころだ。

※以下の表で括弧内は試合数 (30 対局以上していない場合安定 R と見なさず記録しないものとする)

DateBulletBlitzRapidTacticsNote
2018/07/22684 (32)957 (261)- (2)1017 (232)Blitz R950 到達
2018/07/08- (2)903 (215)- (1)1002 (161)Blitz 初安定 R での記録

初めて実物の駒でチェスを指してみた。 将棋よりチェスのほうがルールは簡単なのもあってか、ルールを教えたらすぐに指せるようになった (想像したとおりポーンの動きに関しては混乱があったようだが)。 しかし私もそうだったがパッと見てどこにどの駒が効いているのか分かりにくい。 後、やはり初心者としてはルークの先のポーンを動かしてルークを活用しようと思うのだな、と改めて思った。

しかし、チェスは駒を再利用するというルールがないせいかかなりの実力差があっても平手で結構ゲームらしくなった。 基本的に駒落ち戦が無いのも納得した。

マスターチェス

子どもに教えてみる用に買ってみた。 写真のように普通に使うこともできるし、各駒の下に駒の動き方を示したボードを付けてプレイすることもできる。 写真で撮影するといい感じだが、実際はボードは紙製のペラペラのものだし駒はプラスチックの安っぽいものだしで「値段なり」という感じがする。 何しろ 1,800 円弱しかしないので、あまり文句は言えない。 一応チェスのルール解説が書いてある薄い小冊子がついてくる。

何となく「一人チェス」をやってみたがやはり対人がしたい。 ちゃんとしたチェスセットでプレイできる日は来るのだろうか……。

安定 R としてここから開始する

chess.com ブリッツが R900 達成

Chess.com でブリッツを 215 局ほど指し、ようやく R900 に到達することができた。 ちなみにブリッツは R1200 から始まるので正確には安定 R でない状態で到達はしていたのだが、今回じわじわと上がってきて安定 R として到達したのでここから記録を開始するものとする。 それにしても負け数が多いし、黒番の勝率が異常に悪い。 特に黒番で駒のタダ取られ (駒の効きの見落とし) で負けてしまうことが多いし、ハメ手のようなものでメイトをかけられてしまうことも多かったように思う。 今のところこれだけ局数を戦ったのがブリッツしかなく、ブレットやラピッドに関してはほとんどプレイしていないのでまだ安定 R ではない。 これからはもう少し他の種目もやってみて自分の実力を測っていきたいところだ。

ちなみに Chess.com のゴールド会員だがこのまま有料会員として継続することとした。 Chess Tempo でできるとはいってもそのまま Chess.com でタクティクスの練習ができるのは便利だし、何より「ドリル」がいい。 例えばキング・クイーンやキング・ルークのメイトは問題なくできてもキング・ビショップ・ビショップのメイトが覚束なかったりした時 (というか今の自分がそう) にすぐに練習することができる。 勿論「検討」で自分で局面を作成して練習することも可能だが、気軽にできるのは大きいとみる。

※以下の表で括弧内は試合数 (30 対局以上していない場合安定 R と見なさず記録しないものとする)

DateBulletBlitzRapidTacticsNote
2018/07/08- (2)903 (215)- (1)1002 (161)Blitz 初安定 R での記録

Chess.com のライブチェスは持ち時間によって「ブレット」「ブリッツ」「ラピッド」に分かれているが、どの持ち時間がどれなのかがよく分かっていなかった。 今試してみた感じだと 1 分切れ負けと 2 分 + 1 手につき 1 秒追加、の 2 つがブレットのようだった。 3 分切れ負けもブレットかと思っていたのだがブリッツに分類されるようだ。 しかし 3 分切れ負けと 10 分切れ負けは全然違うのに同じブリッツというのは気になる。

その「ブレット」を早速 2 回指してみたが時間が短すぎてまともに指せない。 簡単に駒をタダ取りされて負けてしまった。 ある程度強くならないとこういうのは「チェスにならない」のではないかと思う。 やはり今の実力だと 10 分切れ負けのブリッツか 15 分 + 1 手につき 10 秒追加のラピッドでじっくり考えるのが良さそうだ。

Chess.com は無料で対戦を含めた多くの機能を使用できるのだが、有料会員になると広告がなくなる他 1 日あたりのタクティクスの解ける量が増えたり深い解析が使えたりする。 会員のランクとしてゴールド、プラチナ、ダイヤモンドと用意されているがゴールドなら年払いで 3,213 円と月 300 円以下なのでアリな気がする。 ダイヤモンド会員はかなり高くて「一番人気」と表示されているのがどうなんだ、と思っていたが対戦相手などをよくよく観察していると確かにダイヤモンド会員が一番多い気がする……。 Chess.com は日本語対応されているとはいえ込み入った内容になると英語になってしまうので、もう少し英語が得意だったらまた感想が違ってくるのかもしれないと思った。

同じ間違いを何度もしないような工夫が大事

CHESS HEROZ は画面や演出が綺麗だし相手もそんなに強くないということで相変わらずプレイしているが、棋譜は残るが試合後の検討ができない。 本当に強くなりたいなら Chess.com で 15 | 10 をプレイして 1 局 1 局真面目に検討した方がいい気がしてきた。 そこで気になるのが棋譜へのコメントの挿入と Blog への貼り付け方法だが、割と簡単にできたのでここにメモしておく。

尚 Chess.com 内にも Blog の機能がありそちらに貼り付けることも出来るが、そちらは専用の記述を使う (後述)。

方法

  1. Chess.com 画面上のメニューから「プレイ -> アーカイブ」を選択
  2. 自分が過去にプレイしたゲーム一覧が出てくるので対象のゲームのリンクを押下
  3. 棋譜再生画面になるので右サイドバーにあるチェス盤と虫眼鏡のアイコンの「Analysis」を押下
  4. 検討画面になるので右サイドバーのタブにある「共有」を押下
  5. Embed ラベルの入力フィールドの <iframe> タグをコピーして自分の Blog に貼り付ける

棋譜にコメントを入れたい場合は 4. の棋譜検討画面で棋譜上のコメントを挿入したい箇所を右クリックすると「コメント」メニューが出てくる。 そして Chess.com 内の Blog に貼り付けたい場合は 5. の画面で画面下の方にある [gid=xxxx] というコードをコピペすればよい。

CHESS HEROZ を 3 ヶ月続けて、ようやく RAPID が R1700 に到達した。 CHESS HEROZ には Rating difference within という設定項目があって R が上下いくつ差の 相手とマッチングするかを設定することができるのだが、私はこれを 100 にしている。 つまり R1700 ということは R1600 から R1800 までの相手とマッチングするということだ。 私から見ると R1800 というと相当強いように見えるのだが、私自身 R1700 に手が届いたとはいえそんなに強くなった気がしない。 相変わらずたまにうっかりタダ取りされてしまうこともあるしここぞという場面で Knight Fork や Skewer を決められてしまうこともある。 こんな調子で本当にいいのか謎だし、これ以上強くなれるのかもよくわからないが、今までどおり Chess Tempo で練習しつつ地道に続けていこうと思う。

ようやく CHESS HEROZ の RAPID の R が 1650 に到達した。 HighestRating としてはこれで上位 20 % 以内に入る模様。 とはいってもまだまだ全然強くなった感じはなく、指していても相変わらずうっかり「タダ取り」されてしまう場面もあったりする。 これは注意して打っていればそのうちなくなるものなのだろうか。 それはよく分からない……。

少しずつ打ち慣れてはきたが、やはり CHESS HEROZ のレベルは低めなのかまだ初心者の域を脱していない印象はある。

1 週間で R1550 から R1600 に上がったのは早かった。 オープニング (ルイ・ロペス) は結構速く組み上げることができるようになった。 チェスはほとんどの駒が将棋でいうところの大駒の動きをするのでパッと見ただけではどこに駒が効いているのかよく分からないところがあり「タダ取り」されないように常に気を使う必要がある。 逆にいうとそれが常に緊張感を持って駒を進めていくということで、それが面白いところではある。

今のところ CHESS HEROZ で実戦を繰り返して、空いた時間に Chess Tempo でタクティクス問題を解く、という進め方で成長できているので、この調子で継続したいところだ。

今月初めに CHESS HEROZ を見つけたので少しずつ練習している。 最初は R1500 を割ってしまうなどなかなか苦戦していたのだが、最近調子よく勝ち進んで今日最高 R1550 に到達することができた。

CHESS HEROZ は将棋ウォーズと比べて無料で 1 日 5 戦できるのがなかなか良い。 ただ、公式の NEWS が 2016/6/30 から更新されていないようなので、今後サービスが停止しないか不安ではあるが……。 私でも R1550 に到達できてしまうところをみると Chess.com などと比べてレベルが低めのようだ。 私は初心者なので、モチベーションを保つという意味ではこの方が良い。

初心者が上達するにはタクティクス (将棋でいうところの次の一手) をやり込むべきだというのを見たので、有名な Chess Tempo というサイトで空いた時間に少しずつ解くようにしている。 また、「ボビー・フィッシャーのチェス入門」も少しずつ読んでいる。

次の目標としては CHESS HEROZ の RAPID で R1600 を目指したいところだ。

CHESS HEROZ で対人戦をやってみた。 海外の方が対戦相手ということで余裕で負けるのだろうな、と思っていたが何とか勝ててしまった。 タクティクスなど全く分からないのだが、何となく将棋の経験が生きているような気がする。 あとは駒をただ取りされないように注意深く動かしていけば何とかなった。 麻雀、将棋に続く第 3 のボードゲームの趣味としてしばらくやってみようと思う。

今日将棋ウォーズをプレイしていたら上の方に「囲碁ウォーズ」の広告が出てきた。 私は囲碁は打てないのだが、囲碁ウォーズがあるのなら「チェスウォーズ」があるのではないか、と興味本位で Google Play を覗いてみた。 そうしたら同じ会社 (HEROZ) の CHESS HEROZ を見つけた。 早速プレイしてみたが、アプリ内の言語はすべて英語で書かれており世界中のチェスプレイヤーとマッチングできるようだった。 将棋ウォーズと同様に無料会員では 1 日のオンライン対戦回数が限られているが、それでも 5 回プレイできるようで十分だと思った。 将棋ウォーズには「棋神」という 5 手だけ最強 AI が代わりに指してくれるという機能があるのだが、この CHESS HEROZ にも CAISSA という同じような最強チェス AI に 3 手だけ代わりに指してもらえる機能があった。 あと CHESS HEROZ はアプリ内のデザインがとてもクールだし音楽も上品でとても好感が持てた。

そういえば昔チェスをやってみようと本を買って勉強したことがあったのだが、スマホでこのような良質なオンライン対戦ができないためどうしてもコンピューターと戦い続けることになってしまいモチベーションが保てない原因になっていた。 今はこの CHESS HEROZ があるし、将棋クエストならぬ「チェスクエスト」があるのではないかと探してみたらこれも存在した。 日本国内で自由に対戦して腕を磨きたいチェスプレイヤーの皆様にはとてもいい環境が整ったのではないだろうか。

というわけで将棋、麻雀に加えてチェスもやってみようということで昔買った本「ボビー・フィッシャーのチェス入門」を読み返そうとしているところだ。 オープニング (将棋でいうところの序盤の定跡) など何もわからないが、何となくやってみようと思った。