今日注文していた MediaPad M3 Lite 10 が届いた。 ショップの発送がとても早かった。 本来は数日使ってからインプレを書くわけであるが Nexus 9 LTE でも書いた通り私はタブレット端末に関してはこれまで何台も使ってきているので数時間触れば何となく長所・短所が見えてきたのでファーストインプレッションとして書き留めておくことにする。
10 インチ Android タブレットにしては軽い
最近ではこの程度は当たり前なのかもしれないが 10 インチで 460 g と iPad 2017 年モデル並である。 最初に持った時「軽い」と感じた。以前使っていた 10 インチタブレットは 600 g 超えだったのでそれに比べると随分軽く感じる。 勿論人によっては「やっぱりちょっと重い」と思うかもしれないが、正直技術の進歩に驚かされた。
スペックの低さはあまり気にならない
この端末は発売時期が最近なのに対し CPU が非力だと言われているが、確かに Mate 9 のようなハイエンドモデルと比べるとモタツキを感じるものの不快に思うほどの遅さは感じず必要十分だと思った。 MJ モバイルなどプレイしてみたが特に問題は感じられなかった。 勿論 YouTube 視聴や Kindle など全く問題ない。 少なくとも Nexus 9 よりはキビキビと動作する。
唯一みんゴルは元々処理が重いせいか少しコマ落ちのような形になりプレイし辛さは感じた。 ゲームを主目的にする場合は注意が必要だろう。
プリインストールアプリが少ないのがいい
HUAWEI の端末はどれもプリインストールされているアプリが少ない上簡単にアンインストールすることができるのが好印象なのだが、この端末でもしっかりそれが踏襲されていた。 また HUAWEI 独自のランチャーである EMUI は相変わらず Android デフォルトのようなシンプルな見た目で良い。
物理キーをナビゲーションボタンにすることができる
この端末は指紋認証用のセンサーが前面下部に付いているのだが、そのセンサー部分を使用して Android の「戻る」「ホーム」「履歴」のナビゲーションボタンの機能をもたせることができる。 シングルタップで「戻る」、長押しで「ホーム」、左右スワイプで「履歴」といった感じだ。 これが意外と使いやすい。 Android デフォルトだと画面下の領域にこのナビゲーションボタンが配置されてしまうのだが、それが無くなるので表示領域も少し広くなる。
勿論 Android デフォルトのボタン配置にすることもできるので使いやすい方を選べば良い。
音は良いことは良いが過度の期待をしてはいけない
この端末はスピーカーが上下 4 箇所についているのでさまざまなレビューサイトで「音がいい」と紹介されている。 確かにそれは間違いではなかったのだがあくまで「タブレットにしては音がいい」というだけであるので過度の期待は禁物である。 納得できる部分だったのでそこまで不満はない。
値段に対する満足度がそこそこ高い
最後に、この端末は Wi-Fi モデルで 3 万円を切り、LTE モデルでも 3 万 5 千円を切るというミドルレンジモデルの価格帯である。 だが私が今まで使ってきたタブレットは 5 万円若しくはそれ以上するものでも動作に突っかかりを感じたり重量があったりして少なからず不満があったのも確かだ。 このタブレットはこの価格で以前感じたような不満をほとんど感じない。
ただ iOS が許容できるのであれば Wi-Fi モデルであればもう少し出せば iPad 2017 年モデルが買えるのでそちらがいいだろう。 このタブレットはどうしても Android の 10 インチ級の端末が使いたい人向けだと思った。 ゲームなどの処理が重い用途でなければ恐らく十分満足できるだろう。
後日改めてレビューした
2 週間使った感想として後日 MediaPad M3 Lite 10 改めてレビューを書いたのでそちらも参照頂ければ幸いである。