1 回参加してみたかった
今日は千葉チェスクラブに参加するために千葉方面にバイクで出かけた。 雨は朝で止む予報だったのでそこまで心配せずに出かけたのだが、結局千葉市近くになった時に降り始めてちょっと濡れてしまった。 まあレインウェアを着るほどではなかったのでありがたい。 午前 11 時頃に千葉市に着いたのでそのまま昼食をとることにした。 千葉市にはパントリーコヨーテという名店があって 5 年前に行ったことがあるのだが、記事に書いた通り私はパントリーコヨーテがプロデュースしたヴィレッジヴァンガードダイナーのほうが好みだ。 このヴィレッジヴァンガードダイナーはイオンレイクタウン (越谷) にもあってたまに行っているのだが、これが千葉駅の駅ビルの中にもある。 ということでそこまで行ってみると隣のこととやという店で買ったレシートを見せると 10% 引きと書いてある。 こととやというのは雑貨屋だろうか。 ビールや調味料なども売っている。 迷ったのだが家で飲むために韃靼そば茶を購入。 そのレシートを持って隣のヴィレッジヴァンガードダイナーに行き、アボカドチーズバーガーセットを注文した。
見慣れたメニュー、食べ慣れている味で安心。 と思ったのだが、微妙にバンズの食感やパティの焼き具合、具材の配分などもちょっと異なる気がした。 写真では見えないのだがやけに玉ねぎが多くて気になった。 あと気のせいだろうか。 何だかちょっと小ぶりで物足りないかもしれない。 ポテトは写真の通りスティック型でなくゴロゴロとした芋の食感を感じるものでこれはレイクタウン店と同じだが、個人的にはノーマルなスティックタイプが好みだ。 芋の食感がどうのとかそういうのは不要。 グルメバーガーは高くても B 級感があるからいいのだと思っている。 だからナイフとフォークが用意されていようが (高級な店ではハンバーガーをナイフとフォークで食べたりする)、バーガー袋に入れてガツガツと食らうのが好きだ。
久々の NCS 公式戦
さて千葉チェスクラブだが、時間まで入室できないようだったので部屋の前の待合所で座って待っていた。 広くて座るスペースが十分にあるのは助かる。 私は心配性なので遅れないように早めに行ってゆっくり休んでいたいからだ。 時間になったらメンバーが来たようなのでおもむろに入室して名簿に記入して会費の支払いを行った。 よく分からないが他の皆さんは常連なのだろう。 常連の方々がしばらく談笑したりしていたので部屋の片隅で待っていた。 NCS 公式クラブということで近くにある北千住チェスクラブと比べてしまうところだが、勿論真剣にチェスをする場ではあるのだがどちらかというとカジュアル寄りであるような印象を受けた。 要するにアットホームな雰囲気で和気あいあいと、といったところだろうか。 多分初心者の方が何となく行っても試合の進め方など優しく教えてもらえると思う。 このあたりはやはり席主である小笠さんの人柄によるところが大きいのだろう。 小笠さんはチェス戦略大全の訳者であり千葉で精力的にチェス教室を開いて指導されている方というイメージが強い。
とはいえ今回行ってみて思ったが、埼玉から千葉に来るのに道がものすごく混んでいる。 いや、これは千葉方面には何度もツーリングに行っていたので分かっていたつもりだったが、やっぱり距離の短さとは裏腹になかなか到着しない。 特に市川・船橋あたりの混雑がひどい。 高速道路に乗ればいいのだが行き帰り両方乗ってしまうと高速代が馬鹿にならない。 さすがに今日は疲れたので帰りは高速に乗ってしまったが、バイクの高速料金はもう少し何とかならないものかと思う。 宇都宮チェスクラブは距離が倍だが、道路の混み具合が全然違うのでハッキリ言って宇都宮に行ったほうが楽なんじゃないかと思うくらいだ。 というわけで今日は頑張って行ったが、次行くとしても相当後になるだろう。
1R フレンチ・ディフェンス・エクスチェンジ・バリエーション
1R は公式戦で何度も対戦したことのある方だった。 ということで同じオープニングを使うと何だかつまらないので、今まで使ったことがないフレンチ・ディフェンスを選択。 普通にエクスチェンジ・バリエーションにされたので、今までの経験から地道にセットアップした。 12... Ne4 とアウトポストに居座ったあたりでなかなか指しやすいと思ったが Stockfish 的にはまだまだイーブン。 というより中盤まずまず戦いやすいと思っていた (横で見ていた小笠さんもそう言っていた) が解析で見てみるとほとんど差はなく、ずっと形勢互角で進んでいく。 24... f6 あたりでも優勢なのではと思ったのだが、やはりイーブン。 分からないものだ。 唯一のチャンスは 27. Nc6?? でここで Rxe1+! と踏み込めていれば勝ちだったようだ。 要するにこちらは Kh7 としておけばそれ以上攻め込まれないが、こちらは Be4 - Qh3 のコンビネーションで相手のキングは危険な状態になる。 しかしそこで踏み込めず 27... a6?? でチャンスを掴めなかった。 最終的にポーンとクイーンだけ残りドローオファーされたのでこれはドローだろうと受諾。 その判断は正しかった。
2R フレンチ・ディフェンス・クラシカル・バリエーション
2R の相手がなんと小笠さんで戦慄した。 マッチングを決めているのが小笠さんなので、恐らく他の方は常連で何回か相対したことがあるが私が初めてだったのでそのようにしたのだろう。 しかしレーティングにして 400 近く上でハッキリ言ってほとんど勝ち目はない。 まあ指導対局のつもりで普通に 1. e4 を指したらフレンチにされたのでフレンチ使いには敬意を持ってエクスチェンジにしないという原則を守り 3. Nc3 を選択。 3... Bb4 のウィナワー・バリエーションだったらアレヒン・マローツィ・ギャンビットを仕掛けようと構えていたが 3... Nf6 のクラシカル・バリエーションだった。 まずいことによくわからない。 lichess の序盤探索で調べてみたが Nc6 を指される前にさっさと dxc5 を入れてしまうのがよく指されているようで驚いた。 ダブル・ナイトでの d4 ポーンへの緊張状態を維持してしまうと本譜のように打ち破られてしまうのであればさっさとエクスチェンジしてしまうという感覚もありなようで勉強になった。
10... cxd4 からうまくセンターを崩されてそのまま劣勢を拡大されて負けてしまったが、唯一のチャンスは 16... Bd6?? だった。 この時グリークギフトがあるんじゃないか、と少し考えたのだが結局読みきれず踏み込めなかった。 Nxe6 がクイーンに当たるのは気づかなかった。