今日でまた 1 つ年をとった。 既にアラフォー世代なので全く何も嬉しくないが、記念日ということで自分の人生を見つめ直すいい機会だと思う。 私は特に狙っているわけではないが毎年「今年は xx の年」というのがある。 まだこの Blog を書いていない時期だったが 3 年前はグルメバーガーの年、一昨年はバイクの年、去年はタイピングの年、といった感じだ。 勿論未だにグルメバーガーは食べ歩いているし、バイクも乗っているし、タイピングも続けている。
タイピングはお金がかからないし、自分だけを見て地道に練習していけば確実にレベルアップが味わえるということでとてもいい趣味だとは思う。 だが残念ながら私に関して言えばある程度高速打鍵できる段階になってから練習に指の耐久性がついていかなくなってしまった。 JIS かなをやっていた時は X タイパーになる前から右手小指が痛くて継続不能になったのだが、月配列でも同様に痛くなってしまった。 それも一般的に強いと思われる薬指や人差し指が痛み、しばらく休まないと治らない。 今はタイプウェルは止めてイータイピングだけ適当に参加するというスタンスをとっているが、これなら全く痛くならない。 このスタイルのまま続けていくのが私としてはベターな選択のように思った。 勿論、更に気力が下がってしまったらスパッと止めてしまうのもいいだろう。 特に未練はない。
今年はチェスの年にしたい。 タイプウェルを 1 日 50 回以上回していたような情熱をそのままチェスに充てることにする。 チェスもお金がかからないし、地道に続けていけば確実にレベルアップが楽しめるいい趣味だと思う。 そして、指が痛くなって継続できなくなるようなこともない。 チェスを取り巻く環境の話だが、昔の場合は「対戦相手が見つからない」とか「上達法が分からない」といった理由で趣味に加えることはなかったように思うが、今は Chess.com があるのが有り難い。 日本語化されているので英語が不得手でも全く問題ないし、自由な対戦時間ですぐマッチングできる。 試合が終わったらすぐにコンピュータ分析にかけてどこが悪手だったか調べることができる。 更にモチベーションの維持というところで、レーティングの推移をグラフですぐに確認できるので自分の上達がすぐに分かる。 日本ではマイナーなのかもしれないが、上達するための環境は和書が少ないことを除いては将棋よりも遥かに充実しているように感じる。
昨今は日本が元気がなくなったというところで嘆く人もいるのかもしれないが、私はあくまで個人主義的な考え方かもしれないが「何をやるにせよモチベーションを維持しやすくなったという意味でとてもいい時代になった」と思う。