SD カードを使うしかないのか
世界的に販売されている MediaPad M5 は内部ストレージ 32 GB 版と 64 GB 版と 128 GB 版があるが、日本で販売されているものは 32 GB 版しかない。 もっとも、更に安価なタブレット (MediaPad T3 など) にすると 16 GB しかなくてかなり困ることになる。 実際のところ内部ストレージ 16 GB といってもファームウェアやプリインストールアプリなども含んだ容量なので、実質的に初期状態でも 8 GB 程度しか空きがない。 32 GB あったとしても実際は 20 GB 強程度の空きだ。 以前も書いたがせめて 64 GB あって欲しかった。 メインで使うには微妙に容量が足りない。
仕方がないので「設定 -> ストレージ -> デフォルトの保存場所」で「SD カード」を選択した。 SD カードにすれば一気に保存容量が倍増するが、個人的には転送速度の速いカードを選ばないと内部ストレージの時より遅くなってしまうので選びたくはなかった。 性能のいい microSD カードを購入すればいいのだが、だったら初めから 64 GB モデル (EXPANSYS など) にしておけば混乱は無かった……。 既に 64 GB の microSD カードを持っているので、問題なければ次期モデルまでこれで凌ぐことにする。
ちなみにデフォルトの保存場所を変更してもすぐさま既存のアプリが SD カードに移動するわけではないようだ。 今後インストールしたものが対象になるということだろうか。
ベンチマーク
A1 SD Bench を使用して測定。 面倒なので型番は調べないが microSD カードは東芝のものだったと思う。
名称 | 容量 | 読み込み速度 | 書き込み速度 |
---|---|---|---|
microSD カード (東芝製) | 64 GB | 48.70 MB/s | 17.91 MB/s |
MediaPad M5 内部ストレージ | 32 GB | 128.07 MB/s | 47.79 MB/s |
P20 内部ストレージ | 128 GB | 497.41 MB/s | 191.41 MB/s |
P20 速すぎる。 このストレージが MediaPad M5 にも欲しかった……。