決定的な対処法が今のところ存在しない様子

どうも数日前から一部のファーウェイ製スマートフォン・タブレットにおいて Uber のような Google Map を使用しているアプリで本来地図が表示される領域に「Google Play services are updating」という文言が表示されて地図が描画されないという不具合が出ているようだ。 一部のと書いたが、正常に動いているファーウェイ端末においても後述する「Google Play 開発者サービスのデータの削除」を行うと現象が再現する。

この問題は Google Play Help ForumIssue Tracker に上がっている。 今後問題が修正されることを期待したい。

尚、私が試した以下のような手法では現状ではどの方法をとっても端末の再起動を行うと元に戻ってしまう:

  • Google Play 開発者サービスのデータを削除
  • Google Play 開発者サービスをアンインストールし工場出荷状態に戻した上で更新
  • APKMirror を使用し過去のバージョンの Google Play 開発者サービスをインストールする (放っておくと結局 Google Play によって最新にされてしまいそのまま再起動すると同現象となる)

Google Play 開発者サービスのデータを削除

Google Play 開発者サービスのデータを削除

上記に紹介した対応方法の中で「Google Play 開発者サービスのデータを削除」が一番簡単なので、とりあえずバグが修正されるまではこの方法を使用して端末を再起動せずに使う形でお茶を濁すしかなさそうだ。 これは以下の方法で行うことができる:

  1. 端末の「設定」「アプリ」を開く
  2. 表示されているリストの中から Google Play 開発者サービスを選択 (表示されない場合はプルダウンメニューで「全てのアプリ: 有効」を選択)
  3. 「ストレージ」を押下するとメモリ使用量が表示されるので「容量を管理」を押下 (「キャッシュを消去」だと変化がないので注意)
  4. 「データをすべて消去」を押下しデータを削除する
  5. Uber のような Google Map を使用するアプリを開き Google Map が正しく表示されるのを確認する (再起動すると戻ってしまうので注意)

Google Play 開発者サービスが修正された (2018/05/19 追記)

この問題は 2018/05/19 に公開された Google Play 開発者サービス (バージョン 12.6.85) で修正された模様。 ただ私の環境だと再起動した直後は依然として Google Play services are updating が表示されるが、再起動してから 2, 3 分待ってから対象のアプリを開くと Google Map が正しく描画されるようになった。