一日中断続的な雨
ツーリングに出発したのはいいが、出発してすぐに雨が降り始めしばらく止むことはなかった。 高速道路に乗る前にレインウィアを着込んだので雨対策は万全のはずだったのだが、あまりに降り続けるのでさすがにレイングローブや防水シューズから少しずつ雨が浸透してきた。 勿論非防水のものを着ていたときのようにビチャビチャにならないだけ良いが、それでも長時間は厳しい。
雨が上がったのは那須の手前あたりまで走ってからだった。 この時予定通り三大ラインを目指して磐梯河東 IC まで走るか、それとも今日は天気が悪いので諦めてホテルに向かってしまうかの選択を迫られた。 かなり晴れてきたので何となくいけそうだと前者を選択したのだが、これが間違っていた……。
磐梯山ゴールドライン
磐梯山 SA で昼食を終え、そのまま高速を降りた。 自信がないので予定通りナビをセットし磐梯山ゴールドラインへ向かう。
磐梯山ゴールドラインは普通の山道のような感じだったが、紅葉していない今でも微妙に木々の色合いが違うのが確認できた。 これは紅葉シーズンに走ればさぞかし綺麗なことだろう。 だから「ゴールド」なのか、と一人で納得した。 この時点では雨が降っていなかったのでまずまず快適に走破できた。
磐梯吾妻レークラインとスカイラインは雪
磐梯吾妻レークラインに入ってしばらく走ったらいきなり天気が悪くなってきた。 そのまま雨が降り始めた……と思ったら固いものが降ってくる。 これはみぞれだ。 標高が高いせいかかなり寒い。 念の為ネックウォーマーを持ってきてよかった。
磐梯吾妻スカイラインに至っては標高 1,400 m 以上あたりから路肩に雪が残っている状態でとても寒い。 降ってくるものも雪に変わった。 浄土平に着いたが観光どころではない。 そのまま大事に至らないように慎重に福島市方面を目指した。 絶景ロードなのは分かるが何も見えないしとてもキツかった。
幸い磐梯吾妻スカイラインからホテルまでは割と近かったのでスムーズに到着して泊まることができた。
グランパークホテルエクセル福島恵比寿
グランパークグループのホテルは全国にあるようだが、このホテルは福島駅近くにあった。 まずチェックインを済ませたのだが、バイク駐輪場が珍しく有料 (300 円)。 その割に駐輪場が狭いので、複数来た場合は停められない気がする。
まず大浴場に向かった。 このホテルはビジネスホテルの位置づけのはずだが内風呂 (ユニットバス) の他に大浴場に入ることができるのが大きなメリットだ。 風呂は普通な感じだったが、サウナが付いているのが好印象だった。 平日なのでお客さんも少なく、ゆったりと入ることができた。
客室は可もなく不可もなくといった印象だったが、ホテルの目の前に「ダイユーエイト」というショッピングモールがあるのがとても便利だった。 早速夕食と酒とつまみを買いに行ったのだが、フードコートを見てみると高校生が大勢入り浸っているのが見えた。 この光景どこかで見たことがあるなと思ったが、新潟県上越市にツーリングに行った時に見たイオンだった。 ショッピングモールに学生がいっぱいいて談笑しているのを見ると地方都市という感じがする。
夕食はスーパーの 2 割引惣菜をゲットした。 旅行感は全く無いが、便利なので良しとする。