群馬県道 177 号線は分断されている

「上毛三山パノラマ街道」を通ってみようと思いツーリングに出かけた。 「じょうもうさんざん」と読むようで最初読めなかった。 妙義山・榛名山・赤城山を結ぶので三山らしい。 とはいえ通るだけだとすぐ終わってしまうので、まず本庄児玉 IC まで高速で移動し国道 462 号線でちょっと行った先の群馬県道 177 号に行ってみた。 群馬県道 177 号終点に「御荷鉾山不動尊」があったのでそこを目指してみたが、結構歩くような感じだし「クマ注意」の看板が見えたので何となく止めておいた。 これだけだと面白くないのでそのまま林道区間に入っていきどこまでいけるか試してみた。

群馬県道 177 号線林道

写真は林道終点だが道路状態は劣悪だった。 尚、現状の Google Map でも道が描かれていない区間である。 この間の雪スタックで少し懲りたので今回は割と用心深く進んでいった。 写真のところで例えば坂になっている場合 BOLT だと重すぎて切り返せなかったら非常にまずいのだが今回は何とかなった。

群馬県道 177 号は分断されている。 本当はこの林道が通れれば北側の 177 号に出られるのだが、見ての通り通行止めだった。 戻っていった先のスーパー林道で南側に抜けようと思ったのだが、よく見ると 4 月 20 日まで冬期通行止めだった。

県道 71 号線

今度は県道 71 号線に南側からアプローチした。 この県道も分断道路のようで、林道を通して行き来できるようだった。 南側の入口付近がとても急な坂になっている上に道が狭く、「険道」の部類に入るように思えた。 先程の県道 177 号もそうだったが、この道路も私が通っている間 1 台の車にもすれ違わず独占状態だった。 だからこういう観光に無縁の行き止まり県道が大好きだ。 途中「みかほ高原荘」という建物があったが、前まで行くとやはり「冬季休業中」の張り紙が見えた。 なるほど、それではこの道路を通る意味はないわけだ。

ここも終点近くで西側にスーパー林道で抜けたかったのだが、やはり 4 月 20 日まで冬期通行止めの看板が出ていた。 このあたりの道路を楽しむにはまだ時期が早かったのかもしれない。

上毛三山パノラマ街道

昼は近くのコンビニでおにぎりを齧り、そのまま県道 196 号線に南から入っていった。 ここは「森林公園さくらの里」があるのだが、そこに行くまでの道中にも所々に桜が咲いていた。 私の住んでいる地域は既に散ってしまっていたが、ここは今が見頃のようで通る車も多かった。 森林公園さくらの里では花見をしている観光客も見受けられた。 私も少し停車して山の桜を楽しんだ。

そして、この道路は「パノラマ街道」の名に恥じない絶景が楽しめた。 眼前に見える妙義山のゴツゴツとした岩肌がとても印象的で素晴らしかった。 桜や紅葉の時期でなくても走ると楽しいだろう。 むしろ観光客が少ないであろう夏に走るといいかもしれない。

帰りに妙義神社の表示が見えたが、少し疲れたのでそのままスルーした。 今度来る機会があったら登ってみたい。