先日電池交換に出していた Knot が帰ってきたのでまた身に着けて使っている。 普段腕時計を着けない癖をつけてしまっていると、時間確認が必要な時でもなかなか腕時計を見るというアクションを起こせない。 これはしばらく毎日着けていれば元に戻るだろうとは思う。
30 歳近辺の頃は腕時計といえばロレックスやオメガ、そしてその上のいわゆる雲上のブランドに憧れのようなものがあったのだが、今となっては薄くて軽くてシンプルなものであれば良いと思うようになってしまった。 そこをいくとこの Knot などは理想に近い。 他人に見せるのであればともかく、自分で使う分には道具としての機能が優れている方が好みだ。 「多機能」ではなく「使いやすい」という意味でだ。 機械式時計など確かに素晴らしいのかもしれないが、自分が使ったらそのうち面倒くさくなって時間を合わせなくなるに決まっている。
歳をとればとるほど年相応にいいもの、値段がそれなりにして他人にモノの価値を認めてもらえるものを身に着けたくなるものではないかと思っていたが、そんなことはないようだ。