クリスマスのローストチキン

子どもの誕生日がクリスマスのすぐ後なので、我が家ではクリスマスイヴにケーキを食べずに後日食べることにしている。 いわゆる「クリスマスと誕生日を一緒にやってしまう」という大人にとって都合のいい話が成立しているわけだ。 勿論クリスマスプレゼントも誕生日プレゼントと合体ということにしている。

とはいえクリスマスイヴに何もなしというのも何なので、あらかじめ業務スーパーで骨付きモモ肉を人数分購入しておきローストチキンを手作りした。 何せ当日にスーパーで出来合いのものを買うと高い。 自作すれば費用は 1/3 程度になるしそんなに難しくない。 気をつけるのは肉が分厚いのでフライパンに蓋をして弱火で時間をかけて蒸し焼きにすることぐらいだろうか。

塩コショウ、ニンニクのみの味付けでも結構香ばしく仕上がった。 しかも業務スーパーで買った骨付き肉がかなり大きく食べごたえがあった。 子どもたちにも大受けで、この試みは成功したといえそうだ。

そういえば「パパは何故そんなに料理ができるの」と聞かれたが、「君たちが生まれる前からいつもやってきたからだよ」くらいしか答えられなかった。 確かにそれが真理ではあるが、なかなか分かりやすく伝えるのは難しい。 基本的に不器用なのでオムライスを綺麗に盛り付けするとかそういうのは苦手だが、さすがに休日だけとはいえ 10 年以上のキャリアがあるので初めて作る料理であってもそれなりのものを作る自信はある。 継続は力なり、とでも言えばいいのだろうか。