再度設定
今年 9 月に「かえうち」が届いた時に月配列 K を見据えて一通りの設定を行い Android タブレットで便利に利用していたわけだが、少し改良をしようと思い今日会社から持ち帰ってきて設定を行うことにした。 改めてかえうちの公式サイトを見てみると何やらいろいろとソフトが変わっている。 以前はかえうちの設定ファイルを Web アプリ上で行い、ファイルを吐き出してクライアントサイドのアプリ (かえうちライター) で書き込むという流れで、いろいろと罠があってよく調べないとハマるような感じだった。 しかし今日見てみると「かえうちカスタマイズ ソフトウェア版」というのができており、これを使うと設定のカスタマイズを行ってそのまま「書き込む」ボタンを押すと「カスタマイズモード」にしなくてもアプリが自動的にかえうちをカスタマイズモードにして書き込んでくれるという便利仕様になっていた。 これなら「設定→書き込み→試し打ち」という一連の流れがとてもスムーズにできる。 素晴らしい改良だと思った。
配列面切り替えと同時のマクロを IME 切り替えではなく入力モード切り替えにする
私は PC で月配列 K を使う時にキーボードのスペースキーの両隣にある変換キーと無変換キーをそれぞれ「入力モードかな」「入力モード英数」キーとして設定している。 Mac の JIS キーボードではスペースキーの隣に英数キーとかなキーがあるのだが、これを押下するとそれぞれ入力モードを「英数」「かな」に切り替えられるという挙動を踏襲している。 この使い心地を Android 端末でも実現できれば最高なのだが、残念ながら Android の場合入力モードを「英数」「かな」にするような独立したキーはない。 ただトグルであれば行う方法はある。 トグルだと間違えて 2 回押してしまった場合はかえうちの認識とシステムの IME 状態がズレてしまうのだが、それはもう仕方がない。
以前は IME の切り替え (例えば Google 日本語入力と Gboard のトグル) でこれを実現していた。
Android 端末の場合 Win + Space
でこれを行うことができる。
ただ、これは想定通り動作はするのだが IME の切り替えに 1, 2 秒かかりその間に入力を始めてしまうと意図しない文字が入力されてしまい快適ではない。
あとから気づいたのだが 半角/全角
で Google 日本語入力のままで入力モードを英語と日本語に切り替えることができる。
なので変換キーと無変換キーを押下した際のマクロに 半角/全角
を含めることで対応できた。
ちなみに Android 端末の方に繋いでいる物理キーボードが英語配列であると認識されていると正しく 半角/全角
が発行されず、英語キーボードの「`」が発行されてしまう。
Android 端末側の物理キーボード配列の定義はかえうちの方の設定ではなく「設定→詳細設定→言語と文字入力」の「物理キーボード」で Google 日本語入力をインストールしている場合は「Google 日本語入力」を押下するとキーボードレイアウトを選択することができる。
ここで英語配列のものではなく「日本語 109A 」などの日本語配列を選択する。
Android で月配列 K でイータイピングができるか
表題の通り Android 端末でイータイピングをすることができるかという話なのだが、実はローマ字や英語では普通にイータイピングをプレイすることができる。 これは Bluetooth キーボードなどを使用してもいいし、とても打ちにくいがイータイピングで表示されるキーボード上で打ってもいい。 うまくマッピングすれば月配列 K を使えるのではないか……と思い試してみたが駄目だった。 かえうちを使わずに普通に JIS かなでイータイピングのかなをプレイしてもうまくいかないのだから出来るわけがない。 濁点、半濁点や「む」などのキーを押下した時に発行されるキーコードが異なるのだろう。 このあたりがよく分からない。