私はまだスマートフォンを買い替えるつもりはなかったが今 Mate 9 を使用しているのもあって HUAWEI の新しいフラッグシップモデルである Mate 10 (Pro) は注目していた。 今日発表会があったわけだが、要点としては以下の通りだった:

  • Mate 10 Pro が税抜 89,800 円
  • Mate 10 (無印) は日本では販売されない。ちなみに昨年度の Mate 9 の価格は税込 59,090 円 (発売直後の最安価格)
  • その変わり Mate 10 lite が販売される
  • MediaPad M3 Lite 10 wp という MediaPad M3 Lite 10 の改良版のような端末が発表された

Mate 10 無印が出ないのは P10 / P10 Plus と競合するのを避けたのだろうか。 昨年も思ったのだが P10 シリーズには Pro 的な位置付けのものがないので今回の Pro と lite を用意してくるラインナップの方が市場にマッチしている気がする。 昨年もし Mate 9 が用意されずに代わりに Mate 9 Pro が用意されていたら私はそれを購入していただろう。

個人的に気になったのが最後の MediaPad M3 Lite 10 wp で、これが Wi-Fi モデルしか提供されない代わりに防水・防塵対応、アンテナを外付けするようだがフルセグ・ワンセグ視聴可というまさに自宅でゆったりと使うスタイルを入れてきた感じになっていた。 Wi-Fi モデルしかないという時点で自分は選択肢から外れるのだが、やはり一般的に考えて 10 インチクラスのタブレットを積極的に外に持ち運んで使う人は少ないのでこの戦略が正しいのだろう。 地味に SoC もグレードアップしてきたしインターフェースが USB Type-C になっているのが悔しいところではある。 どちらにしてもタブレットはまだ MediaPad M3 Lite 10 でしばらく頑張るつもりだ。