英検準 1 級といえば TOEIC で換算すると 730 - 800 点程度であり例えるならば「英語を売りにしている一流大学の入学試験程度」らしい。 TOEIC も 730 点が「英語が業務で活用できるかどうかの指標」として多くの企業が判断材料として導入しているとよく聞く。

英検準1級、教員には高いハードル 文科省調査

全国の公立中学・高校の英語教員のうち、英検準1級以上かそれに相当する資格を取得しているのは中学で28.8%、高校で55.4%だったことが25日、文部科学省の2014年度英語教育調査で分かった。

この記事を見て正直「え?嘘だろ?」と思った。 英語の先生という事は英語の専門家、つまりプロなわけだ。それが準 1 級レベルの資格も取れない人の方が多いと。 中高の英語教員のレベルは感覚的に「英検 1 級を惜しくも取れない人がそこそこいる」程度のものだと思っていたが、全然そんな事なかったわけだ……。

ちなみにその下の英検 2 級に関しては高校生が普通に大学入試の勉強をしていれば取得できるレベルであり、 社会人が取得していても「普通の人よりは英語できるのではないか」程度のアピールにしかならない。 私みたいに仕事の片手間で勉強しているのならともかく、 仮にも英語の専門家がそこまでしか持っていないとか、恥ずかしくならないのだろうか……。

うーん、まだ分からないだろうが、子供にはこの事実は教えられないな。正直がっかりするので。