防水機能がない前モデルは非常にお気に入り
ゴールドウインは普段使いにも使えそうな見た目のライディングシューズということで防水なしメッシュと防水ありの 2 モデルを展開しているが、去年から使用してきたのは防水なしメッシュの前モデル GSM1048 だった。 私はこの靴が非常に気に入っており、昨年買ってよかったものランキング第 1 位となった。 実売 1 万円ほどと値段も手頃でバイクに乗っている時の安心感は勿論のこと降りてからも何の違和感もなく歩ける (スニーカーよりもカッチリしていてむしろ歩きやすい) し、バイクに乗っていない時の普段履きとしても使えてしまうという「万能選手」だったからだ。
ゴールドウインは 2017 年になってから後継モデルを出してきた。 GSM1048 の後継にあたるのが GSM1053 で防水ありのモデルが GSM1052 といった感じだ。 今回購入したのは防水ありの方の GSM1052 である。 防水ありのモデルのほうが定価が高い (16,740 円) のだが、例によってアマゾンでたまたま 10,813 円で手に入ったので運が良かった。 アマゾンを監視しているとたまにバイク用品が安価で買えるのでお得だ。
予想通り使えそうな靴
メーカーのサイトで最初この新モデルの写真を見た時「前モデル (GSM1044) のほうがデザインは良かったな……」と思ってしまった。 前モデルは普通のスニーカーみたいな感じのデザインだが、今回のこれは GOLDWIN というロゴがデカデカと入ってしまっているしちょっとバイク感が出てしまっている感じがしたからだ。 しかし届いた商品を見てみるとなかなか個性的でかっこいいし赤の差し色がなかなか映える。 ゴールドウインのファンとしてはロゴ入りの靴を普段履きするのも悪くないかな、と思った。
軽く全体像を眺めてみた感じだとソールを含めた各パーツの雰囲気が旧モデルと同じなので、旧モデルと同じ感覚で使えそうな靴に見える。 今日雨が降っていたので試しにこの靴を履いてしばらく歩いてみたが、防水モデルなので全く浸水しない。 つま先の革の部分が固くメッシュの部分が柔らかいので、最初歩いた時に突っかかる感じがしたのだがすぐに慣れたし気にならなかった。
防水なしでメッシュで多少風が通る GSM1053 とどちらがいいかというところだが、正直言うと旧防水なしモデル GSM1044 でも真夏に履いて歩くと蒸れるしライディング時も特に風が通る感覚もほとんどなかった (その割に冬に履くとえらく寒かった) ので「真夏に走るときはどちらかというと防水なしメッシュがいいかなぁ」くらいでそこまでの優位性は感じない。 値段が変わらないなら防水ありモデルを選んだほうが良さそうだ。 何しろ防水なしモデルを選んでしまうと雨対策にブーツカバーを持ち歩かなければならないし、これが結構かさばるし着用が面倒くさい。 防水ありモデルでも強烈な雨だとさすがに浸水するとは思うのだが、そもそもそういう日は走らないか諦めるかすれば良い気がする。
とはいえ防水なしモデル GSM1048 もかかとがかなり磨り減ってきたとはいえまだ使えそうなので、日によって使い分けて楽しんでいきたいところだ。