一週間ほど前から TypeRacer での練習を取り入れている。 ご存知でない方の為に書くが TypeRacer は以下のような特徴を持っている:
- 1 文ずつ表示されるタイプでなく一度に全部のお題が表示される (長文式)
- タイプミスでのペナルティはないが間違えた文字をバックスペースで消す必要がある (実践的)
- 6 つのグレードがあり直近 10 戦の平均値で決定され表示される (Beginner, Intermediate, Average, Pro, Typemaster, Megaracer)
- ランダムでマッチングした相手と競う形式だが実は何位だろうがあまり関係ない (ゲーム的な楽しさはある)
- 年間 12 ドル課金すると広告が無くなったりアバターの選択肢が増えたりといろいろあるらしいが無料で十分
- 実は English だけでなく日本語を含むいろいろな言語でタイピングできる
120 戦ほどこなしてみたが WPM 67 (CPM 換算だと 337) で Typemaster となっている。 プロフィールに表示される TypeRacer score card に全体のどの程度の位置か表示されるのだが、これで Top 17.1% fastest (6 人に 1 人の速さ) らしい。 英語圏の基準がもっと厳し目だと思っていたので意外だった。 ちなみに GANGAS だとまだ 3 人に 1 人の速さにも達していない。 いかに GANGAS のレベルが高いかが分かる。
ただ、正直英文を書く仕事でもないかぎり Pro (42 ~ 54 WPM) 程度でも十分だろう。
イータイピングだと初速が重要でミスで減点されてしまうし、英語には何故か「今月のタイピング」がないので長文が出来ないのだが TypeRacer はその点長さが丁度いい文章ばかりで打っていて気持ちがいい。 リザルト画面もイータイピングよりしっかりしている。
あと、これはタイプウェルとの比較だが、TypeRacer はたまに難しい単語が出て来るとはいえ文章に出てくる単語のほとんどが平易な基本語なので Colemak だと (Dvorak などもだろうが) ホーム段で快適に打てて気持ちいい。 ただ、「気持ちいい = 速い」ではないことは注釈しておく。