私は電車の中などで MJ モバイルというネット麻雀ゲームで麻雀に勤しんでいるのだが、昨日遂に R2000 を超えることができた。 三麻だと R2000 超えのプレイヤーはたまに当たることがあるが四麻だとかなり少ない。 一瞬手が届いただけとはいえ、これはなかなか良い目標が達成できたと言えよう。 ちなみに私は普段 R1850 から 1950 あたりをうろうろしている中級プレイヤーである。

R というのはレートのことであり、天鳳や他の多くの麻雀ゲーム、若しくは将棋やチェスなどでも採用されているそのプレイヤーの強さの指標となる数値 (レーティング) の事である。 この R という数値の見方はゲームによって異なる。 麻雀ゲームは私が大学生の頃は「東風荘」が有名だったのだが今は天鳳に取って代わられている。 東風荘、天鳳ともに R は最初 1500 から始まり、ゲームが終わった時の順位と対戦したプレイヤーの R などに影響を受け一定の計算式の元に常に増減する。 MJ モバイルも 1500 から始まるのは同様であるが、他の麻雀ゲームではゲームの最終スコアは考慮されないのに対し MJ では最終スコアが高いほどレートの上がり幅が大きくなる。 つまり R を効率よく上げるには他の麻雀ゲームとは少し変わった戦略が必要となるわけだ。 順位もスコアに関係しているので勿論重要だが、それに加えてトップであったとしても更なるスコアの引き離しを狙って大物手を狙ったりするのも有効となる。

それにしても時代の進歩は凄いものである。 15 年前はまさかモバイル端末でこのような質の高いネット麻雀が遊べるなど思いもしなかった。 いかに天鳳がデファクトスタンダードとはいっても、やはり個人的にはスマホで通勤時でもすぐ遊べるお手軽さと実況機能を含めた対局中の臨場感は捨てがたい。