MacBook からの買い替え
元々 MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016) で Windows 10 を使用していたのだが、もう少しパワーのあるマシンという事でこの HP Spectre x360 スタンダードモデルに買い替えた。 最初はこの後出るであろう Surface Pro 5 を待っていたのだが、たまたま楽天の スーパー DEAL に加えてショップ自体の 10 % 引きクーポンもあって、実質 12 万前後でシルバーのモデルが売っていたので飛びついた。
以下 MacBook との比較記事となるのでその辺りはご理解頂きたい。
外観は可もなく不可もなく
MacBook といえばそのブランド性と高級感は文句の付けようがないくらいであるが、この Spectre x360 もプレミアムモデルをうたっているだけのことはあって外側は MacBook を彷彿とさせる感じでなかなか格好いい。 キーボード面を見てみると、シルバーに関して言えば MacBook の黒キーのほうが見栄えがいいようにみえる。 ただ安っぽさはないので可もなく不可もなくといった感じか。
キーボードの打鍵感は悪くはない
どうもこういうノート PC のキーボードというのは好きになれないのだが、このモデルは触ってみると言うほど悪くない。 まぁ以前のモデルがキーボードがペチペチしている MacBook だったので余計にそう感じるのかもしれないが MacBook よりは全然いい感じだ。 但し、最右列に HOME ボタンや Page Up / Down があるのが独特な配置で誤打鍵しやすいのが難点ではある。 私は特に HOME ボタンが馴染めないので DvorakJ でここにも BackSpace キーの挙動を割り振って使用している。
液晶はパフォーマンスの 4K がいいのは確かだが必須ではない
液晶はスタンダードモデルなので普通の FullHD である。 やはり今見ると解像度が低く 125 % にスケールして使用しているがドットが見えてしまうので凄く綺麗とは言い難い。 とはいえ、後述のバッテリー問題もあるし、私は家にいる時は外部ディスプレイに接続して使用しているのでこれで問題ないのかもしれない。
バッテリーは意外と持たない
これが一番ガッカリした点なのだが、スタンダードモデルはカタログ値で 15 時間持つはずなのだが、省電力を意識せずに使うとその 1/3 も持たない。 ちなみに MacBook はカタログ値で 10 ~ 11 時間程度なのだが、体感 MacBook の方がバッテリー持ちがいいように感じた。 スタンダードモデルでこうなのだから、パフォーマンスモデルは更にバッテリーが持たないので電源に繋いでいない状態だと安心して使えないレベルだろう。
そして、充電が USB Type C なので純正以外のアダプタ (Anker 製のスマホ充電用のもの) を試してみたが、充電速度が遅すぎて使い物にならなかった。 やはり純正アダプタを持ち歩いて使わないといけないようである。 MacBook に関しては Anker 製アダプタでも全く問題なかった。
コストパフォーマンスは最高
このモデルの最大の魅力は楽天を通して買った時のコストパフォーマンスである。 スタンダードモデルで Core i7, 16 GB RAM, 512 GB SSD を積んでいるのだが実質 12 万前後なのである。 この価格帯で買えるノート PC は他社にはなかなか無いはずだ。
標準で付いているケースが意外と使える
スタンダードモデルでも標準でポーチがついているのだが、これが合皮だがそんなに安っぽくなく意外と使える。 別途買わなくていい感じで、これはいい心配りだと思った。