朝食を食べてホテルを後にした

猿ヶ京ホテルの朝食は普通のバイキングだったが、ここの名物は豆腐懐石なのもあって豆腐にちなんだ料理が数多く並んでいた。 私はその中から豆腐アイスをチョイス。 見た目はバニラアイスといった感じだが味は全然甘くなく、正直に言えば変わった味だった。

朝食を食べた後子供が温泉に行きたいと言うので一緒に入った後ホテルを後にした。 大浴場ではサウナに入ったがかなり狭く、私と子供が入ってもう一杯といった感じだったし、そんなに暑くもなかった。 個人的にサウナはそこそこ好きなのでちょっと微妙といった感じだった。

売店でお土産を購入し、妻が常日頃から行ってみたいと言っていたいちご狩りに出かけた。

ドールランドみなかみ

ドールランドみなかみ いちご狩り

猿ヶ京ホテルからそう遠くないところにドールランドみなかみがあった。 ここでは 30 分制限の中いちご狩りを楽しむことができるようだった。 時期によって値段が違い、今は一番安い時期だった。 もういちご狩りの時期も終わりなのだろう。

ここはいちごだけでなくりんごやさくらんぼ、ブルーベリーや桃の木も栽培されており時期を選べばそれらも楽しめるようだが、今はいちごだけのようだった。 ちなみに猿ヶ京のあたりはりんご狩りの方が盛んである。

3 種類のいちごを思う存分食べることができる。 一生懸命赤いいちごを見つけてはもいで食べる行為を繰り返していたのだが、流石にいちごばかりを食べ続ける行為には無理があるようで途中で完全に飽きてしまった……。 父も同意見だったようで、時間の途中にして先に外に出てきて休憩していた。 程なくして妻と子供も出てきたので「流石にこんなにいちごを食べた状態だと昼食は暫くいいだろう」という事でこの辺りで他に時間を潰せるところを探したが、ロックハート城が近いようなので行ってみることにした。

ロックハート城

ロックハート城

西洋の古城「ロックハート城」を群馬に複製したものらしい。 入場料を取られるので気軽に入ることはできない。

ここでは女性は 1,200 円でプリンセスのような衣装を借りて邸内を闊歩できるようだった。 天気が良かったのも手伝ってか、結構多くの女性がこのレンタル衣装を着ていたので城内及びお城の周りの雰囲気がとてもきらびやかだった。 結婚式場も併設されているようで、その時も挙式が行われているようだった。

ロックハート城の雰囲気に合わせた売店、レストランや石に関するちょっとした博物館もあったが、入場料なりの価値があるか、と聞かれると少し微妙なところではあった。 お城の中にも展示があったが、宝石などの高価なものが多かった。 正直価値がよくわからないので大体が「すごいねー」といった感想に留まった。

一通り城内と他の建物を見て回り、満足してロックハート城を後にした。

帰路

そのまま実家への帰路についた。 高速上で簡単に昼食を済ませ、後は私が体力に気をつけながら運転を継続し無事実家までたどり着いた。

今回の猿ヶ京ホテルに関しては、周りの環境も含めて「なかなか満足」であった。 ただ、四方を山に囲まれた盆地であり、もう 4 月だというのにまだ頂上が真っ白な山が多かった。 かなり標高が高いのだろう。 その先の三国峠あたりはチェーンを巻かないと走行に支障が出そうな感じで行くのは憚られた。

「次は熱海か伊豆あたりに海の幸を食べに行きたいね」などと父と談笑し、実家を後にした。