イータイピングの課長

……という訳でバレンタインデーである。 妙にイータイピングの「チョコをちょこっと頂戴」が頭に馴染んでいる。 月配列だと「ょ」が単打できるので加速ワードのはずなのだが何故か苦手だったワードだ。 ただ、流石に私は職場ではこんな事は言わず、特に何も言わず普通に勤務するのみだった。

毎年恒例

今日は職場の女性と妻に例年と同じようにチョコを頂いた。 職場では皆に義理チョコを配らなければならないので大変そうだ、と毎年思ってはいる。 おやつの時間に出されるので、そのまま食べ切れるような量で提供される。 まさに「チョコをちょこっと頂戴した」というわけだ。

妻のチョコはウィスキー入りのものだったのでちょっとアルコールの味がキツかった。 私は実はビールは好きだがその他のお酒はあまり得意ではないのである。 ただ、普段買わないのでたまにはこんなアルコール入りのチョコも気分転換に悪くはない。

節分の時も書いたが、この手のマスコミや食品業界が祭り上げるイベントはどうも好きではない。 だが、今日は「バレンタインにチョコをあげる」という決まりがあるお陰で多くの恋愛が成就したであろう事は想像に難くない。 若い人たちの役に立っているのだから、私のようなお決まりのイベントといった感じの消化試合も甘んじて受けようではないか、と思うところだ。

……と、引いた目で見てしまうところに一番自分の歳を感じる今日この頃である。 ビールも飲み始めの刹那が一番美味しく感じるように何事も新鮮に感じるうちが華だと思うし、年を取る毎にそういった感覚が薄れていくのは「やったことがあることが増えていく」という事だから仕方がない。

去年はリターンライダーとなり大いに新鮮さを感じることが出来た。 今年は何に新鮮さを感じることができるだろうか。