ちょうど 1 年前に自宅のビルトイン食洗機を最上位機種に入れ替えた。 それは液体洗剤自動投入機能がついている最新の最上位機種のはずなのだが、洗浄能力に限って言うと 15 年前の機種と大差ない印象だった。 というのも食洗機というのは食べたあとの食器をそのまま全部ぶち込んでも全然洗浄できず、茶碗についている米粒はちゃんと事前にスポンジなどでこすり取ることが前提だし、残菜もそれなりに残っていると全部乾燥時にこびり付いてしまって食器を片付けるときにそれに気づいた場合それを落とすのに手洗い時よりも手間がかかってしまう。 なので食洗機を使う場合は可能な限り水で洗い流してから入れる必要があり、これが果たして水道代の節約にどの程度寄与しているのか疑問だ。 もちろん油汚れにはめっぽう強く、頑固な油汚れでも水で流してから入れておけば稼働後にはかなり綺麗になる。 だがこれが劇的に楽になっているかというとそうでもない気がする。 昔実家では乾燥機能だけの食器乾燥機を使っていたが、もし何も持っていない場合、そして置き場所がある場合はそちらのほうが良いと思う。 大体のものが 15 年も経てばかなり進化する印象だが、このあたりはほとんど変わっていなかったのが逆に印象に残った。