ADV160 も総走行距離 3,000 km を超えて大分慣れてきたが、絶対的に高速性能が足りないことが気になってきた。 あと足つきも悪い (身長 171 cm でもかかとが浮く) し、街乗りの低速走行時は十分な性能はあるがそれでも 156 cc しかないので終始エンジンが頑張っている感じで快適とは言い難い。 前も書いたかもしれないが ADV160 の快適な速度レンジは 30 ~ 80 km/h あたりだ。 それより速くても遅くてもあまり快適ではない。 これは前のバイクがトルクフルな BOLT だったからかもしれない。 ということで気が早いが次のバイクをいろいろ検討してみた。 とはいっても勿体ないので今の ADV160 は 1 年は乗りたいと思っている。 でも今から次の候補を探しておくのは悪くない。

スズキ バーグマン 400 ABS

国内ビッグスクーターで唯一の 400 cc というのも貴重だが、何よりそのシート高 755 mm 且つシートが細く絞られていて足つきがかなり考慮されているのがいい。 ホンダの X-ADV やフォルツァ、ヤマハの XMAX や TMAX にトリシティはどれもこれもシート高が高いし幅広だしで日本人の胴長短足体型が全く考慮されていないが、スズキのバーグマンは古き良き日本のビグスクの雰囲気を残しているからなのか知らないが、そこがクリアされているのは大きい。 今まで 20 数年乗ってきた経験から言って、バイクはまず足つきが第一だと思う。 それでいてバーグマン 400 は荷物もたっぷり入るし、機能的には何ら問題ない。 見た目も割と好み。 ということでスクーターでいくなら現状これ一択だと思う。 難点はスズキのディーラーが近くにないところか。 しかしこれでスズキのバイクを乗ることになったら、ホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキの国内四大メーカー全制覇ということになって、それも気持ちがいいポイントかもしれない。

ホンダ レブル 1100

以前の BOLT と同じ流れを踏襲するなら国産だとレブル一択となる。 カワサキのエリミネーターはテイストがちょっと違うので選択肢にはならなさそうだ。 単純な性能でいうと水冷になって排気量がちょっと上がりファイナルドライブがチェーンになった関係で BOLT よりそれなりに良くなるとは思う。 ただやはりそれだと BOLT と比べる結果になる気がしないでもない。 性能でいうとレブルが上でもテイストは多分 BOLT の方が勝るだろう。 それに満足できるかどうか。 ちなみに DCT モデルがあるのでスクーターのようにオートマ走行も選択できるが、結局のところスクーターのように荷物が載らないのでそこまで魅力には感じなかった。 リアブレーキが MT の時と同様に右足で制御するのもちょっと気になる。

カワサキ W230

これはまだ発売されていないが、恐らく今後出てくるであろうカワサキの W230 が恐らくシート高が低くて扱いやすいバイクと思われる。 昔カワサキのエストレヤに乗っていたが、それと同じ感じだろう。 とすれば今でも苦もなく乗れると思われる。 ただ 230 cc しかないので今の ADV160 からあまりパワーアップはしない。 といってもミッションバイクなら低速走行時はちゃんと早めにシフトアップするので低速時に不快な頑張りをみせるようなこともあまり無いだろう。 ということであくまで気軽に乗りたいならこれもアリだと思った。 ちなみに見た目は非常に好みだ。 W800 がもう少しシート高が低ければそちらでもいいのかもしれないが、それにしても今の W800 は値段が高すぎるのも気になる。