格安中華タブレットを半年ぐらい我慢して使おうかなと思っていたが、そんなことをして時間を無駄にするほうが損失のような気がしてきたので思い切って買い替えることにした。 タップ感度が悪いのと顔認証の精度がイマイチなこと、スピーカーの音質が何だかこもっていて聞き取りにくいことなどいろいろ細かい不満はあったが、やはり一番致命的だったのがタップ感度だ。 チェスや MJ モバイルなどでタップしているのに反応しないことがあり、それを脳で検知した後にもう 1 回タップしなければならない。 時間がシビアなものの場合これが致命的となる。 まあ、それに加えてせっかく GPS 搭載 SIM フリーモデルの Android 端末を買ったのに結局開発で 1 回も使わなかったというのがある。 昔毎日出社して開発していた時は自前の端末で開発するのが当たり前だったのでその時だったら使ったのだろうが、今は会社支給の端末でやるのが慣れてしまっていたので特に意識しないと使おうとは思わなかったのだろう。 ということでグダグダ書いた割に別に GPS 無くていいし Android でなくても良さそうだということになった。 ただ、余っているサブの楽天モバイルの SIM を使いたいという欲求はある。 以前検証した通り Pixel 6a に eSIM + nanoSIM のデュアル SIMをするとバグで使えなくなるというのがあったのでそれはできない。 ということで今回 iPad に戻すことにした。
今 iPad, iPad Air, iPad Pro と 3 モデル展開されていてそれぞれ微妙に違う。 しかし無印の iPad でも今かなり高くなっていて驚いた。 最低容量 64 GB の Wi-Fi モデルでも 68,800 円となっている。 64 GB だとライトユーザーならまだしも、私のようにヘビーに使う人間にとってはさすがに今の時代容量が心もとない。 128 GB くらいあれば安心で 256 GB は自分にとってオーバースペックなのだが iPad も iPad Air も 128 GB のオプションがない。 これはアップルが 128 GB が欲しいなら iPad Pro にしろと仕向けているようにしかみえない。 実際 iPad や iPad Air をセルラーモデルで 256 GB にするとかなり高くなってしまい iPad Pro と遜色ない値段になってしまう。 無印 iPad ですら 116,800 円、iPad Air だと 140,800 円。 ちなみに iPad Pro 128 GB セルラーモデルは 148,800 円。 これだったら iPad Pro だなと思った。 iPad Pro のリフレッシュレート 120 Hz の Liquid Retina ディスプレイの素晴らしさは以前第 2 世代を使っていてよく知っている。 有機 EL でなくても十分素晴らしいディスプレイだった。
しかしさすがにタブレットに 15 万を出すのはちょっと詰まってしまう。 だがセルラーモデルは楽天で売っていない。 Amazon の整備品も探してみてそれなりに安かったのだが、Amazon の整備品はただ単に Amazon で販売している中古業者が独自で整備したもので新品同様品とはいかず細かい傷があったりバッテリーが劣化していたりする場合があるらしい。 高いお金を出してそれはちょっとなあ、と思ったので今回アップルの整備品で手を打つことにした。 アップルの整備品はちゃんとバッテリーは新品だし傷もなく新品同様に整備されてから出荷されるらしいので安心だ。 探したら 1 世代前の iPad Pro 第 3 世代が 118,800 円で 3 万円安い。 第 4 世代と第 3 世代の違いも調べたが、大きな変更点としては SoC が M1 から M2 になったくらいで後は細かい部分の違いで気にならない。 正直 M1 チップでも私の用途だとオーバースペック気味なので問題ないだろう。 ということでそれにした。 SoC がオーバースペック気味というのであれば以前の第 2 世代でも良いのではとちょっと思ったが、さすがに A12Z Bionic から M1 に上がるのは結構違うだろうなと思った。 あと第 2 世代だと 5G 非対応なのもセルラーモデルを買う部分で気になる。
長々と書いたが、結局のところタブレットを買うなら迷ったら iPad にしておけば間違いないのは今も昔も変わらない。 わざわざタブレットに最適化した OS を搭載しているし、販売シェアが断トツになっている。 ただ今は円安の影響でかなり高くなってしまったので、Wi-Fi モデルで良くてお金を節約したい人は Xiaomi Pad 6 が 5 万切る価格で販売されているのでそれも良いだろう。 Amazon で売られている格安中華タブレットはやっぱり人を選ぶと思った。 電子書籍や映像作品を観るのがメインのライトユーザであれば気にならないだろう。