ライアー・ライアーというアニメのトップ絵がチェスになっているのでチェスと関係あるのかと思って試しに観てみた。 5 話ほど観たが、全くチェスが出てこなかった。 話としては学園頭脳バトル物といった感じで、ようこそ実力至上主義の教室へ (以下「よう実」と呼称) に近い感じだ。 なのだが、明らかによう実よりつまらない。 システムで管理された環境下で学生同士でタイマンの「バトル」をして星という名前のポイントを奪い合う (星が集まると名誉になるのと、より高度なアビリティが使えたりする) という話なのだが、その環境下で発動できるアビリティというのが本当に何でもありといった感じで興ざめする。 よう実はそういう極端に戦略を捻じ曲げる要素が出てこないので「次はどういう展開になったりするのかな」と期待して観続けることができるが、このライアー・ライアーは「どうせ作者がご都合主義的に話をまとめられるようなアビリティとかイカサマを出してくるんだろうな」と半分白けながら観てしまう。 あまりに話が強引なので主人公側が勝ったりうまくいっても「あっそう、ふーん」としか思わない。 せっかくなので心が折れなければ最後まで観続けようとは思うが、2 回目観ることは無いだろう。