去年冬季閉鎖のせいで失敗した

国道 352 号の枝折峠や路上河川があるエリア、つまり新潟県魚沼市から福島県檜枝岐村に抜ける道路は日本有数の豪雪地帯で冬季閉鎖が異常に長いのが特徴だが、去年冬季閉鎖解除前に行ってしまい失意の中帰ることになってしまった。 それを覚えていて、昨日冬季閉鎖が解除されたという投稿を Twitter で見たので今日こそ去年のリベンジを、ということで思い立った。 朝 3:30 に起きて 4:30 出発。 去年からバイクの高速料金半額プランが利用できるのでそれをフル活用して高速で行けるところは全部高速を使った。 これがすごくありがたく、魚沼市に着いてもまだ午前 7 時半だった。 これなら思う存分ゆっくりと国道 352 号の路上河川を堪能できる。 ということでそのまま枝折峠まで向かっていった。 ちなみに行きの高速では谷川岳あたりでメッシュジャケットだったので結構寒く、仕方なくカッパを着込んだ。 しかし高速を抜けて魚沼市に着くとそれなりに暑かったので結局脱いだ。 谷川岳 PA の高速道路補修の映像展示が内容は短いものの綺麗な映像で、その上閲覧スペースも綺麗で休憩がてら結構楽しめた。

国道 352 号の路上河川

そして今回も拝めた路上河川。 やっぱりこれを見に来ているという部分はある。 こんなものを見て何が楽しいんだ、と思われるかもしれないが、バイク乗りとしてはこういうちょっとした何かを理由にしてストイックに道路を走り続けるのが楽しいので別に良いというのがある。 それにこんなに路上河川で水浸しになっている国道なんてここぐらいしかない (県道や名もなき道だと他にもいっぱいあるだろうが)。 ここが水量が多いだろうと思って写真を撮ったのだが、この後もいっぱい水量の多い箇所があった。 水量が多いのは 2, 3 箇所だったかな、と思っていたが甘かった。

今回改めて 352 号を走ってみて、やっぱりここは ツーリングロードを存分に味わいたい場合最高の道路 だと思った。 絶景が見たいのであればビーナスライン、志賀草津道路などあるが、それらは絶景が見れる区間など限られているし道路としては大して長くなくすぐ走り終わってしまう。 それに対してこの 352 号は魚沼市から檜枝岐村を抜けたあたりまで全長 100 km くらいあるので存分に楽しめる。 何度も来ると新鮮味が薄れてしまうので次回は 3 年以上おきたいところだが、それにしても良いツーリングだった。

昼食の道の駅番屋は当たりだった

道の駅番屋の天ぷら蕎麦

昼食は那須に行けるなら Licca NASU HUTTE でグルメバーガーを食べようかと思っていたのだが、検索してみると檜枝岐村から結構距離があって厳しい。 なので自宅までルートをセットして、その途中にあるちょうどいいところで適当に食べようと思った。 ちょうど 11 時を過ぎたあたりで道の駅番屋が見えたのでそこにした。 ただ、蕎麦は昨日食べたから微妙だな、と最初思っていたのだが、天ぷら蕎麦があったのでそれをチョイス。 ツーリング先で食べる天ぷら蕎麦は格別だ。 1350 円だった。

出てきたものを見て驚いたのが、ちゃんと本わさびが入っている。 天ぷらの揚げ加減も実に良い。 そして冷たく冷やされていてとても美味しい蕎麦だった。 何となく入ったがここは当たりだった。 適当に入った店が思ったより美味しいと気分が高まる。 今日はなかなかいい日だった。