小公女セーラを半分くらい観てみたのだが、悪くはないがこれが名作とされているのはちょっと違うんじゃないか、と思った。 ネットを観てみても、やはりこれは賛否両論の作品のようだ。 名作と褒め称える人もいれば、いやいやこれはちょっとという人もいる。 私は後者の立場で、理由は言うまでもなくラビニアとその取り巻き (場合によってはミンチン院長やキッチンのスタッフ) のイジメがひどすぎることだ。 セーラが不幸な境遇にも関わらずひたむきに頑張っているところに感動する前に、ひどいイジメの描写にとにかく不快になる。 本当に血が通った人間がする所業なのかという感じがする。 赤毛のアンの時に感じたハートフルストーリーという感想 (本当の悪人は一人もいない) にはとても及ばないな、と思った。