児童文学と侮るなかれ、赤毛のアンはやっぱり面白い。 そして子どもの頃は当然主人公のアンに感情移入して観ていたはずだったが、やっぱり今の歳になって見ると叔母さんのマリラの方に感情移入してしまう自分に気づいた。 アンが夢見がちな上におしゃべりだから何をやるにもしゃべってばかりで進まなくてこれはマリラも大変だ、と思ってしまう。 マリラは無愛想だが全然休んでいる描写がなくてずっと何か働いている感じだしすごい人だと思った。 火垂るの墓で疎開先の叔母さんのほうに感情移入してしまうのもそうだが、自分歳取ったなと思う。