SOUNDPEATS Sonic Pro を 2 週間強前に使い始めた。 概ね購入前の考察通りの内容ではあったのだが 2 週間使ってみて少し思ってたのと違うなというのがあったのでここにメモを残しておく。

バッテリーの持ちはケース側でちょっと気になる

この製品は本体のみで 15 時間連続再生でき、ケース込みだと 35 時間連続再生できると書いてある。 ただし aptX や aptX Adaptive を使用すると再生時間が 2, 3 割落ちるとも書いてあるので注意が必要となっている。 それを勘案すると要は本体のみだと 11 時間程度でケース込みだと 25 時間程度ということになる。 要はケースだけだと 14 時間程度ということになる。

ケースにはバッテリーの状態を示すインジケーターランプが搭載されており 50% 以上残っている場合は緑色、50% 未満の場合はオレンジ色、10% 未満の場合は赤色で点灯するようになっている。 そしてこのオレンジ色になるのが結構早い。 体感適当に 1, 2 回使っただけでこのオレンジ色になる。 公称値を信じると 7 時間程度使ったということになりそうだが、どう考えてもそんなに使っていない。 このバッテリー状態の表示はあまり正確ではないのかもしれない。 ともかく、本体側はともかくケース側のバッテリーはあまり保たない。 ケースなど軽量化する意味がそんなに無いのだから、もう少し安心できるくらいバッテリーを積んで欲しかったと思う。 現代はただでさえ充電するデバイスが多いのだから、単純に充電回数が増えると面倒だ。

たまに正しくペアリングされない

他の TWS の製品と同様にイヤホンをケースにしまうと機器との Bluetooth 接続が切断され、イヤホンをケースから取り出すと自動で接続されるようになっている。 これは確かに便利なのだが、たまにイヤホンをケースから取り出して耳にセットしても片方しか接続されていないことがある。 その時に機器だけで両耳の接続に戻す方法が難しく、何度かケースに戻してからまた取り出すということをして正しく接続し直している。 これが結構面倒くさい。 もう少し確実に接続できるようになっていると良いと思った。

遅延に関しては問題ない

aptX Adaptive で接続して使っているが、遅延に関しては特に気にならない。 これは既存の Bluetooth イヤホンと同様だと思う。 更にこのイヤホンにはゲームモードがついており、それに切り替えると更に遅延が小さくなる。 だが、正直ゲームモードにしなくても十分遅延が少ないので私の使用範囲では特に使う必要はないように思った。