ConoHa でようやく Ubuntu 16.04 LTS のイメージが用意されたので早速我がコジオニルクも CentOS 7.0 から移行してみた。 仕事で CentOS を恒常的に使用しているというのなら別だが、そうでなければ Ubuntu の方が何かとパッケージも新しいし使い勝手が良い。
ただ Ubuntu 公式から ISO をダウンロードして VM にインストールした場合と初期状態が少し異なる:
- root ユーザしかいない
- ロケールが英語
一般ユーザ作成
ConoHa の Web 上のコンソールからログインする。 root ユーザでパスワードは登録時のものを入力する。
ログインできたら、まず一般ユーザを追加する。 hoge ユーザを登録するとすると以下となる:
adduser hoge
gpasswd -a hoge sudo # sudo 権限追加
SSH 設定
ConoHa の Ubuntu イメージは openssh-server は最初から入っているのでその設定をする。
vi /etc/ssh/sshd_config
Port 99999 # 使われていないポートなら何でも良いがデフォルトの 22 だと攻撃を受けるので変更しておく
PermitRootLogin no # root で SSH ログインできるようになっていると非常に危険なので
PasswordAuthentication yes # パスワード認証を使わない場合は OFF
GSSAPIAuthentication no # GSSAPI を使うなら yes だが使わないなら no で (SSH 接続が遅くなる場合がある)
AllowUsers hoge # SSH 接続を許可するユーザを制限する事でセキュリティを確保
service ssh restart
ConoHa コンソールを閉じ Putty などの SSH クライアントや各種コンソールから SSH を試みて正しく接続できることを確認する。
ホスト名
何故か ConoHa でインストールした直後は /etc/hosts
と /etc/hostname
の値が異なっている為 sudo
で何かする度に unresolved host
などと怒られる。
例えばホスト名を conoha
とする場合は以下となる:
sudo vi /etc/hosts
127.0.1.1 conoha
sudo vi /etc/hostname
conoha
その後再起動 sudo reboot
し正しくホスト名が適用されている事を確認する。
日本語化
英語のままでも別に問題は無いが日本人として日本語の方が分かりやすいのは確かである。 Server World 様の記事 をそのまま実施すれば良い。