今回 TECLAST T40 Plus から Xiaomi Pad 5 に乗り換えてみて思った感想を書いてみる。

ディスプレイが綺麗で大きく感じる

TECLAST T40 Plus は 10.4 インチのディスプレイを搭載しており、この Xiaomi Pad 5 は 11 インチとなっている。 たったの 0.6 インチの違いだからそんなに違わないんじゃないか、と思っていたが実際届いたものと見比べてみると体感で結構違う。 一回り大きくなっているのが明らかに分かるし YouTube などの視聴をしている時も映像が大きく表示される。 そして見比べてみるとやはり液晶の鮮やかさ、解像度に結構違いがある。 Xiaomi Pad 5 のディスプレイは色味がはっきり出ていて iPad Pro と遜色ないと思ってしまうくらいだった。

動作はキビキビ

TECLAST T40 Plus はそれなりに快適には使えるもののヌルヌルサクサクとは言い難い部分もあった。 しかしこの Xiaomi Pad 5 はとにかく快適に動く。 とはいっても動作が引っかかる部分が全くないわけではないが、それにしても全体的に動作が速い。 こんなに速いタブレットを使ったのは初めてだ。

顔認証も快適

TECLAST T40 Plus も顔認証がついていたのだが、たまに認証できないときがあるし認証後の解除も少しもたつく感じがあった。 この Xiaomi Pad 5 は本当に認証しているのかと思うくらい恐ろしく認証が速いし詰まる時がない。

GPS 非搭載は問題ない

このタブレットはコストカットの為だと思うが GPS 非搭載となっている。 とはいっても GPS でエリア判定をする Radiko はちゃんと起動できるし Google Map アプリを起動しても GPS がなくてもネットワークから大体の位置情報を取って地図上に表示してくれる。 カーナビに使うのでもない限り不満はないはずだ。 このような大きいディスプレイの端末をカーナビ代わりに使うことはあまりないと思うので問題ないだろう。 私はバイクのナビにスマートフォンを使用しているし、歩いている時のナビも同様だ。

MIUI はちょっと使いにくい

MIUI はランチャー画面で下にドックがあり最大 7 つまで登録できる。 そして画面右上から下にスワイプするとコントロールセンターが表示され、左上から下にスワイプすると Android の通知バーが表示される。 明らかに iPadOS をパクっている。 iPadOS のこの仕様は正直言って使いやすいとはいえない。 通知を見たいと思って操作してもうっかり右上から下ろしてしまい操作をやり直す、というのが多発してしまった。 ここは普通の Android 端末と同じがいい。

現状最高の選択肢

現状日本で技適付きで買える Android タブレットとしては最高の選択肢だと思う。 文句をつける箇所が MIUI がちょっと使いにくい、くらいしかない。 こんな端末が 4 万円強で買えてしまうのだからいい時代になったものだ。 あと色はコズミックグレーとパールホワイトがあって、白いタブレットというのが久々だった (MediaPad 5 Pro 以来) のでパールホワイトにしたが、届いたものを見ると完全な白でなくどちらかというとシルバーといった感じだった。 どちらにしてもディスプレイ側は黒枠だし、背面の色はあまり見る機会がない。 ということで片方の色しか在庫がなくて迷うようであれば、特に気にならないのでそれを選んでもいい気がした。