通称あの花、正式名称はあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。という作品。 泣けるアニメとして有名らしいので観てみた。 正直言うと面白かったことは面白かったのだが、泣けるかどうかに関しては微妙だった。 全ての元凶は幽霊なのに何故か実体がありじんたん (主人公) のみ見えるめんまだったように思う。 幽霊なのに飯も食える。 物も持ち上げられるし、他人に触れることもできる。 しかしじんたん以外には見えないため、何故かその他の友人にはアニメ終盤まで存在を認知してもらえず。 そして認知した手法が目の前でノートに字を書くということだが、うーんという感じ。 要するに世界観に違和感があるのと、何だか妙に感動話を作って泣かせようとしてくるのがミエミエなのでちょっと白けてしまった。 繰り返すが面白いことは面白いので、観る価値はあると思う。 ただ、泣けるアニメとして観るのはどうかと思った。
ちなみに似たような幽霊が出てくる話としてヒカルの碁があるが、こちらは実体がないのでヒカル以外には認識してもらえない。 にも関わらずこちらはすごく感動した (主に佐偽がいなくなってからヒカルが自分の手の中に佐偽を見つけるところ)。 やっぱり幽霊に実体があると駄目だな、と思った。 話が一気に嘘っぽくなる。