川口市の水道料金が値上げするというお知らせが来ていた。 ああ、とうとうコロナ・ショックで水道料金も厳しくなってきたのか、と思って値上げ幅を見たらなんと 25% の値上げになっている。 ということは以前 8,000 円だったとしたら 10,000 円になるということで相当強烈な値上げだ。 これは誰も文句を言わないのかと思って検索したら、やはり反対運動が行われているようだ……。

ただ上記だけだと誤解を生むと思われるので注記しておくが、その住宅に本下水が通っている場合 (つまり浄化槽ではない場合) は通常水道料金が徴収される際に使った水量に対する下水道料金も一緒に徴収される。 その下水道料金の方は値上げされないので、実際は 8,000 円の明細が来ていた場合は (水道料金としては 5,000 円くらいなので) 値上げ後に 10,000 円まではいかない。 とはいえ 1,000 円以上は上がるのでやはり強烈な値上げには変わりないが……。 ちなみにさいたま市と比べてみたのだが、実はさいたま市の方が現在の川口市よりも水道料金が高い。 今回の値上げで逆転することは逆転するが、それでも川口市の方がやや高いくらいには収まる。 これをどう見るかだと思う。

恥ずかしながら今回調べてみて初めて知ったのだが、水道料金は水の使用量だけでなく水道の口径によって料金が大きく変わってくる。 さいたま市を調べてみてもそうだったので恐らくどこもそうなのだろう。 水道の口径が大きくなると、一度に使える水の量が増える。 誰かが台所で水を使っているとシャワーの出が悪くなったりするのを経験したことがあると思うが、それは元栓の口径によって決まっていたわけだ。 というわけで口径を小さくすれば水道料金が安くなるわけだが、工事料金がかかるし当然普段の使い勝手も落ちてしまう。