前々から温めていたチェス実況の構想を YouTube で公開してみた。 とはいってもこのような形式のチェス実況は既に何人もの先人がさまざまなアイデアでトライされており私よりも棋力が上の方ばかりなので、今更私がチェス実況動画チャンネルを開設したところでチェス界に与える影響というのは皆無に近いだろう。 私がチェス実況を動画に撮る目的は有名になりたいとかそういうことではなく、せっかく他人に見てもらうのだからしっかりしたチェスを指して検討しようということで自分の精神的な部分に訴えかけるという意味が強い。 つまりこういう活動をすることによって自分の成長にプラスに作用すると見ているわけだ。 後はチェスをプレイしながら冷静に分析しつつ喋る能力を身につけることにより、それが仕事など他の分野に役立つ可能性もある。 実際私は仕事でも解説を交えたデモ動画を作成したりしている。
尚、私は歳のせいか短い時間の試合が苦手なので lichess でもブレットやブリッツのレートが低く、ラピッドやクラシカルのレートのほうが遥かに高い。 なので最初は長めのタイムレンジである 15+10 (ラピッド) でやろうと思ったのだが、実際テスト撮影してみるとチェスをしながら喋ると全く深い読みができないことに気づいた。 これだと長いタイムレンジでもあまり意味がないし、実況として撮影する都合上ある程度切らさずに喋り続けなければならないという問題もあるので長い時間だとどうしても空白時間ができてしまう。 ということで若干不安ではあるが 5+3 (ブリッツ) で撮影を続けることにした。 折角動画に撮るのだから、普段指さないオープニングなどもいろいろ試してみたい。