一応 JT の株主なので JT、財務省、たばこ利権という本を読んだ。 そうだったのかと驚かされる内容も多いが、前述の Amazon のレビューにもある通り批判が前提になっているので何でもかんでも JT が悪いという論調がずっと続いて読み切るのがしんどい。 私は非喫煙者なのでたばこに関してはずっと他人事のような態度で過ごしてきたが、JT の株主になってから意識が変わった。 何故 JT という国策企業 (日本専売公社) のような企業がたばこを独占販売しているのか、衰退産業であるたばこを扱っているのに何故収益を上げ続けられるのか (株価はともかくとして JT の収益はとても良い)、理解するのはとても有意義だと思う。