家族全員で使うパソコンに私が大学生時代にタイピング練習で使用していたタイピングゲームである「特打」をインストールした。 それで子どもたちが練習しているのだが、当たり前だがタイパーでも何でもないので長時間ずっと練習し続けるほど集中力は続かない。 私も大学生時代そうだったはずなのだが、当時はブラインドタッチの基本さえ押さえればそんなに練習しなくても自然とうまくなっていた気がした。 そう、当時は個人ホームページ全盛の時代で私もよく日記を書いていたし、CGI (Perl) で動く Web チャットや ICQ、今でいう Skype のようなものでタイピングでコミュニケーションを取ったりしていた。 今日では Blog などを書いている人は少数で大抵は Twitter や Instagram, TikTok のような SNS でスマホでフリック入力を使用するし、コミュニケーションは LINE で取るだろう。 わざわざパソコンのキーボードを叩いたりなどはしないし、その必要もなくなってしまった。 しかしタイピングをする機会が減ってしまったにも関わらず、世の中では依然としてタイピングを基礎とした高い IT スキルを持った人材を強く求められるし、情報強者になるためにはある程度の IT リテラシーが求められるだろう。
現代の若者のタイピング能力はとても低いとどこかのタイピング系の記事で見たことがある。 上記の通り、私も子どもにタイピングを教える際に気を配らなければならないのはタイピングを練習した結果をどこで使って自然に能力を伸ばしていくかだと思う。 いきなりプログラミングを教えられればよいのだが、それもちょっと難しい。 まず何でもいいから日記を書いたりすることから始めれば良いのではないか。