今日は時間が遅くなってしまったので、秩父の手前のときがわ町に行った。 ときがわ町は越生町の北、小川町の南にあるのどかな街だ。 町名の由来は街を横断する「都幾川」のようだが、「都幾川町」と漢字で書いても格好いいな、と思った。 読みやすくひらがなで書くのは最近の流れのようだが、個人的には匝瑳とか水海道とか初見で読めない地名をひらがな表記にして欲しいと思った……。 日本語は難しい。

ときがわ町を横断する県道 172 号を走ってみたが、落ち着いたツーリングロードで非常に好きだ。 途中から林道に入り、ちょっと行くと下の写真の「七重川砂防堰堤群」に出た。

七重川砂防堰堤群

ここでもバイクを目の前に停めてゆっくり鑑賞することができる。 林道内なので車など全く通らないし、静かに水の流れる音を聞きながら佇み癒やされる。 大正時代に人力で石を積んで拵えたもののようだが、とても風情がある。 こういう素朴なスポットは好みだ。 ただ「マムシに注意」の看板があってギョッとした。 ヤマビル注意の看板は度々見るし注意はするが、マムシは噛まれたらシャレにならない。 素人なのでわざわざ草むらに入っていくようなことはせず、写真の景色を眺めただけで走り去った。

この後その北の「館川ダム」など行ったが、そこまで魅力的なスポットではなかった。 そのまま林道を北に抜けて帰宅した。 このときがわ町や小川町、越生町などの林道はなかなか楽しいのでまた来たい。