日本では出ないかと思っていた

ファーウェイのスマートフォンである P20 シリーズにはそれぞれハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドとして P20 Pro, P20, P20 lite (Lite でなく lite なのは伝統のようだ) が用意されており P20 Pro に関してはドコモ専売、P20 lite は au から出るということで日本での SIM フリー端末として P20 が発売されないのでは、と思っていたが先日 11 日に発表があった通り 6/15 に発売するようだ。

私が愛用しているスマートフォン (というよりファブレット) である Mate 9 は素晴らしい端末であり、特にライカ製のカメラで撮影した写真はこの Blog で何度も掲載している通りとても美しい。 ただ、私はバイクのナビで使用しているという関係もあって防水モデルの方が望ましい。 また MediaPad M5 などのタブレットと併用する為、端末のサイズはできるだけコンパクトな方がいい。 ファーウェイはものすごくコンパクトなモデルというのは販売していないが、この P20 ないし前モデルの P10 などは昨今のスマートフォンにしては比較的サイズがコンパクトで控えめながらも防水 (防雨程度) 端末であり、且つしっかりとライカ製のデュアルカメラを搭載している。 現時点で私の理想に近いと言っていいスマートフォンとなっている。

P20 を見て思うこと

前情報で示されていた通り、この P20 (Pro と lite も) には iPhone X のようなノッチ (液晶カケ) が存在する。 私がこれがとても格好悪いと思っているのだが、ファーウェイはちゃんとノッチが隠せるようなオプションも用意している。 ノッチを隠す設定にするとノッチの部分は黒塗りになり Android のステータスバーとして機能するようだ。 この設定が無かったら P20 は見送っていただろう。

また P20 の価格がミドルレンジモデルにしては高価で 69,800 円 (税抜) となっている。 ただこれに関しては Mate 9 が当時にしてはとても挑戦的な価格だった (税抜 60,800 円) だけで、最近の価格設定を通常に戻してきただけのように見える。 SoC は Mate 10 Pro や P20 Pro と同じ Kirin 970 だし内部ストレージ容量は 128 GB もある。 正直 128 GB もあっても使い切れないくらいだ。 日本発売の MediaPad M5 の方にこのくらいの容量が欲しかった。

一つ気になるのが AppGallery というファーウェイ独自のアプリストアがプリインストールされているということだ。 こういう独自のアプリストアというのは何度も見てきたがどれもいい印象がないし正直邪魔だった。 MediaPad M5 などと同じく幾つかのプリインストールされているアプリは消せないだろうし、変な動きをしないか気になるところだ。 追記: 日本国内で販売されているものにはインストールされていない。 結局何だったのか。 Google Play が使えない中国国内用だろうか。

多分狙っているのだろうが、また都合よく楽天スーパーセールが始まるので買うのに丁度いい。