Fall Creators Update で入ったフォント

Windows 10 の大型アップデートである Fall Creators Update が 10 月にあったわけだが、新しい日本語フォントである UD デジタル教科書体が入っていたのを忘れていた。 このフォントに関しては窓の杜に以下のように説明があった:

「UDデジタル教科書体」は、教育現場の要望に応えるため、ヒアリングや検証をもとに改良を重ねながら10年にわたり開発されてきた書体。筆運びの向きや点、ハライ、画数、筆順などは学習指導要領に準拠しつつも、太さの強弱を抑えてロービジョン(弱視)、ディスレクシア(読み書き障害)などにも配慮しているのが特徴。電子黒板やタブレット端末といったICT教育の現場で効果を発揮する可読性・視認性に優れるユニバーサルデザイン対応の書体となっている。

試そうと思っていたのを今日思い出したので早速 Full HD と 4K の液晶両方で見てみた。 Full HD でもまずまず綺麗に見えるのだが 4K 液晶で見ると確かにかなり綺麗だ。 ただ「教科書体」という名前からイメージする通り、いかにも教育用といった字体で macOS のポップなヒラギノ角ゴと比べるとちょっと好みが分かれるような気がした。 どちらかというと堅い文章を書く人に合っているかもしれない。 ということは私向きだろうか。

N, NP, NK の違い

末尾の R はレギュラーということであり標準の太さという意味で分かるのだが N, NP, NK の違いが最初よく分からなかった。 調べてみるとどうも N は等幅フォント (但し半角英数は半幅) で NP は英数字がプロポーショナルになっており、NK は更にかなもプロポーショナルになっているフォントのようだ。 ということで普段指定する際は NK-R でいいだろう。

Blog をフォントに合わせてデザイン変更

気に入ったので、早速この Blog で指定しているフォントのプライマリをこの UD デジタル教科書体にしてみた。 合わせてフォントサイズも適切に変更してみた。 とても見やすくて満足だ。

今までは以下のように ASCII フォントを先頭に出して「英数字は Arial だが漢字とかなは sans-serif (多くは游ゴシック体やメイリオ)」という技法を使用していた:

body { font-family: Arial, sans-serif; }

今回も最初これでやってみたのだが、どうも UD デジタル教科書体のデザインと一般的な ASCII フォント (例えば Arial) の字体の雰囲気が合わない。 そこで今回思い切って全て UD デジタル教科書体に任せることにした。 UD デジタル教科書体の CSS の指定は以下のようにそのままの名前で指定するようだ (半角・全角に注意):

body { font-family: "UD デジタル 教科書体 NK-R", "Roboto", "Lucida Grande", Verdana, Arial, sans-serif; }

どうも半角英数字と全角英数字の見分けが付きにくいフォントのように思えるが、慣れかもしれない。 ともかく Windows でこれだけ綺麗なフォントで記述・閲覧できるのであれば、もうヒラギノ角ゴ目的で Mac を選ぶようなこともなくなるだろう。 勿論 Mac を選ぶ理由はフォントだけではない (技術者としては主に OS 自体が正当な UNIX であることに起因する) のだが、それは別の話である。