目標はつまごいパノラマライン

つまごいパノラマラインを味わうためのツーリングに出掛けた。 目的地に向かうまでの道を見て、群馬県道 54 号が良さそうなワインディングなので通ることにしたが大正解。 車通りが殆ど無く快適なワインディング。 大体が森林の中を走るような道だが途中開けるポイントがあった。

つまごいパノラマライン

つまごいパノラマライン

嬬恋と書いて「つまごい」と呼ぶのはなかなか趣きのある村名だと思う。 つまごいパノラマラインは嬬恋村の広域農道なのだが、ちゃんとつまごいパノラマラインという標識も出ているし Google Map にも表示される。 南ルートと北ルートがあるが、自分は南ルートから北ルートまで回ってみた。

やはり有名なツーリングスポットだからかライダーが結構多かった。 車通りは思ったよりは多かったが全く混雑はしていないので快適。 開けた農道の中を優雅に走れるのでなかなか気持ちいい。 BOLT に向いているといえる。

途中「愛妻の丘」にも寄ってみた。 「つまごい」と掛けているのだろう。 ここも伊豆の恋人岬と同じくカップルが何組か登っていったが、まぁ自分は普通に 1 人で登って周りを眺めて終了した。 つまごいパノラマラインは走るのには良いが、観光スポットがここぐらいしかないのでせめてここには寄っておきたいところ。

パラギ湖のパラギとは何ぞや

バラギ湖

もう 1 つ、つまごいパノラマラインを走っていたら「バラギ湖」なるよくわからない湖の標識があったので道草してみた。 周辺で釣りやキャンプなどやっているらしいが、湖自体はとりたてて何もない平凡なものだった。 まぁ記念に写真に撮っておいた。

バラギとは何なのだろうか。 ググってみるとどうも韓国語のようだが……。 これも「嬬恋」に掛けた意味なのかもしれない。

バラギ湖に寄った後つまごいパノラマライン北ルートに戻り全部走破した。 ちょっと物足りなかったのでそのまま志賀草津道路に向かった。 朝早かったので途中のセブンイレブンでおにぎりを買って食べた。 以前はコンビニのおにぎりをその場で食べる気にはならなかったのだが、今は楽天で買った折りたたみ椅子 C1-55 がある。

このツーリングで C1-55 は大活躍したのだが、具体的な感想は後日別記事にあげることにする。

志賀草津道路

志賀草津道路

もうこれは言うまでもない日本有数の絶景ロードであるが、やはり昼時に行ったせいか車、バイク共に多くて辛い。 マスツーリングの群れに混ざって、更にそこにまたバイクが混ざって、即席マスツーリング集団のようになった。

写真の通り絶景なのは認めるが人が多すぎた。 やはり早朝などを選んだほうがいいがなかなか難しい。 道自体はビーナスラインと同じく BOLT でも比較的走りやすいが、スポーツバイクも多く走っているので遅れを取りがちにはなる。

あとこの季節でもかなり寒く、温度計を見てみると 14℃ とか書いてあった。 私はメッシュジャケットにメッシュグローブで走っていたので寒くて仕方なく、途中で合羽とレイングローブを着込んで対処した。 例えるなら 14℃ の中を T シャツ 1 枚で扇風機に当たり続けるようなものだからだ。

そのまま国道 292 号を長野側に向けて走り続け国道 403 号からの 406 号で山間部を南下した。 ここは何故かそれほど印象に残らなかった。 次は通らないかもしれない。

そして適当に高速に乗り撤収。 今日だけで 500 km 位走ってしまったが 3 回給油して燃費 26 〜 28 km/L のなかなかの燃費を記録した。 BOLT は大型バイクなのに 250 並に燃費が良いから助かる。 500 km 走ってもガソリン 20 L 弱となり大体 2,000 円だ。 まぁ、高速代の方が高いわけだが……。