旅館を後にして今回の目的であるセンターフォーハンバーガーズに向かった

お宿八兵衛と BOLT

普通に 5:30 に起床しまた大浴場に向かった。 いつも朝起きて顔を洗うのだが、個人的にはその時風呂に入って顔を洗うが好きだ。 何か余裕のある時間を送れている気がするからだ。

7:00 に朝食を頂いた。 やはり場所柄西洋の方も泊まっているが、食事中もどうにも五月蝿い……。 楽しいのは分かるが食事中くらいもう少し静かにしてもらえないだろうか。

モノを食べる時はね 誰にも邪魔されず自由で なんというか 救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで……

孤独のグルメより引用。まさにこれが頭に浮かんだ。

ちなみにお宿八兵衛の朝食はよくある質素なものだが、高山の名物である朴葉味噌がテーブルの上で焼いて食べられるのがとても良かった。 この値段でこの内容ならば結構満足なのではないだろうか。 高山に用事があることなどそうそうないと思うが、機会があったらまた利用したい。

というわけで、名残惜しいが今回の目的であるセンターフォーハンバーガーズに向かうため宿を後にした。

9:00 飛騨高山まちの博物館

飛騨高山まちの博物館

時間がちょっと早いのでまた観光することにした。 とはいってもお金は掛けたくない。

暫く流して走っていて目に止まった。飛騨高山まちの博物館。無料。 よし、これだ。……と思って立ち寄ろうとしたらバイクの駐車場がない。 係の人に聞いてみたら、ちょっと走った先にバイクの駐車場があるという。 ちょっと歩くが、そもそもセンターフォーハンバーガーズがまちの博物館から近いので、停めたままハンバーガー食べにいける。これはいい。

空町駐車場というところだった。 「そらまち」というと何かスカイツリーを思い出してしまうが、要するに空のように高い所にあるという意味らしい。 普通車が 30 分 150 円とか書いてあったので、もしかしてバイクも同じ?……と恐る恐る係員に聞いてみたら、何とバイクは無料とのこと。 何と有り難いことだ。

高山にまた来ることがあったら覚えておいて使いたい。 まぁまた来るのが何年後になるか分からないが……。

飛騨高山まちの博物館 火消し纏

博物館の閲覧する部屋は 14 ほどもあり無料にしてはかなりボリュームがあるのだが、内容自体は地域に密接したもので正直高山市に興味が無いと厳しい部分が多い気がした。 なので基本的に流し見する程度に止めたが、写真の火消し纏だけは少し目を引いたので写真に撮ってみた。 このようなものを振って消防活動を行っていたとは実に風流だ。……消火活動なのだから風流とか言ってられないか……。

映像資料を流している部屋も幾つかあってじっくり見ていれば結構時間が潰せそうだが、 内容が周りの飛騨山麓についてだとか、なんとか市がどうのとか、やはりこの辺りに興味がないと楽しく見れそうにない感じだったのでパスした。

適当に眺めたら 10 時になりそうなのでそこでセンターフォーハンバーガーズに行って場所を確認だけしておくことにした。 11 時開店なので 10 時でも 1 時間前。幾らなんでもまだお客などいるはずもないだろう。そう思っていた。

1 時間前でも並んでいた

センターフォーハンバーガーズ ファザード

センターフォーハンバーガーズに付いたら何やら入り口に 2 人組がいる……。 私も暫く入り口に留まって眺めていたが、どうやらこの 2 人組は並んでいるようだ。 1 時間前でも並ぶグルメバーガーショップ。しかも新規開店でも何でもなく東京のような大都市でもない。

ただ様子を見に来ただけのつもりだったが、こうなっては自分も並ぶしかない。 何しろ埼玉から来てわざわざ泊まってまで来ているのだから、絶対に外せない。

というわけで並んでいたら 2 人組の方から話しかけてきた。 まぁ要するに雑談なのだが、自分は飛騨牛バーガー目当てで食べに来たこと、埼玉からバイクで来たこと、それ以外の目的は無いことを打ち明けた。 2 人組はこの後飛騨牛寿司も食べるが、向かって右側の店のほうが美味しいことを教えてもらった。 有り難い。有り難いが、自分はあくまで目的はこの飛騨牛バーガーだし残念ながらビーナスラインに向かわなければならないので時間がない。

そのまま 20 分ほど並んでいたら店員が出てきて「最近行列を作っていると周りからいろいろ言われるものですから、名前と人数を教えてください。店は 10:45 から入れますのでその時間にまた来てください」と言われたのでその通りにして散策することにした。

高山商店街

高山の商店街

高山駅周辺は商店街なのだが、恐らくわざとそうしているのだと思うがかなり古い町並みが多く、外国人観光客、特にヨーロッパ系の外国人が目立つのが際立つ。 最近行った場所だと草津の温泉畑周辺とかああいった雰囲気に近い感じだ。

写真を 1 枚撮ってみた。ここから入って行くと先ほどの 2 人組が教えてくれた飛騨牛寿司屋が見つかった。 確かに左右に寿司屋がある……。 美味しそうなのだが、今回はパスすることにした。 他には抹茶などを出している茶屋や、土産物屋など、恐らく観光地に求められているものは全て揃っているように見えた。

家族におみやげでも買おうかと思って何となく見繕っていたが、どうもイマイチ決め手が無くて選び損ねた。 そして若干人が多くて散策するにも嫌になってきたところで、時間が近くなってきたのでセンターフォーハンバーガーズに戻ることにした。

センターフォーハンバーガーズ大混雑

センターフォーハンバーガーズ メニュー

10:45 に店に戻っていると行列……ではなく人だかりが出来ていた。 内容を聞いてみると 10:45 に来たが今からだと 12 時半以降のご案内になるという話だった。 何と 2 時間待ちか!? 11 時開店だからと 10:50 あたりに来なくて本当に良かった……。 下手したら折角泊まってまで来たのに飛騨牛バーガーを食べ逃がすところだった。

ほどなくして店員に中に案内された。 センターフォーハンバーガーズはちょっと奥に入っていく場所にあった。 ファザードはちゃんと通りに面しているのだが、店の入口はそこからちょっと入っていった所にあるということ。

1 人客なので当然カウンターに案内された。 飛騨牛バーガー以外眼中に無かったので見る必要も無いのだが、メニューを撮影してみた。 ちなみに、税別・税込が書かれていないが税込である。 なので今のところは 2,300 円ポッキリなのだが、メニューに書かれている通り今日を逃すと 2,650 円に大幅値上げされる。

ちなみに普通のハンバーガーは 760 円 (税込)。こんな行列が出来る店にしては安すぎる……。

飛騨牛バーガーを頂く

センターフォーハンバーガーズ 飛騨牛バーガー

10 分ほど待って飛騨牛バーガーが出てきた。 写真の通り飛騨牛パティがたっぷり含まれている。 後、トマトとオニオンが別盛りになって出てくるのが特徴。自分の好みで適宜ハンバーガーに盛って食べるらしい。

これは期待が高まる!と、食べてみた。ん……?

あれ?普通にアボカドチーズ食べたほうが美味しいんじゃ?と想像してしまった。

例えばラーメンの味を語る場合、まず第一にスープが決め手であって、その次に麺、具はオマケ的に語られる (つまり普通のラーメンでもチャーシューメンでもスープと麺が同じなら美味さにそれほど違いは無いという事) 事が多いと思うが、ハンバーガーの場合はそうではなく、ラーメンで言うところの具 (チーズ、アボカド、エッグ、ベーコン、etc...) が結構味に影響してきてしまう。

それでいうところの飛騨牛バーガーは「具とパンがドノーマルで肉だけ最強バーガー」となっており、自分としては美味いことは美味いけど絶対的な美味さではないように感じてしまった。 というわけで、次回この店に行くことがあったならば、多分ホワイトマッシュルームバーガーとかにすると思う。

11:30 にセンターフォーハンバーガーズを後にした。ここまでは予定通り。

あえて国道 361 号でビーナスラインの手前まで行く

野麦街道

昨日の国道 158 号で戻るのが最も早いのだが、それではつまらないので予定通り国道 361 号でビーナスラインの手前まで出ることにした。 国道 361 号は最初のうちは走りやすい道で確かに良かったのだが、段々道が悪くなっていってブラインドコーナーも多くなり、鍵穴トンネルみたいなのに入ったのだがこれが 1.5 車線分ぐらいしかなく対向車が来たらすれ違うのに苦労した……。これが所謂昔の酷道部分ということだろうか?間違えて紛れ込んでしまったのだろうか……。

※国道 361 号は昔劣悪な「酷道」だったらしいが現在はバイパスが出来て改善されたらしい

野麦街道のところまで来たので、時間がありそうなので折角だからと野麦街道の方に入っていった。 これも不味かった。国道 361 号より更に悪い路面状態、ブラインドコーナー続きで BOLT だと非常に辛い。 BOLT は悪路に弱すぎる。サスが固くて路面状態の悪さを過敏に拾ってしまう。

そんなこんなで景色の良さそうな場所を見つけて写真を撮ってみたが、すぐに虫が集まってくるので落ち着いていられない。辛い。

野麦峠

野麦峠

虫が多くて休憩も満足に取れない中頑張って走り続け、やっと野麦峠に到着した。 野麦峠は小さな茶屋と展望台のようなもの、あとトイレと博物館もあった。 博物館に行こうとしてみたが入場料 500 円とか書いてあったので止めておいた……。

写真は展望台のようなものから撮影したものだ。写真に見える屋根が確かその博物館だ。

茶屋というか喫茶店も良さそうなのだが、若干金が勿体無いので横に置いてある自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいた。 場所柄かバイクが結構やってくる。私と同じようにアメリカンタイプのバイクだったり SS やツアラーだったり、タンデムしていたりと様々だ。 しかし岐阜県側の野麦街道はどのバイクでも辛いと思うのだが、そうでもないのだろうか……。 少なくとも私は次は走りたくないと思ってしまった。

そのまま野麦峠を出て残りの野麦街道を下っていった。長野県側はそんなに酷い道路ではなかった。 ビーナスライン手前まで来た時には 4:30 ほどになっていた。まぁ予定通りではあった。

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスラインの予習は散々していたのでビーナスラインに入った瞬間風景が大したことないのには全く驚かなかった。 ビーナスラインの醍醐味は白樺湖を越えた所から始まるからだ。

白樺湖を越えていくと途端に風景がガラッと変わり高原道路の様相となった。 草原を縫って走っていく感じで、ワインディングを登って行くと視界の外に空、雲、そして遠くの山々が開けていくのが見える。

写真撮影スポットも何箇所も用意されていたので私も撮影してみたが、この写真だとビーナスラインの魅力を全然表現しきれていない。 「ビーナスライン」で Google 画像検索して頂くのが一番いい。

わざわざここまでやって来て本当に良かった、と思った。絶景ロードの常に上位に入ってくる場所というのも納得した。

ヒュッテ霧ヶ峰

ヒュッテ霧ヶ峰

さて、ビーナスライン中盤の霧ヶ峰に今日も宿を取っていたのでそこに向かった。ヒュッテ霧ヶ峰である。 ここも二食付きにしたのだが破格の安さだ。

まず部屋に案内された。かなり年季が入っている……。調べてみると昭和 17 年に出来たところらしい。納得した。 部屋の中に冷蔵庫が無い。外から飲み物を持ってきた場合これだと辛い。 トイレなどもかなり年季が入っているが、洋式便座などはウォシュレット付きのものになっている。後から付けたのだろう。勿論和式の便器もある。 今では考えられないが男が男性用トイレに入る際に女性用トイレの中が見えてしまう……。これも昔からあるからということだろうか。

また、お宿八兵衛のように布団は最初から敷いてなかったので自分で敷いた。 全体的に古さが目立つがそれが「不潔」ということではなく清掃状態は良いように見えるのが幸い。 夕食時に食堂にも入ったが割と良い風情が出ており、古くて嫌な感じという印象は受けない。

夕食。写真には撮らなかったがすき焼きと焼き魚やその他諸々といったところだが、お宿八兵衛のものと比べるとどうしてもグレードが落ちているように見えてしまった……。これもやはり値段が値段だから仕方ないというところだが。これなら同様に素泊まりか朝食のみにして外で食べたほうが良かったのかもしれない。

昨日と同様だが Nexus 9 をいじる以外特にやることもないので 22 時に寝ることにした。 お宿八兵衛のように五月蝿い客はいなかったが、建物が古いせいが防音性が皆無で人が廊下を通るだけでかなり音が聞こえる。 誰かトイレに行くだけで音が聞こえるわけで、快適とは言いがたい。 自動販売機でビールを買って、といってもまたスーパードライなのだが、適当に飲んで寝てしまったが中途半端な時間に起きてしまって布団の中でもぞもぞしてまた寝た。やはり足音で起こされてしまった気がする……。